ウォーター

第百二部

 

全裸になった宏一は、由美の後ろに回って挿入の体勢を作り、

「まだオチンチンは完全に固くなってないから、ちょっとの間我慢してね。固くなったら入れてあげるから」

そう言うと、肉棒を秘唇の間に充てて擦り始めた。

「はあぁぁーーっ、はうあうっ、ああんっ、欲しい、欲しいのぅ、早く入れて。ねぇ入れてぇっ、中に、中に欲しいぃ」

服を着たままスカートを捲り上げられて下半身だけを露出させた格好で挿入をひたすらねだる由美の姿は強烈な眺めだった。肉棒はたちまちびっしょりになり柔らかい秘唇で擦るたびに硬度を増し、隆々と反り返った。

宏一が肉棒の先端で位置を決めると由美が期待で身体を固くするのが分かった。そのままゆっくりと由美の中に肉棒を埋め込んでいく。

「はああああぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ。入ってくるぅーっ」

肉棒がたっぷりと濡れている肉壁を押し分けながら奥へと入っていくと、髪の毛が逆立つような快感が由美の身体に吹き上がった。もともと由美は、ちゃんと手順を踏んで乳房や全身を手と口で愛されてから挿入されるのが好きだったから、裸にされる前に挿入されるのは好きではなかったのだが、今の場合はあまりに肉棒を待ちこがれていたので想像を絶する快感だった。『こんなにされたら直ぐにいっちゃう』と直感した。しかし身体は我慢することを許さない。宏一が活発に動く由美の肉壁を楽しんで肉棒を入れたままにしていると、

「動いて、動いて下さいっ、早くズボズボしてっ」

と絞り出すような声でおねだりしながら可愛いお尻をクイクイと左右に振る。宏一が由美の細い腰を掴んでゆっくりと前後に動かし、

「この格好の時はこういう風に前後に動くんだよ。やってごらん」

と由美に動き方を教えながら出没を始める。

「はあぁぁっ、くううぅぅっ、はああぁっ、くううぅぅっ」

由美は強烈な快感に耐えながら身体を前後に動かして自分から肉棒を楽しむことを覚えていった。

宏一は膝立ちの姿勢のまま、由美の尻が肉棒をゆっくりと飲み込んだり吐き出したりするのを楽しげに眺めながら、

「どう?自分で動くのも感じるでしょ?」

と言うと、由美はしばらく自分から動いて快感を造り出していたが、やがて

「ああぁっ、大きい、大きくて、ああぁん、宏一さん、動けなくなる、助けてぇ」

と大きい快感で身体が動かなくなった由美が動くのを止めてしまった。しかし宏一は全く手を貸さず、

「そう、でも、こうしているのも気持ちいいんだよね」

と、じっとしたまま動かなかった。確かに動かない時は由美の肉壁がざらアッと肉棒を扱いてとても気持ちいい。

「いやぁ、動いて、ズボズボして、ああ、お願いです、身体が動きません、宏一さん、動いて・・・・」

由美はぐったりとしてきた身体を何とか動かそうとしているようだが、身体が重くて動けないようだ。しかし宏一はあくまで動こうとしなかった。

「がんばって動いてごらん。ほら、少し動くだけで気持ちいいだろ?」

「いやあ、動けません、お願いです。宏一さん、動いて、お願い」

由美は宏一のダイナミックな出没が欲しくて仕方なかった。宏一にしてもらえば直ぐに頂上に駆け上がるくらいまで身体は熱くなり、充分以上に感じていた。もう今の由美には服が邪魔なものでしかなかった。先程までの『昼間だから』と言うためらいはどこかに行ってしまい、宏一と二人だけの時間を夢中になって愛されることだけを考えていた。

しかし宏一はあくまで由美に自分で動くことを教え込みたいらしく、自分から積極的に出没をしようとはしなかった。

身体が燃え上がってもじらされ続けた由美の身体はやがて、入り口が軽くヒクヒクッと痙攣を始めた。由美には珍しいことだった。今日は余程快感が強いらしい。

「ほら、しっかり動かないと中途半端にいっちゃうよ。がんばって」

宏一は由美の腰を掴んで動いた方が良いかも知れないと思いながら由美を励ました。すると、今までひじをついてゆるゆると動いていた由美が突然手を伸ばして四つん這いになり、

