ウォーター

第百七十一部

 


「・・・・はい・・・・・」

恐る恐る股間から見上げている宏一と視線を合わせる。宏一は茂みの直ぐ近くで由美の秘部に優しい息を吹きかけていた。

「手を使って良いんだよ。ほら、感じるだろう?フッ」

「あ、あ、あ、あ、・・・・うううぅぅっ」

由美はそれでももう少しだけ我慢した。はい、そうですか、と宏一の頭を掴むわけにはいかなかったのだ。しかし、こうしていてもどうしようもないのは分かりきっている。直ぐに、

「ああぁぁあぁっ、もうダメッ、宏一さんっ、いっぱい食べて下さいッ」

そう言うと由美は宏一の頭を両手でがっしりと掴み、一気に秘部に押し付けて腰を使った。

「ひゃぁぁぁぁーーーーっ、うぐぅぅぅーーーーーっ」

頭の中で電気がバチバチッと弾け、凄まじい快感が身体の隅々まで走り抜ける。ヌルッとした宏一の舌の感触を秘唇に感じ、由美は果てしない快感の海を彷徨った。腰を突き上げて自分で声を上げながら、その声がどこか音楽のようだと思った。

宏一は由美の秘唇をたっぷりと味わい、なかなか離そうとしなかった。舐め方を変え、吸い方を変えて由美を責め続けた。ふと、自分の頭を押し付ける手が片手になったことに気が付き、視線を上げると由美が右手でそっと自分で乳房を触りながら声を上げている。本当はもっとはっきり自分で揉みたいのだが、宏一に内緒で揉むと何か言われると思い、中途半端な状態で我慢しているらしい。宏一は由美が更にどうするかじっと見ながら秘核を舐めていたが、とうとう我慢できなくなったと見えて由美は宏一の手を取ると乳房へと引っ張ってきた。

「由美ちゃん」

「舐めながらおっぱいを揉んでください・・・ああん、優しく舐めて揉んでください。素敵ですぅ」

喘ぐような艶っぽい声で由美がおねだりをした。まだ腰はリズミカルに上下を繰り返しているが、左手だけで押し付けているので舐め方はかなりマイルドになっている。そこで宏一が舐めるのを止めて両手を伸ばし、由美の乳房をしっかりと裾野から絞り上げるように揉み始めると、再び由美の身体に快感が吹き上がった。

「ああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ」

今まで十分に慰められていた由美の秘核が宏一の目の前で更に大きく膨らみ、再び一気に焦れったさが数倍になった。

「またぁぁぁぁーーーーーーっ、早く舐めてぇーーーーっ」

そう言うと由美は再び両手で宏一の頭を秘部にぎゅうっと押し付けて激しく腰を使った。ズルッズルッと秘芯が幸一の顔に擦り付けられ、由美の声が再び上がる。

「ああぁぁっ、これぇーっ、このままぁぁーーーーっ」

由美は更に両足まで宏一の首に巻き付けてグッグッと引き寄せ、徹底的に満足するまで離そうとしなかった。由美があまりに強く秘唇を押し付けてくるので宏一は窒息するかと思ったくらいだったが、乳房を揉み上げ、乳首を指で転がし、由美を徹底的に満足させようとがんばった。

「ああぁっ、ああぁっ、いっちゃう、いっちゃうっ、待って、まだいやぁっ、あっ、あっ、あっ」

とうとう由美の声が切羽詰まってきた。実は由美は舐められるのが大好きなのだ。しかしまだいきたくないらしい。そこで宏一が乳房と秘唇を愛するのを止めると、

「あ、ああぁん、ここで止めるなんてぇ」

と宏一の目の前で腰をゆっくりと上下させながらもどかしさに悶え始めた。綺麗なピンク色の由美の秘口が目の前で活発に収縮し、とろっとした液体を宏一の目の前に吐き出している。

「どうして欲しいの?」

「いきたいのに、まだいきたくないの・・・・。優しくしてください・・・」

由美は身体の焦れったさを隠そうとしたのか、両足を持ち上げて揃えると身体を横にして宏一に背を向けた。

「もう止めて欲しいの?」

「そんなこと言わないでください。でも、あのままの姿勢はちょっと・・・。でも、宏一さんが優しくしてくれるなら、いいです。・・・・・・だから、宏一さん、ああん、お願いです」

