ウォーター

第二百五十部

 
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
洋恵はまだ事態を良く飲み込めていなかった。二度目でこんなに簡単にいくとは思ってもみなかった。それは、身体に火が付いた状態で宏一のところに来て、たっぷりと焦らされたからで、一度いったくらいでは身体の火が消えないのに直ぐにまたバシバシを始めたので一気に燃え上がってしまったからだった。
「洋恵ちゃん、簡単にいっちゃったね」
宏一が上になってぐったりと被さっている洋恵の身体を下から優しく撫で回しながら言うと、洋恵が恥ずかしそうに言った。
「なんか、よく分かんなかったの・・・・・」
「きっと、洋恵ちゃんの身体は敏感なままなんだよ」
宏一に指摘されて洋恵もその通りだと思った。まだ身体全体にたっぷりと快感が残っており、指先まで痺れている。
「だってぇ、あんなに焦らすからぁ」
洋惠はそう言いながら頬を宏一の肩にスリスリした。
「ごめんね、洋恵ちゃんにいっぱい気持ち良くなって欲しいから」
「それは分かってるけどぉ、ああん、まだおっきいのが入ってるぅ」
洋恵はそう言いながら、腰をゆるゆると動かして肉棒のボリューム感を確かめた。実は洋恵はさっき彼の部屋で同じように上になった時のことを思い出していた。あの時は彼が上になって欲しいと言ったので恥ずかしそうに跨がって、肉棒を納めてから上に被さって抱かれたのだが、少ししか入っていなかったのに彼は少し動くと直ぐに終わってしまった。洋恵が下付なので彼の肉棒は半分くらいしか入っていなかったのに、だ。しかし今はしっかりと洋恵の真ん中くらいまで肉棒の質感を感じることができる。
「あああぁ、すてき・・・・」
洋恵の肉壁は再び動き始めて二人にしっかりと快感を与えていたので洋恵はしばらくうっとりと宏一の上で抱かれていた。宏一もゆるゆると腰を動かしながら肉棒に肉壁が絡みつく感覚を楽しんでいる。
しかし、正直に言えば今日の洋恵は『まだ足りない』と思っていた。最初もさっきも、快感は凄かったが時間が短すぎた。身体は最高になったが、洋恵自身はもっと楽しんでからいきたかったのだ。それは、バージンの最初からたっぷりと宏一に仕込まれて絶頂を教えこまれれた洋恵ならではの想いだった。
『もっと気持ち良いのが欲しい。いっぱい気持ち良くなってからギリギリまで我慢して、思いっきりいきたい』身体に再び火が付いたのを感じながら、洋恵はそれをどうやって宏一に伝えようかと思った。
洋恵の身体が再び反応を始めたことを悟った宏一は、洋恵にバシバシ以外の方法をさせることにした。どうやら洋恵は宏一の部屋に来る前に身体に火が付くことをしてきたらしいと言うのは何となく分かってきた。しかし、自分だって洋恵のことをどうこう言える立場では無いし、今、洋恵に去られては目も当てられない。だから宏一は今の洋恵をそのまま受け入れることにした。
「洋恵ちゃん、起き上がってごらん?」
宏一はそう言うと、洋恵を帆掛け船の形にした。起き上がるだけで洋恵の中に肉棒がズイッと入ってくる。
「あうぅ、うう、これで、いい?」
「うん、そして、自分で押し付けるようにグリグリしてごらん?」
「よく分かんない・・・・あん、動けないぃ」
洋惠の敏感な部分にはずっぽりと肉棒が刺さっているのだ。動けと言われても動きようがないと思った。
「ゆっくりななめ前に押し付けるようにグッて腰を押し出してごらん?」
洋恵は言われた通りにしてみた。途端に今までとは違う快感が走り抜けた。
「んんっ、ああっ、これっ、ああっ、凄いっ」
