ウォーター

第三百十五部

 
由美は必死に身体が動かないように我慢した。しかし、椅子に座ったままか、ベッドで横になって愛してもらえることを期待していただけに、立ったままでされるのは不安定で夢中になれない。だから由美は早くベッドに入りたいと思いながらも、宏一が望んでいるのだからと必死に快感に耐え続けた。
「由美ちゃんはこうして欲しかったんだよね?」
「ああああぁぁんっ。でも、でもぉっ、あああぁううっ」
宏一はまっすぐ立ったままの由美の乳房を揉んで感触を楽しみながら、由美がもだえる姿も同時に楽しんだ。制服を開いてじっと立ったままの姿で悶える由美は本当に美しい。
「違うのかな?」
「あああん、そうですけどぉ、ああああぁぁ、そんなにしないでぇ」
「どうしても足が動いちゃうんだね」
「だって、ああんっ、そんなにされたらどうしてもぉ、あああ、動いちゃいますぅっ」
由美は立ったまま乳房を揉まれながら悶え続けた。乳房を揉まれれば揉まれるほど秘核が強く疼いてどうしようもならない。それでも由美は宏一の言いつけ通りに必死に快感に耐えながらじっと立ったまま乳房を揉まれ続けた。
宏一はそんな由美がとても可愛かった。だからご褒美をあげることにした。乳房を揉んでいた手で由美を軽く引き寄せると、揉まれてツンツンに尖った乳首を口の中に入れた。
「ごほうびだよ」
宏一の口の中で由美の尖った乳首が優しく転がされた。
「んああぁぁぁ、ああぁぁぁ、んんんああぁぁーーっ」
由美の声が高くなり、軽く仰け反って自然に両手で宏一の頭を抱きしめる。秘核の疼きは更に強くなったが、乳首を舐められているので宏一に見られる心配はない。だから由美は両足を擦り合わせながら乳首を舐められる幸せに酔いしれた。
「あああぁぁ、もっと、もっと舐めてください。ああああぁ、気持ちいい、ああんっ、ああぁぁ、いっぱい舐めてください。あああぁぁぁぁ、気持ちいいですぅ」
由美を軽く満足させたところで、宏一はいよいよ次に取りかかった。口を離して唾液でヌルヌルになった乳首を指で可愛がりながら次の指示を出す。
「それじゃ、スカートを脱いで」
宏一の要求に由美は少しだけ恥ずかしかったが、脱げばその分だけ早く愛してもらえるかも知れないと思った。
「あぁぁ・・・・・・はい・・・・」
由美がスカートをストンと落とすと下半身が丸見えになり、美しい腰のラインと淡い茂みがかわいらしく宏一を待っていた。
「可愛いよ」
宏一はそう言って更に由美の乳房を揉み、乳首を指で転がしてもう少しだけ由美が悶える姿を楽しんだ。
由美の足がどうしようもなく擦り合わされる様が宏一の視線を釘付けにする。そして宏一の股間からそそり立つ肉棒は宏一の興奮を表すようにビクンビクンと上下に動き始めた。由美は喘ぎながらも、その肉棒を見て宏一もその気になったのを確信した。
「ああぁんっ、宏一さん、もう許してください。早くベッドで・・・ああううっ」
「それじゃ、ベッドでしようか」
やがてやっと満足した宏一が手を離した。由美はほっとしてベッドで更に濃厚に愛してもらえると思った。しかし宏一はベッドに仰向けになって言った。
「さぁ、おいで」
由美は宏一の体勢を見て戸惑った。前回はこのまま宏一の口の上に乗ったのだ。この雰囲気はまたそれを要求しているのかも知れない。由美はベッドにどう載って良いのか迷った。
「あの・・・もしかして、またお口の上・・・・」
「そうだよ。おいで」
由美は『あぁ、またあれをしなくちゃいけないんだ』と思った。嫌ではないが、できればゆっくりと横になって愛して欲しい。それでも、宏一が望むなら、と思った由美はベッドに上がるとベッドの上で四つん這いのまま宏一の顔の上に移動し、そのまま足を突いて宏一の顔の上に移動した。
「そのままいったん立ち上がって」
「はい・・・」
由美は言われたとおりにした。宏一の顔の両側に足をついて立ったので、宏一が見上げると由美の秘裂はほとんど閉じて見える。
「ゆっくりと腰を下ろして。さぁ、おいで」
ヘッドボードを掴むとゆっくりとしゃがんで宏一の口の上に秘部を近づけていった。見上げている宏一からは、由美の秘裂がゆっくりと近づきながら開いてくる様子がよく見え、秘唇の中からピンク色の秘核が現れると、それが宏一の口の直前で止まった。もちろん由美は直ぐに擦りつけてはいけないことを知っているので、宏一の口の直前までしか秘部を近づけない。このまま宏一の息と声を秘核で受けなければいけないのだ。
「かわいいおまんこだね」
「はあうぅっ」
