ウォーター

第百五十七部

 


「由美ちゃん、オチンチンをどこに入れればいいの?どこなの?握って入り口に当ててごらん」

宏一がそう言うと、由美は両足の間に手を伸ばして肉棒を探るとカチカチの肉棒を握って自分の入り口に当て、

「ここです。ここに入れてぇ、早くぅぅ」

と切ない声でおねだりする。いきたくてしかたないのだ。

「いきたいの?」

「凄くいきたいの。このままはいやぁ、早くぅ、生殺しはいやぁ。いかせてぇ」

しかし、宏一とて限界に近い。先程既にピクピクと前兆の痙攣が起こっていた。次に出没すれば放出するのはほぼ間違いなかった。

「由美ちゃん、一緒に終わるよ。中に出すよ」

「早く入れて、中にいっぱい出して。全部出してぇ」

「ほうら、入るよ。いきなさい」

「くぁぁぁぁぁーーーーっ、いいっ、いいっ、ああぁぁっ、いっちゃう、いっちゃう、いくぅぅぅぅぅーーーっ」

宏一が肉棒をグッと奥に差し込み、一気に出没を始めると由美はあっという間に達してしまった。それは頭の中が真っ白になるほどの凄まじいもので、由美は一瞬記憶が飛んでしまった。その最後の由美の絶頂の締め付けが決め手になり、宏一の肉棒にも最後の時が来た。

「ううぅっ、由美ちゃん、出すよ。出すよっ」

宏一の肉棒の傘がグッと開き、既に絶頂を極めた由美を更に高みに押し上げて一気に白濁した液を少女の肉壁に浴びせた。

「ううぐぅぅぅぅぅぅーーーーーーっ」

由美は背中が浮くほど仰け反って宏一の精をたっぷりと受け止めた。ドクッドクッドクッと宏一自身が驚くほどの量の精が肉壁に注ぎ込まれた。声を上げながら頭の隅で宏一が放出したことを感じた由美は心から幸せだった。自分の中で宏一の肉棒が痙攣し、暖かいものが自分の中に満ちてくる。これは女としての幸せそのものだと思った。

実は、宏一には絶対に内緒だが、もともと今日の由美の目的の一つは宏一から徹底的に精を搾り取ることだった。明日、一枝の中に入る前に全部自分の中に入れて欲しかったのだ。そして一枝の中に入っても一滴も注ぎ込んで欲しくなかった。だからこそ自分から進んで宏一の肉棒を含んで宏一を挑発したのだ。だから、今日は宏一が放出するまで、例え自分がいってしまっても徹底的に肉棒を納め続けるつもりだった。

「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ・・・・・・」

激しく愛し合った二人は、ベッドで大の字になったまま息を弾ませていた。一気に疲れてお互いに抱き合うことすらできなかった。少しの休憩が必要なのだ。

「あん、はぁ、はぁ、宏一さん、スカートが汚れちゃう、身体が、動かない・・・はぁ、はぁ、流れちゃう・・・・」

由美の指先はまだピクピクと痙攣を繰り返しており、激しい交わりの疲れもあって上手く身体が動かないのだ。

「え?あ、待って・・・・」

宏一がティッシュを手に起き上がって優しく由美の尻を拭いてやる。由美はこんな恥ずかしいことでも許せてしまう自分に再び幸せを感じていた。

「由美ちゃん、スカートは上にずり上がってたから全然汚れてないよ。でも、皺になっちゃったね」

「はぁ、はぁ、はぁ・・・大丈夫。皺にはならない素材だから・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」

そう言う由美のサマーセーターから突き出した乳房がとても新鮮だ。まるで街を歩いている由美をそのままベッドに引っ張ってきたような気がする。

「由美ちゃん、凄かったね」

「そんなこと・・・・、恥ずかしい・・・夢中だったから・・・・」

宏一がそう言って由美を抱き寄せると、ベッドの上でまだ息を弾ませている由美はいきなり宏一に指摘されて顔を横に向けてしまった。もちろん、今の由美の格好を見れば恥ずかしいなどと言えるはずもないのだが、どんな格好をしていても恥ずかしい時は恥ずかしいのだ。

「由美ちゃん、思いっきり感じた?」

「はい・・・・・」

「服を着たままの由美ちゃん、とっても可愛かったよ」

「嬉しい」

「でも、由美ちゃんの肌も感じたいな。脱がせても良い?」

「はい」

由美はそう言うと、身体を真っ直ぐに伸ばして宏一が服を脱がせるのに協力した。考えてみれば、宏一に脱がせて貰うのは久しぶりのような気がする。宏一はサマーセーターとミニスカートを脱がせると、由美を抱き寄せて肌を確かめるようにゆっくりと肌を撫で始めた。

「宏一さん、脱がせて貰うのは久しぶりです。嬉しい」

そう言うと宏一に身体をすり寄せて甘えてきた。宏一は抱き寄せた由美の胸の膨らみの先端をそっと指で可愛がりながら、

「由美ちゃんがあんなに夢中になってくれるなんて、ちょっと感激だよ」

と言った。宏一の指は徐々に敏感な先端からの快感を増やしていく。

「あぁぁ、また感じて・・・・あん、私、凄いこと言いましたか?」

「内緒だよ」

「そんなぁ、何て言ったんですか?覚えてないの。教えて下さい」

「『オチンチンでズボズボしていかせて、いかせてぇっ』って言ったの覚えてる?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

