ウォーター

第二百二十四部

 

「この格好でいく?」
宏一が聞くと、香緒里は恥ずかしそうにコクコクと頷いた。香緒里の中はゴムのようにしまって柔らかく肉棒に吸い付いている。
「それじゃ、香緒里はいきたくて我慢できません。もっとズボズボしていかせてください、って言ってごらん?」
「・・・・・・はい・・・・」
香緒里は自分でこんなことを言うとは信じられなかったが、今は特別な時だからと思い切って言われた通りを口にした。
「香緒里はいきたくて我慢できません・・・・・ズボズボしていかせて下さい・・・。ああぁっ、ああっ、ああっ、このままぁっ、ああっ、ああっ、やめないでぇっ、ああっ、ああっ、あっ、あっ、あっ」
宏一が再開すると、香緒里は夢中になって腰を大きく振って肉棒を貪った。頭の中でバチバチっと電流が弾ける。声を上げながら夢中になって一気に駆け抜けるつもりだ。
「さぁ、ちゃんといってごらん。思い切りいくんだよ」
「ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、あっ、いきそうっ、ああっ、ああっ、あぁっ」
宏一が香緒里の望む通りの出没を与えると、香緒里は一気に駆け上った。
「ううぅぅっ」
仰け反って身体を硬直させると、ビクンビクンと大きく身体を震わせる。宏一は思い切り腰を突き上げて肉棒を深々と差し込んで香緒里の絶頂を更に最高にした。香緒里を動きを止めたままさらに数回身体を震わせた。
「んあぁっ・・・・ああっ・・・・はぁっ、はぁっ、はぁっ、こんなに、こんなにすごいなんて、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
香緒里は身体がこんなに痙攣するとは思わず、痙攣が収まるまで全く動けなかった。
「おいで。抱いていてあげる」
香緒里は宏一に抱かれながら余韻をたっぷりと楽しんだ。『こんな素敵な時間が過ごせるなら、私、こんなバイト放り出したって三谷さんを追いかけたいかも・・・・』と思った。しかし同時に、そう思えるのはこの感覚が身体に残っている間だけかもしれないとちょっとだけ思った。
そのまましばらく香緒里は宏一に抱かれて甘く気怠い時間を楽しんだ。肉棒を抜かれても身体の中の感覚は続いており、抱かれて時折キスをしているだけでとても気持ち良い。しかし、いつまでもそのままという訳にも行かない。バイトに出る前にやる事もあるのだ。やがて香緒里はゆっくり起き上がると下着をつけ始めた。
「もう出るの?」
そう言って宏一も起き上がろうとすると、
「三谷さんはまだ寝ていて。もう少し大丈夫だから」
と言って服を着始めた。しかし、香緒里が服を着て行くのに自分だけ裸と言うのは落ち着かないものだ。宏一はどうしようかと起き上がると、とりあえずベッドに座った。
「ちょっとバイトに行く前にやることがあって」
と言うと香緒里は下着の上にTシャツにミニスカートと言う簡単な服装になると、スマホをチェックし始めた。この格好なら友達に変顔を送ることだってできる。実は、昨夜から全然スマホに触らなかったのであちこちから連絡が来たままになっていたのは分かっていた。ラインやメールやフェイスブックを順番に確認して簡単に返事を入れていく。
宏一は香緒里が夢中になってチェックしているので、ちょっと寂しくなってきた。実は香緒里は早くチェックを終えて宏一と一緒にお茶でも飲みたかったのだが、そんなことは宏一にはわからない。
「香緒里ちゃん、いっぱい連絡が来てるの?」
「だって高校生だもの」
「友達?」
「そう。高校の」
香緒里は宏一の質問に簡潔に答えながら真剣に入力している。
「こっちにおいで」
と宏一が声をかけると、香緒里はスマホを弄りながら素直に宏一の横に来たので膝の上に座らせたが、画面を見られたくないのか香緒里は宏一に背中を向けて次々に連絡を入れている。
宏一は香緒里の背中から手を回して胸に触ったが、香緒里は完全に無視していた。
「たくさんあるんだね」
「うん、ちょっとね・・・・・。もう少し・・・・・」
「触っててもいい?」
「・・・・・・・・・・うん・・・・・・」
香緒里が完全に無視したままなので宏一は思い切って香緒里のスカートの中に手を入れていったが、香緒里は特に嫌がるわけでもなく、宏一が香緒里の足をそっと開くと素直にパンツの中に手が入るのを許した。宏一は指先でシャリシャリとした感覚を楽しんだ。
