ウォーター

第二百八十四部

 
宏一の手が洋恵の背中を大きく撫で回すと、洋恵はため息が出るほど気持ち良くなった。背中の肌を撫でられるだけでこんなに気持ち良くなったのは初めてかも知れなかった。宏一はジッパーを腰まで下げ、背中を撫でながらワンピースの背中を大きく広げて露出させると更に丁寧に撫で回していく。
「あああぁぁ、とっても気持ち良い、あああぁぁ、ああんっ、もっと指も、中もぉ」
洋恵の不満は分かっていた。しかし、徐々にレベルを上げていくつもりだ。
「もっとしたらパンツが脱げちゃうよ。それでもいいのかな?」
「ああん、そんなことぉ、ああああ、せんせぇ、あああん、するならちゃんと優しくしてぇ」
「それならこれはどうかな?」
宏一はすべすべの背中を撫でるのを止めて下向きの乳房を服の上から撫で回し始めた。既に背中の肌を直接撫でられて喜んでいる洋恵にとっては、その喜びを取り去られた上に敏感になっている乳房をブラジャーと服の上から愛撫されたのでは堪ったものではなかった。
「あああぁぁん、そんなぁ、いまからそれをするぅ、ああぁぁん、ねぇ、あああん」
洋恵の声には不満がたっぷりと含まれていた。しかし、自分からは言えない。さっきまでは同じ愛撫でも我慢できないほど気持ち良かったが、今となってはもっと先が欲しくなってしまう。洋恵は自分の乳房の感じ方が変わったことに気が付いていた。『やっぱり先生に優しくしてもらうと我慢できなくなっちゃう。そういう風に身体が反応しちゃうんだ。そういう風に今まで先生にしてもらってたから仕方ないんだ』と思った。
そこに宏一が畳みかけるように言った。
「それじゃ、ここを外しても良いのかな?」
そう言って露わになっている背中のブラジャーのホックに手を掛けた。
もう洋恵は何も言わなかった。じっと俯いて黙ったまま宏一の左手にブラジャーのホックを外されるのを待っている。
宏一は洋恵が受け入れたのを確認すると、ブラジャーのホックをパチンと外した。
「はうっ」
ブラジャーの締め付けがなくなっただけで洋恵は小さな声を上げた。そして、宏一の手が脇から差し込まれるのをじっと待った。
「良い子だ。それじゃぁ、両方してあげようね。まずはこっちから」
そう言うと宏一は洋恵の中に差し込んだままの右手の中指で小さくズボズボを始めた。当然パンツはどんどん脱げ落ちてくるが、もう二人共そんなことは気にしない。
「んああああぁぁっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、こっちもぉっ」
洋恵が喜びの声と同時に宏一の手を胸に引き寄せて乳房への愛撫を求めると、宏一の左手はワンピースの脇からブラジャーの中へと差し込まれて乳房を包み込んで揉み上げた。もちろん乳房も最初は弱くしか揉まない。それでも宏一の手で直接包まれただけで洋恵の身体には快感が吹き上がった。
「あっ、いーっ」
四つん這いの洋恵がグッと伸び上がって喜びの声を上げ、それでも足りないのか上体を軽く左右に振って揉まれている乳房から更に快感を絞り出した。最高だった。この姿勢で指をズボズボされながら乳房を揉まれるのは何度されても気持ち良い。とにかく気持ち良いのだ。洋恵は声を上げながら『やっぱり私の身体はセンセにしてもらうと最高になるようになってるんだ。リク君ごめん。私、やっぱりセンセが一番。やっぱり比べるなんて無理』と頭の隅で思った。
「ほうら、だんだん良くなってくるよ」
宏一は肉壁の中への出没のレベルを上げながら、乳房も左右を交互にだんだんしっかりと揉んでいく。
「ああっ、んあっ、ああっ、いいっ、そのままっ、ああああっ、あうぅーっ」
