ウォーター

第二百四十九部

 
「洋恵ちゃん、さっきみたいにして。手で扱いてくれた方が早く出せるよ」
しかし、洋恵の動きは変わらない。
「洋恵ちゃん、もっと扱いてちょうだい」
宏一の言葉を洋恵は無視した。実は、洋恵にしてみればこの身体をあれだけ焦らしておきながら、宏一の方はさっさと自分だけ気持ち良くなって放出するなど不公平だと思ったのだ。宏一が焦らしたのなら自分だって焦らしてやると思っていた。だからなるべく嫌らしく、同時に弱くやってみたのだ。
「洋恵ちゃん、してくれないの?」
もう少しで出せそうなのに最後になってしてくれないために予感のまま焦れている宏一が聞くと、洋恵は肉棒を加えたままこくんと頷いた。
宏一は驚いた。今まで何度も洋惠とセックスしているが、洋恵が言うことを聞いてくれなかったことなど一度も無かったからだ。
「一度出した方が、洋恵ちゃんの中でしっかりできると思うんだ。良いでしょ?」
宏一がそう言っても、洋恵は肉棒を加えたまま顔を左右に振っていやいやをするだけだ。しかし、洋恵のフェラチオは舌を肉棒の先端に絡めてくるので宏一の気分だけはどんどん盛り上がってくる。洋恵が肉棒をゆっくりと飲み込んで吐き出す仕草はものすごくいやらしい。あどけない顔立ちだけに余計にそう思うのだ。宏一はとうとう我慢できずに言った。
「洋恵ちゃん、出したいんだ。良いだろ?」
宏一は更にそう言った。ほとんど宏一の方がおねだりしているようだ。すると、洋恵は肉棒を吐き出してから言った。
「私に入れて」
そう言ってから再び肉棒をゆっくりと口の中に入れた。
「でも、今だと洋恵ちゃんに入れても直ぐに終わっちゃうよ。それでもいいの?」
宏一が聞くと、洋恵は肉棒を加えたままコクンコクンとはっきり頷いた。もう洋恵だって我慢できなくなっていた。いくら直ぐに終わると言っても、彼ほど早くは終わらないだろうし、中を弄られた後に乳首を可愛がられ続けて、とにかく今は中に欲しくて仕方ないのだ。
予想外の洋恵の焦らしに、宏一もとうとう我慢できなくなった。こうなっては仕方ない。一度洋恵の中で果てるしか無さそうだ。
「分かったよ。それじゃ、スカートを脱いでベッドに上がりなさい」
宏一がそう言うと、洋恵は直ぐに起き上がって立ち上がり、スカートをすとんと落として横に置き全裸になるとベッドに上がって胸と茂みを隠したまま宏一を待った。
「両手を枕に挙げて、全部見せて」
宏一も立ち上がると、ベッドの横に立って洋恵にそう言った。洋恵が言われた通りにして全身を見せると、宏一の視線が洋恵の全身を舐めるように見ていく。洋恵は宏一の視線が全身を舐めていくのを感じながら早く入れて欲しいと思った。そして洋恵は肉棒が最大限にそそり立ってビクンビクンと上下していることに驚いたが、直ぐにそれが宏一がその気十分であることに気づいた。
「足を開いて」
宏一の言葉に洋恵は足を45℃くらい開いた。
「膝を手で抱え込んで引き寄せて左右に開いて」
恥ずかしい格好の要求だが、今度も洋恵は言われた通りにした。ただ、そのおかげで洋恵の秘唇はパクッと割れて宏一の目の前に差し出された。まだ淡い茂みの奥の秘唇は既にたっぷりと濡れててらてらと光りながら宏一を待っている。宏一は洋恵におねだりをさせてみようと思った。
しかし、もちろん洋恵もその気十分だった。だから、自然に自分から言った。
「早く・・直ぐに入れて・・・・」
洋恵の目も潤んでいる。宏一は挿入の体勢に入ることにした。膝立ちで肉棒の位置を合わせて先端で秘口を撫で回す。
