ウォーター

第三百十八部

 
「あ、宏一さん」
由美は宏一の手を軽く押さえた。抵抗すると言うより、確かめるという感じだ。
「大丈夫。任せておいて」
宏一はそう言うと、素早く由美のパンツだけ脱がせてしまった。
「あっ、・・・あの・・・パンツだけ脱がして・・・・・・何を・・・・・」
「こうするんだよ」
そう言うと宏一は横向きに座っている由美の膝を立て、秘口がきちんと顔を出すようにしてから右手の中指を秘口へと差し込んでいった。秘唇や秘核への愛撫無く、いきなり指を入れられた由美は驚いた。
「んああぁぁぁぁぁっ、いきなりするぅーーーっ」
折りたたまれた姿勢のまま、由美は慌てて宏一にしがみついてきた。
「こうすれば、エッチなことを言わなくてもいいだろう?」
宏一は中指をしっかり奥まで入れた。由美の身体の奥から快感が湧き上がり始めた。
「んんーーーっ、ああああ、そんな、あああぁぁぁ」
「ね?こうすればいいだろう?」
宏一は右手を由美の秘部に入れ、じっと動かさずそのままにして、左手で由美を抱き寄せると優しく由美のうなじと髪を撫でた。
「んん・・でも、ああぁぁぁ」
「ほら、気持ちいいからもう欲しくないだろう?」
「そんな・・・このままだと・・・・・・・」
「いいんだよ。欲しくなってきたら動かしてあげる。由美ちゃんが欲しくなれば中が動いて指に絡みついてくるから、そうしたらそっと中を可愛がってあげる。心配しなくていいよ。これならおねだりしたくならないだろう?」
「宏一さん、あああぁぁ、気持ちいい・・・・嬉しい・・・・」
由美は横座りのまま膝を引きつけているので、しゃがんだような格好で下から指を入れられているのだから、言ってみれば抱っこされている姿勢に近い。ただ、敏感な部分に指を差し込まれているので身動きはほとんどできない。
「ほら、少し由美ちゃんの中が動いてきたかな」
そう言うと宏一は指を由美の中で軽くくねくねと動かした。
「ああぁん、だめぇ、気持ちいいですぅ」
「ごめんごめん、ちょっと感じちゃったかな?」
宏一は由美が感じすぎないようにしながら、時々指で肉壁を優しくかき回し、その間にキスをしたり話を楽しんだりした。
「ねぇ、そろそろ教えてくれてもいいんじゃない?」
「なあに?ん・・・んん」
「さっき、どんなおねだりをしたくなりそうだったの?」
「だめですぅ、そんなの言えません」
「教えてくれないの?」
「んんん、それは・・・・・・・・・・」
由美は考え込んだ。宏一は由美がおねだりしたくないので直ぐにこうやって指で身体を慰めてくれたのだ。それなら由美は何を言いたかったのか、正直に宏一に言うべきではないだろうか?
「宏一さん、聞いても嫌いになったり、がっかりしたりしない?」
「しないよ。絶対に」
「・・・・・わかりました・・・・・・」
由美は心を決めると、そっと宏一の耳元で囁いた。
「パンツを脱がせてから舐めてくださいって言いそうになったんです」
そう言うと由美は、宏一の首に手を回してグイッと引き寄せ、甘えるようにスリスリしてきた。
「こんなこと、絶対に言いたくなかったから、だから・・・・でも、こうしてくれてうれしいから・・・ああぁぁぁ、そんなに動かしちゃだめですぅ」
「うん、教えてくれてありがと。してあげよっか?」
「えっ、今から?」
「そうだよ。今だってして欲しいだろ?」
「今はもう、ああん、そこで動かしちゃだめですぅ」
「して欲しくないの?」
「そんなこと・・・・あ、あ、あ、あ、だめぇ、そんなに急に動かしたらぁ」
「して欲しくなっちゃう?」
「・・・・・はい・・」
「それならしてあげるよ」
宏一はそう言うと指を引き抜こうとした。
「待って、待ってください。してもらうのは嬉しいけど、きっとそれをされたら私・・・・・」
「なんだい?」
「きっと我慢できなくなる。本物が欲しくなります」
「それなら入れてあげるよ」
「宏一さん、私が・・・その・・私が本物を欲しくなっても・・・・いいんですか?」
「もちろんだよ。由美ちゃんが欲しくなるなら嬉しいよ。わかってるでしょ?」
「でも・・・・・・・」
由美は確かに宏一の言うとおりだと思った。しかし、宏一自身、気がついていないかも知れないとも思った。あくまで宏一は可愛い子が好きなのだ。本物を欲しがると言っても欲しがり方と言うものがある。次々に欲しがるエッチな子にはきっと直ぐに飽きてしまうはずだ。それは由美の中で確信に近いものがあった。
「大丈夫。任せておいて。それじゃ、始めるよ」
そう言うと宏一は由美の中から指を引き抜くと、お姫様抱っこで持ち上げてベッドに直角に座らせると、両足を持ち上げて開いた。由美はおとなしくされるがままだったので、まるでおむつを替えてもらう赤ん坊のようだと自分で思った。
