ウォーター

第二百七部

 

くねくねと宏一の上で動き始めた腰は、少しでも肉棒を味わおうと大きなストロークで動き、肉壁は宏一の肉棒をニチャニチャと扱いている。宏一は動かずに肉棒が扱かれる快感をもっと楽しみたかったが、友絵はそうではないらしい。
「どうして欲しいの?」
「もう胸もいいでしょ?ねぇ、早くぅ。ああぁぁん、ずっとこうしているのは嫌ぁ」
「おっぱいを可愛がるのと、おちんちんをズボズボするのと、どっちから先にして欲しいのかな?」
そう言うと宏一は下向きに尖っている乳首を軽く指で倒し、肉棒を一度グッと突き上げた。
「ああぁぁっ、それをされたらっ、ああンッ、いじわるぅっ、そんなことしてまだ我慢させるの?んんんっ、んあぁぁぁっ、もう、お願い、ねぇ、ねぇっ」
友絵は乳首から湧き上がった快感と肉棒の動きに反応し、腰をククッと左右に大きく動かした。しかし、宏一の上で四つん這いになっているので乳房はどうすることもできない。
「だんだん我慢できなくなってきたね。素敵だよ。友絵さんが感じてるのは」
宏一は友絵を下から見上げながら言った。
「ああんっ、そんなに冷静に言わないで。ああぁぁぁ、早くぅ、ねぇ、ああンッ」
友絵は自分が我慢できなくなってきたので、早く思い切り夢中になりたくなってきた。そして二人一緒に頂点に向かって走り出したい。
「だいぶ腰がエッチに動くようになってきたね。おちんちんが気持ち良いの?」
「そんなこと言わないで。ああぁぁ、このままは嫌ぁ、早くぅ、分かってる癖にぃっ、ねぇっ、ねぇっ」
「もう少しおっぱいを可愛がった方が気持ち良くなれるんじゃないの?」
ここに来てもまだ焦らしたがっている宏一に、友絵は自分が勝手に暴走しそうで怖くなってきた。
「あああぁぁ、もうこれ以上は嫌ぁ、お願いだから、もう我慢できない。早く、お願い、全部してぇ」
宏一の上で蠢く友絵の腰の嫌らしい大きな動きから見ても明らかに友絵は我慢の限界に来ていた。前後左右と上下に動いてゆっくりな動きで楽しめる最大限のことをしている。友絵の頭の中は乳房をぎゅっと握られて下から突き上げられる自分でいっぱいだった。
宏一の指先が可愛がっている乳房は敏感になって秘核に疼きをどんどん送り込んでおり、とにかく肉棒を思い切り楽しみたくて仕方がない。しかし、自分だけ勝手に夢中になれば宏一にその姿を見られてしまう。友絵は焦れったい炎に炙られながら早く宏一も夢中になって欲しかった。
友絵が焦れったい思いで喘いでいる姿は美しかった。宏一が始める瞬間をただひたすら待ち続けながらどうしようもなく焦れているのだ。宏一もそろそろ友絵を満足させる時が来たと思った。
「それじゃ、こうして上げる」
宏一はそう言うと、友絵の上体を起こして帆掛け船の形にすると、友絵を下からずんずんと突き上げ始めた。一気に肉棒が肉壁の奥深くまで出没を始めた。
「んあぁぁっ、ああっ、ああっ、ああっ」
友絵は初めての形に最初戸惑ったが、宏一が腰を抑えてくれているので不安定ではない。だから直ぐに夢中になった。
「ああっ、ああっ、こんな格好ッ、あああっ、凄いっ、あうぅっ、はうっ」
友絵が声を上げて仰け反り、細身の身体が宏一の腰の上で上下に揺れる。
「良いよ。友絵さん、とっても良いよっ」
宏一は容赦なくズンズンと突き上げた。友絵の肉壁が締まって肉棒に絡み付き、しっかりと扱いてくる。これは気持ち良い。宏一も夢中になった。
「ああっ、こんなのぉーっ、ああーっ」
「さぁ、自分でおっぱいを揉みなさいっ」
宏一は先日、由美にもさせたことを友絵に要求した。由美と同じ格好で友絵が絶頂するところを見たくなったのだ。美少女の由美の幼さを残した美しさも綺麗だったが、友絵の大人の女が快感を貪る姿も見てみたい。
「そんなぁっ、あああぁぁっ、そんなことできないっ、いやぁぁっ」
「敏感になってるんでしょ?気持ち良いよ、揉みなさいっ」
「そんなの見せられないっ、ああっ、凄いぃっ、あうっ、あうっ、お願いっ、宏一さんがしてぇっ」
友絵は可愛がられて敏感になった乳房の焦れったさを宏一に慰めてもらいたがった。
「だめっ、見せてくれないと止めちゃうよっ」
宏一はそう言いながらも容赦なく突き上げて友絵の肉壁を楽しんだ。
「そんなのだめぇっ、あああっ、突き抜けちゃうぅっ、先っぽがぁっ」
「さぁっ、早くおっぱいを揉みなさいっ」
「だめ、そんな事したら夢中になっちゃうぅっ、ああぁぁっ、このままぁっ、このままが良いっ」
友絵はあくまで嫌がった。宏一にそんな姿を見られるなど、一人上手を見られるのと同じことだと思ったのだ。しかし、宏一は容赦なかった。
「できないの?それなら・・・・・・」