「んああぁん、ああん、早くぅーっ」
洋恵は声を上げて欲しがった。
「もっと膝を引きつけて」
宏一が言うと洋恵はグッと膝を引き寄せ、胸の横にくっつけた。洋恵は少し下付なのでこうしないと入り口が上がってこない。
「さぁ、おちんちんを入れて、って言ってごらん」
宏一は更に肉棒の先端を秘口に少しだけ差し込んだり抜いて周りを撫でたりした。
「ああんっ、抜いちゃイヤ、早く、早くぅっ」
入れて貰えそうで入れて貰えない究極の焦らしに洋恵はどうしようも無く欲しくて堪らなかった。ただひたすら膝を引き寄せて宏一の肉棒が入ってくるのを待っているしかないのだ。
「おちんちんを入れてって言いなさい」
もう洋惠は迷わなかった。言えばそのあとは確実に入れてもらえるからだ。
「ああっ、あうっ、おちんちんを入れてぇっ」
洋恵は肉棒が欲しくてほとんど何も考えずに言われた通りに言った。そして、言った後で恥ずかしさが込み上げてきた。こんな格好で言わされることになるとは思わなかった。しかし、直後にそんな恥ずかしさは吹き飛んだ。宏一の最大限に怒張した肉棒が洋恵の秘口を押し分けて入ってきたのだ。凄まじい感覚が洋恵を貫く。
「あああぁぁぁぁっ」
膝を抱えたまま洋恵は首だけで仰け反った。とてつもない快感が洋恵の身体を包み込んだのだ。さっきまでの指や彼の肉棒とは次元の違う無理矢理身体の奥が押し広げられるような壮絶な快感だ。それは更にゆっくりと洋恵の奥へ奥へと入ってくる。
「あうーっ、んああぁっ、だめぇっ、ああぁぁぁぁっ、くるぅっ」
しかし、肉棒はどんどん入ってくる。最初、宏一は肉棒を差し込んだ時、これならしばらくは持つのでは無いかと思った。しかし、半分近く入れた時に洋恵の肉壁が動き始めた。強烈に肉棒に絡みついて容赦なく扱き上げるあの動きだ。特に肉棒の裏の敏感な部分にしっかりと固いぶつぶつが当たって強く扱いてくる。そして宏一が気持ちいい分だけ洋惠にも快感が与えられる。
「ああぁぁぁんっ、すごいっ」
「洋恵ちゃん、気持ち良いよっ、凄く良い。でも、これじゃ直ぐに終わっちゃうよ。一度抜いてもいい?」
「絶対だめぇっ、もっとおっ、全部入れてぇっ」
洋恵は抜くことを許さなかった。とにかく待てない。
「それじゃ、全部いくよっ」
覚悟を決めた宏一は、肉棒を洋恵の一番奥まで差し込んだ。洋恵の肉壁は宏一によって開発されたので、宏一が肉棒を差し込むとぴったりになる。行き止まりに固いしこりがあって、コツンと肉棒が当たる。
「んああぁぁぁぁぁぁぁぁ」
洋恵は頭を激しく左右に振りながら悶え続けた。壮絶な快感が洋恵の身体の中を吹き荒れる。洋恵自身夢中になっていて、どんどん高まっていくのを止めようとはしなかった。
洋恵の肉壁は、今や肉棒全体に絡みつきながら扱いてくる。宏一は、このままじっとしていてもほどなく放出してしまうと直感した。そうなればもぎ取るだけだ。
「いくよ」
そう言うと宏一は出没を始めた。洋恵の肉壁がゴリッゴリッと肉棒に当たってものすごく気持ち良い。
「ああぁぁぁぁぁっ、凄すぎるぅっ」
あっという間に高まった洋恵はもう行く直前まで来ていることを悟った。しかし、あれだけ待って焦らされたとは言え、こんなに簡単にいくのは洋恵自身も予想外だった。もっと楽しみたいと思った。
「ああぁぁっ、まだいやぁっ、いきたくないっ」
激しく悶えて感じながらも洋恵はそう言った。慌てて宏一が動きを止めた。
「まだいきたくないの?」