由美の秘核に宏一の熱い息がかかると、それだけで由美の口からあえぎ声が漏れ、ベッドのヘッドボードを握り締める手に力が入った。もちろん由美はすぐにでも擦りつけて夢中になりたいが、宏一の許しが必要なことは十分にわかっている。宏一の許しが出るまではじっとこの姿勢のままで宏一の息を秘核に受けるだけ受けて湧き上がる焦れったさを我慢しなければいけないのだ。
「ほら、由美ちゃんの可愛いクリトリスがこんなに膨れて、ほら、もうこんなになってるよ」
宏一はわざと由美が恥ずかしくなることを指摘しながら息を吹きかけた。
「ううっ、そんなこと言わないで。早く、もうしてもいいですか?んんっ」
「由美ちゃん、おねだりが聞きたいな」
ここで宏一は由美におねだりを求めた。由美は言えばしてもらえると思ってすぐにおねだりをした。
「由美はあそこを擦りつけたくて我慢できません。いっぱい舐めて・・ください」
「あそこ、じゃないでしょ?」
「ああぁ、はい・・・」
由美は言い直さなければいけないことにがっかりしたが、もう躊躇うどころではない。秘核の疼きは限界に達し、熱くて痒くてどうにも我慢できない。本当にもう我慢できないのだ。
「由美はおまんこを宏一さんのお口に擦りつけたくて我慢できません。もうしてもいいですかぁっ?んんーっ、はやく、させて・・・」
「いいよ」
宏一が許した瞬間、由美の秘部がべたっと宏一の口に押しつけられ、大きく前後に動き始めた。
「んああぁぁーっ、ああぁっ、ああっ、ああっ、ああっ、いいっ」
由美の秘部が宏一の顔の上を前後にスライドし、あっという間に宏一の口元は由美の液体でベトベトになったが、由美はそんなことを気にするどころではなく、ベッドのヘッドボードを掴んでいた手を宏一の頭に移し、宏一の頭をしっかりと両手で掴むとグイッと股間に抱え込んで秘部にしっかりと押し当てながら腰をスライドさせて最高の快感を貪った。
「ああっ、いいっ、ああっ、早くおっぱいもぉっ、一緒に揉んでぇっ」
宏一の両手がゆっくりと身体を這い上がってくるのを由美はわくわくして待ちながら秘部を擦りつけ続けた。
「ああっ、はやく、ああっ、ああっ、はやくぅっ、ああっ」
そして、やっと宏一の両手が乳房を揉み回し始めると、更に増した快感で腰の動きが速く大胆になる。宏一の両手は由美が一番喜ぶように乳首を指で挟んだまま揉み回し続けた。
「んああぁぁっ、いいっ、あああっ、いいですぅっ、ああっ、ああっ」
由美は首だけ仰け反らせ夢中になって駆け上がっていった。宏一は自分の上に跨がって乳房を揉まれながら駆け上がっていく由美の姿を堪能した。素晴らしい眺めだ。全裸の由美も素晴らしいが、こうやって制服を着た由美を見上げると、乳房を揉まれながら声を上げて快感を貪る由美の姿は、普段のおとなしい可憐な姿とフラッシュバックして本当に可愛らしい。
「ああぁっ、いいっ、いっちゃいそうですぅっ、ああっ、ああっ、いっちゃいそうっ」
由美は最高の瞬間がどんどん近づいてくるのがよくわかった。我慢していた分だけ、恥ずかしい分だけ快感も強いのだ。膝を思い切り開いて宏一の頭を股間に抱え込んで秘部を擦りつけるこの方法は、いつの間にか由美の身体に染み込んでいる。擦りつけるのは恥ずかしいが、乳房を同時に揉んでもらうことで宏一との共同作業だと思えるから心の中では嬉しい。肉棒を入れてもらう前の前議としては最高だった。
「いきなさい」
由美の秘唇が大きく前後する中で宏一の声が由美の股間から聞こえた。由美はやっと許しが出たことに喜び、押さえつけていた意識を解放して最高の瞬間にたどり着いた。
「んああぁぁーーっ、はうぅっ、はうっ、はうっ、あうっ、あぁぁぁぁ」
宏一の顔の上で由美の身体が大きくビクンッビクンッと強く波打ち、由美の動きが止まった。
「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ、はあっ、はぁっ、ありがとう、ございました、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はっ、はっ、はっ」
由美はしばらく動けなかったが、やがてゆっくりと身体を起こすと、静かに宏一の上に身体を横たえ、宏一の耳元で囁いた。
「気持ち良いけど、やっぱり恥ずかしいです・・・・」
「恥ずかしがりながら感じてる由美ちゃんは最高に可愛いよ」
宏一は由美を抱き寄せて髪を優しく撫でていた。宏一の頭の中ではまだ由美が夢中になって声を上げている表情が焼き付いている。
「可愛かったよ」
宏一に抱き寄せてもらった由美は、身体を擦りつけながら宏一に甘えた。
「私、もっと恥ずかしがった方が良いですか?」
「どうして?」
