ウォーター

第三百十二部

 
「直ぐに全部思いっきりして欲しい?」
「そう言う事じゃないのぉっ、ああんっ、だめぇ、また気持ち良くなってきたぁ」
「そうでしょ?それじゃぁ、もう少しこのままだよ」
「このままはいやぁ、あああん、入れるなら全部入れてぇ」
「そうなの?今全部入れたら洋恵ちゃんは直ぐにいっちゃうんじゃない?直ぐにいきたいの?」
宏一は更に少しだけ洋恵の腰を引いて肉棒をもう少し進めた。
「あううっ、あああん、入れるならもっとぉ」
洋恵はお尻をもじもじさせて肉棒をねだったが、肉壁はまだ動いていない。
「まだ洋恵ちゃんの中は動いてないからもう少し待ってね」
「直ぐに動くからぁ、ああん、このままはいやぁ」
洋恵は中途半端な挿入を嫌がったが、宏一に座り込んで肉棒を中途半端に入れられたまま焦れていくことになった。
「ああああん、まだぁ?はやくぅ」
洋恵はするなら早くして欲しいと思った。じわじわと気持ちよくなってくるが、同時に焦れているだけで疲れていくのが分かるのだ。どうせするなら早く夢中になりたい。このまま焦れながら疲れてしまって最後まで楽しめなくなるのは嫌だ。
「そうだね、そろそろ動いてきたかな?」
「それなら早くぅっ」
「どうして欲しいのかな?」
「そんなの今更言わせないでぇ、ああああぁ、ああんっ」
洋恵は我慢できずに腰をグイッと動かして肉棒を欲しがった。
「それじゃ、先ず上を脱がないとね」
「そんなの後で良いからぁ、あああああ、ねぇ、ねえっ」
洋恵は今更脱がされるのを楽しむ余裕など無かった。脱いで着て、また脱いで、と同じ事の繰り返しだ。洋恵は自分から服を着たことなどすっかり忘れていた。それほど焦れていたのだ。
「わかった」
宏一はそう言うと、ベッドに座って洋恵を乗せたまま一度ベッドの奥にずれると、洋恵を後ろから貫いたままゆっくり横に倒れた。そしてそのまま洋恵を俯せにしてバックから貫いていく。洋恵はたちまちお尻を持ち上げて貫かれる体勢になった。
「んああぁぁぁぁぁぁ」
洋恵は声を上げたが、これなら服が汚れたり皺になったりしないので気が楽だ。宏一は洋恵のスカートを捲り上げてお尻を丸出しにすると、腰を掴んで悠々と出没を始めた。
「はあぁぁぁぁぁっ、んああぁぁぁっ」
「ほうら、これならいいだろう?」
宏一は肉棒の長さ全てを使ったストロークで洋恵を喜ばせていく。
「ああぁぁっ、あああぁぁっ、んああぁぁっ、ああああぁっ」
洋恵はお尻を高く突き上げてずんずんと押し込まれる肉棒を受け止めて声をベッドに染み込ませながら『これも気持ち良いっ』と思った。『ずっと奥に入れたままも良いけど、やっぱりズボズボがすごいっ。ああっ、おちんちんが全部いいっ』洋恵はひたすらじっと出没に耐えながら、身体の奥から最高になっていくのを楽しんだ。
「さぁ、このままいっちゃうのかな?このままがいいのかな?」
「このまま、このままぁっ」
洋恵が望むので、宏一は更に出没を激しくして洋恵を絶頂に導くことにした。実はもうすぐそこまで来ていたのだ。
「いくときはちゃんと言うんだよ。良いね?言いなさい、良いね?」
宏一はそう言ったが、肉棒を入れてじっとしていた時間が長かったからか、宏一の言葉が終わると同時に洋恵はあっという間に絶頂へと進んでいった。
「んああっ、もうだめぁ、だめぇ、ああっ、ああっ、いくっ、いくうぅっ、んああっ、ああっ・・・はうぅーーーっ・・・ううっ・・・・はうっ・・・」
洋恵は身体を震わせながら、こんなにも簡単にいってしまったことに自分でも驚いていた。
