ウォーター

第二百七十二部

 
「あああぁぁ、感じてきました・・・・動いてないのに気持ちいい・・・・ああああ」
「どこが一番気持ちいいの?」
「先っぽが奥まで来てて・・・・・ちょっとお腹を押し上げて・・・・あああ・・・でも・・・入り口も気持ちいい・・・・ああぁぁ・・・私の身体、宏一さんでいっぱい・・・・・気持ち良い・・・」
由美は両手で宏一の首を抱きしめながら喜んでいる。
「動きたくなってきた?それともズボズボして欲しい?」
「動いたら直ぐにいっちゃいそうだからこのまま・・・・あああぁぁ・・・このままがいい・・・・どうですか?気持ちいいですか?」
「うん、由美ちゃんの中がおちんちんにあっちこっちから絡みついてくるよ。気持ちいい。由美ちゃんの中、とっても嫌らしいね」
そのとき、由美がほんの少しだけ右足を高く上げた。それは単に足の位置を調整しただけだったが、その動きで肉壁がずるっと動いた。
「おっ」
「あっ」
「由美ちゃん、今、とっても気持ちよかったよ」
「私も。宏一さん、何したんですか?」
「俺は何もしてないよ。由美ちゃんだろ?」
「私も何も・・・・」
「足を少し動かしただろ?」
「え?それ?」
由美はもう一度右足を少し高く上げた。すると同じことが起こった。
「ほら」
「あっ」
「由美ちゃんが足を少し動かしたから、由美ちゃんの中がおちんちんに絡みついてきたんだ。やってみてごらん?」
宏一に言われてみて由美は気がついた。今までは左右の足を同時に動かしたことはあっても、片足だけ動かしたことなどほとんどなかった。それに、今までは入れたら直ぐに気持ちよくなることだけを二人で追い求めていたので、足を動かすと由美の肉壁がどうなるかなど気にしている余裕はなかった。しかし今、ゆったりとした時間の中で二人で試してみて、初めて気がつくことができたのだ。
「あん・・・ああぁぁ・・・なんか変な感じだけど・・・・ああぁぁ・・・これも気持ちいい・・・・あああああ」
由美は両手で宏一の首に抱きついたまま、ゆっくりと左右の膝の位置を少しだけ変えた。それに併せて肉壁がズルッズルッと肉壁に絡みついてくる。その絡みつき方が独特だ。何というか、肉壁が一度グッと押しつけられてからズリッと動くのだ。それに出没と違って全体で締め付けるわけではなく、半分くらいがそうなって当たる部分が動いていくので独特の快感が与えられる。それは由美に対しても同じなので、由美も次第に足の動かし方を覚え始めた。
「ああぁぁぁ・・・こんなこと・・・ああああ、私の中、どうなってるの?ああぁん、なんか変なのに、ああぁぁ、感じて・・、ああぁぁ、ああんっ、宏一さん、どうですか?」
由美は喘ぎながらも左右の足を動かして宏一の肉棒を可愛がっていく。
「由美ちゃん、とっても気持ちいいよ。ズボズボするのとは違うけど、とっても気持ちいい。もっとしてみて」
「はい、あああぁぁ・・・・・ああん・・・・こうですか?ああああ、なんか、嫌らしくて気持ちいい・・・ああああ」
由美は足を動かして肉壁を絡みつかせる方法を自然に覚えていった。こんなことは誰にでもできることではない。由美のように元々活発に肉壁が動く子だからこそできるのだ。しかし、しばらく感じていると由美自身がもっと肉壁を動かしたくなってくる。
「ああああぁ、ああん、ああん、あん、あん、あん、だめ、あん、あん、だんだん我慢できなくなってきました」
左右の足を交互に動かしていた由美だったが、いつの間にか両足を宏一の足にしっかり絡めたまま自分から軽く腰を突き上げるようになってきた。それも上下ではなく、左右をずらして突き上げてくる。そうすると秘核が斜めに宏一に押しつけられるし肉壁も動くので更に気持ちよくなるのだ。そして、左右の足を交互に宏一の足に絡め、肉壁を動かしていく。
「ああん、あんっ、あんっ、だめ、あんっ、あんっ、あんっ」
肉壁がしっかりと締め付けた状態になってからなので、ほとんど動いていないのにとても気持ちいい。
「ああぁぁ、こんなに奥まで来てるのに、あああぁんっ、いっぱいなのにぃっ、ああっ、宏一さんがおっきくなってくるぅっ」
「由美ちゃんの中がとっても気持ちいいよ。おちんちんがおっきくなってるんじゃなくて、由美ちゃんの中が狭くなってきてるんだよ。こんなに動いてるなんてすごいよ。そのまま頑張ってごらん、とっても気持ちいいよ」
宏一は肉棒の裏の敏感な部分が大きく扱かれる快感に喜んだ。自分で全く動かないのに由美が喘いで登っていく姿はとても嫌らしく可愛らしい。
「ああぁぁんっ、ああぁっ、んんっ、こんなこと、ああんっ、素敵、ああぁぁ、奥に当たったままなのにぃっ」
由美は次第に足に交互に力を入れる具合を覚えてきたようで、肉壁が活発に絡みつくようになってきた。