感の良い洋惠は直ぐに動き方を覚えた。宏一の上になって秘部を宏一の茂みに押し付けると、肉棒の先端が奥にしっかりと当たるし、同時に秘核も擦られてとても気持ち良い。以前にこの体勢だった時はもっと足を閉じていたのでうまく動けなかったが、今回はやや閉じ気味だった両ひざを直ぐに目いっぱい開いたので前後に動きやすくなった。そして自分からくねくねと秘部を押し当てて肉棒が出入りするのと同時に秘核が擦れる快感を楽しみ始める。
「ああん、これいいっ、ああぁぁ、ああん」
洋恵の身体が宏一の上で妖しく前後に揺れ、ぱんぱんに張った乳房も一緒に微かに揺れる。
「少し身体を前に倒してごらん。おっぱいを揉んであげよう」
宏一がそう言うと、洋恵は喜んで乳房を宏一に差し出した。宏一が両手を伸ばして洋恵の乳房の弾力を確かめ始めると、洋恵は更に腰の動きを大きくした。最初は緩やかだった肉壁の締め付けも、あっという間にぎゅうぎゅうに締め付け始め、肉壁が強く肉棒を扱いていく。
「ああん、あんっ、ああんっ、いいっ、これいいっ、ああっ、あうぅっ」
洋恵は夢中になって新しい動き方を身体に刻み込んでいく。宏一が出没しているわけでは無いので何とか宏一も我慢できたが、深々と刺さって全体を扱かれているのでいつまでもというわけでは無さそうだ。
「ああんっ、凄いぃっ、しっかり奥に当たってるぅっ」
洋恵は一番奥に固い先端が当たったまま動くと、ごりごりと身体の奥全体に刺激が行き渡ることを発見した。『こうすると、一番奥に当たったままになるんだ。凄い、先生のおちんちんだからこうなるんだ。おっぱいもクリちゃんも中も全部凄く気持ち良いっ』洋恵は宏一の上で身体をゆらゆらと動かしながら、このまま一度いこうと思った。
洋惠が夢中になって秘部を押し付けてきたことで、宏一は肉棒の付け根が洋恵の液体で濡れてきたことに気が付いた。たっぷりと秘唇が濡れているのだ。元々濡れにくい洋恵の身体でこんなことはなかなか無い。洋恵がどんどん動くので肉壁と肉棒の間に溜まっていた精が流れ出したらしく、肉棒が肉壁にしっかりと擦れて締め付けられてきた。それでも洋恵の身体は宏一の上でくねくねと動く。
「このままが良いっ、センセっ、このままぁっ」
洋恵が駆け上がることを宣言したので、宏一は一言だけ注文を付けた。
「最後は自分でおっぱいを揉みなさい」
「ああんっ、このままぁ、これがいいのぉっ、このまましてぇぇ」
「最後はもっと素敵にしてあげるから、良いね?自分で揉むんだよ、良いね?」
「ああぁぁっ、ああっ、このまま、もういっちゃうっ」
「そうら、自分で揉みなさいっ」
宏一はそう言うと乳房を揉んでいた手を離し、洋恵の腰を掴んでグリグリと押し付けると同時に肉棒を突き上げた。同時に洋恵は自分で乳房を容赦なく揉み絞った。
「うぐぅぅーっ、そんなにしたらぁっ、ああうっ、我慢できないぃっ」
洋恵の肉壁は肉棒を強烈に締め上げてきた。中のぶつぶつが強く押し当てられているのでこのまま出没すれば宏一とて直ぐに放ってしまうだろうが、幸いこの体勢なら肉棒にブツブツが当たりはしても大きく扱かれないので何とかなりそうだ。
「いっぱい我慢してからいきなさいっ、いっぱい我慢だよっ」
「あああんっ、そんなぁっ、ああぁっ、くぅぅっ、やっぱりこれ以上は無理ぃっ、あああああっ、ああああうーっ、うううっ、くぅーっ」
洋恵は宏一の上で乳房をぎゅっと揉み絞ったまま硬直した。宏一から見ると、こんなに乳房を握り締めて痛くないのかと思うほどだ。さすがに宏一はここまでできないと思った。
洋恵は宏一の上で仰け反りながらビクンッビクンッと大きく身体を震わせた。そして、そのまましばらく乳房を揉み絞ったままの姿で止まっていた。