もちろん気持ち良かったのだが、軽く息を弾ませながら洋恵自身も余りにも簡単にいってしまったことで今ひとつ何かが物足りない気がした。快感のレベルも先程とはだいぶ違う。だから洋恵は身体を起こすと、ベッドの横に立って肉棒をそそり上げたままの宏一をじっと見つめた。じっと立ったまま何も言わないのだ。
「洋恵ちゃん、どうしたの?」
「・・・・・・・・・・・」
洋恵は何かを言おうとして迷っているようだ。潤んだ瞳でじっと宏一を見つめるヒロエを見て、宏一は何となく気が付いた。
「洋恵ちゃん、おちんちん、このまんまなんだ。もう一度だけ、良い?」
すると洋恵は直ぐに言った。
「センセ、ベッドに寝て」
「うん、わかった」
宏一が言われたとおりにベッドに寝ると、洋恵は宏一が何も言わないのに制服も下着も全て脱いで裸になった。宏一は洋恵がお代わりを欲しがっていることを確信すると、何も言わずに仰向けになって洋恵を待った。
「さいご」
宏一に何も言わずに一気に全裸になった洋恵はそう言うと、自分から宏一の上に跨がってきた。そして上手に位置を合わせてズズッと肉棒を再度収めた。
「んあぁっ・・・・んん・んん・・・・んあぁぁ」
洋恵は両手を宏一の両側に突いて身体を安定させると、両足を大きく開き、腰をグイグイと押し付けて一気に肉棒を奥まで飲み込んだ。
「っはああぁぁぁっ」
もちろん恥ずかしい格好なのはわかっているが、敢えてそれは無視した。今はそれはどうでもいいのだ。すると宏一のちょうど良い位置に洋恵の乳房が下向きに差し出された。
「さぁ、おっぱいもしてあげる」
宏一がそう言うと、洋恵は両膝を高く立ててバシバシの体勢を作り、上体を少し倒して宏一の両手で乳房を包んでもらった。
「あんっ、はやくぅっ」
洋恵は自分からは始めない。浩一にきっかけを作ってもらわないと始められないのだ。
「さぁ、始めるよ」
そう言うと宏一は腰をクンクンと突き上げ始めた。こうなっては、今更焦らすなど考えられない。
「あっ、ああっ、あっ、あっ、あんっ、あんっ」
洋恵も自分から大きく腰を上下させていきなり最初から飛ばし始めた。同時に宏一の手が洋恵のパンパンに張った乳房を揉み回し始める。
「ほうら、どうかな?洋恵ちゃん、言いなさい」
「あんっ、んあぁっ、いいっ、やっぱりこれいいっ、ああっ、ああんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
洋恵は安心して思い切り腰を使い、肉棒をたっぷりと楽しむことができた。この方法だと洋恵の肉壁の奥に肉棒が突き当たるのも、ズボズボの快感も同時に楽しめる。洋恵が良いペースで腰を上下に振り始めると、だんだん宏一は腰の動きを小さくしていった。
もちろんそれは洋恵に一瞬でバレた。
「いやぁっ、あんっ、ああんっ、ちゃんとしてぇっ、ああんっ、もっとちゃんとおっ」
そう言いながら、宏一の腰の動きを自分で補って更に大胆に自分から腰を打ち付けていく。宏一から見れば、洋恵が1人で肉棒を貪っているようだ。
「ほうらぁっ、もっともっとがんばって」
「いじわるしないでぇっ、ああっ、もっとぉっ」
洋恵は大胆に打ち付けていたが、夢中になって腰を持ち上げすぎて肉棒が抜けてしまった。
「ああんっ」
「抜けちゃったね。それじゃ手を使わずに・・・・・」
宏一がいつものように言い掛けたとき、既に洋恵は股間に手を伸ばして肉棒を掴むと、素早く入り口に宛がって腰を落としていた。
「んああぁぁんっ、ああぁぁぁ・・・・・ああんっ、ああっ、あうっ、んあっ、センセもしてぇっ」
