ウォーター

第二十一部

 

 それまで史恵はまともに男と付き合ったことがなかった。1年

生の時に先輩に紹介されて、断りきれずに何度か簡単なデートを

したことはあったが、全く進展しなかったし、キスをするような

雰囲気には全くならなかった。

もちろん相手のことは全然好きにならなかった。しかし、今、宏

一の手で開発されて行く自分の身体の変化は愛情を感じて大人の

女性に変化して行く過程であることが嬉しかった。もっと宏一の

腕の中で大人になりたかった。

 「今度は上になってごらん」

そう言って宏一が史恵を自分の上に導いた。

「どうすればいいの?」

「そのままオッパイを僕の口の方に持ってきてごらん」

「こんな、こんな格好、こう?」

下を向いた史恵の膨らみは可愛らしい三角形をしており、先端の

少し大きめの乳首が宏一の口の前に来た。ゆっくりと味わうよう

に舐めてやると、

「はうっ、この格好、刺激的、感じる、ううっ、はあっ、ダメ、

感じすぎて支えられない」

両手で支えられなくなった身体が宏一の上に崩れ落ちる。

 「ごめんなさい、はぁ、はぁ」

再び体を起こし、乳首を宏一に含ませると、再び激しく感じ始め

る。

「いいかい、今度は手もするからね」

左の乳首を舐めながら、かわいらしい右の乳房を揉んでやると、

「あうっ、あう、アアッ、イイッ、いいの、これ、はあっ、感じ

ちゃうっ」

史恵の喜び方が激しいものになってきたので、右手を下腹部に伸

ばし、そっとパンティーの上から秘丘を撫でてやると、

「ああっ、ダメッ、まだダメッ」

と言って、あわてて宏一から離れてしまった。

「はあ、はあ、もう、そこは後でって約束したのに、油断も隙

もないんだから」

「ごめんね、もっと感じさせてあげたくて・・・、でも、どうだ

った?」

宏一が聞くと、くすっと笑いながら

「気持ちよかった」

と言った。

「じゃあ、こっちにおいで、もう少し優しくしてあげるから」

と言うと、

「上だけよ」

と言いながら宏一に甘えてきた。

 そのまま軽く愛撫を繰り返し、史恵が感じてくると両方の乳房

を揉みながら舌で転がしてやる。

「ああん、こんな事されると忘れられなくなっちゃう、あーっ、

気持ちいい」

身体をくねらせ、少しずつ大胆に感じて行く史恵は、宏一の中で

少しずつ新しい世界に入って行く喜びをかみしめていた。やがて、

史恵はおとなしく宏一の腕枕で短い眠りに入っていった。

 夕食には、ホテルのメインダイニングではショーをやっていて

うるさいので、フロントで紹介してもらった近くのレストランに

行った。

しかし、思っていたほど上等な店ではなく、二人はステーキ定食

を頼んでグラスワインで乾杯した。史恵は、食事の内容はどうで

も良く、宏一と二人きりの夜を過ごせることが嬉しかった。

「宏一さんて、結構強引なんだもの、あっという間に服を脱がさ

れちゃった」

「でも、その方が良かったろ?」

「でも、強引なのは考えちゃうな」

「じゃあ、部屋に戻ったら、今度はじっくり、ゆっくりしてあげ

るね」

「焦らされるのはもっといや」

「それじゃあ、結局今までの通りがいいって事かな」

「あーあ、なんかいい方法ないかなぁ」

「今のままでもいいでしょ?ちゃんと感じてたじゃない?」

「感じすぎちゃう、うふっ」

そんなことを話ながらデザートまで食べてしまった。しかし、部

屋に戻るエレベーターの中で二人きりになると、史恵は積極的に

キスに応じてきた。

 部屋に戻ってから

「シャワーを浴びておいで」

と、宏一は史恵をバスルームに送るとタバコに火を付け、ゆっく

りと一服した。やっと史恵を抱けると思うと嬉しかったが、この

後二人がどうなるのか不安でもあった。浴衣姿の史恵がシャワー

から出てくると、

「宏一さん、上がりました。宏一さんもシャワーを浴びてきて下

さい」

と言って、ドレッサーの前で髪を整え始めた。しばらくして宏一

