ウォーター

第三百十七部

 
由美はやっと宏一の許しが出たので、必死に抑えていた欲望を解放した。カクカクと腰を振って肉棒の先端が奥に当たる感覚に夢中になり、肉壁で強く肉棒を扱き上げてくる。
「んああっ、ああっ、すごいっ、んあっ、ああっ、だめぇっ、このままじゃいっちゃいますぅっ」
由美は宏一の上で乳房を大胆に揉み絞りながら腰を動かして肉棒をたっぷりと楽しんでいく。もう、何も止めるものがないので由美の身体は一気に駆け上がっていった。
「ああっ、ああっ、ああっ、いいっ、いーっ、んああっ、あうっ、あうっ、ああっ」
由美は全力で駆け上がっていった。もちろん乳房は何度も宏一の目の前で大胆に揉み上げられ、腰はグイグイと前後に動いて強く肉棒を扱き上げていく。
「ああっ、ああっ、ああっ、もっとぉっ、もっとぉっ、ああっ、最高っ。奥に当たってますぅっ」
由美はただ必死に頂上を目指した。もう意識の中には自分を貫いている肉棒しかない。宏一は由美のかわいさと美しさに、身体を少し起こすと自然に両手を由美の乳房に持って行った。すると由美はその手を乳房に押し当てて乳房を宏一に任せると、身体を仰け反らせて、揉まれながらいく体勢に入った。
「ああっ、このまま、このままいきますぅっ、ああっ、いっちゃういっちゃうぅーーーっ、はうっ、はうぅっ、はうっ・・・・・はうっ・・・・・・ううっ・・・・」
由美は乳房を揉まれながら最高の絶頂を極めた。宏一の上で由美の細い身体が何度もビクンッビクンと波打ち、そのままゆっくりと宏一の上に倒れ込んでくる。
しかし、宏一はまだ放ってはいなかった。由美の可愛らしさと肉棒の放出前の感覚に宏一は我慢できなかった。
そのまま倒れ込んできた由美の身体を抱きしめると上下を入れ替え、思い切り腰を使ってしっかり締まった由美の中に激しく出没する。
「由美ちゃぁんっ」
「んあっ、いやっ、だめっ、ああっ、宏一さんっ、まだ身体がっ、ああっ、ああっ、だめぇっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、いいっ」
由美はいったばかりの身体に激しく出没されて最初嫌がったが、直ぐにまた登り始めた。なんと言っても宏一にしっかりと抱きしめられて肉棒をたっぷりと与えられているのだ。両足を思い切り開いて宏一の腰の高い位置に絡めて一ミリでも深く肉棒を受け入れようとする。同時に宏一の頭をしっかりと抱きしめながら声を上げた。
「ああっ、また、またきますぅっ、いいっ、いいっ、んああっ、ああぁっ」
「由美ちゃん、最高だよ、すごくいいよっ」
「ああっ、んああっ、またいっちゃう、ああっ、出して、だしてぇっ」
「いくよ、だすよ、んあぁぁ、ああっ、んんんああぁぁっ、どうだぁっ」
「いっちゃうぅぅぅぅーーーっ」
二人はほぼ同時に絶頂した。宏一の肉棒の先端がグッと開いて由美の肉壁を擦り上げたのだ。宏一の精がどっと由美の中に放たれ、由美の中を満たしていく。由美はぼうっとした意識の中で、身体の奥が宏一の精で満たされていくのをなんとなく感じ取った。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、すてき、はぁっ、はぁっ」
由美は宏一の下で体重を感じながら幸福に満たされていた。やがて宏一の肉棒が少しずつ小さくなり、精がなんとなく流れ出していくのを感じたが、疲れて幸せいっぱいの身体を起こすことはできず、そのまましばらく幸福感に満たされていた。
「由美ちゃん、最高だったよ」
宏一が由美を抱きしめたまま耳元で囁いた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、私も」
「気持ちよかった」
「すごかった・・・・・・」
「夢中で出しちゃった。痛かったらごめんね」
「ううん、嬉しかったです」
「俺も嬉しかった。あんな由美ちゃんを見たら我慢なんて無理だよ」
「でも、あんなことされたら壊れちゃいます」
「やっぱりいやだった?」
「ううん、そんなことないです」
「気持ちよかった?」
「はい、すごく・・・・・でも、よく覚えてないです」
「そうなの?」
「気持ちよかったけど、途中から夢中になっちゃって・・・・何か叫んでいたような・・・でも、まだ気持ちいい・・・・嬉しい・・・・」
「由美ちゃん、大好きだよ」
「私も大好きです」
二人はそのままたっぷりとディープなキスを楽しみ、心ゆくまで舌をねっとりと絡み合わせた。
