ウォーター

第三百部

 
宏一の手が包んだ膨らみを優しく撫で回し始めた。由美はじっと胸からの感覚が盛り上がってくるのを待つ。
「それじゃ、ここの練習問題を解いてごらん?」
宏一はそう言うと、参考書の下の方にある問題を指した。ほんの3つほどの小さな問題セクションだ。
「はい」
由美は問題を読むと問題を解き始めた。宏一と一緒に勉強したばかりなので基本的には分かるものばかりだ。3つの問題の内、二つは直ぐに解けた。しかし、南米の鉄鉱石鉱山の位置を問う問題では、国ごとの鉄鉱石鉱山については宏一と勉強したものの、南米全体の地図の中で位置を問われると迷ってしまった。問題では鉄鉱石と銅の他に硝石やリチウムの産地が混じっているのだ。いずれも南米が世界で重要な位置を占めている鉱物なのは分かっているが、位置が近いものだと迷ってしまう。
由美は国境線が書いてない南米の地図を見ながら、国境線を想像して鉱山の位置を特定しようとした。しかし、迷っている間に宏一に優しく撫でられている胸からの感覚が沸き上がってくる。
「どうしたの?止まっちゃったね?」
「あ・・・・・あの・・・・・・場所が・・・・・」
「さっき勉強した時は国境線が書いてあったからね。どう?分からない?降参する?」
「んんん・・・・・・・そんなにしないでください・・・・・・・・」
由美は正直に降参しようかとも思ったが、なんとか正解を出して宏一に褒めてもらいたい。だからもう少しだけ頑張ってみた。しかし由美の乳房は固く膨れ上がり、既に乳首も尖り始めていて、服の上から撫でられるだけでとても気持ち良い。焦れったくなるとたっぷり可愛がって貰えることを徹底的に宏一に教え込まれている身体は本人の意思ではどうにもできないくらい早く次を欲しがってくる。
「んん・・・んんんん・・・・・・・・んあぁぁぁ・・・・・はぁぁぁぁ・・・・・」
由美はだんだん問題が考えられなくなり、その分思考が愛されたいと望む方に奪われていった。
宏一は制服の上から撫でているだけでも乳首の位置が分かるようになってきたことと由美の反応から、由美が我慢できなくなってきたことは分かっていた。
「どう?やっぱりわからない?」
宏一の熱い息が由美の項を刺激する。
「それは・・・・もう少し・・・・・んんんん」
「降参すれば?」
宏一はそう言って、由美の細い項を口と舌で可愛がった。
「んんんーーーーーーーーっ」
由美の身体が硬くなり、一瞬意識が真っ白になった。それでも由美はまだ降参しなかった。もう少しで分かりそうだったのだ。しかし、もう由美の頭の中では『後は家で全部しっかり勉強しますから、早く優しくして下さい』という言葉が渦巻いている。もう呼吸も弾み始めており、ちょっとでも宏一が乳房を揉めば壮絶な快感が湧き上がることは間違いないのだ。
もう完全に我慢の限界だった。由美は最後の賭に出た。
「分かりました。ここは『イ』と『エ』です」
「それが由美ちゃんの答え?」
「はい」
「そうか」
「だから、だからもう、我慢できません。おねだりしてもいいですか?」
答えを確定した由美は、もう愛されることしか頭になかった。
「だめ」
「えっ」
「だって、間違ってるよ。正解は『イ』と『オ』だからね『エ』はペルーの銅鉱山だもの」
「あぁ・・・・・」
「だから、由美ちゃんは良いって言うまでおねだりできない。良いね?」
「はい・・・・・・・・」
宏一に指摘されて由美は一瞬で理解した。頭の中で南米の地図の中にペルーの国境線がぴったりとはまった。確かにその通りだ。由美はおねだりできないことで、宏一が何をするのか不安になった。
「じっとしていてね」
宏一はそう言うと、由美の制服の胸元のホックを外してジッパーを下げ、制服を左右に広げた。制服の中から濃いブルーのフロントホックブラに包まれた由美の乳房が露わになる。由美は問題を間違ったことで、宏一が何か罰を与えるのではないかと恐れた。
宏一は由美の小ぶりだが形の良い乳房をそっと何度か撫で回すと、直ぐにフロントホックをパチンと外した。由美の乳房はブラジャーを外してもほとんど形が変わらない。ただ、乳首は既にほとんど根元まで立ち上がっていた。何度見ても本当に美しいと思う。乳房のどこのラインを見ても絶妙なカーブで全体を美しく構成している。乳首の色は少し濃いが、周りは小さいし、口の中では元気に弾むことを宏一はよく知っている。
宏一の両手は乳房の周りそっと何度か撫で回して由美の感覚を盛り上げてから両手で乳房全体を包み込んだ。
宏一の手の中で固い乳房が弾むと、由美はグッと仰け反って声を上げた。
「はうぅーーーーーーーっ」
