ウォーター

第三百六部

 
次第に洋恵の身体は熱くなり、息も少し大きくなってきた。洋恵は焦れったさが募ってくると、とにかくなんとかしなければ、と思った。このままでは気持ち良くなることばかりに意識が奪われてしまう。それでは香奈の言ったことそのままだ。その時、思いついた。自分が気持ち良くなることだけを考えるからいけないのだ。宏一にもしてあげれば良い。
「ねぇ、センセ」
「なんだい?」
「前にも言ってたでしょ?一回お口に出したいって。してあげよっか?」
「いいの?」
「うん。ねぇ、ベッドに座って」
「ありがと」
宏一は洋恵に言われて安心した。実は昨日から溜まっていたのだ。このまま洋恵の中に入れば洋恵を押し上げる前に出してしまいそうでちょっと気にしていたのだ。宏一がベッドに座ると、洋恵はジッパーに手を掛けて中から半分くらいの宏一の肉棒を取りだした。
洋恵は何も言わずにパクッと肉棒を口に入れると、ゆっくりと顔を前後に動かし始めた。洋恵のやり方は由美と違って余り速度が速くない代わりにねっとりと全体をしっかり舐めてくれる。洋恵は口の中であっという間に大きくなってきた肉棒に、口を大きく開けながらも上目遣いで宏一を嬉しそうな目で見上げた。
「気持ち良いよ」
上半身を脱ぎながら宏一がそう言うと、洋恵の目がさらに嬉しそうにスッと細くなった。宏一はそんな洋恵が可愛らしく、洋恵の項や耳、首筋を優しく指で愛撫していく。洋恵はそれだけで気持ち良さが身体中を走り抜けていくのを感じた。
最早肉棒は完全に怒張して洋恵の口の中には収まりきらない。洋恵もかなり興奮して身体が熱くなってきた。
その時、宏一が手を下に延ばして制服の上から洋恵の乳房を大きく揉み上げた。洋恵の身体に大きな快感が走り抜けた。
「んんんぁぁーっ」
思わず洋恵は肉棒を吐き出してしまった。しかし、慌ててもう一度肉棒を口に入れて奉仕を再開する。
「洋恵ちゃんも気持ち良かった?」
宏一が聞くと、肉棒を口に入れたままコクンと頷いた。
「それなら、お互いにお口でしよっか?そんなに強くしないから良いでしょ?」
宏一に言われて洋恵は考えた。お互いにするのなら・・・・・。そこで洋恵はもう一度コクンと頷いた。洋恵だって身体が求めているし、お互いにするのなら気持ちを確認することになるからだ
「それじゃ、一回立って」
宏一に言われて洋恵が立ち上がると、宏一は洋恵のスカートの中に手を入れて、パンツを一気に脱がせた。
「さぁ、おいで」
宏一はそう言うと素早く裸になり、ベッドに横になって肉棒をそそり上げた。その宏一に洋恵は制服姿のまま反対向きで跨がってくる。目の前に差し出されたスカートを捲り上げると、洋恵の秘部が目の前に差し出された。洋恵の秘口はまだしっかりと締まっており、秘唇は少しだけ開いているがまだ濡れてはいない。しかし、宏一には既に洋恵の中は潤っていることが分かっていた。秘口がしっかり締まっているだけなのだ。それに洋恵は下付なのでこの体勢で舐めるのに向いている。
宏一は洋恵が肉棒を再び頬張って奉仕を再開したのを確認しながら、洋恵の秘部をそっと開いて中をじっくりと眺めた。既に洋恵の秘口は少し凹んでおりバージンでないのは明らかだが、まだ入り口はとても小さく、この可愛らしい秘口が宏一の肉棒を奥まで飲み込めるとは信じられないほどの可憐さだ。宏一は、洋恵の肉壁の締め付けと扱き揚げが素晴らしいのは、あれだけ肉棒を押し込んでも中の構造が大人になっていかないからなのだろうと思った。
宏一が口を近づけて息をかけ始めると、洋恵の秘口はゆっくりと蠢いてほんの少しだが液体を吐き出し始めた。しかしその量は由美よりずっと少ない。宏一は、目の前の秘口の奥の部分の素晴らしさを知っているのは自分なのだという幸福感に喜び、肉棒が更に力強く怒張した。洋恵は思いきり口を開いているのに太く固く膨れ上がった肉棒は半分弱しか入らないもどかしさに、更に無理をして肉棒を深く飲み込んで夢中になって奉仕を続けた。
「洋恵ちゃん、気持ち良いよ。ほら、息を掛けるとおまんこが動き始めたよ。お汁も出てきてる」
宏一は声を掛けたが、洋恵は奉仕に熱中しているのか返事をしない。確かに肉棒はさっきよりもずっと奥まで飲み込まれてしっかりと扱かれているし、その分肉棒が気持ち良い。洋恵が心を込めて奉仕している証拠だ。宏一はこのまま奉仕を受けながら放出できる幸せを噛み締めながら、洋恵の秘唇をじっくりと楽しむ事にした。