宏一がそう聞いたが、動きを止めると肉壁の動きが洋恵に我慢できない快感とじれったさを与える。それはやはり我慢できない。それは宏一も同じで、このままじっとしていてもいってしまうのは明らかだった。すると先に洋恵が言った。
「ああぁぁぁ、やっぱりいやぁぁっ、このまま、このまましてぇっ」
もう選択の余地は無い。いくしかないのだ。洋恵は最高の快感をもぎ取る覚悟を決めた。
「それじゃ、いくよ」
洋恵と同じく我慢できない宏一は膝立ちで洋恵の固い乳房を両手でワシワシと揉みたて、ズボズボと肉棒を出没させて洋恵に最高の瞬間を約束した。
「ああぁっ、ああぁっ、あーっ、ああんっ、あうっ、あうっ、あうっ、あうっ」
洋恵はもう嫌がりもしなかった。壮絶な快感に飲み込まれて完全に夢中になって快感を追い求めている。宏一も一気に駆け抜けるつもりだ。
「ほうらっ、もう少しだよ。出すよ。出しちゃうよっ」
宏一はそう言いながら出没のペースを上げていった。宏一はこのまま一気に出すつもりだった。
洋恵は最高の快感に、このまま何とか我慢しようとした。しかし、さんざん焦らされて敏感にされた洋恵の身体は宏一の予想以上に簡単に絶頂を極めてしまった。
「ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、あうっ、あうっ・・んあああぁーっ」
洋恵は宏一が放出する瞬間、グッと開いた肉棒の傘に強く肉壁を擦られて絶頂した。本人は限界まで我慢したのだが、それでも簡単にいってしまった。
「あうぅっ、はうっ、はうっ、はうっ」
激しく洋恵の身体が大きく波打ち、絶頂の激しさをはっきりと表している。宏一も一気に洋恵の中に放った。ドクッドクッと木曜日から溜まった精が大量に放出された。それを肉壁が締め付けてしっかりと搾り取っていく。
「ううっ、洋恵ちゃん、気持ち良い・・・」
宏一はそう言うと、洋恵の上に被さって幼い身体をしっかりと抱きしめた。宏一も息を弾ませていたが、小柄な洋恵の身体は何度抱いても抱き心地が良い。
そのまま少しの間、二人は抱き合ったまま繋がっていた。しかし、いつもと違ったのは宏一に一度では出し切れない精がまだたっぷり溜まっていたことだ。洋恵は息を弾ませながらも『センセのおちんちん、小さくならない』と気が付いた。放出しても身体の中にしっかりと肉壁のボリューム感があるのだ。いった直後なので快感も無いし身体もうまく動かないが、それでも洋恵は宏一をしっかりと抱きしめてボリューム感が逃げていかないようにした。
宏一は洋恵がしっかりと抱きついているのでしばらくこのままでいることにした。放出感の余韻を楽しむことにしたのだ。洋恵もいったので今肉壁は動いていないが、それでも狭い肉壁は気持ち良い。そして宏一も、洋恵の中で何となく肉棒がまだ大きいことに気が付いた。
「センセ、まだおっきいみたい・・・」
「そうだね。何となくそんな気がするよ」
「うん、絶対おっきい」
抱き合ったまま二人はそんなことを言った。そして、その場合にはどうなるのか二人ともはっきりと分かっていた。洋恵の肉壁はやがてゆっくりと動き始め、まず肉棒からにじみ出る精をしっかりと搾り取り始めた。
「洋恵ちゃん、おちんちんが気持ち良いよ」
「あん、なんかまた・・・、ああん・・・・気持ち良くなってきた」
「分かる?洋恵ちゃんの中が、またおちんちんに絡みついてきたよ。凄く気持ち良いんだ」
それは何となく洋恵にも分かった。
