ウォーター

第百八十部

 


「少し休もうか」

そう言うと宏一は一枝に飲み物を持ってきた。すると、一枝はごくごくとあっという間に飲み干してしまった。

「喉が渇いてたんだね」

「うん、そうみたい。あっという間に飲んじゃった・・へへへ」

「まぁ、あれだけ大騒ぎすれば喉も渇くよね?」

宏一が少し意地悪く言うと、

「夢中だったから・・・・」

と一枝が恥ずかしそうに小さな声で言った。

「いったの、初めて?」

そう言うと、一枝はコクンと頷いた。

「気持ち良かった?」

「・・・・うん・・・・」

一枝は小さな声でそう言うと、

「宏一さん、抱っこして」

と両手を伸ばして甘えてきた。宏一が添い寝して優しく抱きしめてやると、

「あのね、まだ少し痺れてるの」

と言いながら宏一に身体をすり寄せてきた。

「少し休む?」

と言って髪を撫でてやると、

「ううん、続けて」

と言ってきた。一枝がその気なら、宏一もがんばるしかない。既に一昨日から恵美、由美と抱き続けだが、まだ体力は残っている。それに、一枝は一生に一度のロストの日だ。良い想い出にしてやりたいと思う。

「それじゃ、一枝ちゃん、上に乗って反対を向いてくれる?」

と言ってシックスナインの体勢に入った。

「想像はしてたけど、やっぱりこの格好は恥ずかしいな」

と言いながらだが、一枝は言われた通りの体勢に入り、まだ柔らかさの残る半立ちの肉棒を握りしめ、ゆっくりと扱き始めた。

「お口の中に入れてごらん」

幸一がそう言うと、一枝は先端からゆっくりと舐め始める。それに合わせて宏一も秘心からそっと一枝の秘部に舌を這わせ始めた。

「ああぁん、ごぼっ、ゴホッ、だめよぅ、舐められると身体が痺れるぅ、あん、だめぇ、できないぃ」

一枝がそう言って舐めるのを止めると宏一も舌を止める。そして一枝が再び舐め始めると宏一も舌を使った。しかし、まだフェラチオに慣れていない一枝は肉棒を口の中に入れると咽せてしまう。

「さぁ、一枝ちゃん、がんばって」

「あぁぁ、こんなこと・・・・、あっぁぁぁ、頭が変になりそう・・」

一枝はそう言いながらも、少しずつお互いに相手に快感を与えると言うことを楽しみ始めた。そして、自分ががんばって肉棒をたくさん入れると宏一も秘核の近くの敏感な部分を丁寧に舐めてもらえることを覚えていった。

「宏一さん、おっきくなって、固くなったぁ。お口の中に入らないよぅ」

一枝はそう言ったが、それでも何とか肉棒を思いっきり方張るようにして少しずつ口の中に入れられるようになってきた。口の中に巨大な容積の肉棒を入れると顎が痛くなるほどだが、自分が気持ち良いだけ宏一も気持ち良くなっているという実感が得られる。

これからこの肉棒を身体の中に納めるのだ。もちろん不安はあったが、誰でも一度は経験することだし、宏一なら上手にしてくれると信じていたので任せておけば大丈夫だと思っていた。

宏一はだんだんと舌を一枝の感じる部分に移していき、一枝の舐め方を上手にコントロールしていた。一枝はまだ慣れていないので、少しずつ盛り上げていった方が良い。

「はぁッ、ああっ、宏一さん、また、また気持ち良くなってきた、ああっ、ううっ、そんなにされたらっ」

「イヤなの?」

宏一がわざと口を離して言うと、

「ううん、大丈夫」

と言って再び肉棒を頬張り始める。

「一枝ちゃん、気持ち良いよ。手ももっと使って扱いてね」

そう言うと、宏一は再び一枝の秘核の周りに舌を使い始めた。しかし、一枝の身体は一度いった後だけに盛り上がるのが最初より早くなっている。

「ああぁぁ、宏一さん、もう、怠くなって、ああぁぁ、あそこがずぅんてなって、ああん、上手にできないぃ」

「がんばって」

「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、ああっ、ううっ」

一枝はそれでもかなりがんばった方だった。だから、

「宏一さん、もうだめ、これ以上はだめ、できないぃぃ」

と言って宏一の茂みの上に頭を落とした時に幸一が両手を伸ばして乳房を下から揉み上げながら舌のペースを上げた時、

「ああぁぁーーーーっ、またぁくるぅーーーっ」

と言って一気に駆け上がり始めた。

一枝はきっとこのまま先程のように頂上に押し上げられると思っていた。そしてそれを望んだ。しかし、宏一はそれほど簡単に頂上を与えなかった。

「くぅぅっ、ああぁっ、宏一さんっ、はぁぁッ、あぁっ、あっ、あっ、あっ・・」

一枝の様子から頂上が近づいてきたと思うと宏一は乳房を揉んでいた手を止めて舌の動きをゆっくりに変えた。

「ああぁぁっ、あああん、まだぁ・・・・・」

一枝は最初、自分がいってしまったと宏一が誤解したので愛撫が止まったのだと思ったが、それを何回か繰り返す内に宏一がわざと一枝を頂上直前で焦らしているのだと気が付いた。