由美は何となくそんなことを言ったような気がしたが、夢中だったからはっきりとは覚えていなかった。それよりも、そんなことを言ってしまって宏一が自分を嫌いにならないか心配だった。宏一は何のかんの言っても可愛らしく恥ずかしがる自分が好きなのをよく知っていた。

「宏一さん、ごめんなさい。もう言いません」

「何言ってるの。夢中になってくれたから言ってくれたのに。嬉しいんだよ」

「ううん、夢中になりすぎてたみたい」

「そんなこと無いよ。由美ちゃんが感じてくれるのが一番嬉しいんだよ」

そう言って尖った乳首を何度も軽く指で転がす。夢中になってはいけないと思いながらも今日の由美にはどうしようもなかった。

「ああん、宏一さん、そんなにしたらぁ、はぁぁぁぁ、もう一回、ちゃんと、お願い・・・・ここを・・・・」

由美はそう言うと、仰向けになって宏一を乳房に誘った。そして何十回もされたことをもう一度して欲しがった。宏一が両手の指の先を使って乳房の裾野からそうっと先端に向かって撫で上げ、乳首のギリギリ手前で指を離す。

「宏一さん、それは・・・・・、それをされると・・・・、ああん、だめぇ、またおねだりしたくなるからぁ・・・ああぁっ、くうぅぅぅぅ・・・」

由美はゆっくりと悶え始めた。宏一は由美が実は焦らされたがっているのだと分かっているので、徹底的に焦らしていく。

「由美ちゃん、もうおねだりしたくなってきたの?」

「そんな風に言わないでください、ああん、いやぁ、我慢できません」

「だってまだ始めたばかりだよ?」

「そんなこと言っても、ああぁぁっ、そ、そこッ、ああぁぁぁぁぁいやあぁぁぁ・・」

宏一の指先が乳首ギリギリで裾野に引き返していくと由美の声には絶望感が漂ってきた。

「由美ちゃんはいつも敏感だね。とっても可愛いよ」

宏一は何気なく言っただけだったが、由美は自分が一枝と比較されたと誤解した。

「私をこんなに敏感にしたのは宏一さんなんですぅ、ああぁぁっ、本当に我慢できなくなって来ましたぁっ、はぁ、はぁ」

由美はグッと仰け反って乳房を宏一に差し出すように持ち上げた。思わず宏一も綺麗なお椀型の乳房を両手でギュッと揉みたくなる。

「はぁ、はぁ、はぁ、お願いです。宏一さん、もう限界です。はぁ、はぁ、我慢できません。おねだりしても良いですか?」

「由美ちゃん、おねだりが我慢できないの?」

「・・・・・・・・・もう少しだけなら・・・・・」

「良い子だ。そうやって我慢している由美ちゃん、とっても可愛いよ。ほうら、どうかな?」

「はぁぁぁぁ・・・・・・・・ううぅぅっ・・・・・」

由美は身体をくねらせて宏一の焦らしに耐えた。しかし、一度いってしまった身体は敏感になっており、意志の力でねじ伏せるのは不可能だ。秘核に火が付いたみたいに熱くなっている。由美は少しでも我慢して見せようと、自分の上にいる宏一の股間を探って肉棒を握りしめ、これで何とか我慢しようとした。由美の壮絶な姿に刺激されたのか、宏一の肉棒は既に半分以上堅くなっており、由美の細い指が巻き付いた途端に力強く堅くなる。

「由美ちゃん、ほうら、感じてごらん」

宏一が更に指全部を使って乳房を撫で上げる。

「ああぁぁぁ、もうダメ、これ以上は我慢できません」

「それじゃ、おねだりしてごらん。ちゃんと言えるかな?」

「おっぱいを優しく揉んだりお口で乳首を食べたりしてください」

由美は何とか肉棒の挿入は我慢したし、『いっぱいして』というのも我慢した。しかし、乳房を揉まれたらどうなるのか全然自信がなかった。

「上手に言えたね。ご褒美だよ」

宏一が由美の乳房を両手で優しく、しかし、しっかりと揉み上げる。

「ああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ」

由美の身体がグンと大きく仰け反り、宏一に最大限乳房を差し出すことで少しでも快感を大きくしようとする。それを宏一は何度も何度も揉み込み、そして先端の乳首を丁寧に舌で転がし始めた。何度も優しく乳房を揉み上げ、ツンと尖った乳首を指と舌でたっぷりと可愛がる。

「凄いぃぃっ、ああんっ、もっとっ、いいぃーーーーーーーっ」

由美は何度も仰け反って宏一に乳房を差し出しながら、あまりの快感に言葉がそれ以上出てこなかった。ただ、両足だけは激しく擦り合わされて乳房から発生した快感を処理できなくなっていることを白状していた。

「由美ちゃん、もっとおねだりしたいの?」

「いやぁっ、宏一さんに嫌われちゃうっ、言わないーっ」

「言ってごらん。何をして欲しいの?」

「いやぁぁぁ、そんなに優しく言わないでぇぇ」

「オチンチンが欲しいんでしょ?」

宏一がそう聞くと、乳房を揉まれながら由美はコックリと頷いた。

「それじゃ、そう言ってごらん」

「宏一さん、私のこと、嫌いにならない?」

「ならないよ。だから聞かせて」

「オチンチンを入れてください」

「ようし、それじゃ、いっぱい入れてあげるね」

そう言うと明らかに由美の表情がぱっと明るくなった。宏一は由美を四つん這いの姿勢にすると、肉棒の先端を由美の秘部に宛がった。

 

 

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