凄い姿だった。幼い身体付きの洋恵が自分の肉棒を納めたまま仰け反り、突き出した乳房を思い切り握り締めて絶頂しているのだ。幼い少女だからこその迫力がある。洋恵は由美と違って乳房を揉み絞っても乳首を指で挟まないので幼い小さな乳首が握り締められた乳房の上にそのまま見えている。宏一は、こんな少女を好きなように開発できる喜びをかみしめ、脳裏にこの洋恵の強烈な姿を焼き付けた。
いつもなら宏一の上で絶頂した後には、ゆっくりと宏一の上に倒れて優しく抱かれる洋恵だが、今回の洋恵は両手を下ろしたまま、まだ宏一の上で帆掛け船の体勢で喘いでいた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
「洋恵ちゃん、凄かったね」
「はぁ、はぁ、はぁ、あんなに気持ち良いなんて知らなかった・・・・まだ中に・・・」
「そうだね。洋恵ちゃんが先にいっちゃったね」
「だって、我慢できなくて・・・・ごめんなさい・・・」
そう言いながら洋恵はまた腰をクッと動かして肉棒のボリュームを確かめた。このやりかたがよほど気に入ったらしい。胸から可愛く突き出した半球形の固い乳房には真正面を向いたまま小さく尖っている淡い色の幼い乳首が微かに揺れている。
「どうしたの?抱いてあげるよ、おいで」
宏一に言われてやっと洋恵は身体を倒してきた。そのまま静かに宏一の肩に頬を載せながらも、腰を再びクッと押し付けて肉棒の先端を確かめている。
「まだ当たってる・・・」
「おちんちんが?」
「うん、奥まで来てる・・・・」
洋恵はそう言ったが、身体を倒したことで肉棒の先端の当たりがだいぶ弱くなったことに気が付いた。そして『あの格好は恥ずかしいけど、しっかり当たって気持ち良い』と思った。
そのまましばらく洋恵は宏一に優しく抱かれて身体を撫でられていたが、今日は遅くなれないのだ。もっとこのままで居たかったが、仕方なく宏一に言った。
「ああん、もう服を着ないと・・・・」
『帰る』と言わずに『服を着ないと』と言ったところに洋惠の心残りが滲んでいた。
「そうなの?」
「うん・・・・・抜いて・・・」
そう言って洋恵はベッドから起き上がると、ゆっくりと服を着始めた。実は、洋恵は夜に彼から電話が来ると予想していた。だから家で電話を受けるために仕方なく中断したのだ。しかし、宏一は一度出しただけなのでまだ出し足りない。洋恵が手早く服を着るのを止めはしなかったが、服装を整うのを待って、全裸のままベッドに腰掛けると洋恵後ろ向きにを引き寄せた。
「ああん、そろそろ帰らないとぉ」
洋恵はそう言ったが、洋恵とてまだ身体に火が付いたままなので強くは嫌がらない。
「うん、あと少しだけ、良いね?」
宏一はそう言うと、洋恵を後ろ向きで抱き寄せ、スカートに手を入れてパンツを膝の下まで下ろすと、そのまま後ろから肉棒を宛がった。
「ああん、まだするのぉ?」
洋恵は口ではそう言ったが、自分からお尻を突き出して位置を合わせてきた。
「うん、少しだけね」
宏一はそのまま洋恵を後ろから貫いて自分の上に座らせた。これだと位置は簡単に合うが挿入は浅い。
「ああうぅっ、くっ、やっぱりおっきいぃ」
「おっきいのはいや?」
「そうじゃないけど、ガバガバになっちゃう。ガバガバになってもセンセ、してくれる?」
洋恵は肉棒の快感に包まれながらも宏一に聞いてきた。宏一はゆっくり洋惠を貫きながら自分の上に座らせ、
「もちろんだよ。それに、洋恵ちゃんがガバガバになんかならないよ」
と言った。
「ああぁぁ、センセのおっきいのがまた入ってるぅ。あうぅ、入れるの好きすぎぃ」