が上がってきたとき、史恵は小さな応接セットに座り、ホテルの

パンフレットを見ていた。

 「何かいいもの見つけた?」

そう言いながら腰にタオルを巻いた宏一が近づいて行くと、宏一

の姿にあわてたのか、あわててパンフレットを閉じ、

「特になんにもなかった」

と宏一に答えた。しかし、何か雰囲気が変だ。宏一がそっとうな

じにキスをして行くと、突然立ち上がり、

「ねぇ、宏一さん、外の景色を眺めましょう。こっちに来て」

と宏一を誘う。宏一が窓際で後ろから抱きしめようとすると

「ちょっと待って」

と部屋の反対側に逃げてしまう。

「どうしたの?」

「何でもないけど・・・」

そう言いながら史恵は逃げ、宏一は追いかける。

 「待ってよ、どうしたの?」

「きゃあ、何でもないけど、なんか逃げちゃうの」

そう言いながら史恵はきゃあきゃあ言いながら面白がって逃げ回

る。

「待て」

「待てない」

「何でこんな所でおっかけっこなんて」

「だめ、ああん、いや、だめぇ」

宏一が史恵を部屋の隅で捕まえると、いやいやをして抵抗する。

そのまま立ち上がらせてゆっくりキスをして行くと

「アアン、宏一さん」

そう言いながら身体を宏一に預けてくる。宏一は史恵を軽々と抱

き上げるとベッドにそっと下ろした。

 軽いキスをくり返しながら宏一の手が史恵の浴衣の胸元を割っ

て行くと、

「宏一さんの声が聞いていたいの、ずっと話をしていてね」

と怯えた目で宏一を見つめる。

「後悔しているの?」

「そうじゃないけど、少し怖いの。うまくできるかなって」

「大丈夫だよ。ほら、ここだって感じるだろ?」

「アアン、首筋に息をかけちゃだめ、あ、あうっ、胸も、そっと

愛してね。ああっ、はっ、宏一さん、あんまり急にしないで、ゆ

っくり、ゆっくりして、はうっ、そんなにしちゃだめ、話ができ

なくなる、待って、宏一さん、ああっ、好き、愛してる。宏一さ

ん」

まるで、そう口にすることが怖さを消す魔法の呪文でもあるかの

ように史恵の口から何度も宏一を呼ぶ声が出た。宏一は浴衣を大

きくはだけ、史恵の上半身をゆっくりと確かめていった。

特に、可愛らしい胸は宏一のお気に入りだった。両手でゆっくり

と揉み上げると

「あーっ、いいっ」

と恥ずかしがるのも忘れてのけ反る姿は、宏一の望んでいた姿そ

のままだった。

宏一は首筋や可愛らしい膨らみを何度も転がすように愛し、

腕の中で声を上げ続ける史恵の帯をゆっくり解いていったが、浴

衣を脱がされるとき、もう史恵は抵抗しなかった。

 「ブラジャーしていないんだね」

「うん、した方が良かった?」

「いや、ちゃんと愛される支度をしてくれたから嬉しいんだよ、

ありがとう」

「今夜は宏一さんに愛してもらう夜だから」

やがてセミビキニのパンティー一枚にされた史恵の姿は感動的で

さえあった。恥ずかしさと怖さを必死で耐えながら宏一を受け入

れようとしている少女の腰のラインは見事なカーブを描いている。

「あーあ、いよいよか、なんか少し寂しいような感じ」

口では強がっているが、史恵は明らかに怯えていた。宏一が脇か

ら乳房にかけてゆっくりと愛撫しながら右手をパンティーの中に

進めて行くと、しゃりっとしたかなり堅い感触が伝わってきた。

 途端に、

「待って、いや、やっぱりいや、いや」

と宏一の手を押さえてしまう。あまり史恵がいやがるので一旦手

を抜くと、

「ごめんなさい、心の準備はできているつもりなんだけど、どう

しても手が動いて」

と史恵はすまなそうに言った。

「どうしてもイヤなら、無理にとは言わないよ」

「でも、それじゃ宏一さんが収まらないでしょ?」

「どうしてもイヤなら仕方が無いじゃない。でも・・・」

「でも、なあに?」

「やっぱりその程度だったのかなって、史恵ちゃんの最後の一線

は越えられなかったなって、少し寂しくなるね。だって、いつか

