ウォーター

第三百十四部

 
「それは陽子の数?質量数?・・・・・・・・やっぱり分かりません・・・・・」
「電子の数と陽子の数だよ」
「電子の数と陽子の数って同じじゃ・・・・」
「同じ時もある。そうでない時もね。そうでない時ってどんな時?」
「えっと・・・」
「わからない?」
「・・・・・・・・・・・・・もう少し・・・・・」
「うん。考えてごらん?」
そう言いながら、宏一はジッパーを完全に下げて制服を開いてしまった。由美は宏一が直ぐに始めたいのか分からずに迷っていた。もちろん、始めたいのなら由美だってして欲しいが、勉強するならきちんとしたいのだ。
「あの・・・・・イオン・・・・になった時だったと・・・・」
「そうだね。偉い、良くできました。だから原子の左側には質量数と原子番号を書いて、右上にイオンの価数を書けば、その元素がどんな状態かが分かるんだ」
「はい」
「それじゃ、普通の酸素原子がイオンになった時はどんな風に書くの?書いてごらん?」
「はい、やってみます」
由美は宏一に勉強を教えてもらうのが大好きだった。もちろん、その後にすることも大好きだが、塾に行っていない由美は勉強の疑問を解決するには参考書か宏一に聞くしか無いからだ。しかし宏一は由美のそんな気持ちも知らず、開いた制服から露わになったブラジャーのフロントホックを外してしまった。
「あっ」
さすがに愛撫も何もなく、突然乳房を剥き出しにされた由美は慌てて胸を押さえた。宏一を見上げたが、宏一は知らん顔をしている。
「書いてごらん?」
「は・・はい・・・・」
由美は胸を押さえていた右手を持ち上げると、そっとノートに酸素原子を書き始めた。すると、宏一は何も言わずに由美の胸を押さえている左手を掴むと、机の上に置いた。これで両手が離れたので乳房は無防備になった。宏一は制服の間から付き出している由美の乳房をじっくりと観察していた。これが普段の由美の乳房の形なのだ。ぷくっと膨れているが宏一に愛されている時ほど突き出してはいないし、乳首も半分以上埋もれたままだ。『由美ちゃんが勉強している時のおっぱいはこんな形なんだ』と思うと、何となく愛おしい。
宏一が乳房をじっくりと眺めている間に、由美は酸素原子のOの左上に16、左下に8と正しく書いた。
「書きました」
由美に言われて宏一は慌てて続けた。
「酸素原子の陽子と中性子の数は?」
「陽子は8つ、中性子も8つ」
「そうだね。それじゃ、イオンになると?」
「酸素は2価のマイナスイオンになるから」
由美はOの右上に2−と書いた。
「そうだよ。良くできました。基礎は問題ないね。それじゃ、酸素の同位体には16,17,18の3種類あるけど、何が違うの?」
「えっと、中性子の数です」
由美は答えながら、宏一は単に胸を見たいだけなのかも知れないと思った。それなら勉強は続けられる。
「それじゃ、017の存在比が0.04%で、018が0.2%なら、酸素の原子量はいくつ?」
「えっと・・・・・」
「計算方法は知ってるね?」
「はい・・・やります」
そう言うと由美は計算を始めた。
「原子量は同位体の存在比の平均だから・・・・」
そう言ってそれぞれの同位体ごとに存在比を掛けて、それを全て足していく。ただ、数字が細かくなるので単純な計算だが面倒だ。由美が真剣に紙の上で計算していると、胸に宏一の手が伸びてきた。最初由美は無意識に手を少しすぼめてガードするような仕草をした。しかし、宏一の手は由美の乳房の両側からそっと膨らみの裾野を撫で上げ始めた。
「あ」
由美は小さな声を上げたが、そのまま計算を続けた。このまま我慢しながら計算しなければいけないのはよくわかっている。もちろん由美だって嫌ではないのだから宏一の愛撫を受け入れた。ただ、今は宏一の愛撫が弱いだけに感覚が余計に気になってしまう。
「できました」
「うん、合ってる。さすがだね」
「教えてもらえたから・・・」
由美は褒められて嬉しそうだ。
「それじゃ、もう一問やってみようか」
「はい」
「水素の同位体は何種類あるか知ってる?」
「軽水素と重水素・・・・・それと・・・・・なんだったっけ?」
「三重水素」
「はい、そうでした・・・・・」
「それじゃぁ、酸素と反応してできるのは?」
「水です」