軽く両足を擦り合わせながら椅子の上で身体を真っ直ぐに伸ばしていく。仰け反ったことで上に突き出された乳房を宏一は優しく揉み回して由美を喜ばせていく。由美は声を上げながら、宏一が罰を与えずに優しく愛してくれたことを喜んだ。余計な心配だったのだ。
「はあうぅぅーーーっ、んんああぁぁーーーっ、ああぁぁんっ」
「勉強があったから我慢していたんだよね?」
「そうですぅっ、んああぁぁんっ、ああうぅぅん」
「気持ち良い?」
「とっても良いですぅ、ああん、宏一さぁん、ああん、素敵ぃ」
由美はこのまましばらくこうされていたいと思ったが、宏一はやがて揉み回す手の動きをだんだん小さくしていった。
「ああん、宏一さぁん、ああん、・・・もっと・・・・」
由美はおねだりをしかけたが、おねだりしてはいけないと言われたことを思い出し、行動で表す事にした。
椅子から降りると宏一の前に跪いてスラックスのジッパーを下ろし、肉棒を取り出した。由美が肉棒を取り出して口の中に入れると宏一はシャツを脱ぎ始めた。
由美は頭を前後に動かしながら慣れた手つきでベルトを外してスラックスを脱がせていく。どんどん肉棒が口の中で大きくなり、思い切り開けないと入らないくらいに太く力強くなってくる。更に一度肉棒を口から出してからトランクスを脱がせ、再び肉棒を口で扱いていく。宏一はシャツを脱ぎながら、『もう何度こうして由美ちゃんにしてもらったろう?』と思った。由美は宏一の下半身を全て脱がすと、肉棒を口に入れたまま両手をスカートの中に入れ、器用にパンツを脱いでいく。由美が椅子を降りてからここまで二人共一言も話さないのにとても自然な流れで進んでいく。由美は口を目一杯開かないと入らないくらい固く大きくなった肉棒を口に出し入れしながら、秘部が疼いてくるのを止められなかった。
宏一は全裸になると、肉棒をそそり立てたままベッドに座った。
「おいで」
宏一が言うと、由美が嬉しそうに宏一の前に立った。すると、宏一は由美のスカートのホックを外してジッパーを降ろし、そのままストンとスカートを落としてしまった。
「あっ」
いきなり下半身がすっぽんぽんになって茂みが露わになった由美は慌てて前を手で隠した。もともと上半身の制服はブラジャーまではだけられているので、由美は一緒に制服もあわせて抑えている。
宏一はそんな由美を軽く引き寄せると、淡い茂みの奥へと指を伸ばしていった。
「感じやすくなったかな?」
そう言って指をそっと茂みの奥の秘唇へと進める。
「はうぅっ・・・・・」
由美の身体に快感が走り抜けた。
「感じやすくなってるね。由美ちゃん、して欲しいことはある?」
宏一に言われて由美は『直ぐに入れて下さい』と言いそうになったが、なんとか我慢した。由美にしてみれば、やはり正常位で抱きしめられながらたっぷり挿入してもらうのが一番気持ち良いし、嬉しい。しかし、由美はなんとかおねだりを堪えて答えた。
「宏一さんの好きなことをして下さい」
「いいの?」
「はい・・・・・・いいです」
「それじゃ、この前の復習だよ。お口の上においで」
「えっ・・いきなり・・・・・・そんなことしたら・・・・きっと直ぐにいっちゃいます・・・・・」
由美はいきなり口の上に乗ることを要求され、戸惑った。今まで何度もあの恥ずかしいことをしたことはあるが、いきなり最初からしたことなど無い。たっぷりと愛された後、更に愛撫で身体が欲しがって我慢できなくなってからしかしたことはないのだ。
「だめ?」
「そんなことは・・・・・・でも・・・・・・」
「気乗りしない?」
「・・・・いえ・・・・・大丈夫です・・・・」
由美は心を決めた。どうせするならいつやっても同じだと思う事にしたのだ。ただ、最初はやはり愛情たっぷりに宏一に愛して欲しかったし、それを受け入れる自分を感じたかったのは本音だ。しかし、やると決めたからにはしなくてはいけない。
「それじゃ、おいで」
宏一はそう言うと、ベッドに横たわって枕の位置を調節し、由美が股間に抱え込みやすい位置に頭の位置を決めた。由美は最初、膝で身体を支えるようにして擦りつけようかと思ったが、宏一の様子から、やはり膝を立てた状態でしなくてはいけないことに気が付いた。
由美はベッドに上がると、一度宏一の顔の両側に膝を突いて跨いでから、静かに腰を下ろしていく。宏一から見れば、頭上から由美の秘部が開きながら近づいてくる形になる。更に由美は膝を持ち上げて宏一の顔の上にしゃがみ込むと、秘部をそっと宏一の口の上に持ってきてベッドのヘッドボードを掴んだ。
「さぁ、最初はゆっくりだよ。そして我慢できなくなったら手を使って良いからね」
「はあっ、そんなに近くで話さないで」