は史恵ちゃんだって誰かに許すわけでしょ?その人には及ばな

かったんだなって思うとね」

「そんなことない。宏一さんに許さないのなら他の誰にも一生許

さない。絶対」

「今はそう思っていても、きっと誰かに許しちゃうよ」

「そうかなぁ?」

史恵は少し自信なさそうに宏一の腕枕で考えていた。

 史恵は今までこんなに人を好きになったことがなかった。今ま

でには絶対なかったことだが、時には親の言いつけにまで背いて

宏一との時間を作ろうとさえした。史恵の親も、

「宏一さんが・・・」

と宏一の話ばかりする娘に驚いていたが、一番驚いていたのは史

恵自身だった。

宏一のことばかり考えて一日が過ぎていった。純粋に一人を好き

になれるのは初恋の時だけだわ、と友達が言っていたが、史恵の

場合が正にそれだった。

 調査旅行から帰ってから、何度もデートをしたが、そのときも

宏一は史恵のことを必ず一番に考えてくれた。何度も宏一の前で

涙を流したし、会いたいと言えば必ず会いに来てくれた。今まで

宏一の優しさに甘えるだけで、宏一には何一つお返しができなか

った。そして、このまま別れてしまうのか・・・・。

 「宏一さん、やっぱりして」

「え?」

「あの、少しいやがるかも知れないけど、でもして」

「いいの?」

「そのために来たんだもの。後で後悔したくないから。宏一さん

なら、たとえ無理やりされても許せるし」

宏一は優しく抱きしめて史恵の唇に心を込めてキスをした。

「分かったよ。ありがとう。できるだけそっとするからね」

「そっとすると逃げちゃうから」

「大丈夫。逃がさない」

「えっ、そう言われると怖いな」

「もしどうしてもいやならベットから降りればいいよ。本気でい

やならそれくらいできるでしょ。それまでは逃がさない」

そう言いながら宏一は再びゆっくりと史恵に覆い被さった。史恵

は宏一のこんな所が好きだった。史恵が時々自分でもいやになる

わがままさえも吸い取ってくれるような包容力が宏一にはあった。

 宏一の手が再びパンティーの中に入って行く。

「はぁっ、怖い、宏一さん」

思わず史恵の手が宏一を押さえようとするが、今度は軽く手を押

さえているだけだ。

「さぁ、両手を僕の首に回して抱きしめてごらん」

「はあっ、いや、やっぱりだめ、怖い」

一瞬放れた手が再び宏一の手を押さえようとする。

「僕が好きなら僕を抱きしめてごらん」

そう言いながら宏一の手は茂みの奥に進んで行く。

「ああーっ、宏一さん、好き、愛してる」

宏一の手を押さえようとしていた手がすっと上がって宏一を抱き

しめてきた。

 「そうだよ。ほうら、感じてきただろう?」

宏一がゆっくりと茂み全体を撫で回し、淡いが堅い恥毛の感触を

楽しむ。

「いやぁ、そんなことしちゃいやぁ、するならして。早く終わり

にして」

「だめだよ、これから二人の時間が始まるんだから」

「はぁーっ、そんな、そんなことしないで、そんな奥まで、宏一

さん」

宏一がさらに手を勧めて行くと、指の先の茂みの中に沸き出す泉

を発見した。

 秘唇はまだほとんど閉じており、入り口のところから少しだけ

液体があふれ出ている。その中に指をこじ入れるように少し入れ

ると

「ああーっ、何これ?あうーっ、宏一さん、何してるの?」

「史恵ちゃんの中に少しだけ指を入れてみたんだよ、もっとして

あげるからいっぱい感じてごらん」

さらに宏一が指を入れて行くと、ほとんど閉じていた秘唇がゆっ

くりと開いて行く。

「はあっ、はあっ、凄い、痺れるみたい、ビビって電気が走るの、

あうっ」

宏一がゆっくりと指を埋めて行くと、強い快感に宏一を抱きしめ

ていられなくなった史恵は手を離して大きくのけ反って行く。何

度も秘唇全体をゆっくり指で撫で回し、たっぷりと液体をあふれ

出させた宏一は、最後の一枚を脱がせ始めた。

「ああっ、やっぱり脱がすの?」

と史恵は少し抵抗したが、もはや観念した様子だった。

 