「軽水素と酸素が反応してできた水が100gだったら、軽水素と同じ数の重水素が酸素が反応してできた水は何グラム?」
「え?・・・・・・」
「わからない?」
「いえ・・・・・・・・あ、そうか・・・・」
由美は気がついたようで計算を始めた。
「百グラムの水のモル数は・・・・・」
その間にも宏一の指先は由美の形のよい半球形の乳房の上をゆっくりと滑っていく。そしてだんだんと頂上の方へと近づいていった。指が乳首の近くに来ると感覚がずっと敏感になる。
「ん・・・」
由美は宏一の指が乳首に近づくと、だんだん意識がそちらの方へと奪われるようになってきた。しかし、計算は結構面倒で時間がかかる。
「水素のモル数はこれだから、重水素だと・・・・・・」
宏一の指先は乳首の近くには来るが、いつものように絶対に乳首には触らない。由美はそれは十分にわかっているが、感覚が盛り上がるのは止めようがない。
「んんっ・・・・」
宏一の指先が乳首の近くを通るたびに敏感になった乳房から快感の予感が湧き上がるので、由美は意識を集中して我慢しなければならなかった。
「おや?乳首が少し顔を出してきたよ?」
宏一は由美の耳元でささやいた。宏一はそれが楽しいのだろうが、由美にとってはそんなことはどうでもいいことだ。それでも何とか計算は終えた。
「できました」
「違ってるよ」
「え?」
「慌てたんだね。計算間違いだよ。見直してごらん?」
宏一に言われて由美は検算を始めたが、宏一の指先は乳首の近くばかりを這い回る。『宏一さんは私が我慢できなくなるのを待ってる。でもこの計算が終わるまで我慢してから・・・・』由美はそう思ったが、宏一に愛され慣れた身体は由美の想いよりも先に愛されるモードへと切り替わっていく。どうにも焦れったくて仕方がない。
「んんっ・・・・んっんっ・・んんんん」
次第に計算に集中できなくなってきた由美は間違いを一生懸命探したが、見直しただけではなかなか見つけられない。やはり最初から計算し直さなくてはいけないようだ。『水素のモル数は絶対あってるから、重水の分子量を掛けて・・・・・・・ああっ、だめっ』宏一の指がとうとう乳首のすぐ横に来た。ほんの少し動けば乳首に届く。
「どう?降参する?」
「それは・・・・・・」
由美が迷っていると、宏一の指先は容赦なく由美の半分埋もれている乳首を撫で倒した。由美の乳首から待ち望んでいながらも計算を止めてしまう快感が湧き上がった。
「ああぁっ」
宏一の指は由美の乳首をクイクイと何度も押し倒す。
「んんっ」
乳首から快感が湧き上がり、由美はペンをぎゅっと握って快感に耐えるしかなかった。
「ほうら、あっという間にこんなになって・・・・すごいね、可愛いよ」
ほんの数回可愛がられただけで由美の乳首はあっという間に根元まで起き上がって宏一の指を押し返し始めた。
「んあっ、ああんっ、ああぁっ、そんなに何度もしないで」
「可愛いよ」
宏一の指先はゆっくりと何度も乳首を押し倒し、由美から声を搾り取っていった。もう、こうなっては由美は勉強を続けられなくなる。由美もそれはわかっていたが、この問題を途中で放り出したくはない。しかし愛されたい気持ちの方がずっと強い。
「あああん、あああっ、だめ、気持ちいいですぅっ」
「降参する?」
宏一に聞かれてほんの少しだけ迷ったが、由美ははっきりと答えた。申して欲しいことで頭の中がいっぱいだ。
「します、しますからぁっ」
「なあに?ちゃんと言いなさい」
「全部してください。おっぱいをちゃんと全部揉んでくださいぃ」
「それじゃ、軽水素のモル数の二桁目を確かめてごらん?」
宏一はツンツンに尖ってしまった乳首を持て余している由美にそう言うと愛撫を止めた。すぐにしてもらいたい由美は慌てて計算をし直した。すると確かに足し算を間違えていた。普通だったら間違えないような簡単な計算だった。
「はい、そうか・・・ここ」
由美は計算間違いを直して正しい答えを見つけた。
「そうだよね。それにね、そんな複雑な計算なんてする必要ないんだ。重水素の分子量はいくつ?」
「4です」
「軽水素は?」
「2です」
「軽水は?」
「18」
「それじゃ、重水素と酸素からできる重水の分子量は?」
「・・・・・20・・・・あ、そうか。水素は同じ数なんだから」
「そう、わかった?」
「18と20の比例で100グラムに掛ければ・・・」
