ウォーター

第三百八部

 
しかし、宏一はまだ満足していなかった。肉棒を洋恵の中に収めたまま、ぐったりとした洋恵の身体を抱きしめ、今度は洋恵を再び上にして優しく愛撫を施す。宏一の上で息を弾ませている洋恵にはその意図が直ぐに伝わった。
「はぁ、はぁ、ああん、まだぁ、はぁ、はあん、んん、はぁ・・・ああん」
洋恵は休む間もなく再び愛撫され、宏一が直ぐに次を始めたがっていることが分かった。本当はもう少し甘えてからにしたいのだが、宏一の愛撫は明らかに洋恵を感じさせて我慢できなくなるように導いている。
「ねぇ、ああん、センセ、またするの?あん、気持ち良いけど、あん、まだぁ」
「そうなの?でも、ほら、洋恵ちゃんの身体はまた感じてきたんじゃない?」
宏一はそう言いながら指先で洋恵の背中や乳房の脇の部分を丁寧に愛撫して洋恵をその気にさせようとする。
「やん、ああん、そんなに直ぐにしたらぁ、ああん、センセ、あああ、だめよぉ」
「何がダメなのかな?」
「だってぇ、ああん、まだ太いのがぁ」
「これ?」
宏一はグイッと肉棒を押し上げて洋恵の中に押し込んだ。
「ああぁぁ、まだぁ、ああん、いじわるぅ、ああん、もう少しこのままぁ」
「もう少しこのままにしたら、その後はどうなるのかな?」
「それはぁ、ああぁぁ、そんなにしないでぇ」
洋恵は宏一の上に被さって愛撫を受け止めながらも、べったりと宏一にくっついてもう少し甘い時間を楽しもうとした。起き上がって乳房を再び可愛がられ始めたら止められないからだ。しかし、それでも洋恵の身体は再び反応を始め、肉棒に巻き付いている肉壁は再びゆっくりと動き始めた。
「そうなの?それじゃぁ、もう少しこうしてる?」
宏一は洋恵の肉壁が動き始めたことに安心すると、愛撫を中断した。こうなれば、後は洋恵の身体がどんどん感じてくるのが分かっている。後は洋恵が我慢できなくなるのを待っていれば良い。
「よいしょっと」
宏一は肉棒の位置を微妙に調整して、更に少し肉棒を押し込んだ。
「ああん、まだ入れるぅ」
洋恵はそう言いながらも、自然に宏一に被さったまま自然に膝を前に出して秘口の位置を下向きにして肉棒を受け入れた。
「洋恵ちゃんの中、また動き始めたよ。分かるでしょ?」
そう言って宏一がまた軽く腰を持ち上げる。
「ああんっ、そんなに入れたらだめぇ」
「どうしてダメなの?」
「それはぁ、ああぁぁぁ、また、あああぁぁ、だめぇ、もっとこうして居たいのにぃ」
「こうして居て良いんだよ。洋恵ちゃんの中がまた動き始めておちんちんを可愛がってるよ。とっても気持ち良いよ」
洋恵の肉壁はざらぁっざらぁっと大きく動き始め、洋恵にも深い快感を与え始めていた。
「あああぁぁぁ、だめ、このまま、これ以上入れないで・・・・・はあぁぁぁ」
洋恵はこれ以上されたら途端に我慢できなくなると思い、しっかりと宏一に身体を押し付けたまま我慢の体勢に入った。しかし、洋恵の中に深々と入った肉棒は洋恵に快感と焦れったさを次々に与えていく。
「ああぁぁ、ああん、センセ、焦れったい・・・・・」
洋恵は宏一の肩に頭を乗せてスリスリしながら、腰を動かしたくなるのをじっと我慢していた。
「洋恵ちゃんも気持ち良くなってきたの?」
「なった。なってきたぁ・・・ああん、まだぁ」
洋恵は焦れったさが募ってきたが、まだ宏一に甘えていたかった。それは宏一にもよく分かっていた。
「良い子だ。気持ち良いのを我慢できる子はとっても良い子だよ。可愛いよ」
宏一は洋恵の髪を優しく撫でながら、背中も指先で愛撫していく。
「はあぁぁぁぁぁぁぁ、センセ、焦れったい、でも、あああぁぁぁ、我慢するぅ」
「良い子だ。おちんちんも気持ち良いよ」
洋恵は宏一が喜んでいるので、なるべくもう少し我慢しようと思った。しかし、肉棒の焦れったさはどうしても我慢できなくなってくる。洋恵はそうっと腰を宏一に押し付けて我慢しながらも少しだけ気持ち良くなろうとした。ほんの少し押し付けただけなのに、途端に快感のレベルがグッと上がった。
「んんんーーーっ」
「洋恵ちゃん、我慢できなくなったの?」
宏一に指摘されて洋恵は慌てて言い訳した。
「違うの。ちょっとだけぇ、ちょっとしただけぇ」
「そう?まだ我慢できる?」
「する。あああぁぁ、はあぁぁぁぁぁ、するからぁ」
洋恵は宏一にしがみついて快感に耐えようとした。
「良い子だ。洋恵ちゃんの中は狭くなっておちんちんに絡み付いてきたよ。とっても気持ち良いよ。洋恵ちゃんは良い子だね」
宏一に優しく髪を撫でられ、洋恵は大胆に楽しみたいのを我慢するしか無かった。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、センセ、優しく我慢させて・・・・・んああぁぁぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