「ああぁん、センセ、私も気持ち良い。こんなに奥まで入ってるのに、また・・・ああぁん・・・、ああぁぁ、またおっきくなってきたみたい・・・・先っぽが固くなって・・」
「洋恵ちゃん、嬉しいよ。とっても気持ち良い」
「ああん、ねぇ、また、いいでしょ?ねぇ?」
一度放出して余裕ができた宏一と違って、洋恵は再び高まってきた。だんだんこのままでは我慢できなくなってきたのだ。
「どうして欲しいの?」
宏一が優しく耳元で囁く。
「ああぁぁん、ねぇ、はやくぅ、あぁぁ、ねぇってばぁ」
洋恵は自分から少し腰を動かし始めた。ただ、出したばかりの精で肉棒の周りはぬるぬるしていて宏一の快感は少し弱くなっている。
「それじゃ、ちゃんとズボズボしてって言わないと」
「早くぅ、ずぼずぼしてぇ」
洋恵は宏一の肉棒の長さとボリューム感に夢中になった。おまけに先端のおっきい部分がしっかりと奥に当たってすごく気持ちいい。
「ああぁぁ、奥まで来て、ああぁっ、いいっ」
「良い子だ」
宏一は再び動き始めた。今度はさっきよりもゆっくりと快感が洋恵の身体を包み込んでいく。
「ああぁぁぁ、またぁ、あああん、ああっ、あん、あん、あん、すてき、ああぁっ」
宏一は肉棒の長さ全てを使って洋恵の中を楽しんだ。もちろん気持ち良いが、これなら直ぐに終わる心配は無い。
「ああぁっ、凄いっ、こんなにおっきいのに、ああぁっ、奥まで来て凄いっ」
洋恵も今度は肉棒をたっぷりと実感しながら楽しんでいるようだ。ただ、宏一は洋恵の言葉に少し違和感を感じた。洋恵は自分しか経験が無いはずなのに、肉棒の大きさを他と比べているような気がしたのだ。
そこで宏一は確かめてみることにした。洋恵と上下を入れ替えて上に乗せると、洋惠の身体を起こす。
「ああん、上になるとぉ、ああぁぁ、ああぁん」
洋恵は自分から宏一の上に跨がって両足を宏一の横に付けた。とても恥ずかしい格好になるが、こうすると素敵なことができるのだ。
「洋恵ちゃん、何をしたいのかな?」
「ああぁんっ、ああぁ、あれをしてもいい?」
「ちゃんと言いなさい」
「あうぅっ、バシバシしてもいい?」
洋恵は足の位置を調整しながら宏一の両手を乳房に導いた。両足は既に大きく開かれているので淡い茂みの下にある秘唇の間から秘核が少し見えている。
「良いよ。思いっきりしてごらん」
宏一はそう言うと、腰を上下させて乳房を揉み始めた。それに併せて洋恵も腰を上下させて肉棒を最大限に楽しみながら秘部を打ち付けていく。
「んあぁーっ、ああーっ、だめっ、凄すぎるぅっ」
洋恵は驚いた。身体がまだ敏感なままになっているらしく、バシバシすると凄まじい快感が吹き上がる。これでは直ぐにまたいってしまうと思った。
「ほうらっ、バシバシしなさいっ」
宏一は容赦なく肉棒を突き上げて乳房をワシワシと揉み回す。洋恵の頭の中で電流がバチバチッと弾け、あまりの快感に上下の感覚がおかしくなった。
「だめぇっ、いあっ、いやぁっ」
深々と肉棒が刺さっているし、胸をしっかりと宏一の両手で抑えられているので身体は十分に安定しているのだが、平衡感覚がおかしくなった洋恵は宏一の両手を抱きしめて身体を安定させようとした。
「もっともっとだよ。どうだっ」
宏一は更に肉棒を突き上げる。
「んああぁぁぁーっ、っちゃうぅーっ」
洋恵は何が何だか訳が分からないまま、あっという間にいってしまった。一瞬硬直してから身体をビクビクッと震わせると、ぐったりと宏一の上に倒れてきた。

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