「そうだよ。よくできました」
「はい」
由美はそう言うと、宏一が乳房を揉み上げる瞬間を待った。宏一がきちんと勉強を最後までフォローしてくれたので、もう何もためらいはない。更に、今はもう秘核までじれったくなっており、早く乳房をギュッて揉んで欲しくて堪らないのだ。
「それじゃ、こっちにおいで」
そう言うと宏一はベッドの横に立ってシャツを脱ぎ始めた。すると由美は慌てて勉強の道具をしまうと、宏一の足下に跪いてベルトを解いてスラックスのジッパーを下ろし、中から肉棒を引っ張り出して口に入れた。宏一の肉棒を頬張ると由美の身体がカッと熱くなり、意識が愛されることだけを考え始める。
「んんん・・んんんん・・・んん・・・」
由美は口の中で宏一の肉棒がどんどん大きくなってくるのを喜んだ。もちろん由美の頭が前後に動いて肉棒を口でしごいていくのを宏一は嬉しそうに眺めながら上半身裸になっていく。いつものパターンだが何度やっても楽しい。由美はスラックスを脱がし終わると一度だけ肉棒を口から出して宏一のパンツを脱がし、すぐにまた口に入れて奉仕を続ける。
そして宏一の下半身を全て脱がし終わり肉棒が口を大きく押し広げて太さと長さを増していくと、頭の動きだけで肉棒をゆっくりとしごきながら両手を自分のスカートに入れてパンツを脱いでいった。高校一年生の少女のすることにしてはあまりに手慣れた仕草だが、もう何も言わなくても二人の間では当然の流れなのだ。
由美がパンツを脱ぎ終わると宏一は由美に肉棒を与えたままゆっくりとベッドに座り由美に言った。
「そのパンツを見せてごらん?」
その途端、由美は驚いて目をまん丸にし、肉棒を頬張ったままイヤイヤをした。
「どうしたの?嫌なの?」
由美はためらいながらもコクンと頷く。
「見られたくないの?さっきシャワーを浴びたときに着替えたんでしょ?」
由美は仕方なくコクンと頷いた。
「それじゃ、見られたっていいんじゃないの?ダメなの?見せてくれないの?」
宏一に言われて、由美は仕方なくスカートのポケットに押し込んだパンツを宏一に差し出した。それを見た宏一は、由美に返しながら由美が恐れていたことを指摘した。
「真ん中が少し濡れてるね」
そう言われて肉棒を頬張っていた由美は恥ずかしさと悲しさで泣きそうな顔をした。しかし、そんな由美がとてもかわいらしく、愛らしいと思う宏一の肉棒は最大限に怒張した。
「さぁ、立ち上がって。優しくしてあげるから」
宏一は由美を目の前に立たせた。顔が上気して赤くなっている由美の制服は軽く開いていて胸が少し見えているが、ちょっと見ただけではほとんど普通の高校生の姿に近い。しかし、すでにフロントホックのブラジャーは外れて中の乳首はツンツンに尖っているし、パンツは穿いていない。姿は学校にいるときに近いが、既に目の前の少女は宏一に愛される準備をして待っているのだ。このまますぐに裸にしても嫌がらないのはわかっているが、宏一はまずこの姿のまま楽しむことにした。
宏一は制服に手を掛けると、そのまま大きく左右に開いて乳房を露出させた。綺麗な形の良い半球形の乳房が現れ、先端にはツンツンに尖った乳首がまっすぐ宏一を向いている。由美は宏一を見つめたまま期待に満ちた目でじっとしている。
「それじゃ、まずおっぱいからだね。じっとしているんだよ」
そう言うと宏一は制服から突き出した乳房を両手で包むと優しく揉み回し始めた。
「はうぅぅぅっ、ああぁぁぁっ、はうううんっ、あああああ、はうっ」
抑えきれない声が由美の口から漏れ、膝をこすり合わせながら立った姿勢のまま由美の身体がくねくねと動いた。乳房の弾力は洋恵ほどではないが、それでも十分に硬い乳房の感触があるし、吸い付くような白い肌は由美独特の素晴らしさで、乳首の色との対比で宏一を楽しませる。
「じっとしていなさい」
宏一がじっと見つめながら乳房を揉み回しているので、立ったままの由美はどうしても秘核が疼いて両足を擦り合わせてしまう。
「ああぁぁんっ、でも気持ちよくて、ああぁぁぁぁぁ、はああんっ、ううううっ」
「だめ、じっとしていないとやめちゃうよ」
「いやぁぁぁ、あああぁっ。あうぅぅっ、んああぁぁっ」


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