ウォーター

第百三十八部

 


「こ、宏一さん・・・・・」

「感じてきたんだね」

由美はこっくりと頷いた。宏一は優しく由美を見下ろしながら、

「服を全部開いてごらん」

と言うと、

「早く・・・優しくしてください」

と言いながら由美はゆっくりと服を開き、身体を宏一の視線に晒した。感じ始めているので、不思議と先程のような恥ずかしさはない。由美は左手で右の乳房を可愛がっているので、右の乳首だけがツンと尖っており、左の乳首はまだ存在を主張してはいないが、それでも先程見たときよりは大きくなってきているようだ。右手はスカートの中に差し込まれ、パンツの上から敏感な部分をなぞっているようだが、スカートに隠れて見えない。

「膝を立てて足を開きなさい」

「宏一さん、あんまり見ないで・・・」

「よく見てみたいんだ」

「これ以上したら汚しちゃう・・・・」

由美は自分の中に潤いが満ちてきているのを感じていた。これ以上ショーツの上から触っていると、シミができてしまいそうだ。

「右手を中に差し込んで良いよ」

「早く・・・・」

由美は服を脱ぎ終わった宏一を潤んだ瞳で見つめながら宏一を見つめていたが、まだ宏一が愛してくれないと知ると、仕方なく言われたとおりにした。

「あ・・あん・・・はぁ・・はぅん・・・・」

由美の甘い吐息が漏れ、由美の指がショーツの中で蠢き始める。

「気持ち良い?」

「はい・・・・宏一さん・・・・脱がせて」

由美はショーツを汚したくなかったので、宏一におねだりした。

「良いよ。そのまま続けなさい。脱がせてあげる」

そう言うと宏一は由美の手が差し込まれているショーツに手を掛け、ゆっくりと脱がせていく。由美は早く全てを脱がせてもらって宏一に愛されたかったが、ショーツしか脱がせて貰えなかったのでまだこれを続けなければいけないことを悟った。

「もっと足を大きく開きなさい」

「宏一さんにして欲しいのに・・・・」

そう言うと由美はすらりとした足をゆっくり開いた。宏一は由美の足下の方に回り、由美の指がどこを可愛がっているのか確かめようとした。しかし、由美はさっと足を閉じてしまう。

「だめ、ちゃんと見せなさい。膝を立てて」

「恥ずかしいから・・・・」

由美はそう言ったが、宏一の口調からそれをしないと先に進めないことを悟ると、再び足をゆっくりと開き、膝を立てた。そして指の動きに由美が感じてくると、腰も膝もゆっくりと蠢き始め、少しずつスカートの布地がずり落ちていく。やがて宏一の目の前で由美の指が可愛がっている部分がはっきりと見えてきた。

「あアン、恥ずかしい・・・・あんっ、もう許してください・・・宏一さん、早く」

由美はだんだん感覚が鋭くなってくるので、早く宏一の手で愛して欲しかった。宏一は久しぶりに由美の秘部をじっくりと眺めることができて満足だった。小降りの秘唇は既に開いており、由美の細い指が秘核の直ぐ下の部分を円を描くように可愛がっている。そして時折、秘核全体を撫で回したり、秘核のカバーを擦るように触っている。そしてその時に由美の口から熱い吐息が漏れ、秘口がすぼまって中から少し液体が吐き出される。秘唇全体は既に光るくらいに濡れている。