「いやあっ、宏一さんのいじわるぅっ、ああっ、ああっ、はああぁーっ、はうぅーっ」

と我慢できなくなった身体を大きく前後に揺すり始めた。由美の身体が大きく前後に動いて肉棒がダイナミックに由美の中に出没し、更に由美の声を絞り出す。

「ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、こんなことさせるなんてっ、ああぁっ、ああっ、いいっ」

由美は最後の力を振り絞って必死に身体を前後させた。しかし強烈な快感で頂上一歩手前で由美の身体は動きが鈍くなり、とうとうどうにもならなくなってしまった。ぐったりとベッドに崩れ落ちた由美は、

「ああっ、もう、ああんっ、だめぇ、動けません。ああぁ、力が入らない。あああ、宏一さん、お願いです。もう動けません。宏一さん、いかせて、お願いです。いかせて下さい。とても動けません。動いて、愛して・・・」

と小さな声で懇願した。

「由美ちゃん、この次はちゃんと動くんだよ」

宏一はそう言うと、由美の腰を掴んで一気にダイナミックに出没して由美を頂上に放り込み始めた。由美の中に一気に快感が吹き上がる。

「ああぁっ、これえっ、すごいっ、いっちゃうぅっ、いいいっ、あああぁぁーーっ、はうぅぅぅぅーーーっ」

由美はぎゅっと枕を握りしめ、顔を擦り付けて快感に耐えながらもうすぐやってくる感覚に身構えた。更に宏一がダイナミックに腰を打ち付けると、待ちに待った感覚が由美を最高の瞬間に導いてくれた。

「うううぅぅぅーっ、これ、これなの、いっちゃう、ああぁ、いくぅぅぅ」

と絞り出すような声を上げると、由美の頭がグッと仰け反り、細い身体が硬直する。宏一は由美が絶頂を極めたことを確認すると、宏一は肉棒を奥深く差し込んだままグリグリと腰を回しながら押し付け、肉壁の動きを楽しみながらケリを付けてやった。

「う・・ううぅーーっ、うううぅぅぅーーーっ」

更に由美の身体が硬直し、最高の瞬間が身体を駆けめぐる。由美は頭の中で花火が弾けるような感じがした。

しかし宏一は放出するほど出没しなかったので、肉棒は由美の肉壁に撫で上げられながら最大硬度を保ったままだ。ここままでは宏一の方が不完全燃焼だ。

由美がいった直後だったが、宏一は結合したまま由美の身体を横に倒して由美の足を大きく開き、正常位での結合に持って行ってから下になった由美を抱きしめて上下を反転させ、由美を上に載せた。仰向けの宏一の上に被さる形で結合したままの由美は、

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」

と息を弾ませながらもしっかりと宏一に抱きついていた。身体はまだ時折ビクッと痙攣を繰り返しており、その度に由美は小さく声を上げた。

「由美ちゃん、大好きだよ」

宏一は由美の髪を優しく撫でながら由美に何度もキスをした。由美は弾んだ息のまま、できる限り応じたが、身体に力が入らないので唇も震えたままだった。しかしまだ肉棒がしっかりと刺さっているので愛されているという実感は何物にも代え難かった。

「宏一さん、大好き、好き」

由美は素直に宏一に気持ちを伝えながら、これは最高の愛され方だと思った。宏一の上に乗っているので恥ずかしい格好ではあったが、今はそれほど気にならなかった。なんと言っても宏一の肉棒は由美の中にあり、宏一の息づかいさえ由美には手に取るように分かるのだから。しかし、一回いって身体が落ち着くと、また昼間の明るさが気になり出す。夢中になっている時の様に大胆な姿を宏一の目の前に晒すのはちょっと恥ずかしかった。だから由美は宏一に上から抱きついたまま、甘えるように言った。