徐々に快感のレベルが上がっていくので洋恵はいつまでも夢中になることができた。もう肩は丸出しになってしまったし、パンツもどんどんずり落ちていくのは分かっていたが、もうどうでもよかった。
「ああぁっ、ああんっ、ああんっ、はうぅんっ、ああぅんっ、ああっ、ああっ」
「ズボズボされながらモミモミされるの、最高でしょ?」
「いいぃっ、どっちもいいっ」
「やめちゃいやぁぁっ、ああっ、ああっ、いいのぉっ」
「ほうら、もっと感じてごらん?」
宏一はワンピースの横から差し込んだ左手で直接洋恵の左右の乳房を優しく揉みたてていった。
「ああぁっ、はうぅんっ、ああっ、はうぅっ、ああっ、ああっ、ああっ」
洋恵は声を上げながらも、やがて快感のレベルがあるところから上がらなくなったことに気が付いた。本当は宏一はもっと強くできるのだが、わざと余裕を残していることなど洋恵は気が付かない。それでも身体はもっと上のレベルを求めてくる。
「ああぁんっ、ああうぅ、はあうぅんっ、ああっ、あうぅん」
「もっと気持ち良くなりたいのかな?おねだりしても良いんだよ」
宏一にそう言われれば、洋恵が望むことは一つしか無かった。これだけ脱げていれば、このまま何も脱がさずにできるはずだ。
「ああぁぁ、もっとぉ、ねぇ、このまましてぇ、ああん、ねぇ、このまま入れてぇ」
洋恵はとうとう肉棒を欲しがった。
「そうなの?洋恵ちゃん、欲しくなっちゃったの?」
「分かってる癖にぃ、もう焦らしちゃいやぁ、ねぇ、あああぁ、早く入れてぇ」
洋恵はもう挿入されることしか考えなかった。指だけでは最高になれないと思ったのだ。それなら早く入れてもらうしかない。洋恵はなんとなく宏一が指の動きを抑えている事に気が付いていたから、自分から言わないとこれ以上先に進まない事が分かっていた。
「わかったよ」
宏一はそう言うと、両手を一度抜いて洋恵の後ろに回った。中途半端に裸にされた洋恵は何も言わずにじっと四つん這いのまま挿入を待っている。
しかし宏一は直ぐに挿入しなかった。既にパンツがかなりずり落ちていて、洋恵の秘部が後ろから丸見えになっている。ただ、いつもとは違って両足をぴったり閉じているので、後ろから見た秘部はまるでおまんじゅうのように見えており、秘口の周りが蠢く度に中から白っぽい液体がにじみ出ている。この景色は上付きで秘唇も小さい由美では絶対に見る事ができない。だからその状態のまま口で可愛がりたくなったのだ。
宏一はもう少しパンツを下ろして秘部を丸見えにすると、両足を閉じておまんじゅうのように見えている秘部に顔を付けて舌を這わせ始めた。
「んああぁぁぁぁっ、それはいやぁぁぁぁぁ、あああああっ、ああうぅぅぅっ、ああああんっ、いま舐められるのはいやぁあぁ」
洋恵がひときわ大きな声を上げた。完全に予想を裏切られたからだ。力強くて太くて長いものを入れて貰えると思ったのに、ヌメヌメした舌で舐められたのだから当然だ。
「ちょっとだけ我慢してね。直ぐに入れてあげるからね」
「そんなぁぁ、ああああん、そんな嫌らしいことぉ、あああぁぁ、だめぇぇぇ、あああぁぁんっ、まだ焦らすぅ」
「だいじょうぶ、直ぐに入れてあげるからね」
宏一の言葉に、洋恵はもう少しだけ我慢することにした。もちろんこれはこれで十分気持ち良いのだが、期待したものと違うので気持ち良さよりも焦れったさの方が遙かに強い。
「ああぁぁん、やっぱり気持ち良いけどいやぁぁ、ああああっ、ああんっ、あああぁぁ、そんなにしないでぇ、ああぁぁ、もういいでしょう?ねぇ、はやくぅ、ああぁんっ、そんなに舐めちゃいやぁ」
洋恵は四つん這いの姿勢のまま、お尻を突き上げて少しでも宏一に舐めて貰える体勢を作って必死に快感に耐えていた。
「あああぁぁぁ、このままじゃいやぁ、あああぁんっ、そんなにされたらぁっ、ンあああっ、だめぇ、強すぎるぅっ、あぁぁっ、そんなにぃっ、これ以上されたらいっちゃうからぁぁっ」