洋恵は肉棒を改めて収めると再び腰を打ち付け始めた。しかし、宏一は言った。
「洋恵ちゃん、手を使ったね。悪い子だ」
「ああんっ、だって、あうっ、ああんっ、ごめんなさい、ああっ、あんっ、あんっ」
「だってじゃないでしょ?手を使っちゃったんだから、きちんといっぱい我慢しなさい。いいね?それならしてあげる」
「ああん、いじわるぅっ、ああん、あん、あん」
「いいね?」
「はい、ああん、ああっ、あっ、ああっ、いいっ、やっぱりこれぇっ、あうっ、あうっ」
洋恵は宏一の言うとおりに我慢することにした。宏一の言うことを聞かなければ徹底的に焦らされるのが明らかだからだ。ここで焦らされるくらいなら我慢した方がずっと良い。洋恵が直ぐに受け入れたので、宏一は下から突き上げるのを再開した。洋恵が腰を落とすタイミングで宏一が腰を突き上げるので、洋恵の中に肉棒が限界まで突き刺さる。
「んあっ、ああっ、あうっ、あうっ、んあっ、あうっ、ああっ、すごいぃっ」
洋恵は串刺しにされるような快感に夢中になって腰を打ち付け続けた。
「良いよ、洋恵ちゃん、良くなってきた。すごいよ」
宏一は洋恵の肉壁がぎゅうぅっと締まってくると、その気持ち良さに喜んだ。もちろん洋恵の乳房は揉み回しているし、洋恵の動きに合わせて腰を突き上げているので完全に2人の共同作業だ。洋恵の体力が充分な時なら洋恵1人だけでも最後までいけるが、今のように洋恵が疲れている時は宏一が突き上げてやらないと締め付けのきつい洋恵の肉壁の抵抗が強くて最後までいけないのだ。
「洋恵ちゃん、良くなってきたよ。頑張って」
「ああっ、ああっ、がんばるぅっ、あうっ、あうっ、あうっ、でもぉっ、ああっ、いっちゃいそうっ、あうっ、ああっ、いーっ」
洋恵も頑張っているが、体力はそろそろ限界に近づいている。洋恵の動きがだんだん小さくなってきた。身体が疲れてきていることに加えていきそうになっている身体を必死に抑えているのだから、どうしても動きが小さくなるのは仕方が無い。
しかし、宏一はこのまま続ければ、もう少しで放出までいけるのではないかと思った。それほど気持ち良いのだ。
「頑張って、もう少しだよ」
宏一はそう言って腰をぐんぐんと突き上げる。今や宏一の動きの方が大きくなってきたが、洋恵の動きはだんだん小さくなっていった。
「ああっ、もうだめ、センセ、もうだめぇ、ああっ、あーっ、いっちゃうぅ」
洋恵はいきそうなのを必死に我慢しているが、こうなってはいくらも持たないのは明らかだった。
「いっちゃうの?もう我慢できないの?」
「んあっ、だめっ、いきそうっ」
宏一はこのまま放出するのを諦めるしかなかった。しかし、三回目まで出せるほど気持ち良いのはなかなか無いので残念だ。
「それじゃいきなさいっ」
そう言って宏一が更に肉棒をずんずん突き上げると、やっと宏一の許しが出た洋恵はたちまち絶頂した。
「んああっ、ああっ、ああっ、ああっ、いくっ、ああっ、んあああああっ、はうぅっ・・・はうっ・・・・ううっ・・・・」
洋恵は一瞬身体を硬直させると、何度もビクンビクンと身体を大きく震わせた。洋恵の意識が真っ白になり、一瞬上下の感覚さえも無くなってしまう。洋恵はその感覚のまま、ゆっくりと宏一の上に倒れていった。最高だった。完全に体力を使い果たした洋恵は、安らぎを求めて宏一に身体を合わせていった。こうやって思い切りいった後、宏一に抱かれると本当に幸せだと思うのだ。
