ウォーター

第百八十五部

 

「ああっ・・・深いっ・・・・・ぐぅっ・・・・・くぅ、はぁ、はぁ、ああん、凄く奥まで来た・・・・・」

「一枝ちゃん、だいぶ入っちゃったよ」

「どう?気持ち良い?」

一枝は軽く振り向くようにして宏一に言った。

「うん、凄くいいよ。きつくてぶつぶつしてて。一枝ちゃんはどう?痛かったり引きつったりしてない?」

「大丈夫。なんか、きつくなくなってきた・・・。それに・・・なんか、変な感じがしてきた・・・・・」

「感じてきたんだね」

「分かんないけど・・・・ああん、なんか怠いような、くすぐったいようなぁ・・・ああん、なんか変なのぉ」

宏一の肉棒の回りには次第に潤いが溜まり始めていた。やはり初体験と言っても女なのだ。

「もう少し我慢しなさい」

「ああん、我慢するのはいやぁ」

一枝の中は更に潤いが増してきて、これくらいならスムースに動けそうな気がしてきた。

「おやおや、一枝ちゃんの中がどんどん濡れてきたね」

「だってぇ、こんなの入れられたらきっと女の子なら誰だって・・・・ああん、ねぇ、何とかしてぇ」

「まだだよ。もう少し」

「こんな風に入れられたらぁ、ああん、全然動けないのぉ」

「動きたいの?こう?」

宏一は肉棒をゆっくりと1回だけ出し入れしてみた。

「ああぁぁっ、ううぅぅっ」

一枝の身体に新しい快感と少しの痛みが走り抜けた。しかし、全てが夢中だった先程よりも快感がはっきりと感じられた。

「どう?」

「ちょっとまだきついけど、さっきより全然いい」

「それじゃ、もう少ししてみる?」

「でも、この格好、ずっとしてるのは結構辛いの」

「ダメ、慣れなさい」

そう言うと宏一はもう一度肉棒を出没させた。

「ああぁぁぁっ、くぅぅぅぅっ」

「いやなの?」

「そうじゃないけど・・・・・ああん、もうこの格好はいやぁ」

「ダメ、これからだよ。良い?」

そう言うと宏一は一枝の腰をがっしりと掴んだ。それは一枝にも何が始まるかはっきりと分かった。

「あ、待って、まだ・・、ああっ、ああぁぁぁぁぁーーーっ」

「ほうら、一枝ちゃん、バックも感じてごらん」

宏一はゆっくりと肉棒を出し入れしながら出没運動を始めた。ゆっくりとだが巨大な肉棒が一枝の中に入ったり出たりを繰り返す。入り口のきつい肉門はリングのように肉棒を締め付けているので、根元から先端まで扱き出されているような感覚があり、そこに肉壁のぶつぶつ感が加わるのでかなり強い快感がある。このままペースを上げたら直ぐに終わってしまいそうだった。ただ、昨夜から由美の中に何度も放出したので持続時間だけは長くなっていた。一昨日、恵美に挿入したまま終われずに家に帰した直後は出したくて仕方なかったが、昨日の夕方に由美の中に放ってから僅か一日でこんな状態になるとは宏一自身も不思議だった。

「ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ううーーっ、ううーっ・・・」

一枝は宏一の動きに合わせて声を上げており、見下ろしている宏一にも一枝の身体の中にかなりの快感が走っているのが分かった。

「ああぁっ、お願い、少し休ませて、はうっ、お願い、ううっ、休ませて・・・」

少し動くと一枝は休憩を欲しがった。まだ慣れていないのだから仕方がない。宏一はゆっくりと肉棒を抜くと、一枝を抱いて横になった。

「ふぅ、凄かったぁ」

「疲れた?」

「ちょっとね。ねぇ、私、どうだった?」

「可愛かったよ」

「ううん、そうじゃなくて、私の中、どうだった?」

「後ろから入れて?」

「うん」

「最初に入れた時よりはスムースに入ったよ」

「うん、それで?」

「とっても気持ち良かった」

「ねぇ、私って名器?」

「どうかなぁ、それは・・・」

「違うの?」

「そうじゃなくて、今はまだ最初だからとってもきついし、一枝ちゃんの中だって道が付いてないし・・・」

「道が付いてない?」

「そう、何度か経験すると自然に通り道みたいなのがついてくるんだ。でも、今はそれがないからゆっくりと入れないと絶対に痛いと思うよ」

「そうなんだ・・・・」

「だから、何度か経験しないと分かんないんだよ」

宏一は一枝を抱き寄せると、髪を撫でながら優しくそう言った。

「ねぇ、私ってこのままじゃいけないかなぁ」

「え?初体験でいきたいの?」

「うん、ダメ?」

「がんばっては見るけど、一枝ちゃんは直ぐに休みたがるから難しいと思うよ」

「分かった。私もがんばる」

「そう、良い子だ」

宏一は一枝を優しく抱きしめながら、この子が本当に恋人だったらそれなりに楽しいだろうな、と思った。我が儘なのは間違いないが、それでも相手のことを思いやる優しさと、溢れるほどの好奇心と興味がある。