「良い子だ。洋恵ちゃんはとっても良い子だね。可愛いよ。大好きだ」
「あああぁぁ、センセぇ、すてき、あああぁぁ、でも、ああぁぁぁ、んんんっ」
洋恵は我慢の限界に近づいてきた。もう、何か小さなきっかけがあれば身体は快感を求めて暴走しそうだ。それでも洋恵は大好きな宏一が喜ぶなら、と思って必死に我慢を続けた。
「んんんんっ、んああぁっ、んーーーーっ、んんんっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
次々に快感の波が襲ってくる。洋恵は一つ一つの波を乗り越えて我慢するだけでもう必死だった。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、だめ、がまんできなくなっちゃう、んんっ、んああぁぁぁぁっ、んんーーーーーっ、んんんんんんっ、んああぁぁ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
洋恵はそれでも今回も必死に我慢してやり過ごした。我慢を続けていれば宏一は優しく髪を撫でて甘えさせてくれる。洋恵は香奈の誘惑を振り切ってくれた宏一の気持ちに応えようと、ぎゅっと宏一にしがみついて我慢し続けた。
しかし、洋恵の身体は本人の思いを無視するかのように、快感の波を乗り切る度に更に大きな波となって洋恵を押し流そうとする。我慢すればするほど次の波が大きく強くなるのだ。洋恵はいよいよ次が来たら我慢しきれないと思った。もう快感の波をやり過ごしても直ぐに次が始まるのだ。
「センセ、我慢できなくなるぅ。ああっ、お願い、ギュッてして、ぎゅうってしてぇ」
洋恵は限界に来たことが分かると、更に強く宏一にしがみついてきた。宏一は洋恵を下からぎゅっと抱きしめ、同時にグッと肉棒を突き上げて洋恵の中に押し込んだ。その途端、洋恵は限界を超えた。
「んああぁぁぁぁーーーっ、だめぇーーーーっ、っちゃうぅーーっ」
もうどうにもならないと悟った洋恵は最後の瞬間に抱きしめられたままグッと自分も秘口を押し付けて肉棒を深々と飲み込み、そのまま首だけで仰け反った。
「んああぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーっ」
洋恵の中がぎゅうぅっと強く締まり、肉棒を締め上げて放出に導こうとする。しかし、肉棒が放出する前に洋恵の身体はそのまま絶頂してしまった。
「ああああぁぁぁぁぁーーーーーーーっ」
抱きしめられたまま洋恵の身体は大きく波打ち、宏一の腕の中でビクンッビクンッと痙攣した。
「はあうぅっ・・・はうぅっ・・・・はうっ・・・・はぁぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・」
洋恵は出没無しにいってしまった。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・・」
洋恵はいってしまったが、それでも最後まで言いつけを守れたことで満足していた。
「洋恵ちゃん、いっちゃった?」
宏一は優しく髪を撫でながら洋恵の身体を包み込む。
「うん、はぁっ、はぁっ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、いった・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
「洋恵ちゃん、ちゃんと我慢したね。良い子だ。良い子だよ」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、うん、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」
洋恵は宏一に優しく髪を撫でられながら、最後まで言いつけを守れて嬉しかった。これで香奈に言われた『気持ち良くなりたいだけ』ではないことが確認できたからだ。しかし、洋恵の身体は本人ほど満足しては居なかった。いった後なので洋恵と言えども締め付けは一時的に緩くなるはずなのだが、締め付け感は余り変わらない。そして息が整う頃にはまた快感の波が生まれ始めた。
「センセ・・・・・あぁぁ・・・・また・・・・・・ああん」
洋恵の言葉に宏一も気が付いた。明らかにまた肉棒の締め付け感が強くなっている。
「洋恵ちゃん、また感じてきたのかな?」
宏一は洋恵の髪を優しく撫でながら洋恵に聞いた。
「あ、あ、ああぁぁぁ、また始まったぁ・・・・ああん、センセ、また来たみたい・・んんんん・・・・んああぁぁぁ・・・んんっ・・・・はぁ、はぁ、はぁ」
