ウォーター

第百六十六部

 


「疲れたの?」

「はい・・・・少し怠くて・・・・」

「とっても感じてくれたものね」

「そう、あんなの初めて。私、壊れちゃったかと思った。ねぇ、どうしてあんなになったんですか?」

「俺にも良く分からないけど、きっと由美ちゃんの感じ易いポイントにちょうど当たったんだと思うよ。自分でそう思わなかった?」

「何か、とにかく凄くて。びっくりしたけど、とにかくめちゃくちゃになっちゃったみたいで・・・・」

「もう一回試してみる?」

「ううん、宏一さんがしたいなら試してみても良いけど、その前に少しこうしていて下さい。こうやって甘えていたいの」

「そうだね。ちょっと感じすぎたものね」

宏一は優しく由美を抱きしめ、由美は宏一の腕枕で身体を寄せて目をつぶった。感じるのも素敵だが、こうやって抱きしめられていると本当に心から幸せだと思う。由美は、元々自分から幸一に一枝を抱くように頼んだのに、それで自分が我が儘を言って焼き餅を焼いているのだから、なんて自分は我が儘な子なんだろうかと思う。

ただ、宏一がそんな自分を優しく包み込んでくれるのが嬉しかった。だから、宏一が喜んでくれるのなら何でもしてあげたいと思った。

「宏一さん、私のこと、嫌いにならないで下さい」

「どうして?俺が?そんなわけ無いでしょ?」

「だって、私、自分でもどうしようもないくらい我が儘で・・・・」

「大丈夫だよ。由美ちゃんのこと大好きなのは良く分かってくれてると思ってるけどな」

「はい、とっても・・・嬉しいです」

そのまま由美は宏一の肌の暖かさに包まれて静かに眠りに入った。とても幸せだった。眠りに入る直前、『このままじゃ寝ちゃう』と思ったが、圧倒的な安心感から抜け出すことはできなかった。

ただ、二人とも疲れてはいたが、求め尽くしたとは感じていなかった。最初に由美が夜中に目を覚ました時、宏一は直ぐ隣に寝ていた。いつの間にか部屋は暗くなっており、宏一がブランケットを掛けてくれていた。

由美は反射的に宏一に抱きついた。

「ん?由美ちゃん、起きたの?」

宏一も目を覚ました。

「宏一さん。起こしちゃいました。宏一さん・・・・」

由美は宏一の唇を求めた。そして身体を宏一に擦り付けながら情熱的に唇を交わす。すると、宏一の肉棒は急速に反応し、本来の大きさを取り戻し始めた。

「宏一さん・・・ああぁ、宏一さん・・・・・」

「由美ちゃん」

「宏一さん・・・・、下さい・・・・」

そう言うと由美は自分の身体を下にして足を開き、宏一を上に迎えた。スムースに宏一の肉棒が入り口に当たり、そのまま中へと入ってくる。二人は正常位での結合を楽しみ始めた。

「あんっ、きた・・・・」

「由美ちゃん、痛くない?」

「大丈夫・・・・。でも、・・・あああぁっ、やっぱりおっきいッ・・・」

「そっと入るよ。そっとだから」

「宏一さん、もっと入ってきて。大丈夫だから。もっと、ああっ」

由美は軽く自分から腰を突き上げて宏一を迎え入れた。

「入ったね」

「はい」

「どう?」

「嬉しい・・・・。宏一さんが中にいるの」

「由美ちゃんが喜んでオチンチンの周りを動き回ってるよ」

「そんなこと・・・・恥ずかしいです・・・・」

「でも、どんどん中がびしょびしょになってきてるよ。分かるでしょ?」

「はい、何となく・・・・・・だんだん我慢できなくなってきます・・・。ああぁぁ、動いて下さい・・・・」

「ズボズボって言うんでしょ?」

「ズボズボして下さい。そっとして・・・優しく・・・ああぁっ、はうぅんっ、ああっ・・」

由美は宏一がゆっくり動き始めると、挿入の喜びを堪能した。既にいきっぱなしの状態からは戻っていたが、それでも心から喜びが湧き上がってくる。

「宏一さん、ああぁぁ、嬉しい、宏一さん」

「由美ちゃん、好きだよ。大好きだ」

「宏一さん、ああぁぁ、だめぇ、夢中になっちゃう、はうっ、はうっ、はうっ」

由美は何度も自分から腰を突き上げて宏一の優しい挿入を力強いものにした。

「由美ちゃん、そんなにしたら疲れちゃうよ」

「嫌、このままして下さい。止めちゃイヤ、ああぁっ、これ、素敵ぃっ、はうぅーーっ」

由美は両足を目一杯開き、更に宏一の腰に足を巻き付けてグイグイと何度も引き寄せ、挿入の動きを力強いものにした。

「由美ちゃん、そんなにしたら疲れるよ」

「いやぁ、宏一さんがこんなにしたんです。私の身体をこんなに我慢できなくしておいて、ああぁっ、やっぱり我慢できません。ああっ、はうぅッ」

由美の動きは止まらなかった。実は身体は怠かったが、それよりも喜びを感じたかった。明日になれば、後数時間で二人はベッドを出なくてはいけない。だから今の内に、まだ明るくならないうちに自分の身体に喜びを刻みつけておきたかった。