「洋恵ちゃんだって入れられるの、好きでしょ?」
宏一が聞くと、洋恵はだまってコクンと頷いた。
「どうするの?」
洋恵は取り敢えず肉棒を受け入れはしたものの、宏一が何をするのか興味津々で聞いてきた。
「洋恵ちゃんの中はじっとしてても気持ち良いんだ。だから少しこうやって可愛がってあげるね」
宏一はそう言うと洋恵の膝を開いて指で淡い茂みの奥を探り始めた。膝を開いたことでずり下げたパンツが邪魔になった洋恵は自分から脱ぎ落としてしまった。手を入れるスペースができたので宏一の指が洋恵の茂みを乗り越えて秘唇の中に伸びていき、そっと秘核の近くを可愛がり始めた。しかし足を全開にしたわけではないので指が秘唇を割っていく時の快感が洋恵を包み込む。
「ああん、今それをされたらぁ、ああん、あん・・・」
洋恵は挿入の後は出没だと思っていたが、指で与えられる快感と同じくらい肉棒を収めた身体の奥からも快感が沸き上がってきたことに驚き、喜んだ。肉壁が活発に動き始めたのだ。『ああん、入れてから指でクリちゃんを可愛がってもらうと身体が中まで反応するんだ。全部気持ち良いっ』と思った。もちろん宏一だって肉棒に肉壁が絡みついて気持ち良い。
「どう?今度は当たってる?」
「ううん・・・まだ・・・ああんっ、あんっ、ああっ」
洋恵は自分からお尻をくりくりと動かし、微妙に位置を調整した。同時に宏一が少し足を開いて結合を深くした。この体勢なら簡単に肉棒を深く受け入れられる。
「ああっ、当たったっ、ああぁっ、これも素敵いっ」
先程は自分から擦りつけて得られた快感が、今度は宏一の指で与えられ洋恵は喜んだ。
「あ・あ・あ・あ・あぁぁ・ああぁぁぁ・・・・」
洋恵は全く自分が動かずに、ただひたすら快感を与えられるのを受け入れるだけのセックスが気に入ったらしい。これなら何も恥ずかしがる必要は無い。更に宏一は空いていた左手を前に回し、ブラウスの上から洋恵の乳房を左右交互に揉み上げてきた。
「ああぁんっ、そんなに全部しないでぇっ、また夢中になっちゃうぅっ、帰りたく無くなるぅっ」
「洋恵ちゃん、もう帰っちゃうの?こうされても、もう帰るの?」
「だってぇっ、ああぁぁっ、気持ち良いけどぉっ、ああぁぁぁぁ、いやぁぁ、また脱ぎたくなっちゃうからぁっ」
洋恵が夢中になってきた時だった。突然、洋恵の携帯が鳴り始めた。少し仰け反って喘いでいた洋恵は、慌てて足を閉じると携帯を持ち上げた。急に足を閉じたので、秘核の周りを可愛がっていた宏一の手は押し出された。
「あ・・・うん、帰ったとこ。夕ご飯、食べた?」
洋恵が話し始めたので宏一は驚いた。まるで普通の会話だ。今まで声を上げていた、そして今も肉棒が深々と刺さっている女の子の声とは思えないほど普通の会話なのだ。盛り上がってきたのに洋恵が携帯を無視せずに会話を選んだことに少し腹が立ったが、さすがに自分から動こうとは思わなかった。
「私はまだ・・・・うん・・・・これから・・・・もう少しかな?・・・・うん・・・・大丈夫・・・・・そう・・・楽しかった・・・・・」
洋恵は全く普通の会話をしている。声からは挿入されている気配など声からは全く感じられない。しかし、今でもしっかりと肉棒が洋恵の奥深くまで入っている。それは間違いないし、肉壁だってじわじわと動いて肉棒を締め上げ、巻き付いている。それなのに洋恵は本当に普通の会話をしているのだ。宏一はあっけにとられてそのまましばらくじっとしていた。すると、だんだん洋惠の声が甘いものに変わってきた。


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