すると一枝は、

「あのね・・・・・・・実はね・・・・・」

と何か言い始めた。

「何回かしてると、変な感覚になってくるの」

「痛いの?」

「そう言うんじゃないの」

「いきそうになってるのかなぁ、まさかねぇ・・・」

「いきそうになるとどうなるの?」

「なんか別の感覚になるらしいんだ。女の子しか分からないから俺には何とも言えないけどね」

「気持ち良くなるの?」

「それはそうだけど、それだけじゃなくなって、なんか切羽詰まった感じになって来るみたいだよ」

「わかんない」

「そうだね」

「ねえ、もう一回して」

「大丈夫?」

「うん」

「それじゃ、どんな感覚なのか良く感じてみてね」

宏一は再び一枝にバックの姿勢をとらせた。

「それじゃ、入れるよ」

宏一はゆっくりと、腰に力を入れて肉棒を一枝の中に進めた。もう、だいぶ入りやすくなっているので、半分以上まで簡単に入った。

「あぁぁぁぁ、奥まで来てる・・・・」

「こっちのほうが入れやすいのかもしれないね」

「そんなこと言っちゃいやぁぁぁぁ」

「んん?感じてきたの?」

「だって、こんなに奥まで来て・・・・ぁぁぁ、中でとっても・・・・」

「気持ち良くなってきたかな?」

「こ、宏一さんはどうなの?」

「うん、だいぶ良くなって来たよ。一枝ちゃんの中が動いてるのが良くわかるんだ」

「私の中が動いてるの?」

「そう、一枝ちゃんだって感じてきたでしょ?」

「それは・・・・、ああん、ねえ、宏一さぁん、ねぇっ」

「どうしたの?」

「知ってるくせにぃ、ねえ、お願いだからぁ」

一枝の中は先ほどよりもさらにぬれてきた。もう、簡単に動くようになっている。宏一は軽く肉棒の動きを確かめるかのように一度抜き差ししてみた。やはり簡単に動く。一枝の中はまだきついのだが、中に溢れてきた液体がかなりぬるぬるしているので動き易くなっているようだ。

「ああっ、ううっ・・・・・、もっと、もっとしても大丈夫よ」

「おねだりは?」

「はやくぅ、宏一さんのおちんちんでズボズボしてくださいっ、ねえーっ」

「そうだね。ゆっくり始めるよ」

「ゆっくりじゃなくて、ああぁぁっ、ひゃぅぅーーっ、ああぁぁぁぁ、ううぅぅぅぅっ」

一枝は、宏一の時間をかけた運動に引きずられるように、ゆっくりとした出没を受け入れていった。

「一枝ちゃん、感じてるね。もう、完全にロストバージンしたんだね」

宏一はやっと役目を終えたような気がして、重荷が降りたような、寂しいような不思議な気がした。ロストしてしまえば今日でもう、一枝を抱くことも無くなる。一枝は可愛いし、正直、この身体にはまだ未練があるが、由美のことを考えるとこれ以上は無理だと思った。

「はうぅっ、ああぁっ、ちゃんと、ちゃんといくまでよ。ううぅっくぅぅっ、はぁぁっ」

一枝は、宏一が早くも別れを仄めかした事を敏感に察すると、さらに別れまでのハードルを引き上げた。

「一枝ちゃん、無事にロストできたんだし、こうやってちゃんと感じられたんだから、後は楽しめるところまでするだけだよ」

「それならちゃんといかせてぇっ、お願いっ、はう、お願いっ、ああぁっ、はぁぁっ、ねえっ、ちゃんと、最後まで、いかせてぇっ」

「こればっかりはわからないよ。でも、がんばるからね」

「いやぁっ、ちゃんと約束してっ、ああぁっ、ああっ、お願いっ、はぁぁーっ」

「ううん、どうしようかなぁ」

「ゆんには私から話すから、ねぇっ、ああぁぁっ、はうぅっ、はうぅっ」

しかし、ここで宏一がOKすれば、『宏一さんも納得してるから』と由美に言うのは目に見えている。それではあまりに由美がかわいそうだった。

「ねえっ、もっと、もっと教えて、お願い、私がんばるからっ、はうっ、はうっ、ねえっ、ああぁぁ、あああぁぁ、お願いよぉーっ」

一枝は後ろから貫かれながら宏一に懇願し続けた。それは今までの一枝には無い一途な姿だった。確かに、今の一枝に惹かれる部分はあるのだが、由美が必死に我慢しているのを知っているだけに宏一にはとても一枝の提案を受け入れる余地は無い。ただ、肉棒はたっぷりと濡らしたバージンの肉壁の中で強烈な扱きを受けて強い快感を生み出しており、ゆっくり出入りしていても猛烈に気持ちよかった。元々バージンの子は体験自体が少ないのだから身体も濡れにくい。そこに気持ちばかりが先行して、少し濡れただけで挿入するティーンが多いので初体験は『初大変』と言われるくらい失敗が多いのだ。しかし、宏一に開発された一枝の身体は理想的なバージンのロストができていた。あまりの気持ち良さに、由美の中にあれだけ出していなければとっくに放っているところだ。

 

 

 

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