やがて由美はゆっくりと身体を起こした。
「シャワーを浴びてきます」
そう言うと由美は静かに脱いだものをまとめてバスルームに向かった。
由美は温めのシャワーを浴びて汗と宏一の残滓を流しながら、あんな風に焦らされてしまったことで、また可愛らしく愛されるのを忘れてしまった自分を少し後悔していた。まだ身体に余韻が残っているので後悔の念はそれほどでもないが、宏一は次々に新しい方法で焦らしてくるので、どうしても途中から夢中になって激しくおねだりをしてしまう。途中までは自分でも宏一の反応を見ながら愛される喜びを味わっているのだが、ある程度を越えると宏一の思い通りに快感を追い求めることだけに集中してしまうのだ。
もちろんそれはそれで嬉しいのだが、だんだんそれがエスカレートしていけば、いつかきっと『可愛らしい女の子じゃなくなる』気がするのだ。それが不安だった。『きっとこのままだと宏一さんは他の子に夢中になっちゃう』由美の中でそんな予感というか恐れが大きくなっていく。由美はそんな想いを抱えながらシャワーを浴びて身体の汗と宏一の残滓を流していた。
宏一が由美を待っていると、やがて由美はいつもの制服姿のまま戻ってきた。いつもの通り、さっきまで激しく乳房を揉みながら腰を振って肉棒を貪っていたとは思えない清楚さだ。宏一は由美を膝の上に横座りにすると、いつものように可愛がり始めた。
軽くキスをしながら由美の身体を優しく撫で回していると、由美が言った。
「ちょっと制服が皺になっちゃいました」
「ごめんね、可愛らしくて脱がせたくなかったから」
「ううん、いいんです。そんなに強い皺じゃないから」
「疲れた?」
「ちょっとだけ・・・・・・・はい・・・・でも、嬉しかったから・・・・・」
宏一はそんな由美が可愛らしく、軽くキスをして小さな舌が絡み合う感覚を楽しんだ。
やがてキスを終えると、由美が小さな声で言った。
「そんなに上手にキスされたら、またエッチな気分になっちゃいます」
「まだエッチな気分になりたくないの?」
「はい、宏一さんに優しくして欲しいから・・・・・・」
「エッチな気分になったら優しくない?」
「ううん、そうじゃなくて、私が夢中になっちゃうから」
「そうなの?」
「はい、夢中になると、あっという間にうわぁーって全部が進んじゃうから、直ぐに最後まで行っちゃう気がして・・・・・だから、まだこのままがいいです」
「そうなんだ」
「だから、・・・・・・あの・・・・まだ脱がさないで・・・・・いいですか?」
「うん、いいよ。制服姿の由美ちゃんも大好きだからね」
「はい」
由美はそっと頭を宏一の肩の上にのせ、甘える姿勢を見せた。その由美の身体を宏一は優しく愛撫していく。由美は静かに身体を撫でられながら、このままの時間が続くことを願った。しかし、宏一は由美がだんだん感じてくるのを見るのが好きなのだ。由美の身体を何度も撫で回した後、宏一の手は由美のスカートの中に入っていった。
もちろん由美は足を開いて宏一の手を受け入れたが、嬉しい気持ちと感じたくない気持ちが複雑に絡まり合う。宏一の手は容赦なく由美の足を開くと、秘丘からその奥の敏感な部分へと撫で回していった。
「そっとするから」
「はい・・・・・」
宏一はそう言ったが、指先は由美の秘核の直ぐ近くへと伸びていく。
「その先は・・・・・・」
由美は小さな声で言ったが、嫌とは言わなかった。もちろん、宏一だって由美の秘核の一くらい正確にわかっている。だから直接刺激せず、近くをじっくりと愛撫するだけにとどめた。
「だんだん感じてきました・・・」
「やめた方がいい?」
「それは・・・・・続けてください・・・・」
由美は宏一の愛撫を拒絶したくはなかった。宏一をがっかりさせたくなかったし、触ってもらうのはやはり嬉しいのだ。由美は『まだ我慢できるから』と自分を納得させた。
「うん、優しくするから」
耳元で囁く宏一の声は由美にとても優しく響いた。由美は心から安心したが、その時、身体が熱くなり始めたことに気がついた。『あ、だめ、まだ感じちゃだめ』と慌てて意識をはっきりさせて快感を押し殺す。
「どうしたの?」
「ちょっと・・・・感じてきちゃって・・・・・・でも、大丈夫です」
「パンツの中を可愛がって欲しくなったらそう言うんだよ」
「はい」
由美はそう言ったが、同時に『女の子を膝に乗せてスカートの中に手を入れてパンツを撫で回すって、どうなんだろう?』と思った。『これって普通のこと?』と思ってしまうのだ。服装というか、格好こそ普通だが、考えてみればあり得ない状況のような気もする。『私、普通じゃないこと、平気でしてる』と思った途端、由美は更に身体が熱くなってきた。