「宏一さん、もっといろいろ教えて下さい」

「もっと?」

「一枝ちゃんに教えないこと、一杯教えて」

「一枝ちゃんに?・・由美ちゃん???・・・・」

「言っちゃった・・・・」

「こんなこと、一枝ちゃんに教える訳無いよ」

「でも、一枝ちゃんは積極的だし、可愛いし」

「由美ちゃんがいやなら、一枝ちゃんとは会わなくても良いんだよ」

「ううん、それはだめ。約束だもの」

由美は刺さっている肉棒を確認するように腰を小さく上下に動かし、ほんの少しだけ深く差し込んだ。宏一は肉棒を少し奥まで進めようと腰を軽く突き上げた。

「ああぁっ・・・・気持ちいい」

由美も更に自分から腰を軽く押し付け、深い結合を望んだ。

「どうすればいいの?」

「ちゃんと教えてあげて」

「いいの?」

「うん、でも私にはもっともっと一杯教えて。一枝ちゃんに教えないことも」

「もちろんだよ。由美ちゃんが一番なんだから」

「私ってズルいでしょ」

「そんなこと無いよ。由美ちゃんが良いようにするから」

「嬉しい・・・。さっきあんなことしなくても良かった・・・」

「オナニー?」

「うん、この部屋で宏一さんが一枝ちゃんにすることを考えたら、なんか私のいる場所がないみたいで・・・・」

「だからベッドで触っちゃったの?」

「・・・なんとなく・・・・恥ずかしい・・・・」

「ベッドに自分の臭いを付けておこうなんて、由美ちゃんも考えたね」

「そんな臭いなんて・・・ただ・・・・でも私って動物みたい・・・」

「動物?」

「ペットなんかはあちこちに自分の臭いを付けておくでしょ?」

「そうか、それじゃ由美ちゃんは可愛らしい子犬だね」

「私って子犬?」

「でも最高の恋人。子犬だけど恋人だよ」

「宏一さん。大好きよ」

二人はねっとりとしたキスを交わした。舌がお互いに何度も絡み合い、それに合わせて宏一の腰が緩やかに上下する。由美もより深い結合の中でのキスを望み、ゆっくりと腰がうねって密着していく。

「ああん、宏一さん、はあぁぁ、はうぅ、だめぇ、そんなにしたらぁ」

そう言いながらも由美の腰はより積極的にくねくねと動き、宏一の肉棒を楽しんでいた。どうやら第二ラウンドの時間が来たらしい。

「由美ちゃん、まず、全部脱いで」

宏一は腰の動きを止め、唇を離すと由美の目の前で囁いた。

由美も身体が熱くなっているし、服を着ているのはじゃまなので宏一の胸に手を付いてゆっくりと起きあがる。

「さぁ、脱ぎなさい」

「こんな格好で・・・・」

由美は宏一に跨ったまま、ゆっくりと服を脱ぎ始めた。既にブラウスのボタンは少し宏一に外されているので、首の辺りのボタンを外すと後はほんの少しでブラウスは脱げる。

「ああぁぁ、宏一さんがしっかりと刺さってるぅっ。こんなにまだ明るいのに、昼間からこんなことしてる」

由美は興奮しながらも恥ずかしそうにブラウスの前をはだけると自分の身体を宏一の前に晒していった。『私って結局、恥ずかしがりながら脱いでいくんだわ』、そう思う由美は嬉しいような恥ずかしいような、ちょっと残念なような複雑な気分だった。宏一はほんの少しだけ腰を上下に動かして、由美の感じている表情を楽しみながら15才のヌードショーを楽しんでいる。何度見ても由美の裸が服の中から現れるのは感動的だった。さらに宏一は由美が脱いでいく様子を目で楽しみながら肉棒では由美の肉壁が絡みつく感覚を楽しんでいた。由美の白い肌の細身の上半身には薄いブルーのブラジャーが映えている。その先端にはポツッとした突起が布地を突き上げているのがはっきりと見えた。


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