「宏一さんがその方が良いなら・・・・・・、宏一さんに喜んで欲しいし・・・」
「もちろん恥ずかしがる由美ちゃんはとっても可愛いよ。ま、由美ちゃんはどんな表情でも可愛いけどね」
「もう、そんな事言って。でも、はい・・・・・嬉しいです」
由美は身体の中にまだ余韻が濃く残るのを感じながらも、やはり宏一は可愛らしくて恥ずかしがりながら感じる女の子が好きなのだと思った。宏一の要求はある意味矛盾している。より大胆な過酷なことを要求しながら恥ずかしがることを期待しているのだ。夢中になってしまってはそんなことはできない。大胆なことに慣れてしまって肉棒ばかりを欲しがる子では宏一を満足させられないと言うことなのだ。由美は身体の中にまだしっかり残っている甘い感覚を楽しみながら、次はもっと可愛らしく感じようと思った。
「恥ずかしいことさせられて、嫌だったの?」
「嫌とか、そんなことありません。でも・・・・やっぱりあの格好は恥ずかしいです」
「でも、感じるだろ?」
「はい、とっても」
「感じてくれて、嬉しいよ」
「私も」
それでも由美は、宏一が今の自分を好きでいてくれることが嬉しかった。家庭のこともあるが、それよりも本当の恋をしていられることに安心したのだ。そして由美は宏一にこの身体を愛して欲しいと思った。言葉で言われるのも嬉しいが、宏一が自分に夢中になってくれることが本当に嬉しい。
宏一の指は由美が話している間も、ずっと項の辺りを愛撫していた。だから、由美の話が一区切り突く頃には、由美の中に再び感覚が盛り上がり始めていた。
「ああん、宏一さぁん、そんなに丁寧に触られると、また身体が・・・・・」
「どうしたの?いつものことでしょ?」
「だってぇ、ああぁぁ、また身体が熱くなってきて・・・・・あん、気持ち良くなって・・・・」
「そうなるど、どうなるんだっけ?」
「またして欲しくなっちゃいます・・・・」
由美は『ダメですか?』という言葉を飲み込んだ。
「でも由美ちゃんは、きちんと我慢のできる子だよね?」
「あぁ・・・・・・・はい」
「良い子だ」
「でも、いつまでも我慢は・・・・・・んん・・・」
「ねぇ、由美ちゃんは我慢してるとき、どんなことを考えてるの?」
「どんなこと?」
「そう、教えて欲しいな。どんなことを考えながら我慢してるの?」
「それは・・・・・・・言えません・・・・・」
「どうして?」
「だって・・・・・・ああぁぁぁぁ・・・・・許してください・・・・」
「言いたくないの?」
「そういうわけじゃ・・・・・・でも・・・・あああぁぁん・・・・宏一さんだって知ってるじゃないですか・・・・・だから・・・・・はぁぁぁぁぁ・・・・」
「俺が知ってるの?」
「はい・・・」
「そうなの?」
「・・・・・んんんっ・・・・・・もう・・・・もう許して・・・・」
「どうしたの?」
「身体が・・・・身体が熱くなって、敏感になってます・・・んんっ、はぁぁぁ」
「敏感になってきたの?」
「はい・・・・はあぁぁぁぁ・・・・・まだ我慢しなきゃダメですか?」
「おねだりしたくなってきた?」
「それは・・・・・・・・・・んんん・・・・はい、いいですか?」
「でも、もう少しだけ我慢してね」
「そんな・・・・・・・・はい・・・・・はぁ、はぁ、んんーーっ、そんなに丁寧に触らないでください・・・・ああああ」
「それじゃぁ、きちんと我慢できたご褒美にはどんなことをして欲しいのか、きちんと言えるかな?」
「それって・・・・もうおねだりしてもいいんですか?」
「そうだね、そろそろおねだりしてもいい頃かな?聞かせてちょうだい。由美ちゃんのおねだりを」
「はい、由美は、おちんちんを入れて欲しくて我慢できません。おちんちんをいっぱい入れてズボズボしてください」
「由美ちゃんはそんなこと考えてたの?」
「ああんっ、だって、だってぇっ、宏一さんが私の身体を上手に触ってぇ、あああんっ、早く、早くしてください、きちんとおねだりしましたからぁっ」
「それじゃ、どんな風におちんちんを入れて欲しいのかな?」
「あああぁ、まだ焦らすんですか。あああああ、もう、もう限界ですぅっ」
「どんな風なのが良いの?」
「それはっ・・・ああああっ、もう、もうだめぇ、限界ですぅっ」
「それじゃ、どういう風にして欲しいのか、見せてごらん?」
「あああん、どうすればいいですか?」
「由美ちゃんが愛して欲しい格好をしてごらん」
「はい」
由美は宏一に抱かれていた姿勢から身体を起こすと、宏一の横で四つん這いになってお尻を高々と持ち上げた。

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