しかし、洋恵の肉壁に扱かれて良いところまでいった宏一はそのままでは収まらなかった。ぐったりと倒れてくる洋恵を抱きしめたまま上下を入れ替え、洋恵の膝の裏に手を回して膝を乳房の横まで裏返すと、今度は上から剥き出しになった秘口に肉棒を激しく突き入れる。ほぼ万繰り返しの姿勢だ。
「んあぁっ、だめぇっ、いまはだめぇっ、ああっ、だめぇっ、やあっ」
まだ絶頂の余韻が引いていかない敏感な状態の身体のまま激しく出没された洋恵は、首を振ってはっきりと嫌がった。
「洋恵ちゃん、もう少しだから我慢してね。もう少しだからっ」
「いやあっ、やあぁぁ、ああっ、いやぁっ、もうだめぇっ、できないからぁっ」
洋恵は首を振って何度も嫌がった。疲れていて息をするだけでも大変なのに、これ以上いってしまったら息さえもできなくなるかもしれない。しかしあまりに疲れていて宏一を押し返すことも逃げ出すこともできない。洋恵は命の危険さえ感じた。
「やぁっ、やめてぇっ、もうだめぇっ、ああっ、あああっ、だめ、あああっ、んああぁっ、いやぁ、ああっ、またかんじるぅっ、いあ、ああっ、だめえぇぇ」
洋恵が嫌がっても宏一は出没を止めなかった。いつも洋恵の身体を第一に考える宏一にしては珍しいことだが、それだけ宏一も切羽詰まっていたのだ。万繰り返しにされて肉棒を押し込まれる洋恵は殆ど身動きできない。それでも洋恵は両手で宏一を押し返そうとしていたが、無理矢理感じさせられると、壮絶な快感が再び身体中を満たしてきた。
「ああっ、やあぁっ、んああっ、もうだめぇっ、ああっ、からだがぁっ、ああっ、いいっ、だめぇっ、やあぁぁっ」
疲れていて宏一を押しのけることもできないのに、身体はどんどん良くなっていき、更に息が苦しくなってくる。洋恵は余りにすごい快感に息苦しくなり、これ以上いったら本当に死んでしまうのではと思った。
「もうだめぇーっ、あああっ、んああぁっ」
それでも洋恵は最後に宏一の首に手を回してしがみついてきた。
「あああっ、またぁっ、だめぇっ、ああっ、いいっ、もうだめぇっ、いーっ、またいくぅーっ、んああぁーーっ、っちゃうぅーーっ」
無理矢理押し上げられた洋恵の中に宏一は三度目を放った。
「ほうらひろえちゃん、だすよ、だすよぉーっ」
「んああぁぁぁーーーーっ」
息もできないほどの絶頂が洋恵を襲い、宏一にしがみついて歯を食いしばって絶頂する洋恵の中にドクッドクッと精が注がれていった。さすがに量は少なかったが、肉棒全体からすごい快感が宏一を包み込んだ。洋恵の意識の中で肉棒が脈打つのを感じた。
「んあぁっ、すごいぃっ」
「んんんーーーーーーーっ」
二人はしっかりと繋がったまま、お互いに硬直した身体を繋ぎ合った。
「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
洋恵は必死になって空気を貪り、凄すぎた絶頂で息を弾ませた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ごめんね。すごく良かったよ」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・・」
洋恵は激しく息を弾ませるだけで、もう何も反応しなかった。言葉を話すことさえ辛いのだ。身体全体が敏感になっていて指を動かすことさえできない。宏一が小さくなっていく肉棒を抜き去ると、洋恵の中から二人の液体の合わさったものがトロトロ押し出されてきたが、その量は少なく、洋恵はもう何も感じなかった。

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