たっぷりと指を遊ばせてから、ゆっくりとパンティーを脱が

せて行くと、史恵は両手で茂みを隠したが、腰を浮かせて協力し

た。生まれたままの姿になった高校生が、胸と茂みを恥ずかしそ

うに隠して宏一の愛を受け入れる用意をしていた。

「さあ、もう少ししてあげるから僕の首に手を回して」

そう言うと、史恵の手の代わりに宏一の手を茂みの上に置いた。

「こうした方が上手にできるからね」

宏一はゆっくりと両足を開かせる。

 「ああん、こんな格好でするの?」

「そうだよ。恥ずかしいけど優しくいっぱいできる格好なんだよ」

宏一が再び秘唇を指で探り始めると、

「ああっ、ちょっと、凄い」

史恵は足を思わず閉じようとする。

「さぁ、もう一度足を開いて」

宏一は史恵の足が閉じて愛撫しにくくなると何度も足を大きく開

かせた。

 「史恵ちゃんをよく確かめたいんだ。そっとするからね」

宏一はそう言うと、史恵の上に重なり、乳首を口の中で転がし始

めた。

「ああっ、んんっ、宏一さん、何をするの?こういち、アアン、

ねえ、はあっ」

史恵は、宏一が挿入するものと思っていたが、宏一はゆっくりと

下に下がり始めた。そして、さらに史恵の足を大きく開いて臍の

あたりまで来たときに、宏一のすることに気が付いた。

「だめ、いやっ、絶対いやっ、宏一さん、それはやめて、汚いか

ら、いや」

史恵は足を閉じようと渾身の力を込めた。少しずつ閉じて行く両

足をもどかしく思いながら、宏一はほとんど閉じてしまった両足

の上から茂みの上に顔を伏せた。そして、茂みの中に思い切り舌

を伸ばし、奥の方にある秘核を目指した。

 「いや、宏一さん、これだけは許して、お願い」

史恵は本心からいやだった。しかし、宏一の舌が秘核の近くをつ

つくと

「あーっ、何?今の何?」

史恵はびっくりした。今までとは明らかに違う全身に走るショッ

クだった。更に宏一は両手で足を広げようとし、舌を中に入れて

きた。史恵は、宏一の頭を下に下げようと、両手を宏一の頭に当

てて思いっきり突っ張ったが、頭は動かなかった。

 「だめ、宏一さん、あうっ、だめ、そんな、許して、はうっ」

史恵の抵抗が少し弱くなってきたので宏一は更に舌を奥にねじ込

んだ。

「だめぇ。はあっ、そんな、アン、あうっ、許して、宏一さん、

力が、ああっ、力が入らない、あっ、あうっ、だめ、もうだめ、

はあっ、アン、あうっ、あー、足が開いていくぅ、足が、勝手に、

ああっ、あーっ」

力が尽きた両足から不意に全ての抵抗がなくなった。宏一が軽く

力を入れると簡単に足が開くようになった。そこで、両手を腰に

回し、じっくりと舐め上げる体勢を作ったが、逢えて史恵の足は

そのままにしておいた。

 今度はゆっくりと秘唇全体を舐め上げて行く。

「あーっ、いやーっ、ああーん、そんな、そんなこと、はうーっ、

いいっ、凄くイイッ、足が、足が勝手にっ、自分から開くなんて

いやっ」

『このままじゃかわいそうか』宏一が軽く両手を添えてやると両

足が一気に全開になる。

「あーっ、こんなに開くなんて、ああ、宏一さん、無理にしない

で」

史恵にしてみれば、宏一が無理やり足を開いたと言いたげだ。征

服されるのを待つだけの少女の腰をゆっくりと抱え込み、既に大

きく広がった秘唇全体を丹念に何度も舐め上げ始めると、史恵の

声は喜びに震えた。