「ああぁぁ・・・はぁぁん・・・宏一さぁん・・・早くぅ、早く・・・・ああっ・・・・こんな事・・・・お願いです・・・・早く来て・・・・」

由美は切なそうな声を上げて宏一を欲しがった。まだ自分が制服を着ていることを忘れてしまったかのように、その声はベッドの上で愛されているいつもの由美のものだった。

宏一は全裸でベッドに上がり、由美の枕元に跪いて膝を大きく開いた。由美はその意味が分かったらしく、既に大きさを増してきている肉棒に吸い付くように首を伸ばしてきた。

「そう、お口で大きくしてね。由美ちゃん、嫌らしいことしてるね」

宏一はそう言いながら由美のうなじを指で可愛がってやった。

「んんんっ、んぐっ、んぱっ、ふんんっ、ちゅぱっ」

由美は口で宏一の肉棒を頬張りながら次第に自分で指の愛撫を強くしていった。自分でもかなり興奮しているのが分かる。由美の左手の指は乳房を揉んだり乳首を転がしたりを繰り返し、右手では秘核だけでなく、秘口の入り口も可愛がり始めた。そして由美の身体が頂上に向かって坂を駆け上がっていることを教えるかのように、時折腰が指を迎えに行くように浮き上がった。

「由美ちゃん、中に欲しいんでしょ?指を少しだけ入れても良いよ」

そう言うと、由美の目は一瞬大きく見開かれ、直ぐに右手の動きがより大胆になって腰がうねり始めた。言われたとおりのことをしているらしい。由美の舌が絡まっている肉棒は既に最大硬度に達し、由美の口の容量のほとんどを占めている。由美は更に肉棒を愛しながら吸い付いたり舌を絡めたりを繰り返していた。

宏一は由美の奉仕に満足しながら、改めて制服のまま自分を慰めている少女の身体を眺めていた。既に制服は乱れており、先程のような清楚な感じはしないが妖しげな雰囲気を醸し出している。由美の身体が仰け反ったり捻られたりする度に、由美の口からはくぐもった声が漏れて宏一をそそった。特に肉棒を頬張りながら乱れた服装でスカートの中と乳房を可愛がる由美の姿は猛烈に嫌らしい光景だった。

「んんっ、んはぁ、んんんっ、くちゅっ、んぐっ、んはぁ、はぁ」

由美は肉棒をしゃぶりながら、どんどん夢中になっていく自分を止めることができなかった。やはり指を入れるとズーンと深い快感が湧き上がってくる。指先を何度も出し入れするだけで宏一の視線さえも忘れられる。自分一人で触るときはこんなに夢中にならないからいくこともないのだが、どうやらこのまま続けていればいってしまいそうだった。

宏一は由美が胸を可愛がる動きや、秘口に指を差し込んでいる様子から、だんだん由美の身体が頂上に近づいていることが分かっていた。

「由美ちゃん、いきそうになってきた?」

由美が肉棒を銜えたまま、コクコクと頷く。

「それじゃぁ、指をもっと中に入れて可愛がってごらん」

由美はいやいやをした。

「いっちゃうから?」

コクコクと頷く。

「それじゃぁ、指を入れなくて良いから、もっと全体を可愛がってごらん。そしていきそうになったら言うんだよ。いいね」

由美は言われたとおりにしたらしく、由美は次第に肉棒を銜えたまま快感に仰け反り始めた。真上を向いている乳房が宏一に向かって差し出される。思わず宏一は、うなじを可愛がっている手で、乳房を可愛がってしまった。

「んんはああぁぁぁーーっ」

予想外の快感に肉棒を吐き出した由美が声を上げて悶える。

「お口を止めちゃだめだよ」

「宏一さん、早く、早くぅ、もう・・・ああぁぁん、だめぇ、持たないのぉ・・・早くぅぅぅ」

「いきそうなの?」

「いっちゃうぅぅ」

「手をどけなさい。可愛がるのを止めなさい」

由美は肉棒にむさぼり付いたままいやいやをした。

「いきたいの?」

コクコクと頷く。

「ここでいったら今日はお終いにしちゃうよ」

由美は激しくいやいやをした。

「それじゃ、両手でおっぱいを可愛がりなさい」

由美は残念そうに右手を離すと、両手で乳房を可愛がり始めた。しかし、腰はまだ指を求めているかのようにうねり続け、両足も自然に閉じられて擦り合わされていく。

「んんんぁぁ、はぁ、はぁぁ、んぷっ、んんんっ」

由美は言われたとおりに胸を可愛がっていたが、それだけでは下半身が欲求不満になってしまう。宏一は由美に何度か秘部を可愛がるように言ったが、由美がいきそうになるとそれを止めさせた。肉棒をしゃぶりながらいけそうでいけない由美は官能の炎に炙られながらベッドの上で激しく悶え、宏一の許しが出ることを信じて必死にその時を待った。しかし、少女の身体はもうどうしようもないくらいギリギリまで焦らされていた。指で少し秘核を可愛がるだけでいきそうになってしまい、直ぐに宏一に止められてしまう。