「あああんっ、あんっ、あっ、あっ、このまま、このままいってもいいですか?」
「いっちゃいそうなの?」
「まだ、だけど、このままだと、あんっ、あんっ、先っぽが奥に当たったままで、あんっ、あっ、あっ、とっても素敵、ああぁぁ、私の身体、嫌らしい」
「どこが素敵なの?」
「先っぽが当たってて、それなのに全部、全部気持ち良い。あちこちが当たって、ああぁぁ、なんか変な感じで素敵、ああぁんっ」
「ちゃんと我慢してからいくんだよ。いいね?」
「はい、がんばります、あんっ、あっ。あっ、あっ、あっ、これ、すてき、あっ、あっ、あっ、あっ」
由美はゆっくりと上り詰めていった。常に肉棒が一番奥まで入った状態で登っていくのは初めてだ。いつものような爆発的な快感ではないが、宏一を一番奥まで納めたままなので精神的な満足感が大きい。
「ああぁ、宏一さん、もうすぐです。あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ」
由美はそう言うと宏一にしっかりと抱きついて最終体制に入った。宏一の足に絡んだ膝は更に高く上がって左右に開いたので秘核がぐっぐっと宏一に押しつけられる。宏一は由美を抱きしめてキスをしたが、あまりの快感に最初少し反応しただけで由美は舌を返せなくなった。それどころではないのだ。由美は夢中になって昇って行った。
「あっ、あっ、あっ、あっ、だめ、いっちゃいます、あっ、あっ、あっ」
「だめだよ、もう少し我慢しなさい」
宏一は由美を抱きしめながら耳元でささやいた。由美は言われたとおり、全力で波が過ぎ去るまで我慢した。
「んんんっ、ああぁ、ああ、はぁっ、あん、あん、あぁぁ」
「我慢できたんだね。良い子だ」
宏一が由美の髪を撫でながら項を舐めながら言った。
「ああ、ああんっ、あっ、ああぁ、でも、これ以上は、ああんっ、あっ、また、ああっ、あんっ、あっ、あっ、あっ、これ以上は無理ですぅっ、あんっ、あっ、あっ」
由美は次々に襲ってくる波がだんだん強く高くなってくるので、次が来たらもうダメだと直感した。
「頑張って、もう一回我慢してごらん」
「そ、そんな、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、だめ、我慢できない、あっ、あっ、あっ、あっ、だめ、もうだめです、あっ、あっ」
「もう少しだけ我慢しなさい。がんばって」
「んんっ、んあっ、あっ、やっぱりだめ、あっ、あっ、あっあっあっ、あああっ、だめぇっ、いっちゃいそうっ」
由美は首を左右に振ってなんとか我慢しようとした。しかし、明らかに由美は限界だった。由美は限界まできちんと我慢したのだ。宏一は納得した。
「由美ちゃん、好きだよ」
その言葉が由美のギリギリの我慢を崩した。
「ああっ、いっちゃういっちゃううぅーっ・・・はうぅっ」
由美はぎゅっと宏一の首を抱きしめたまま絶頂した。そしてしっかりと宏一に抱きしめられたままビクンッビクンと細い身体を震わせた。同時に由美の中全体がぎゅっと締まる。
「はう・・・・ううっ・・・・あうっ・・・・ううっ・・・」
宏一は由美が全部いき終わるまで細い身体をしっかりと抱きしめていた。腕の中で由美の身体がビクンビクンと震えるのがとても可愛い。
「ううっ・・・・はう・・・・・うっ・・・・・はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・」
「上手にいけた?」
「はい、はぁっ、はぁっ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
「良かった。とっても可愛いよ」
「すごく素敵でした。とっても・・・・・」
「由美ちゃん、可愛いよ。大好きだ」
宏一は由美を抱きしめたままねっとりとキスをした。今度は由美もねっとりと舌を絡めてくる。由美の中ではまだ最大限に怒張した肉棒がしっかりと奥まで入っていた。
「ああぁぁ、宏一さん」
「どうしたの?」
「まだ、しっかりと宏一さんが奥まで入ってて・・・・あん、なんか嬉しい・・・」
「そうだね。由美ちゃんの中、気持ちいいよ」
「今は、どうですか?」
「今は全然動いてないけど、由美ちゃんがいったときは全体的にぎゅって締め付けてたよ」
「そうなんだ・・・・私はわからないから・・・・・」
「さっきみたいに由美ちゃんが上になってしたのと、どっちが気持ちよかった?」
「それは・・・・・・さっきはすごくて・・夢中だったし・・・・でもこれは・・・とっても優しくて嬉しくて・・・・・・うまく言えません・・・・どっちも素敵・・・でも、こっちの方が幸せ、かも・・・・でも、あっちの方が気持ち良いかも・・・・ああん、分かりません」