そう言うと肉棒を突き上げるペースを少し落とした。
「できない子にはゆっくりとしてあげるんだよ」
友絵はどうしようもないと思った。既に予感は来ている。あまり時間は無い。本当は敏感な乳房を何とかしたくてどうしようもないのだ。
「だめぇっ、あああぁぁっ、見ちゃいやぁぁぁっ」
そう言うと友絵は両手で敏感になった乳房を思い切りギュッと揉み上げて仰け反った。仰け反りながらも腰はうねうねと動いて宏一の肉棒を楽しんでいる。友絵は由美よりも強く乳房を握りしめていた。由美のは揉み上げるような揉み方だったが、友絵のは握りつぶすほどの強さで揉み絞っている。
「はうぅーっ、あああーっ、あうぅうぅっ、ああぁぁぁっ」
友絵は宏一の視線を全身に浴びながら快感で頭の中が真っ白になった。こんなに恥ずかしくて気持ち良い方法があるとは知らなかった。乳房を揉んだ快感を楽しむと同時に、秘核に溜まる疼きは自分で腰を動かせば十分に増幅できる。友絵は宏一の出没に合わせて腰を動かし、それに合わせて乳房を揉みしだいていった。
友絵は快感に声を上げながらも頭の隅で自分の秘密がまた一つ宏一に知られてしまったと思った。そして、それさえも今は快感を高めていた。乳房を揉みながら声を上げる友絵の身体が宏一の上で嫌らしく蠢く。
「友絵さん、いいよ、とってもいいよ。綺麗だ。気持ち良いよっ」
宏一は力強く肉棒を突き上げながら、目の前の友絵の姿に興奮した。これは会社では絶対に見せない友絵の秘密の姿だ。友絵に扱かれている肉棒もとても気持ち良かった。このままならもう少しで出せると思った。
宏一は目の前の友絵の姿を見ながら肉棒の感覚を楽しみ、さらに会社での友絵を思い出していた。友絵の冷静で的確な仕事の姿を知っているだけに、今、目の前で腰をカクカク動かして肉棒を貪りながら乳房を揉みしだいて声を上げている姿が刺激的だった。
「あああぁぁっ、もういっちゃいそうっ、我慢できないーっ」
友絵は肉棒の先端が一番奥に強く当たっている感覚と乳房の快感にこれ以上耐えられないと思った。宏一ももう少しだが、友絵はこれ以上待てないだろう。宏一は先にいかせることにした。
「いいよ。いきなさいっ、いっていいよっ」
「ああぁぁぁーっ、意地悪ぅっ、ああああっ、もうだめぇっ、・・・はうぅっ・・・・はうっ・・・・・」
友絵はたまらずに宏一の上で大きく乳房を握り締めたまま仰け反って身体を硬直させ、絶頂した。最高だった。全身を快感が貫き身体が硬直する。そして余韻に包まれながらゆっくりと宏一の上に倒れていった。
「ああん・・・・はうっ・・・・・ううっ・・・・・・うっ・・・・」
その友絵を優しく抱きとめ、宏一が動きを止めた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、・・・・私ばっかり・・・今度は私が・・・・・・」
そう言うと友絵はのろのろと肉棒を抜いて肉棒を掴むとゆっくりと手と口で奉仕を始めた。
「お口でするときは、こうでしょ?」
宏一は友絵の足を目の前で開かせ、シックスナインの形を取らせる。友絵はのろのろとおとなしく股間を宏一の前に晒し、奉仕を開始した。目の前の友絵の秘部はまだ時折ぴくっと痙攣しており、そのたびに秘口は宏一の肉棒が入っていた穴がゆっくりと締まっていく。宏一は友絵の中にいた時に既にだいぶ良くなっていたので、口の奉仕で肉棒がそろそろ限界に近付いてきたのを感じながら、目の前の秘口が締まりながら液体を吐き出していくのを眺めていた。
「気持ち良い。そろそろだよ。もうすぐ出すよ」
宏一が声をかけると友絵の動きが大きくなった。友絵は顎が外れるくらい大きい肉棒への奉仕で頭がくらくらしたが、必死に我慢して奉仕を続けた。
「いいよっ、友絵さん、出るっ」
そう言うと宏一は意識を解放し、同時に目の前の友絵の秘部に顔を埋めて思い切り舐め回しながら両手を友絵の乳房に延ばして揉み上げた。宏一の肉棒から白濁した液体がびゅびゅっと吐き出され、友絵の口の中に飛び込む。しかし、友絵は直ぐにそれを飲み込むことができなかった。
「んんああぁぁぁっ、んぐぅぅぅーっ」
宏一に与えられた快感で再び小さくいってしまったのだ。友絵は必死に快感に耐えて歯を食いしばったが、その口からどろっと液体が流れ落ちるのを止められなかった。
「んんあああぁぁぁぁーっ・・・・んんっ・・・・・んんっ・・・・はあぁっ・・・・・・んっ・・・・んっ・・・・」
やがて友絵が絶頂を抜け出すと、友絵はぐったりと宏一の肉棒を握りしめながら茂みの上に顔を伏せた。
「はぁ・・・はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・」