由美は焦れったいのが嫌なのに、まだいきたくなかったので、宏一に優しく愛撫されることで満足を得ようとしていた。

そこで宏一は由美の尻から背中へとゆっくりと舌と唇を施し始めた。

「ああぁぁん、ここでそれをする何てぇ、ああぁぁ、意地悪ぅぅぅぅ」

由美は焦れったい秘核に直接響いてこない部分を丁寧に愛され、秘核が満足できないことに悶えた。やがて宏一の舌が背中へと上がってくると、自分から身体をゆっくりと仰向けにして自然に宏一を乳房に迎え入れる。

「あうぅぅっ、はぁぁッ、ううぅぅーーーーっ、手も、手もして下さいっ」

由美は宏一の舌に乳首を転がされながら、やっと秘核に響く快感が得られたことに満足しながら、両手で揉み上げることも要求した。

「それじゃ、由美ちゃんもして」

そう言うと宏一は由美の身体を起こしてシックスナインに入った。由美は既に身体が準備のできあがった状態なので、ここから二人でスタートすれば絶対自分のほうが先にいってしまうと思ったが、宏一の肉棒をたっぷりと舐めたいという欲求もあったので素直に身体を起こして反転させた。朝、宏一の液体を受け止められなかったので、手と口で出してあげたかったのだ。

ベッドに仰向けになった宏一は、目の前に差し出された綺麗な秘部を抱え込んで舌を這わせながら、肉棒が由美の口の暖かさに包まれていくのを感じた。

ベロベロッ、シュパシュパッ、と嫌らしい小さな音が響き合い、二人の身体に快感が注ぎ込まれていく。

由美は既に疲れていたが、手と口を上手に使って宏一の大きな肉棒をたっぷりと愛していた。最初はフェラチオと扱き上げに集中していたので余り快感は感じなかったが、だんだん腰の辺りが怠くなり、快感を我慢できなくなってくる。それでも何とか宏一に満足して欲しくて必死になって手で扱き、口全体で舐め上げていたが、だんだん腰から上がってきただるさと快感が乳房の辺りまで来ると、一気に我慢の限界を超えてしまった。

「ああぁぁぁっ、だめぇっ、これ以上されたらいっちゃうぅ、ああぁぁっ、宏一さん、許して下さい。できなくなるぅ」

「まだいきたくないの?」

「まだいやぁ、一緒が良いのぉ、一緒にいきたいですぅ」

「こうやってもまだ我慢したいの?」

そう言いながら宏一が両手を伸ばして下向きに三角に尖った乳房を揉み上げると由美は、

「いやあぁぁぁーっ、いっちゃいますぅーっ」

と声を上げて身体を仰け反らせた。既に由美の秘口は収縮を始めており、この先いくらも持たないのは明らかだった。

「由美ちゃん、一回いっちゃった方が良いんじゃない?」

そう言いながら優しく舐め上げてやると、

「そんなこと言わないでください、あぁぁぁぁっ、うっくぅっ」

っと肉棒を握りしめてギリギリで快感に耐えた。既に絶頂は目の前に来ている。更に宏一がチロチロと秘核を刺激すると、

「ああぁぁぁ、もうダメ、宏一さん、先にいっても良いですか?」

と我慢の限界を告げてきた。

「良いよ。それじゃ、お口の上においで」

と言うと、ゆっくりと身体を起こし、宏一の顔を跨いで秘部を口の上に持ってきた。

「ごめんなさい。優しくいかせてください」

そう言うと、秘部をピッタリと押し付け、クックッと腰を使い始め、声を上げ始めた。

宏一は上を見上げ、三角の乳房に下から手を伸ばして優しく揉み上げ始めた。そして乳首を微妙に揉み転がす。

「ああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっ、これ最高ーーーーっ」

由美の中で一気に我慢していた感覚が吹き上がり、一気に頂上に向かって駆け上っていく。

「くぅぅぅーーーーーーーーっ」

いくらもしないうちに由美の身体が硬直し、最後は宏一の舌の動きだけで由美は絶頂した。

下から見上げる由美の身体も腰の括れや乳房が強調されてとても綺麗だった。

「・・・・っはぁぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・ありがとう、ございましたぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」