「はぁ、はぁ、宏一さん、もう我慢できません。はぁ、はぁ、早く、入れて」

由美の願いはせっぱ詰まったものだった。これ以上はどうしようもなさそうだ。宏一はそろそろ願いを叶えてやることにした。

「由美ちゃん、スカートを脱いで、上からおいで」

その言葉に由美は敏感に反応した。直ぐにスカートを脱ぎ捨てると、ベッドの上に横になった宏一の上にまたがり、自分から肉棒を納めていく。その様子を宏一はゆっくりと眺めていた。由美はかがみ込んで宏一の肉棒を握ると自分の秘口に押し当て、角度を確かめると身体をいったん起こした。

「あぁぁぁぁーーーーっ、入ってきたっ、お、おっきいっ」

宏一の上で由美はぐっと深く腰を下げ、待ちわびた肉壁を宏一の肉棒で押し分けた。そして一気に肉棒を飲み込んで快感をむさぼる。

「あぁぁぁっ、ああああぁぁぁーーーっ」

挿入の快感に仰け反った由美の制服は大きくはだけており、乳房は硬く張って突き出されている。それは最初に制服の下に見たときと違ってはっきりと丸く突き出しており、先端は大きく尖っていた。宏一は、そのまま四つん這いの格好で身体を安定させて腰を動かそうとした由美に、

「手を突いたらだめ。腰だけ動かしなさい」

と帆掛け船の形を強要した。

「アアン、これは上手くできません。宏一さん、動けないの」

「だめ、覚えなさい。上手に腰を動かしてごらん」

「ああんっ、上手くできない。はうぅっ、あうぅっ、はあっ」

由美はそれでも必死に腰を動かして肉棒を味わおうとした。既に由美の中はたっぷりとした潤いに満たされているので動くのは楽なはずだが、快感が強くて上手く動けないらしい。宏一の肉棒は、たちまち収縮を始めた由美の肉壁にしっかりと扱かれ、とても気持ち良かった。

「ああぁぁっ、宏一さんっ、宏一さんっ」

制服から乳房を突き出して腰を振り、悶える由美の姿は、先程部屋に入ってきたときの清楚な高校生とは思えないくらい淫靡なものだった。宏一はこの違いを堪能できる幸せを噛みしめていた。

「宏一さんっ、もう、もうだめ、・・・っちゃいそうですっ」

「まだ早いよ。それじゃ、腰を止めなさい」

「いやあぁぁぁ」

「止めなさい」

「・・・はい・・・」

またしても頂上への道を閉ざされ、由美は夢中になれないもどかしさに身を焦がした。宏一がずんずんと腰を二度ほど突き上げると、

「ああぁぁっ、ああぁぁっ、いやぁ、もっと、もっとぉ」

と切なさに由美がどうしようもなく腰を振りそうになる。直前で焦らされたので由美の入り口はヒクヒクっと小さな痙攣を起こしていた。

「お願いです。いかせて、下さい。・・・いきたいの・・・」

「我慢できないの?」

由美はこっくりと頷く。

「それじゃぁ、自分で上手にいってごらん。見ていてあげるから」

宏一は由美を貫いたままベッドサイドからたばこを取り出し、火を付けてふかしながら由美を鑑賞し始めた。

宏一が協力してくれないと悟った由美は、恥ずかしかったがとにかく一度いかないと身体が納得しない。

「宏一さんの意地悪ぅ」

そう言うと、再び由美は騎乗位のまま、うねうねと腰を動かし始めた。

 

 

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