女の子にとって、パンツを触られるのは普通最後のことのはずだ。それを最初から平気でさせていると言うことは、きちんと服を着てはいても、実は上半身を脱がされて全てされてから最後の状況へと進む時と同じなのかも知れない。由美はそう思った。だから、この先はどうなるのだろうと思ってみた。
「由美ちゃん、大丈夫?」
「はい・・・・・でも、少し感じてきて・・・・・・あの・・・何でもないです」
「このまま続けてもいいの?」
「はい」
由美は宏一の指が秘核の近くをゆっくりと這い回るのを焦れったく感じながら、次のことを考え始めた。『きっと、もっともっと焦れったくなったら『我慢できません』って私が言って、そうすると宏一さんは『どうして欲しいの?』って聞いてくる。そうしたら私・・・・』そこまで考えて、由美はその次に言うことを考えた。
『そうしたら私『おねだりしてもいいですか?』って言って・・・・・きっと宏一さんは『まだだよ』って優しく言うんだ。でも、それだと私が我慢できなくなって、『おねだりさせてください』って何度もお願いして、そうして宏一さんが『それじゃぁ、おねだりしてごらん?』って言ったら私・・・・』そこまで考えて、由美は次に浮かんできた言葉に自分で驚いた。
『由美はもうおまんこを優しくして欲しくて我慢できません。パンツを脱がせて優しく舐めてください』そんな言葉が頭に浮かんだのだ。自分でも『えっ』と思った。普通なら、パンツを脱がせてもらったら、優しく指で触ってもらいたくなるはずだ。それなのに、『舐めて欲しくなるなんてどういうこと?私、もう指じゃ満足できないの?』と自分でも驚いた。そして同時に、宏一に焦らされながら撫でられている秘核の周りが本当に焦れったくなってきたことに気がついた。
由美はこのままじゃいけないと思って慌てた。
「こ、こういちさん」
「どうしたの?」
「だめ、だめですぅ」
「何がだめなの?」
「このままじゃ我慢できなくなります」
「そうなの?」
「もっと弱く、優しくしてください」
「うん、わかったよ」
宏一の指の動きが弱くなった。由美は少し安心したが、刺激が弱くなっても身体はそれを補おうと敏感になってくる。ほんの少し指が動いただけでも気持ちいい。
「これくらいでいい?」
「はい・・・・でも・・・」
「だめ?」
「・・・・・やっぱり、恥ずかしいこと言っちゃいそうです」
由美は正直に認めた。
「恥ずかしいこと?」
「はい・・・・」
「やめた方がいいの?」
「そうじゃなくて・・・・・ああぁぁぁ・・・・身体が・・・・・欲しがってますぅ」
「どういうこと?言ってごらん?」
「それは・・・・まだ言えません」
本当は由美は『なんて言うか決まっていないから言えません』という意味で言ったのだが、宏一は由美の言葉を『もう少し焦らされてから言います』と理解した。
「それなら、言えるようになるまでこのままがいいね」
宏一は由美がそうして欲しがっていると思ったから言ったのだが、由美にとっては残酷な言葉だった。
「そんな・・・・・ああぁぁ・・・・・どうしても・・・・んんん・・・・」
由美はそっと触られているだけなのに、自分から腰をクイッと突き出してしまいそうで我慢するのが大変だった。これ以上焦らされたら、本当にあんなことを言ってしまいそうな気がする。あれをされると、猛烈に恥ずかしいのと同時に全身が溶けてしまいそうな気持ちよさが手に入るからだ。考えないようにと思うのだが、焦れったいのを我慢はできても押し殺すのが無理なように、考えないようにすればするほど頭の中では自分がパンツを脱いで足を思い切り開いて欲しがる姿が目に浮かんでしまう。
「いや・・・・」
「え?由美ちゃん、どうしたの?」
「やっぱり嫌です」
「いや?だって・・・・・」
「宏一さん、やめてください」
その言葉は悲しい感じだったので、宏一は慌てて愛撫をやめた。
「由美ちゃん、どうしたの?」
「私、きっと宏一さんの予想できないことを言っちゃいます。だから、それなら優しくされない方が・・・・・・」
由美は宏一の膝の上から立ち上がろうとした。宏一はそれを押しとどめる。
「由美ちゃん、落ち着いて。大丈夫」
宏一はそう言うと、由美のパンツに手を掛けた。

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