洋恵の秘唇にそっと舌を這わせ始めると、洋恵の身体がぴくっと震え、洋恵の身体がゆっくりと波打ち始めた。
「んん・・・・ん・・・ん・・・んんん・・・・」
明らかに快感を我慢しているのだ。このまま舌でもっと舐めれば洋恵を快感の波に押し流すのは簡単だが、今日は秘部のあちこちをゆっくり舐めて洋恵の反応を楽しむべきだ。いつもは乳房を可愛がって洋恵を我慢できなくさせて挿入へと進むので、最初からこのようにまだ準備のできていない洋恵の秘口を眺めながら口に出せるのは貴重な機会なのだ。
宏一は舌を秘唇の外側から丁寧に這わせて洋恵の反応を探った。すると、秘唇をゆっくり舐めている間は洋恵の身体は余り反応しなかったが、秘核の近くの平らな部分を舌で円を描くように舐め始めると、途端に洋恵が肉棒を吐き出した。
「ああん、それはまだだめぇ。先ずセンセがお口に出してからぁ」
「洋恵ちゃんだって気持ち良くなりたいだろ?」
宏一はそう言いながら平らな部分を洋恵が好きなように丸く舐め続けた。
「あああっ、待って、まだだめぇぇ、ああんっ、ンあっ、お願い、ちゃんとさせて。んんんっ、先生のをお口にぃ、ああんっ」
洋恵がどうしても放出にこだわるので、宏一は少しいぶかしがりながらも洋恵の好きにさせることにした。宏一が舌の動きをずっと大人しいものにすると、洋恵は頭のストロークを大きくして一気に仕上げにかかった。ズリッズリッと肉棒が洋恵の口で扱かれ、根元も指で軽く扱かれている。
「洋恵ちゃん、気持ち良いよ。凄く良いよ。もうすぐ出ちゃうよ」
宏一が声を掛けると、洋恵は喜んで更に扱いてくる。すると口の中で肉棒の先端の傘がグッと開いてきた。宏一はそのまま引き金を引いた。
「ああっ、でるよ。でるよぉっ・・・・んんんーーーっ」
宏一は放出の瞬間、思わず洋恵の秘部に自分の顔をガバッと押し付けた。その快感で洋恵が肉棒を握り締めたまま口を開けて仰け反り、その口の中に宏一の白濁した液体がドッと注がれた。
「んんんああぁぁぁーーーーーっ」
洋恵が声を上げて歯を食いしばった横から宏一の液体がどろりと流れ落ちた。洋恵が慌ててこぼれた液体をすすり上げて全部飲み込む。洋恵はいきはしなかったが、突然の快感に驚いたのだ。洋恵はそれでも宏一に放出されて満足だった。自分が気持ち良くなるためだけに宏一に抱かれているのではないことを証明できたのだ。洋恵は震えながら残滓を吐き出して小さくなっていく肉棒を丁寧に舐め続けながら幸福感に包まれていた。
『センセが気持ち良くなって出してくれた。私が気持ち良くしたんだ。だってこんなにいっぱい出たんだもの。びっくりした。でも嬉しい』洋恵は丁寧に肉棒を口の中で舐め続けた。
宏一も洋恵の口の中に出せたことで満足し、次は洋恵をいかせようと制服の上から洋恵の乳房をすっぽりと包んで下からワシワシと揉み上げながら秘部に顔を埋めて今度はしっかりと舐め始めた。
「あああんっ、今は待ってぇ」
洋恵はそう声を上げると身体を起こし、そのまま前に進んで宏一の愛撫から身体を解放すると、反対向きになって宏一に添い寝してきた。パンツを脱いだだけなの制服姿のまま宏一に抱かれてきたのだ。
「どうしたの?」
「ううん、ちょっとこうしていたいの」
洋恵はそのまま宏一の肩に頭を乗せて甘えてくる。宏一は自分だけ裸のままなのが少し気になったが、今は洋恵の好きにさせようと制服姿のままの洋恵を抱き寄せて髪を優しく撫でていた。
「ねぇ、香奈、可愛かったでしょ?」
宏一は『またその話か』と思ったが、それだけ洋恵が気にしているのだし、自分も共犯なのだから文句は言えないと思った。
「うん、そうだね」
「誘われたんでしょ?」
「うん。詳しく聞きたい?」
「・・・・ちょっと・・・・・」
「洋恵ちゃんに教えてもらったところで香奈ちゃんに会ってから、直ぐに香奈ちゃんにビジネスホテルに連れて行かれたんだ」
「ビジネスホテル?」
「うん、香奈ちゃんは時々使うって言ってた。女の子をかくまったりするのに使うんだって言ってた。きちんと手続きすれば中学生でも何にも言われないんだって」
「そうなんだ」
「洋恵ちゃんは知ってる?」
「ううん、そんなの知らない」
「家族や彼氏とか友達や先生からかくまったりするのに使うんだって」
「そう・・・・・・・」
洋恵は香奈が自分の知らないところで女の子を守っているのだと思った。自分が頼んだことなど、香奈にしたら『またか』という程度のことなのかも知れない。ただ、その分、香奈は自分が知らない苦労をしているのだとも思った。