そう言うと由美は再びシックスナインの姿勢になり、肉棒を愛し始めた。

「最後はっ、お口にっ、出してくださいっ」

まだ絶頂直後の疲れが残った身体のまま肉棒を扱き、口でしゃぶる由美はとても可愛らしかった。由美が絶頂した時に既に肉棒は最大硬度になっていたので、由美が施すテクニックで宏一の肉棒も最後に近づいていく。なんと言っても由美の細い指で扱かれるのは最高に気持ち良かった。

「由美ちゃん、気持ち良いよ。とっても良いよ。由美ちゃん」

そう言いながら宏一は目の前できゅっきゅっと収縮する秘口を眺めていたが、だんだん我慢できなくなってきた。

「宏一さん、どうですか?」

「もうすぐだよ。どんどん良くなってきた。でも、我慢できないよ」

そう言うと宏一は再び目の前の秘唇に顔を埋めた。

「ああっ、ダメッ、今されたらまたッ、ああっ、ああっ、しゅぱっ、はうっ、クチュッ・・」

由美は宏一に再び舐められ、身体が元に戻る前だったので再び頂上に向かって駆け上がり始めた。

「だめぇっ、ああっ、チュパッチュパッ、本当にっ、ちょっとだけ許してっ、ああぁっ、クチュクチュッ、チュパッチュパッ、ああぁぁぁっ・・・・・」

それでも由美は耐えた。何としても宏一に満足して欲しかったのだ。だから全力で肉棒を扱き、舐めた。

すると、宏一にもとうとう最後の瞬間が訪れた。

「由美ちゃん、いくよ。出すよ。良いかい、ああぁっ、出るぅッ」

そう言うと宏一は手を伸ばして由美の乳房を揉みながら思いっきり舌を使った。

「ああぁぁっ、まだだめえーーーっ」

由美は自分が先に終わってしまったと思った。一気に押し上げられた絶頂で目の前が一瞬暗くなったが、その途端、顔に宏一の液体がかかった。直ぐに肉棒を口に入れようとしたが、絶頂で歯を食い縛っていたので口に押し当てるのが精一杯だった。

「ううっ、ううっ、ううっ」

昨日、あれだけ出したとは思えないほどの量が由美の顔にかかり、どろっと顔を垂れて口に入ってくる。由美はそれを必死に飲み込み、残りを扱きだそうと肉棒を頬張った。その間にも由美の身体は絶頂を通り越し、優しく宏一に舐め上げられながら乳房を揉まれていた。絶頂した直後なので快感は感じなかったが、由美の心はったっぷりと満たされていた。自分の身体を奥に受け止めるのも素晴らしいが、お互いをさらけ出して相手の口で絶頂し合うのも全てが目の前にあるだけに満足度が高い。

二人はそのまましばらくお互いを舐め合った。由美は明るい部屋で何の躊躇いもなく股間を宏一の目前に晒して舐められながら自分も宏一の肉棒を舐めている自分を少し不思議に思った。ただ、全身で宏一に触れ、触れられているという実感は羞恥心を遥に凌ぐ満足感が得られた。

「チュパッ、ちゅぱ、ちゅぅっ・・・・、宏一さん、だんだん小さくなってきました」

「由美ちゃん、入り口はもう殆ど動かなくなってきたね。んんんんっ、んっ、白っぽいのも出なくなったし」

「いやぁ、そんなに見ないでください」

「明るい部屋で見られるなんて最高だよ。ほうら、また感じてきたんじゃないの?」

「ダメえぇ、キリがないの。ああん、ダメよぅ、宏一さん、そろそろいかないと」

二人はそう言いながらもそれからしばらくお互いを舐め合っていた。

「宏一さん、今何時?どれくらい時間がありますか?」

「ううんと、あ、もう出ないと間に合わないや」

「はい、分かりました。服を着てきます」

由美はそう言うと、宏一の上から身体を起こし、着替えを持ってバスルームに向かった。

 

 

 

トップ アイコン
トップ


ウォーター