由美はヘッドボードをギュッと掴んで喘いだ。
「だって、この方が感じるだろ?由美ちゃんはこうやって感じるのが好きだろ?」
「そう言う事じゃ、ああっ、息が・・・・熱いっ」
「もう十分感じてる?」
「はい、あああぁぁ、が、我慢できなくなって・・はうぅんっ、あああ、もう、しても良いですか?」
「良いね?最初はそっとだよ。あんまり動かしちゃだめだからね」
「はいっ、はい、わかりましたからぁっ、んんーーっ、いいですかっ?」
「おいで」
宏一の言葉に、由美は秘部をゆっくり下ろした。由美自身はできるだけそっと下ろしたつもりだったが、既に声と息で焦らされた秘唇はぱっくりと広がって宏一の顔にべったりとくっつき、由美に我慢していた以上の快感を与えた。
「あうぅーーーーっ」
由美はヘッドボードを握り締めて腰を必死に止めた。全力で止めないと、いきなり宏一の顔の上で大きく前後に擦りつけてしまうからだ。
「んはあぁぁーーーーーっ、んーーーーーっ」
由美は更にヘッドボードをギュッと握り締めて快感に耐えた。すると、宏一の舌が由美の秘核と秘唇を舐め始めた。ゆっくりと秘部を動き回る宏一の舌の位置が由美の頭の中に刷り込まれる。もの凄く気持ち良かった。もう身体が反応するのを止めようが無かった。
「んあぁぁぁっ、あああっ、んああっ、ああっ、ああっ、ああっ、だめっ、止まらないぃっ、ああっ、ああっ、ああっ」
由美の腰が前後に動き始めた。由美はそれでも必死に動きを小さくしようとするのだが、腰は勝手に宏一の顔の上を前後に動いて快感を貪っていく。
「だめぇっ、止まりませんっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、いやぁっ、だめぇっ、ああっ、ああっ」
由美の腰が前後に動き始めると、宏一の両手が乳房へと伸びてきた。
「それをされたらぁっ、ああっ、ああっ、ああっ、待って、だめ、待ってぇっ」
由美はそう言ったが、その瞬間に宏一の両手が由美の乳房を揉み上げた。
「んあぁぁーーーっ」
乳房を揉まれた快感が更に秘核を刺激し、更に大きい快感を求めた。これ以上腰のストロークを大きくするには、宏一の頭を抱え込んで押し付けなければならない。由美はどうしようもなく宏一の頭を抱え込むと、思い切り秘部に押し付けた。
「ああああーーーーーーーっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、いやぁぁっ、すごいぃーーっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ」
由美は壮絶な快感に包まれ、一気に駆け上がっていった。
宏一は由美に満足していた。恥ずかしがりながらも、どうしようもなく股間を擦りつけて喜ぶ由美は宏一の理想の姿だ。宏一は由美の身体を開発した満足感に浸りながら、由美の固い乳房を揉み上げて秘部を舐め回していた。宏一の満足感を表すように、何もしていない肉棒は最大限に怒張して上下に揺れていたが、由美はまだ気が付かなかった。
「凄すぎますぅーっ、あああっ、だめぇぇっ、いっちゃいそうっ、ああっ、ああっ、そんなにしないで、ああっ、だめぇっ、ああっ、ああっ」
宏一が乳房をグイッと揉み上げてきた。由美はそれをいっても良いと受け取った。そして大胆に秘部を宏一の顔に押し付けると、思い切り絶頂した。
「ああぁっ、ああっ、あうぅーーーーーーーっ・・・・はうっ・・・はうっ」
宏一が由美の固い乳房をしっかりと握っているので、しゃがんだ姿勢で仰け反っても由美の姿勢は安定しており、倒れたりすることはなかった。
「はうぅっ・・・ううっ・・・・・うっ・・・・・・・・・」
由美は頭の中が真っ白になったが、宏一に愛されているという実感だけはあった。『恥ずかしかったけど、きっと宏一さんは喜んでくれた』そう思うだけで心から幸せになれる。由美はゆっくりと宏一の上に崩れ落ちていったが、そのままいつものように絶頂の後のけだるい愛撫に入るのではなく、自分から反対向きになった。宏一にも気持ち良くなって欲しいのだ。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、今度は私がしますから」
そう言うと呼吸もまだ十分に整っていない内から由美はシックスナインで宏一の肉棒に奉仕を始めた。宏一の目の前には由美の秘部が差し出され、既にゆっくりと蠢きながら入り口が萎む度に白っぽい液体を少しずつ吐き出している。それは由美の身体の準備は終わっている証拠だ。

トップ アイコン
トップ


ウォーター