更に宏一は香緒里の茂みの奥へと手を入れていったが、香緒里は全く反応しない。実は香緒里は宏一のことが気になっていたのだが、昨夜から全く連絡しなかったので、友達に返事を送ると次々にあちこちからどうして連絡が無かったのかと問い詰めてこられて、火消しに躍起になっていたのだ。このまま放りだしてバイトに行けば、夜にはもっと面倒なことになるのは明らかだ。
香緒里だって宏一に触られていたいと言う気持ちはあったからされるがままにしておいたが、茂みの奥まで触らせたので身体が反応を始めてしまった。
「ん、三谷さん、もう少し待って。もうすぐ終わるから」
そう言ったが、宏一は今度は香緒里のTシャツの中に手を入れて左手でブラジャーの上から乳房を撫で回しながら右手はパンツの中にしっかりと入って秘唇に届いている。
「ああん、だめよぉ、もう少しで終わるからぁ」
香緒里はそう言ったが、それ以上は嫌がらずにスマホに熱中していた。もちろん身体が感じ始めたのに気が付いていたが、我慢できなくなる前に片づけられると思ったので片づける方を優先したのだ。
しかし、宏一の右手の指先は秘唇の中に入ってくると、ゆっくりと中を掻き分け始めた。途端にとろけるような快感が湧き上がってくる。
「お願い、もう少し待って」
その香緒里の声は既に艶っぽくなっていた。
「香緒里ちゃん、一回立ち上がってくれる?」
宏一がそう言うので、香緒里は何も考えずにその場で立ち上がった。すると、宏一は香緒里のパンツを下してしまった。
「あ、だめ。まだしないで。もう少しだから」
「うん、スマホが終わるまで触っててあげるからね」
そう言うと宏一は香緒里を再び膝の上に同じ向きで座らせた。
「あんっ、それはもう・・、あっ」
香緒里は足を開かれ、肉棒の先端が秘核に当たったのに驚いた。しかし、嫌ではないので強くは拒絶しなかった。正直に言えば、触られたいし感じていたいのだ。
宏一は香緒里の茂みの奥をそっと探っていた。それは感じさせると言うよりももっと優しい触り方だったので香緒里も我慢できた。しかし、肉棒が秘核に当たっているのは気になって仕方がない。
突然、複数の友達から一気にラインが入ってきた。香緒里が今朝食べた朝食の話題で盛り上がってしまったのだ。
『わざわざ出かけて食べたのはどんな味だったか顔で伝えよ』『店の雰囲気を顔で5151』『値段がどれくらいだったか、顔』次々に無理な要求が入ってくる。
「三谷さん、ちょっと離れて。顔の写メを送るから」
香緒里がそう言うと、宏一は香緒里の背中から離れた。香緒里は宏一が映っていないことを確認して次々に顔の写メを送る。そして香緒里からも『最初から美味しそうだと思った?顔』『羨ましい?顔』など、相手にも顔を送らせている。本当は止めたいのだが、こうなってしまうと香緒里から打ち切るのは難しくなっている。
じわじわと秘核に当たっている肉棒が秘唇を掻き分けてしっかりと当たってきた。最初、香緒里はわざとそっと当てて感触を楽しんでいたが、だんだん本気で楽しみたくなってきた。さらに宏一の手はTシャツの中に入ってブラジャーの上から乳房を撫で回しており、そちらの感覚もだんだんと焦れったくなってきた。しかし、変顔は一番盛り上がってきており、今は止められない。もう少しすればみんな飽きてくるのでそれまでもう少し待つしかない。
宏一は、香緒里がなかなかラインを止めないのでだんだんエスカレートしてきた。香緒里の両足を開くと、肉棒が開いた秘唇の中にぴったり割り込む。
「ああん、だめぇ」
香緒里はそう言ったが、足を閉じればもっと感じるのは明らかなのでそのままだ。宏一は図に乗って、とうとう背中のブラジャーのホックを外してしまった。
「あんっ、それはだめぇ、まだするのぉ?」
両手がふさがっている香緒里は抗議したが、それ以上は言わなかった。そして宏一の手がブラジャーの中に入ってくると甘えたような声を出す。
「あん、だめぇ、もうすぐ行かなきゃいけないから・・・あん。服を着たのにぃ、ああん、気持ち良くなるぅ」
両手ですっぽりと乳房を包まれた香緒里は、乳首を指で優しくコリコリ可愛がられるとラインの手が止まってしまう。
「んんっ、そこは・・・・ああぁんっ、だめぇ、今はだめぇ、あんっ、ああっ、そんなにしないでぇ」
自然に香緒里の足が動いて乳首の快感を秘核で増幅させ始めた。
「ああぁぁ、だめぇ」
