ウォーター

第百五十八部

 


「さぁ、これからもう一回可愛がってあげるからね」

そう言って肉棒で秘核を撫で上げたり、入り口を軽くつついたりする。

「あぁっ、ううぅぅぅ、宏一さん、お願い、早く、早く・・・・」

「どうして欲しいのかな?」

「オチンチンを早く入れて下さい」

「我慢できないの?」

「欲しいんです。早く、ああっ、そこぉっ、そこから中にぃッ」

由美はシーツに声を染み込ませるように尻を高々と上げて肉棒を欲しがった。その細い腰はクネクネと可愛らしい尻を動かし、何とか肉棒を入り口に合わせて飲み込もうとしていた。

「それじゃ、俺は動かないから由美ちゃんが入れてごらん」

「またそんなことさせるぅぅッ、ああぁっ、早くぅっ、入れて下さいぃっ」

由美はそう言いながらも、何とか自分の腰を器用に動かして肉棒の先端に入り口を合わせると、ゆっくりと腰を後ろに下げて中へと飲み込み始めた。

「はぁぁぁぁぁぁーーーーーっ、くるぅーーっ」

由美のお気に入りの圧倒的ボリュームを持った堅い肉棒が肉壁を掻き分け始めた。焦らされ尽くして挿入された一回目は嬉しさと安堵と快感で肉棒の挿入感を十分に楽しめなかった由美にとって、自分のペースで飲み込んでいける挿入は感じ方を調節できるので、入り口が左右に押し広げられてから奥に迎え入れるまでじっくりと素敵な感覚を楽しめるやり方だった。

「由美ちゃん、上手になったね」

宏一は自分の肉棒が由美の中に入っていくのを上からたっぷりと眺めることができた。

「ううぅぅっ、宏一さん、はぁっ、奥まで・・・・入っちゃいました・・・・」

「2回目なのにしっかりと締め付けてるね」

「そんなつもりは・・・・ああっ、動いたッ・・・・・宏一さん・・・凄い・・」

「由美ちゃん、どう?」

「とっても・・・・・気持ち良いです・・・ああぁっ、またっ・・・・はぁっ、はぁっ、はっ、はっ、はっ・・・・」

「由美ちゃんの中も動いてるよ。分かる?ザラァって、ほらまた・・・」

「宏一さん、お願いです。動いて下さい」

「由美ちゃんは動かないの?」

「お願いです。こんなに深く入ってたら無理です。ああん、動いて、動いて下さい」

そう言いながらも由美は知らず知らずのうちに肉棒の位置を調整しようと思って動かした腰がいつの間にか前後にも動き始めていることに気が付かなかった。

「おや?俺は動いてないのに由美ちゃんの腰は動き始めたよ?」

「いやぁぁっ、お願いです。動いて下さい。動いてズボズボして下さい」

由美は宏一が見下ろしている前で自分から腰を動かすのが恥ずかしかった。勝手に腰が動いてしまい、それをどうやっても止められない。ほんの少し腰を動かすだけで全身が蕩けてしまいそうな快感が身体の中を流れていく。

「由美ちゃん、だんだん前後に動き始めたね」

「いやぁ、宏一さん見ないで。早くオチンチンでズボズボして下さい」

「俺がしなくても由美ちゃんが自分でしてるでしょ?」

「見ないで、お願いです。ああぁぁっ、我慢できないっ、どうしても動いちゃうの。ああぁぁっ、だめぇっ、止まらないッ、宏一さんのオチンチン、凄く良いぃーっ」

とうとう由美は自分から身体を前後に揺すって肉棒を楽しみ始めた。

「あんっ、あんっ、はうっ、あうっ、はっ、はっ、お願い、もう許して、アンッ、アンッ、ああんっ・・・」

由美の声が小さく響き、由美の腰が前後すると肉棒もそれに合わせて由美の中に出入りした。肉棒がヌラヌラと光っているのが良く分かる。由美の動きはとても大人しいので我慢できないほどの快感はないが、その分肉壁の動きが良く分かる。