「でも今、由美ちゃんがしてくれたの、嬉しかったよ。それに気持ちよかった。あんなの始めただったから」
「私も」
「それじゃ、このままもう一回しようか?できる?」
「このまま・・?・・・・・はい・・・」
「こうしていれば、また由美ちゃんの中が動き始めるからね」
「はい」
由美は宏一にもう一度求められたことが嬉しかった。ただ、先度上になった時と違って宏一が終われなかったのは心残りだった。あのときは宏一の上で激しく体力の限界まで動いたので宏一も終われたのだが、このやり方ではそこまでは無理なのだと悟った。
それでも、このやり方は気持ちとしての満足感が大きい。出没していないのである意味、限界まで二人の全てがずっと密着しているからだ。由美はだんだんと再び感じ始めた身体の感覚を楽しみながら、宏一に出して欲しいとき、気持ちよくなって欲しいとき、自分でもサポートしてあげられたら素敵だなと思った。
二人はねっとりとキスを繰り返しながら、由美の肉壁が再び動き始めるのを待った。
「どう?」
「少し感じてきました・・・・・気持ち良いですか?」
「まだもう少しかな?ちょっと強く締めてきたような気がするけど・・・」
「そうですか?・・・ああぁぁ・・・・・どうですか?」
由美は再び足を交互に動かし始めた。
「あ、動き始めた。由美ちゃんの中がまた絡み付いてきたよ」
「あん、あん、・・・・・・・どうですか?」
「うん、なんかいやらしく動いてる。由美ちゃんはどう?」
「ああぁ、感じてきました・・・・ああん、なんか恥ずかしい・・・」
「どうして?」
「だって・・・・・私の中が動いてるなんて・・・・ああぁぁ、気持ち良くなってきて・・・・あああん、だんだん・・・・・あん、あん、ああぁぁ」
「おっぱいも可愛がって欲しい?」
そう言うと宏一は上体を少しだけ起こし、肘で身体を支えて由美の乳房を可愛がり始めた。優しく乳房を揉み、乳首を指で可愛がる。
「あんっ、それもされたら、ああんっ、あんっ、ああっ、いやぁ、止まらなくなるぅ、あんっ、ああっ、あっ、あっ、あっ」
由美は軽く仰け反って乳房を可愛がられながらも、両足に交互に力を入れて肉壁で宏一を締め付け続けた。
「ああん、そんなにしたら話ができません。ああん、ああっ、ああっ、ああっ」
「それなら止めた方が良い?」
そう言って宏一は乳房から手を離し、再び由美を抱きしめた。
「ああぁぁ、これなら、あん、だいじょうぶ・・・・・だけど・・・・ああぁぁ」
「なんだい?」
「大丈夫。我慢します。宏一さんに抱かれてる・・・・ああぁぁ、全部いっぱいで・・・・素敵・・・・あああぁぁ・・・先っぽが押し上げてくる・・・・・」
由美は身体を微妙に動かして更に密着度を上げようとした。
「急がなくて良いよ。このままこうしていよう」
「はい・・・・ああぁ、なんか私の身体、とってもいやらしい・・・」
「そうだね」
「いやぁ、そんなこと言わないで下さい。ああん、いやぁ、そんなこと言われたら感じるのが、ああぁぁ、だめぇ、やっぱり我慢できない・・・・あああぁぁぁ」
「由美ちゃんの身体はこうやってどんどん嫌らしくなっていくんだよ」
「嫌ぁ、ああぁぁ、嫌らしくなりたくないぃ、あああぁぁ、だめぇ、我慢できないぃ」
「嫌なの?」
「宏一さんに嫌われちゃいます。あああぁぁぁ、我慢しなきゃ、ああんっ、あんっ、嫌らしくなったらだめぇ」
「だめなの?」
宏一は由美の首筋をねっとりと舐め上げながら言った。
「宏一さんは可愛い子が好きなんです。恥ずかしがって感じる子じゃないとダメですぅ」
「おちんちんをこんなに奥まで入れながら我慢できるの?」
「だって、ああぁぁ、宏一さんにもっと教えて欲しいから、あっ、でも我慢しないと、ああんっ、ああっ、ああっ、いやぁ、身体が欲しがって、ああっ、ああっ、あっ、あっ、あっ」
由美の中がどんどん締まってきた。その分肉壁が絡みつく感覚が強くなる。先ほど放出して余裕のある宏一と違って、由美はどんどん高まっていった。
「まだ我慢できるよね?」
「あっ、あっ、あっ、あっ、んんーっ、んーっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はい、我慢しました。はぁっ、はぁっ、あぁぁ、ああん」
由美は宏一に開発して欲しいという気持ちと、開発されたら宏一に飽きられるという思いの狭間でなんとかギリギリ我慢していたが、だんだん大きな波が襲ってくると押し返せなくなる。それでも由美は、あともう一度か二度は我慢したいと思った。



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