香緒里が宏一の方に気を取られてしまい、ちょっとラインが疎かになると、途端に香緒里の異変は気づかれた。『かおりん?』『コール来た?』『支度してる?』『まだだよ。10分前でも走ればOKって言ってたよね?』『何してる?』慌てて香緒里が返信する。『準備してる。メモ帖探してる』そう言って驚いた表情を送っておく。もちろんメモ帳など探していない。宏一に可愛がられる時間を稼ぎたいだけで、もう少しすれば行かなくてはいけないので強制的に打ち切ってもだれも文句は言わない。
宏一は香緒里を膝の上に乗せて肉棒を香緒里の秘唇で挟まれたまま、ゆっくりと乳房を可愛がっていた。ボリュームがあるのに固さもある香緒里の乳房は可愛がるのがとても楽しい。宏一は香緒里のTシャツが少しまくれ上がるのも気にせず、好きなように手の中の乳房を揉んで乳首を指で可愛がった。
「んんっ、ああん、そんなにそこを何度もしないでぇ。ああん、だめぇ、我慢できなくなるからぁ」
「止めた方が良い?」
「そんな意地悪言わないでぇ」
「香緒里ちゃんのおっぱい、とっても揉み心地が良いよ」
宏一は指先で乳首を転がしながら香緒里を挑発していく。
「ああぁぁ、そんなに丁寧にされたらぁ、あん、もう、三谷さぁン」
そんなやり取りをしながらも、香緒里はラインを止めるわけにいかず、まだ次々に表情を送っていた。友達は日曜日のお昼前なのでみんな暇なのだ。
だが、ちょっと気を抜いた写メを送った途端、鋭い指摘が飛んできた。『何?今の。アヘ顔か?』『なぜにTシャツの首回りに横皺?』明らかにラインの流れが変わった。『ちょっと、かおりん何してる?着替え?それとも?』香緒里は慌てて打ち切ろうとした。『準備だよ。そろそろ行かなきゃ』
香緒里は打ち切って宏一と最後の時間を楽しもうとした。しかし向こうは許してくれない。『まだ30分以上あるよ』『そうだよ。バイトだから時間通りでいいって言ってた』『かおりん、もう少し遊ぼうよぉ』
そんな友達の誘いを香緒里は無視して宏一に乳房を可愛がられる感覚を楽しんだ。
「ああん、もう許してぇ。本当にもうすぐ行かないといけないのにぃ」
「もう時間なの?出かけるの?」
宏一は指先で乳首を優しく転がしながら香緒里の耳元で囁き、唇を這わせた。肉棒の当たっている香緒里の秘部はじくじくとねっとりとした液体を吐き出して既に準備が整っている。もう時間が無いので、するならすぐに始めないと間に合わない。
「ああぁぁ、もう時間が無いのに我慢できないぃ」
「だいじょうぶだよ。間に合うよ」
「あああぁぁ、ねぇ、もう少しだけ・・・・・ああぁ、ねぇ、良い?」
香緒里も我慢できなくなってきたのだ。
「もちろん」
「直ぐに終わる?間に合う?」
「こうすればいいよ」
そう言うと宏一は香緒里の身体を少し前にずらし、肉棒を肉門に当てた。
「んあぁぁっ、下からそんなぁっ、ああっ、入るっ」
香緒里はそう言ったが、自分からグッと腰を押し付けて肉棒の先端を飲み込んだ。肉棒はじわじわと肉門をこじ開け始める。
「んあぁっ」
香緒里は肉門を先端が通過する喜びの声を上げると、最後のラインを打った。
『今日は少し早く行かなきゃいけないの。日曜だから混んでるの。行くよ』『また夜にね』『また綺麗な風景送れ』『ちょっと何か変』『誰かそこにいる?』いろいろな反応が返ってきたが、香緒里は『また夜に』と送ってそれ以降を無視し、スマホをベッドに放り出した。
宏一は香緒里の両足をグッと開いて肉棒を奥へと進める。
「ああぁぁっ、だめぇ、こんなのはいやぁ、最後はちゃんとしてぇ」
香緒里は肉棒を半分ほど飲み込んで声を上げたが、最後は後ろからではなく前からして欲しがった。
「こういうのもいいだろう?」
宏一は肉棒を少し入れて香緒里の中の感触も楽しみながら、乳房をワシワシと揉み回して香緒里を我慢できなくしていく。
「ああん、私ったらずっと嵌めっぱなしぃ。三谷さん凄すぎるぅっ、ああんっ、もっとぉっ、これはいやぁ、三谷さんが見えないぃ」
香緒里は最後なので正対した結合を望んだ。
「そのまま前からおいで」
宏一がそう言って香緒里を立たせると、香緒里は素直に正面から跨ってきた。そのまま一気に香緒里を貫く。
「ああぁぁっ、ずっとやりっぱなしなんてぇっ、あああぁぁぁ、まだこんなに奥まで来るぅっ。なんて凄いの。大っきいのがずっと立ちっぱなしぃっ」