「由美ちゃん、気持ち良いよ。とっても良いよ」

「宏一さん、気持ち良いですか?私と一緒に良くなって、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ・・・・」

由美は身体を前後させながら、宏一が感じてくれることを願っていた。自分は既に十分に感じているのだ。後は宏一が感じて欲しい。

しかし、宏一が限界に近づくには少し動きが大人しすぎた。確かに気持ち良いし、由美が恥ずかしがりながら腰を動かしているのでシチュエーションとしては最高なのだが、さっき一回目を出したばかりなのでもう少し動きが欲しい。そこでこれ以上は由美に任せず、主導権を握ることにした。

由美の細い腰を両手でグッと掴んで出没の体勢を作ると、由美はそれを察して顔をシーツに埋め、更に尻を高く付きだして宏一の動きを全て受け止めようとする。

「いくよ」

そう言うと宏一は良いペースで由美の中に肉棒を打ち込み始めた。一気に何倍もの快感が由美の中で爆発する。

「ああぁぁっ、ああっ、ああっ、あぁーっ、あーっ、ああんっ、はんっ・・・・」

宏一の腰が由美の尻を叩く度に肉壁から脳天まで快感が突き抜ける。由美はシーツを握りしめ、ただひたすら快感に耐えた。

「由美ちゃん、どう?」

「ああっ、いいっ、いいっ、もっと、もっと、もっとぉっ」

「これでどうだっ」

宏一は由美の足を更に大きく開かせると、肉棒の根元までしっかりと由美の中に入るように更に強く打ち込んだ。

「ああっ、壊れちゃうぅっ、はぅーっ、はうはうぅッ、ああんっ、クゥーッ・・・」

「由美ちゃん、最高だよ。良いよ。とっても良いよ」

「ああっ、ああっ、だめっ、いっちゃいそう、ああっ、まだいや、ああぁっ、だめぇっ、すぐにいっちゃうっ、ああぁっ、ああっ、あああああっ、あーーーっ」

由美の入り口がきゅぅぅっと萎み始めた。由美がいくのは間近だ。宏一も良くなってきた。明らかに前兆が来ていた。肉棒は最大限に堅くなり、由美の奥深くまで突き刺さっている。

「由美ちゃん、いきそうなの?」

「いきそう、ああんっ、ああぁぁっ、もうだめ、いっちゃう、いっちゃうぅぅーーっ」

その途端、宏一は由美に一番深く入った所で動きを止めた。

「ああぁっ・・・・・?????・・・・嫌あぁっ、ここで止めちゃいやぁっ、ああん、ダメエッ、宏一さん、意地悪しないでぇっ」

「いきたい?」

「お願い。動いて、動いて下さい。いかせて、お願い、オチンチンでいかせて」

由美はシーツに顔を埋めながら尻を左右に振っておねだりした。

「よおし、いくよ。一緒にいくよ。一緒だよ」

そう言うと宏一は再び肉棒を打ち込み始めた。

「ああぁぁっ、ああぁっ、ああぁぁっ、いっちゃう、いっちゃうぅーっ、っくううぅぅぅーーっ」

由美は顔をシーツに何度も擦り付けながら深い愉悦の中で絶頂を極めた。

「俺もだっ、出すよっ、ほうらっ、どうだっ」

宏一も2回目を由美の中に放った。ドクドクッと精が注がれる。宏一は更に最後まで注ぎ込むために何度か腰を動かし、由美の絶頂を更に高く持ち上げながらけりを付ける。

「ううぅぅぅぅぅーーーーーーっ」

由美は宏一が再びたっぷりと注ぎ込んだことを悟りながらも身体が痙攣してうめき声しか出せなかった。

「・・・・はあ、はあ、はあ、はあ、はぁぁーっ」

宏一の放出が終わると、由美はそのままぐったりとベッドに沈んだ。宏一も横に身体を横たえ、全裸の由美を軽く抱き寄せる。由美は息を弾ませながらも宏一の胸に顔を押し当てて幸せをたっぷりと味わっていた。