「イヤァ、宏一さん、もう少し、ねぇ、ねぇ、もう少しぃ」

「一枝ちゃん、そう言う時は、ちゃんとおねだりしないとだめだよ」

そう言うと宏一は再び乳房を揉みながら秘核の周りに舌を走らせる。舌を這わせる合間に見た一枝の秘口からは白っぽい液体がトクットクッと流れ出し始めた。まだ小さな秘口が収縮する度に白い液体を吐き出す様子がとても可愛らしく、嫌らしい。

「ああっ、あっ、あっ、あっ、また、また、来そうなの。ああぁっ、これ、ああぁぁっ、本当に来る、ああぁぁぁっ、ああっ、あぁーーーっ・・・・、イヤァーッ、もう少しだけぇっ、ああぁぁん・・・」

「ちゃんとおねだりしなさい」

「宏一さんの意地悪・・・・・」

「意地悪じゃないよ。一枝ちゃんが望んでくれたことをしてあげたいだけ。だからちゃんとおねだりを確認したいの」

「確認しなくて良いからぁ」

「だめ、できない子はずっとこのままだよ」

そう言うと再び宏一は一枝を快感の世界に放り込む。一枝は嫌が応もなく感じさせられるが、それは必ず頂上の直前で止まってしまうのだった。

「お願い、宏一さん、もうだめ、少し休ませて・・・」

一枝はおねだりをする代わりに休みたがった。

「うん、それじゃ、続きは後でね」

そう言って宏一は再び一枝を抱き寄せて髪を撫で、身体を優しく撫で始める。

「あぁん、宏一さん、こうされるだけで気持ち良い・・・」

一枝は抱きしめられるだけで快感が身体を走り抜けることに驚き、そして満足した。頭の中では宏一は由美のものだと思いながらも、この幸せが一秒でも長く続いて欲しいと思う。

「一枝ちゃん、だいぶ感じ易くなってきたね」

「うん・・・・・。私の身体、開発されたの?」

「そうだね。だいぶ感じるって事を覚えてきたと思うよ」

しかし、頂上の直前で連れ戻された一枝の身体は更に次を欲しがっているらしく、一枝の身体の感度をどんどん上げ始めた。

「あぁぁぁぁぁぁ、ねぇ、また感じて来たぁ・・・・、ああぁぁっ、これっ、こんな風に感じるのはいやぁぁ」

一枝は宏一に抱きしめられたまま悶え始めた。しかし、抱きしめられたままの愛撫では感じるにしても限界がある。ある程度以上は絶対に気持ち良くならない。一枝は直ぐにそこに気が付いた。

「宏一さん、お願い、して」

「それじゃ、さっきの続きをしようか」

「またあれをするのぉ?あれは恥ずかしいからぁッ、ああっ、ああっ、ああっ・・」

「ほうら、早くしないと身体が勝手に暴走しちゃうよ?」

「いやぁっ、する、するからぁっ」

そう言うと一枝は再びシックスナインの体勢に入った。

一枝は既に怠くなっているので、肉棒を扱く手には余り熱が入らないが、宏一はお構いなしに舌を使い、乳房を揉み上げ始めた。

「ああぁぁっ、それっ、そのままっ、お願いッ、続けてっ、くああっ、あアァァーーッ、あぁぁぁーーーーっ」

一枝は直ぐに頂上へと駆け上っていった。そこで宏一が、

「ちゃんとおねだりしなさいっ」

とはっきりというと、一枝はこれ以上焦らされるのに耐えられなくなり、頭の中の言葉をはっきりと言った。

「いっちゃうのぉっ、このままいくからやめちゃいやぁーーっ」

「『いかせて下さい』って言いなさいっ」

「いかせて下さいーーっ・・・、ああぁぁぁぁーーーーーっ、・・っくううぅぅーーーーっ」

宏一の目の前で一枝の秘口がきゅうぅっと小さくなるのがはっきりと見えた。

宏一は最後に秘核を強く舐めながら乳房をぎゅうっと握りしめたので、一枝の身体の中には強力な電流が走り抜け、頭の中が真っ白になった。

「ぁあぁぁぁああぁぁーーーーーっ」

一枝は宏一の茂みに顔を擦り付けて快感に耐え、初めておねだりして手に入れた絶頂を身体に刻みつけていく。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁああっ、はぁ、はぁ、はぁ、あっ、はぁ、はぁ・・・」

一枝の身体を時折痙攣が通り抜け、ビクッと震える度に余韻の快感が一枝を楽しませた。その度に宏一の目の前の秘口がキュッと縮む。

「一枝ちゃん、こっちへおいで」

宏一はそう言って一枝の身体を呼び寄せると、一枝が一番喜ぶ抱きしめ方で抱き寄せた。

「どうだった?」

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、凄かった」

「気持ち良かった?」

「うん、凄く良かった」

「ほら、ここを握ってごらん」

「あ、凄く固い」

「そう、これから一枝ちゃんの中に入るんだよ」

「優しく入れてね」

「大丈夫。安心して良いよ。最高にしてあげる」

「宏一さん、嬉しい」

一枝いよいよ最後の段階が来たことを悟った。まだ少し息が上がっているが、心の準備はとうの昔にできている。宏一が挿入の体勢に入ると、一枝は足を開いてその時を待った。

「一枝ちゃん、オチンチンをおねだりしなさい」

宏一が一枝の膝を持ち上げて位置を合わせ、肉棒で軽く突きながらそう言うと、一枝は意を決したように言った。

「宏一さん、オチンチンを入れて下さい。ロストさせて」

「うん、いくよ」

そう言うと、幸一はゆっくりと腰を進めた。

 

 

 

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