宏一は香緒里の腰を抱え込んで肉棒をしっかり遠くまで入れてから、グッグッと香緒里の腰を押し付け始めた。香緒里は宏一に跨ったまま深々と貫かれ、仰け反って声を上げた。
「ああーっ、そんなに入れたらやっぱり突き抜けちゃうぅっ」
もう香緒里は最初からググッと腰を押し付けて肉棒を一気に飲み込むのを覚えたようだ。
「香緒里ちゃん、最後だよ。いっぱい気持ち良くなりなさい」
「ああぁぁっ、ああっ、ああっ、最後なんていやぁっ」
「次は東京で会えるね」
「ああっ、ああっ、ああっ、バイト休むからぁっ、ああっ、ああっ、もっとしてぇっ」
「ちゃんとバイトに行きなさい。ほうら、もうすぐいっちゃうでしょ?」
「いやぁ、まだいきたくないっ、ああっ、ああっ、そんなに奥まで当てないで、ああっ、ああっ、バイト休むからぁっ、このままが良いっ」
「だあめ、ちゃんと行きなさい。こうしてあげるから」
そう言うと宏一は左手で香緒里の腰をグイグイと押し付けながらTシャツを捲り上げ、すでに外されたブラジャーを押し上げて乳房をパクッと銜えて口の中で転がし始めた。同時に右手でもう片方の乳房も揉み回す。
「んあぁぁっ、そんなにしたらぁっ、ああっ、ああっ、全部いいっ」
香緒里は全てを最高にされて我慢できなかった。もっと楽しみたいのに身体はどんどん頂上へと駆け上がっていく。
「ああっ、ああっ、もうだめ、三谷さん、いっちゃいそうっ」
「いきなさい」
宏一はそれだけを言うと再び乳房に吸い付いた。ボリュームがあるので全てを口の中に入れることができないが、乳房に吸い付いたまま顔を左右に振ってさらに快感を与える。香緒里の肉壁はねっとりと肉棒に絡みついたまま軽く締め付けてきた。それは香緒里が最高になった瞬間だ。
「んんんああああーっ、くぅぅぅぅーっ」
香緒里は宏一に貫かれたままグッと歯を食いしばって仰け反り、身体をビクビク震わせて最高の瞬間を楽しんだ。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、すごすぎ、はぁっ、はぁっ」
香緒里はしばらく宏一の肩に口を押し当てて喘いでいたが、やがて自分で宏一の上から下りると、手早く身支度を調えた。宏一もそれに合わせて身支度を調える。そして、二人とも支度が終わると香緒里は、
「あと3分だけ」
と言って宏一の膝の上に載ってキスをねだってきた。キスをしながら香緒里の身体全体を優しく撫でてやると、香緒里は熱い息を吐きながら最後の瞬間を楽しんだ。
「三谷さん、本当よ。絶対会ってね」
「うん、必ずね」
「約束」
「うん」
香緒里が立ち上がると、宏一は一瞬、香緒里を手放したくないと思った。香緒里をそのままベッドに押し倒す。
「ああん、だめ、もうだめ、お願い」
「1分で終わるから」
そう言うとパンツを一気に脱がし、香緒里の両足をグッと左右に胸まで押し上げて秘唇を剥き出しにすると、顔をべたっと押し当てて左右に振る。香緒里のビラビラが顔にぴったり貼り付いてとても気持ち良かった。
「んああぁぁぁぁぁぁぁっ、もうだめぇぇぇっ、あああぁぁあぁぁぁぁっ」
香緒里は一瞬、このままバイトをずる休みしても良いと思った。宏一のは容赦なく顔全体で香緒里を楽しみ、香緒里に声を上げさせる。
「んああぁぁぁぁぁぁっ、このままぁぁぁぁぁぁっ」
香緒里は声を上げ、宏一の頭を両手で掴んで秘部に押し当てて自分も楽しんだ。二人とも全くペースを変えなかったので、香緒里はあっという間に小さく達してしまった。
「ああぁぁぁーっ、くうぅーっ」
香緒里の身体が小さく痙攣すると、宏一は顔を上げた。香緒里は呆然とした表情で喘いでいる。そのまま宏一は香緒里にパンツを履かせた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、もう、最後までこんな事するんだから・・・・」
香緒里はそう言うと起き上がってパンツを直し、宏一にもう一度キスをした。
香緒里の部屋を出ると、香緒里は、
「それじゃ、三谷さん、先に行きますね。夜に連絡します」
そう言うと足早に去って行った。
宏一は香緒里の後からゆっくり歩きながら駅に向かった。既に昼なので軽井沢とは言え、気温はかなり高い。ただ、白樺の林を抜けてくる風の音が心地良く、高原の避暑地である事を実感させた。

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