宏一が身体をベッドに横たえると、まだ十分に身体が動かない由美が宏一の腕の中に転がるように飛び込んできた。

「宏一さん、嬉しい。今日は宏一さんと二人だけでずっといられる」

そう言って由美は宏一の胸に顔を擦り付けてきた。

「今日の由美ちゃんは甘えんぼだね」

「だって、甘えて良いって言ってくれたから」

「そうだね。もっといっぱい甘えて良いんだよ」

「嬉しい。宏一さん、宏一さん・・・・」

「でも、由美ちゃんは少し身体を休めた方が良いね。疲れただろう?」

「大丈夫。まだ甘えられます」

「ダメ、少しだけ、少しで良いから休みなさい」

実はその時、由美はかなりからだが怠くなっており、しっかりと気を張っていないと直ぐに気を失うように寝てしまいそうだった。しかし、宏一と二人だけの時間はあっという間に過ぎていくので、そのまま寝てしまいたくはなかった。

「宏一さん、シャワーを浴びてきますね。だいぶ汗もかいたし」

そう言うと由美はシャワーを浴びに行った。ガラス張りのシャワーブースでゆっくりと熱い湯を浴びると鉛のようだった身体が生き返るようだ。由美はしっかりと身体を洗い、再びベッドで宏一に愛される準備を整えた。

由美がタオル地のバスローブを纏って部屋に戻ると、宏一はベッドにいなかった。不思議に思って部屋を見渡すと外のデッキにいるらしい。

「由美ちゃん、早くおいでよ。由美ちゃんがシャワーを浴びている間に俺はこっちに入っちゃった」

そう声がする方を見ると、宏一はジャグジーに入っていた。

「由美ちゃんも入ろうよ」

更に宏一が勧めるので由美も覚悟を決めた。外で裸になるのは例え誰にも見られないと分かっていても勇気がいるものだ。ベルトを解いてバスローブをスラリと脱ぎ捨てると美しい由美の身体が日の光の中に映える。

「綺麗だね」

「見ないで下さいッ」

そう言うと由美はドボンとジャグジーに入った。

「ジャグジーって初めてです」

「そうなんだ。お風呂とは違って、こう言うのも良いものだろ?」

確かにお風呂ほど温かくないし、どちらかというと温泉プールの小さい奴と言った感じだ。それにモーター音と共に泡が勢い良く吹き出しているので結構うるさいし、泡が弾けているのでどっぷりと浸かると湯気が強い。

「こっちにおいで」

宏一は由美を抱き寄せ、膝の上で横抱きにした。

「嬉しい」

由美はこうやって抱いて貰ったことは余り無いので宏一の腕に手を回すと甘えるように身体をすり寄せてきた。

「こうしたこと、無かったっけ?」

「京都のホテルで一度、して貰いました」

「そうだったね。それじゃ、お風呂の中では初めてだね」

「はい」

「でも、由美ちゃんを抱いていると、もっといろんな事がしたくなるかも知れないよ」

そう言いながら宏一は由美の胸の膨らみをそっと確かめるように撫で上げた。

「ああん、くすぐったいですぅ」

「くすぐったいだけ?」

「もう一回して下さい」

「こうかな?」

「くすぐったいけど・・・・・・・・・」

「?」

「ちょっと気持ち良いです」

「ちょっとだけ?」

「だって、宏一さんがちょっとしかしてくれないから」

「それじゃぁ、いっぱいしちゃおうかな?」

「ダメですぅ。声が出ちゃいます」

そうは言ったが、由美は宏一が優しく身体を撫でると優しく湧き上がるシルクのような快感に身を委ね、熱い吐息を出しながら身体中を撫でられていった。

 

 

 

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