やがて由美は頂上に達した。

「宏一さんっ、もう、もういっちゃいそう、ああぁぁっ、もうダメ、ああぁぅぅぅぅーーっ、いきますぅぅぅ」

それは小さな頂だったが、由美は嬉しかった。最初から最後まで正常位というのは久しぶりだった。由美は宏一の身体の重みをしっかりと感じながらそのまま頂上を極めた。

そして、そのまま二人は抱き合ったまま再び短い眠りに入った。

次に二人を愛の行動に駆り立てたのは宏一の方だった。由美を抱いたまましばらくじっとしている間に、いつの間にか寝てしまったらしい。ふと目を覚ますと直ぐ隣に由美が静かに眠っていた。薄暗い部屋の中で直ぐ隣に美少女が眠っているのだ。何気なく視線を巡らせたその先に半球型に綺麗に膨らんだ乳房があった。

宏一は殆ど本能的に起き上がると由美の乳房に口づけをした。そして優しく揉みながらしゃぶり始める。

「ああん、何?宏一さん?どうしたの?」

由美が目を覚ましたらしい。

「由美ちゃん、綺麗だよ」

「あん、宏一さん、くすぐったい。あ・・あ・・あぁぁ・・・だめぇ、また始まっちゃう・・・・」

由美はそれ以上何も言わず、再び宏一を自分の上に導くと足を開いた。由美の中心の敏感な入り口に肉棒の先端が当たった。

「由美ちゃん、好きだよ」

「宏一さん、嬉しい。私も。大好き。来て。中に入ってきて。はぅ・・・そう、そのまま奥まで入れて」

「入ったよ」

「あぁぁ・・・・嘘・・・まだどんどん大きくなってる・・・・ああ・あぁ・・ああぁん、そんなに大きくしちゃだめぇ・・・」

「寝起きだからね。おっきくなるんだよ」

宏一のその言葉が終わるのを待たず、由美は自分から腰を突き上げ始めた。

「はぁ・・あう・・あぅ、はぅッ、あっ、はっ、あぁっ・・・宏一さん、止まらなくなっちゃう・・・はうっ、あぁっ、あぁぁっ」

「由美ちゃん、今度は由美ちゃんが上だよ」

そう言うと宏一は身体を入れ替えた。由美は自然に宏一の上で四つん這いの姿勢をとり、宏一の腰の動きに合わせて自分も腰を上下させ始めた。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・」

「良いよ。由美ちゃん、良いよ」

「宏一さん、どうですか?気持ち良いですか?」

「良いよ。凄く良い」

宏一は目の前で下向きの三角形をして堅く揺れる乳房を見ながら言った。

「宏一さん、上手に動けるようになりましたか?ご褒美を下さい。おっぱいを優しく揉んで下さい」

「こうかな?」

「あぁぁぁぁぁぁぁ、素敵ですぅーっ」

「ほうら、腰の動きが強くなるよ」

「ああぁっ、それをされたらっ、あああぁぁん、良すぎていっちゃいますぅ」

「いってもいいよ」

「今はいやぁ、今度は絶対宏一さんが終わって下さいッ、ああっ、あっ、あっ、あっ、これ、好きッ、これッ、感じすぎますぅっ」

「それじゃ由美ちゃん、身体を起こして腰を動かしてごらん」

「はい」

由美は宏一の上で帆掛け船の格好になると、自ら腰を動かして宏一の肉棒を自分の中で扱き始めた。

「おおっ、由美ちゃん、これも良いよ。何かグイグイ扱かれる」

「宏一さんっ、どうですかっ?ああぁっ、これも感じるっ。宏一さん、どうですか?私の中に出して下さいッ」

宏一は目の前で声を上げながら必死になって腰を揺らす少女の姿に視線が釘付けになった。半球型の乳房も素晴らしいが、キュッとくびれた腰がクネクネと動いて肉棒が扱かれるのは溜まらなく気持ち良い。声を上げながら一生懸命腰を動かす由美のあられもない姿に感動した宏一は一気に感覚が高まってきた。

「由美ちゃん、がんばってごらん。もう少しでいけそうだよ」

「私、がんばります。あぁあああーーっ、でもッ、でもぉぉっ、ああぁぁっ、くうぅぅっ、ああぁぁぁーーーーっ」

「由美ちゃん、がんばって、もう少しだよ」

「宏一さん、私、もう持たない、早く、早く出して、もう限界が、ああぁぁぁっ、いっちゃいそうーーっ」

「由美ちゃん、いく時はちゃんとおっぱいを自分で揉むんだよ。良いね?良いね?ああっ、俺ももう出るっ」

「きゃぁぁぁぁーーっ」

宏一は最後由美を乗せたまま腰を上下させ、由美の腰の動きを増幅して放出した。グッと開いた肉棒の傘が由美の肉壁を強く扱き、その動きで由美も溜まらずに絶頂し、身体を硬直させた。

「はうぅぅーーーーーーーーーーーーっ」

由美は自分の両手で乳房をギュッと握りしめて最高の瞬間を更に素晴らしいものにした。そして由美はその姿を宏一に見られているという幸せをたっぷりと感じていた。

ドクドクッと宏一の精が由美の中に注ぎ込まれる。さすがに量は余り多くなかったが、それでも宏一自身が驚くほどの量が出た。

宏一の上でじっとしたまま乳房を握りしめて絶頂している由美の姿は綺麗だった。高校一年生とホテルで一夜を楽しめる男はそうはいない。それも位置から自分が開発した美少女だ。その少女が今、身体の全てを使って自分を満足させようとしている。宏一は本当に自分は幸せだと思った。

 

 

 

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