「このままもう一回いく?それとも・・・・・・」
宏一の言うもう一つの選択肢は洋恵には分かっていた。そして洋恵は自分から言った。
「センセ・・・・バシバシしても良い?」
洋恵は宏一の耳元で恥ずかしそうに言った。
「もちろん良いよ。思い切り気持ち良くなってごらん」
洋恵は宏一の許しが出たことで、肉棒を収めたまま身体を起こし、足を思い切り開いてゆっくりと膝を立て、宏一の上に跨がった。夢中になる前のこの姿勢は洋恵にしても恥ずかしい。宏一の視線が洋恵の全身を舐めるように上下するのがよく分かる。
「最初はそっとだよ」
「うん」
洋恵は体勢を整えると、直ぐには始めず宏一の言うとおりにした。
「上下じゃなくて軽く前後に動かしてごらん?」
「こう?・・・あ・・・あぁぁぁ・・・・あん」
洋恵の秘部が肉棒を収めたまま僅かに前後に動いた。
「どう?」
「き・・・・気持ち良い・・・・けど・・・・・んんん・・・・・」
「やっぱりバシバシの方が良い?」
「してもいい?」
「もちろんいいよ」
「それじゃぁ・・・・・・して」
洋恵は宏一に始めるようにおねだりした。最初の上下の動きは宏一が腰を突き上げることで始まるのだ。
「ほうら、ゆっくりはじまるよ」
宏一はそう言うとゆっくりと腰を上下に動かし始めた。それに合わせて洋恵の腰も上下に動く。
「ああん、あああぁぁぁ、ああん、すてきぃ、ああぁぁぁ」
洋恵はゆっくりと腰を上下させながら、肉棒の長さをたっぷりと味わい始めた。
「おっぱいも?」
「してぇ、いっぱいしてぇ」
宏一に聞かれて洋恵は乳房もして欲しがった。
「ちゃんと言ってごらん?して、じゃないでしょ?」
宏一は目の前で下向きに尖っている乳房を手で包みながら言い直させた。
「ちゃんとぉ、おっぱいを揉んでぇ」
「良い子だ」
「はあうっ、ああっ、いーっ、ああぁっ、やっぱりこれいいっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、このままぁっ」
洋恵は宏一に跨がったまま蛙のような姿勢で乳房を揉まれながら自分で腰を打ち付けて肉棒を奥深くまで出没させる快感にたちまち夢中になった。
「あうっ、あうっ、あうっ、あうっ、良いっ、センセっ、このままぁっ」
洋恵は腰を上下させるストロークを宏一の肉棒の長さぴったりに調節して肉棒を最大限楽しむ。
「あうっ、はうっ、こんなに深くまでぇっ、はうっ、はうっ、凄いっ」
洋恵の頭の中で火花がバシバシッと飛び、肉壁が更に絞まり始めた。洋恵自身でも肉棒を押し込むのに力が要るほどだが、夢中になっている洋恵は全力で肉棒を奥深くに突き刺して声を上げている。
「はうっ、はうっ、いいっ、いーっ、はうっ、はうっ、はうっ、はうっ」
もうこうなっては止めようが無い。宏一は腰の突き上げを小さくしてみたが、洋恵は瞬時に動きを合わせてくるので、宏一が突き上げるのを止めても自分から激しく秘部を打ち付け続けた。
「ああっ、センセも、あうっ、センセもしてぇっ、あうっ、あうっ、あうっ、してぇっ」
やはり自分だけでするのは恥ずかしいのか、洋恵は宏一におねだりした。宏一もだんだん良くなってきた肉棒の快感を確実なものにするために再び腰を突き上げ始めた。
「さぁ、思い切り気持ち良くなりなさい。いっぱい気持ち良くなってごらん」
宏一が腰を突き上げると洋恵の腰もそれに合わせて大きく振り上げられてから思い切り振り下ろされ、肉棒を一気に根元まで飲み込む。
「あうっ、あうっ、あうっ、ぜんぶいいっ、ぜんぶぅっ、ああっ、ああっ、このままぁっ、このままっ、ちゃうからぁっ」
宏一との共同作業で快感を得た洋恵は、乳房を揉まれる快感で秘部を宏一に打ち付けながら一気に駆け上がっていった。
「ああっ、ああっ、っちゃうっ、っちゃううぅーーーっ」
洋恵は秘部を打ち付けながら最後の瞬間にグッと秘部を肉棒の根元に押し付けて絶頂した。
「んあぁぁぁーーーーーーーーっ」
宏一が張りのある乳房をぎゅっと握って絶頂を確実なものにしてやると、洋恵はグッと仰け反ってそのまま身体を震わせた。
「ううぅぅーーーーっ・・・ううっ・・・はうっ・・・はうっ・・・・ううっ・・ううっ・・・うっ・・・・はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
思い切り絶頂できた洋恵は満足感に満たされながらゆっくりと宏一の上に崩れ落ちてくる。まだ放出まではいかなかった宏一は、一瞬、いつものようにそのまま洋恵の上になって放出まで楽しもうかと思ったが、だいぶ良くなっている肉棒の快感をそのままに洋恵から肉棒を抜き去った。

トップ アイコン
トップ


ウォーター