声を上げながらも、両手を握り締めて必死にされるがままの快感に耐えている洋恵はとても可愛らしかった。もちろん宏一もこのまま洋恵をいかせるつもりなどなかった。たっぷりと舌で秘核を可愛がり、行く寸前で寸止めしてから挿入するつもりなのだ。洋恵の身体は誰よりよく知っている。洋恵自身よりもよく知っていると言っても過言ではない。
だから宏一は舐め方を調整して少し弱めで洋恵に『もう少しだけ強くしてもらえばいけるのに』と言う予感を持たせながら舌を使っていた。
「くうぅぅっ、はああぁぁっ、お、おねがいっ、ああぁぁぁぁ、ねぇっ、はやくぅっ」
案の定、洋恵はいかせてもらえるのか、我慢して挿入を待たなければいけないのか、はっきりして欲しいと思い始めた。
「あああぁぁぁ、せんセ、入れるなら早く、ああああぁぁ、ねぇ、ねぇっ」
洋恵は四つん這いで声を絞り出しながら我慢の限界に来ていた。声に悲しさが混じり始めた。
「あああぁぁ、もうこんなのいやぁぁぁ」
いつの間にか洋恵はいきたくて仕方なくなっていた。宏一の舌はぬめぬめと敏感な部分を動き回って快感を与えながらも、決して洋恵をいかせてはくれない。それでも洋恵は宏一にされるがままだった。
「あああぁぁ、もうだめぇぇぇ、もう我慢できないぃぃ」
洋恵がどうしようもなくなった時、突然今までぬめぬめと動き回っていた舌が離れた。そして後ろで宏一が起き上がった気配を感じた。そして腰をグッと掴まれた。
『あっ、くるっ』洋恵が期待に身体を固くしたとき、入り口にあの大きなものが押し当てられた。洋恵はじっとして次に起こることを待った。
「入れるよ」
洋恵が待ちわびた言葉が聞こえると、肉棒が狭い入り口を押し分けてグッと入ってきた。「んぁっ」
両足を閉じているので挿入感は圧倒的だった。肉門を通り越谷公方は固く締まった肉壁を押し分けながら中を満たしていく。洋恵は思わず仰け反って声を上げた。
「すごいぃっ、ああああああああーっ」
洋恵が圧倒的な挿入感に声を上げた時、宏一も同じことを感じていた。両足を閉じていても下付きの洋恵は秘口がはっきりと見えるので位置を合わせて入れるのは楽なのだが、もともときつい洋恵の入り口は更に狭くなっており、奥まで肉棒をねじ込むのが大変だ。
「うおっ、洋恵ちゃんっ、狭いっ」
「んああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
洋恵が声を上げるのも構わず、宏一はゆっくりと肉棒を押し込んでいく。いや、ゆっくりとしか入って行かない。
「ほうら、いっぱい入れてあげるっ」
「んああぁぁ、ぐぅぅぅぅ」
洋恵は内臓を肉棒が押し上げる感覚に変な声を上げた。
それでも、奥まで入ってしまえば入り口ほど中はきつくない。もちろんゴツゴツした肉壁が絡み付いてくるのだが、中が濡れている事もあって宏一にとっては洋恵らしい気持ち良さだ。
そこで宏一は、洋恵の奥まで入ったところでしばらく中の感覚を楽しむ事にした。しかし、待ち侘びてやっと入れてもらった洋恵にとってはそれどころではない。入り口の狭さ故に挿入感と快感が強いのに、やっと奥まで入ってきた肉棒が動かずにじっとしているのだ。
「ああぁぁぁぁ、いやぁぁぁ、ちゃんと動いてぇ、いやぁぁっ、はやくぅっ」
「洋恵ちゃんの中は相変わらず気持ち良いよ」
「じっとしてちゃいやぁぁぁ、あああああああ、動いてぇ、ねぇ、早くぅぅ」
「洋恵ちゃんが前後に動いてごらん?」
「だめぇ、動けない、いやぁぁぁx」
洋恵は入り口できつく締めあげているために自分から前後には動けないのだ。それなのに頭の中は奥までしっかり刺さった肉棒でいっぱいだ。