「それで、香奈ちゃんに誘われたんだ」
「可愛かったでしょ?」
「うん、中学生とは思えないくらい抜群のプロポーションだし、大人っぽかったね」
「もう・・・・・・・」
「ん?なんだい?」
「私がここにいるのに、そんなこと言う?」
「ごめんごめん、でも外見はその通りだからね」
「そう・・・・香奈は可愛い・・・・・ね」
「それでね、実は、香奈ちゃんは誘ってきたときにわざとTシャツを脱いで見せたんだ。下着姿になれば俺を落とせるって思ったらしくてさ。でも、只で下着姿を見せて損したって言ってたよ」
「センセ、その気にならなかった?」
「正直に言えば、おちんちんが少し反応してたけど、それでも全然知らない子にいきなり手を出すって言うのはちょっと無理だよ・・・・・。後で何が起こるか分からないから」
「センセ、私の下着姿、見たい?」
「え?だって、いつも見てるから・・・・・」
「見たい?」
「・・・・・う、うん」
「それじゃ、見せてあげる」
そう言うと洋恵は起き上がってもう一度パンツを穿くと、宏一の目の前で制服を脱いで下着姿になった。宏一にしてみれば洋恵の下着など何度も見ているが、考えてみれば下着だけの姿というのは余り記憶がない。いつもは脱がせていく途中で見るだけなので、一番の多いのはブラジャー姿にスカートという格好だ。ブラジャーとパンツ姿というのは確かに少ないかも知れないと思った。
洋恵はブラジャーとパンツの下着姿になると、ニッコリと微笑んで宏一の胸に再び甘えてきた。
「見た?」
「うん、見た。可愛いね」
「香奈より?」
「うん、気持ちが安らいでる分、ずっと可愛いよ」
「なによそれ」
「ごめんね、正直だからね」
「もうっ」
洋恵は笑いながら宏一の胸に頬をスリスリしてきた。
「ねぇ、でも香奈がセンセに家庭教師して欲しいって言ったら、どうする?」
「香奈ちゃんが?そう言えば帰るときにそんなこと言ってたかなぁ」
洋恵は香奈が結構本気なのだと直感した。
「センセ、家庭教師してあげるの?」
「まぁ、家庭教師は別だからね・・・・・・。なんか香奈ちゃんも悩みがいっぱいあるみたいだし・・・・」
洋恵は『拙い、絶対ダメ』と思った。確かに香奈はいろいろ抱え込んでいるだけ他の子よりも悩みが多いし、香奈にしてみれば甘えられる大人が欲しいのだ。それは洋恵がよく分かっていた。もし宏一が香奈の家庭教師をすれば、後はどうなるのか誰だって分かる。宏一にしても今日は『知らない子にいきなり』だからその気にならなかったのであって、家庭教師で良く知り合えば話は全然違う。洋恵は考えていた対抗策を実行に移すしかないと思った。
「分かった。香奈のことはもう良い。だから・・・・・・」
洋恵はそう言うと、宏一の上にべったりと被さって甘えてきた。そのまま洋恵の求めに応じてねっとりと濃厚なキスをする。洋恵は意識に霧がかかるあの独特な感覚を楽しみながら『香奈にだけは絶対に渡さない』と思った。それは洋恵の女の勘が警告を発していたのだ。宏一が香奈を抱けばきっと宏一は香奈に夢中になって自分から離れていくと直感が教えていた。
宏一はキスをしながら洋恵のブラジャーのバックストラップを外した。そしてキスが終わった洋恵の上体を起こすと、洋恵の身体を引き上げて目の前に乳房を持ってくる。洋恵の固く膨らんだ乳房と、子供のように色が薄くて小さな乳首が眼前に差し出された。小さな乳首の先端はまだ完全に埋もれている。
宏一はそっと乳房を指で包み込みながら乳首の周りをそっと撫で始めた。
「あん、この格好でするの?」
洋恵の甘えた声が心地よく響く。
「そうだよ。どこまで我慢できるかな?」
「我慢するの?」
「そうさ、ちゃんと我慢する子は良い子だよ」
「それじゃぁ我慢するぅ」
洋恵は乳房を優しく這い回る感覚に喜びながらも、どこまで我慢できるか分からなかった。いつもはブラジャーの上からたっぷりと撫でてもらってから乳房に触られるので感覚の盛り上がり方はよく分かっているが、今日はいきなり素肌の上から愛撫されたので、触られているという感覚がずっと強い。それに香奈の誘いを振り切って洋恵を選んでくれた宏一の気持ちが嬉しくて身体がもうその気になっている。

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