息を弾ませながらも、肉棒からさらに滲み出る精を舐め取ってくれる。宏一は顔を離すと友絵の秘部に息をかけながら目の前で蠢く秘部を眺めて満足していた。
やがて肉棒の精を全て舐め取った友絵は身体の向きを変えて宏一の腕の中に入ってきた。自然に宏一の肩に頭を乗せると、小さな声で話し始めた。
「もう、あんなことさせるなんて・・・・・・・・」
「とっても綺麗だったよ」
「素敵だったけど・・・宏一さんに見られちゃった・・・・・」
友絵は恥ずかしそうに宏一の胸に顔を擦り付けた。
「恥ずかしかった?」
「うん・・・・とっても・・・・・。でも・・・・・」
「でも?なあに?」
「宏一さんは知ってたでしょ?私がとってもエッチだって・・・・だから・・・」
「ううん、知らなかったよ。だから嬉しかった」
「嘘。知ってたくせに・・・・」
友絵は知っていてもそう言ってくれる宏一の気持ちが嬉しかった。だからこそ友絵は宏一の前で可愛い女でいられるのだ。
「疲れた?」
「うん、ちょっと・・・・・だって、凄かったんだもん。あんなの・・・・・初めて・・・夢中になっちゃった・・・・」
「そんなに?」
「うん・・・・・嬉しかった・・・・・・」
「少し休んだ方が良いね。このまま少し寝ていったら?」
「起きられるかな・・???」
「それじゃ、二人のスマホでアラームを掛けて、それからこのベッドのアラームも掛ければ良いよ。それと、タクシーを頼んでおこうか。何時が良い?」
「えーと・・・・・・4時半・・・・・ううん、4時。支度があるから」
「それじゃ、アラームはその30分前で良い?」
「ううん、それだと支度が終わってから宏一さんに甘えたくなるから、ぎりぎりの時間が良い。どうせ明日は家の中で電話番だし」
「それじゃ、20分前にしようか」
「そうしましょう」
宏一はフロントに電話を掛けてタクシーを頼もうとしたが、駅前なので駅に行けば何時でも直ぐに掴まるという。それもそうだと思い、宏一はタクシーは頼まなかった。
「それじゃ、もう少しだけだけど一緒に居よう。おいで」
アラームをセットし終わった宏一がベッドに友絵を誘うと、友絵は直ぐに肌をぴったりとくっつけてきた。
「疲れたね。ありがとう。今日は楽しかったね」
「うん・・・・・嬉しい、ここに連れてきてくれて」
友絵は裸になって全身の肌で宏一を感じているのがとても幸せだと思った。
「今日はいろんな友絵さんを見られたなぁ」
「もう・・・・最後のは絶対秘密だから、直ぐに忘れてね」
「わかってるよ。でも、今日は仕事も大変だったからね。友絵さんにたくさん仕事させられたし」
「そう・・・朝から忙しかったから・・・・・そして、今はこうしてる」
宏一に髪を優しく撫でられながらそんな話をしていると、友絵の心はどんどん宏一に引きつけられていく。しかし、友絵には何となく分かっていた。宏一には彼女がいるはずなのだ。特に宏一が頻繁に女性と電話している訳でも無いが、強いて言えば女の直感だった。
だから、友絵は余り宏一にのめりこまないように気をつけているのだが、こうして宏一を受け入れて肌を合わせていると、どうしても心が引きつけられてしまう。
元はと言えば自分から宏一を誘っておいて言うのも変だが、あの時はまだ別れていなかったから出口を探すのに必死で、その後まで考えている余裕は無かった。しかし、今はこれからどうするのか考えなくてはいけない。それでも、今だけはもう少しこうしていようと思った。友絵は心の中に葛藤を感じながらも、つかの間の安らぎに心を癒やしていた。
そのまま二人は肌を合わせたまま深い眠りに落ちていった。そして、とても心地よい安心できる眠りだったので、二人ともアラームが鳴るまで一度も目を覚まさなかった。
やがて心地よいアラームが鳴り、それがだんだん大きな音になると、友絵は眠そうに身体を起こした。
宏一も目を覚ましたが、
「宏一さんはこのまま寝ていて」
と言ってシャワーを簡単に浴び、身支度をした。宏一もガウン姿で起きてきたが、友絵はまるで宏一がいないかのように全く宏一を見ることもなく、素早く身支度を整えた。それは、既に友絵が仕事モードに入っていることを示していた。
「宏一さん、ありがと。また・・・・ね?」
そう言うと友絵は一瞬だけキスをして部屋を出ていった。情熱的に求めあった後の別れとしては余りにそっけない気がしたが、友絵にしてみれば無理をしてまで泊まってくれたのだから文句など言える筈もない。友絵だってもっと甘えたかったのは分かっている。宏一はそのままもうひと眠りすることにしてベッドに戻った。

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