「お願い、あああんっ、早く動いてぇ、ズボズボしてぇ」
「洋恵ちゃんもおねだりが上手になったね」
「だから早くぅ、ああああン、お願いだからぁ」
「おねだり上手な子だ。ご褒美を上げなくちゃね」
そう言うと宏一は洋恵の腰を掴むと悠々と出没を始めた。もちろん、洋恵の中を楽しめるようにゆっくりだし、まだ肉棒の長さに余裕を持たせて一番奥までも入れていない。
「うああぁぁぁぁっ、いっ、すごいぃぃっ」
洋恵はスローな出没を与えられ、最初は仰け反り、次には身体を縮めて必死に四つん這いのまま快感に耐えた。
「ほうら、洋恵ちゃんの好きなものだよ。たっぷり楽しんでごらん」
宏一は肉棒がゆっくりと肉壁をこじ開けながら入っていく感覚を楽しんだ。しかし、洋恵にとっては頭の中を掻き回されるような壮絶な焦らしでしかない。
「ああぁぁっ、あああああっ、ああああっ、いいけどっ、ああああっ、おねがい、もっとおっ、もっとぉーっ」
「もっと、何をして欲しいのかな?」
宏一は洋恵の肉壁がゴシゴシと肉棒を擦る感覚を楽しみながらゆっくりと動いていた。ただ、さすがに洋恵の中では快感が強い。口では余裕たっぷりな宏一だが、実はこのままでは長持ちしないだろうと感じていた。やはり洋恵の中の気持ち良さは群を抜いている。由美の中にもう一度出しておけば良かったと思った。
しかし、宏一が洋恵の中でどれだけ持つか心配していた時、たっぷりと焦らされた後に太い肉棒をねじ込まれた洋恵の方が実は遙かに感じていた。
「もっとしてぇっ、ああああん、気持ち良いけどもっとぉっ、んあああぁぁぁぁ、ねえっ」
そう言って洋恵は腰を掴んでいる宏一の手を前へと導こうとする。しかし、四つん這いになっているので仰け反ったりしている内にワンピースは再びきちんと肩まで戻っており、脇から手を入れて乳房を揉むのは不可能だ。
「洋恵ちゃん、服が邪魔しておっぱいに届かないよ。このまま感じなさい」
宏一がそう言うと洋恵は腕を覆っているワンピースの袖を見て理解したようだ。それ以上は言わなかった。
「その代わり、こうしてあげる」
宏一はそう言うと、スローではあるものの出没を力強く始めた。今度は容赦無く肉壁の一番奥と入り口を往復し始める。洋恵の中に快感が吹き上がった。宏一しか入れない一番奥の肉壁が洋恵に大きな喜びを与える。
「はああああぁぁぁぁぁぁぁ、いいぃぃーっ」
洋恵はグッと仰け反って喜びを表しながら、やっと与えられた壮絶な快感に身を焦がしていった。そのまま一気に駆け上がっていく。
「ほうらっ、洋恵ちゃん、凄く良いよっ、洋恵ちゃんの大好きなおちんちんだよっ」
「あああぁぁっ、ああああっ、あああぁぁっ、ああううぅっ、んああぁぁっ」
快感が強いので洋恵は足を開いて身体を安定させようとしたが、ぴったりと閉じた足の外側で宏一が膝立ちになっているので足を開けない。そのまま洋恵は足を閉じたまま強い締め付けの与える壮絶な快感に飲み込まれていった。
「んあぁぁぁっ、あああぁぁっ、うああぁぁぁっ、ああああああっ」
「洋恵ちゃん、とっても気持ち良いよっ」
宏一が肉棒の快感に値を上げそうになってそう言った時、洋恵も一気に駆け上がっていた。
「んあああぁぁぁっ、あああああっ、だめえええっ、もうだめぇぇぇっ、がまんできないぃぃっ」
「いいよっ、いきなさいっ、いっていいよっ」
「ああああっ、だめぇぇぇっ、いじわるぅぅぅっ、っちゃうぅーっ、んああぁぁっ、はうぅぅっ、はうっ」
洋恵は簡単にいってしまい、身体を大きく震わせた。とてつもない電流が身体を突き抜けていく。
「んああぁっ・・・・・はああぁっ・・・・・ううううっ・・・・あうううぅっ・・・」


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