 「はうーっ、はうーっ、凄いーっ、こんな、凄いっ」

宏一の頭をかき回すようにして抵抗していた史恵の両手は、いつ

しか宏一の頭を股間に押し当てるような動きに変わっていた。

「ああん、アン、あう、はーっ、いいの、とってもいいの」

史恵の反応が少し落ち着いてきた。じっくりと愛撫を受け入れて

いるようだ。

 しかし、宏一は更に史恵が乱れる姿を見たかった。舌全体での

愛撫から、先だけの微妙な愛撫に変え、両手を伸ばして史恵の乳

房を揉みあげる。途端に史恵の反応が激しくなった。

「あうっ、はうっ、あーっ、胸もするなんて、全部イイッ、そん

なーっ、ああーっ」

両足は全開を通り越し、膝を胸の方に持ち上げて、自分から腰を

突き上げ、両手で宏一の頭を股間にこすり付ける。

「あーっ、いいーっ、いいっ、あーっ、あーっ」

史恵の腕の力が強いので宏一の顔は全体が秘唇に埋もれてしまう

ようだ。

 宏一は、あまりに史恵の反応が激しいのでびっくりした。

「あーっ、あーっ、いいのーっ、あーっ」

更に史恵は両足を宏一の頭の後ろに回し、ちょうど宏一の頭の周

りであぐらをかくような格好で宏一の頭を後ろから股間に押しつ

ける。

「はうーっ、うーっ、ああーっ、許してーっ」

史恵は自分から腰を突き上げ、秘唇にこすり付けていることを分

かっていないようだ。

 ぴったりと宏一の顔全体を秘唇で覆っているので宏一は息がで

きなかった。

「ん、んんっ、んぐっ」

宏一が必死に乳房を揉みながらも、顔を左右に振って息をしよう

とすると、それが新たな刺激となり史恵は更に秘唇を押しつける。

しかし、宏一が限界に近づいた頃、

「はーっ」

と大きな息を吐いて史恵の全ての力が抜けた。

 宏一が息を整えながら史恵の下から体を起こして全体を見下ろ

すと、少女は足を全開にしたままぐったりとしていた。

 「史恵ちゃん、史恵ちゃん、大丈夫?」

宏一が史恵をそっと抱きしめて耳元でささやくとしばらく反応が

なかったが、

「わたし、どうしたの?」

「呼んでも返事がないんだもの、少し心配したよ」

「私、気を失っていたのかしら」

「そうかも知れないね」

「もう、宏一さんたら、あんな事するんだもの。いやだっていっ

たのに」

史恵は少し口をとがらせた。

「でも、凄く感じたろ?」

宏一が言うと、

「びっくりした。こんなに口でされるのがいいなんて」

と史恵も驚いている。

 既に史恵の秘唇はたっぷりと液体を溢れさせていた。

「史恵ちゃん、すぐに入れるのと、指で少しずつ慣れさせて入れ

るのと、どっちがいい?」

「うーん、どう違うの?」

「すぐに入れれば、その分だけ痛いと思うよ。でも、初体験って

感じがするだろうね。指でしてからだと、感激は薄れるかも知れ

ないけど、痛くないと思うよ。さっきあれだけ感じてたんだから」

「どっちでも一緒なら、指でしてからの方がいい」

「じゃあ、ゆっくりするからね」

そう言うと、宏一は下に下がって舌で史恵の乳首を転がし始めた。

さらに史恵の両足を広げてから茂みを丁寧に分けると指でゆっく

りと全体を撫で回す。

「はあん、そんなに丁寧にしないで、はあっ、アアン、ううっ」

史恵は、『いよいよ始まるんだわ』と快感を感じながらも頭のど

こかで冷静に判断していた。



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