由美は上付きなので、ベッドに座って膝を持ち上げるだけで秘核が見えてくる。横になって膝を胸まで引き上げないと舐められない洋恵とは構造が全然違う。
「そんなにしなくても・・・・」
由美は膝を立て肘をついて身体を支えながら、じっと秘部を見つめる宏一の視線を恥ずかしがった。由美は制服姿のままパンツだけ脱いだので、膝を立ててまくれ上がったスカート以外はまるで普通の格好だ。しかし、それがまた宏一をそそるのだ。
「さぁ、優しく可愛がってあげる」
宏一はベッドの前に跪くと、ベッドに座った由美の秘部に顔を近づけた。
「ああぁぁぁぁぁ」
「いつもみたいに声で焦らしてから舐めて欲しいのかな?それとも直ぐに舐めて欲しいのかな?」
宏一は由美の立てた膝を大きく左右に開き、制服のスカートからむき出しに差し出された秘部に顔を近づけて聞いた。
「ああんっ、そう言ってもう焦らしてますぅっ」
「それじゃ今日は、直ぐに舐めてあげるね」
そう言うと宏一は舌の先で秘核の周りからチロチロと舐め始めた。
「ああんっ、気持ちいいですぅっ」
由美は快感に膝が大きく開いて腰がポンと跳ね上がってしまったのを慌てて元に戻した。
「由美ちゃんはこうされるのが好きなんだよ」
「ああん、んんんーーっ、こんなに素敵なことばっかりしてくれるからぁっ、ああああん、私の身体はどんどん覚えちゃうんですぅっ、どんどん欲しがる身体になっちゃうんですぅっ」
「そうだよ。こうやって舐めてると、由美ちゃんはもっともっと舐めて欲しくなるんだよ」
「わかっててするぅっ、んああぁぁぁぁ、あああん、そんなふうにされたらぁっ、少しだけなんてぇ、ああん、それはいやぁ、んんああっ、だめぇっ、もっとちゃんと舐めてくださいぃっ」
「こうかな?」
宏一は舌の先だけで舐めていたのを、ベロ全体でゆっくり舐め上げる方法に変えた。
「はああああ、素敵ですぅっ、もっとお、ああん、そんなゆっくりじゃなくて、もっとおっ、あああぁぁ、どんどんおねだりしたくなりますぅ」
由美はもう足が思い切り開くのを止められなかった。同時にクイクイと腰が更に動いて宏一を欲しがる。
「おやおや?由美ちゃんの腰が上下に動き始めたよ。どうしてかな?」
「それはぁっ、宏一さんのお口がそうさせてるんですぅ」
由美は自然に横になると、自分から腰を突き上げて宏一の舌の動きを増幅しようとした。
「もっと舐めて欲しいのかな?」
「舐めてぇ、もっとぉっ、もっと舐めて欲しいですぅ」
「よく動く腰だね。なんてエッチなんだ」
「わかってる癖にぃっ、宏一さんがこんな身体にした癖にぃっ、もういやあぁっ」
舐められながらも十分には舐めてくれない焦れったさに、由美はとうとう宏一の頭をグッと両手で掴むと秘部に押し当てて思い切り腰を使ってしまった。
「んああぁーーーっ、いいーーーーーっ、このままぁーーーっ」
宏一の顔は由美の秘唇にべたっと塞がれ、顔全体でゴシゴシと秘唇全体を擦ることになった。頭の芯までしびれるような快感が由美を包み込む。
「ああぁぁぁっ、ああっ、ああっ、ああっ、いいっ、んああっ、ああっ」
由美の腰がリズミカルに上下に動き、宏一の顔を楽しんでいく。宏一は更に由美の両足を限界まで広げて胸の方へと押しやった。もっと秘部をむき出しにしようと思ったのだ。
「いやあぁぁぁっ、まだぁーーーっ」
膝が胸の方へと押し上げられたことで、由美は宏一の顔が押しつけられなくなると思ったらしく、開いた両足の足首を宏一の首に回して宏一の頭を引き寄せた。両手と両足で引き寄せられればさすがの宏一でも抗う術はない。宏一の顔は由美の秘部に更にたっぷりと擦りつけられることになった。由美の腰はズリッズリッと宏一の顔を上下してたっぷりと楽しんでいる。
「ああんっ、あああっ、ああっ、だめぇっ、やめちゃいやぁっ、ああっ、ああんっ」
由美は結局思い切り恥ずかしいことをしてしまったので、もう後は感じるしか無いとばかりに腰を大きく上下させてズリッズリッと秘部を宏一の顔に擦りつけて声を上げている。宏一は、由美はこのまま駆け上がっていくと思った。
しかし、由美はまだ制服を着たままなのだ。さっきのでも制服が少し皺になったのに、このままだとスカートも皺だらけになる。身体がどんどん駆け上がっていくのを感じた由美は、何とか気力で頑張って踏みとどまった。身体全体が熱くなり、頭もぼうっとしている。このまま夢中になってしまうとさっき後悔したことを繰り返すことになる。『やめるんじゃ無いの、ちょっとやり直すだけ』と思えば思い切り愛されたいという想いも何とか制御できる。
「ああん、宏一さあぁん、あああ、ああああん、ちょっとまってぇ」
由美は宏一の首に絡みつけていた両足をほどくと、身体を起こした。
「どうしたの?」
宏一が不思議そうに聞いた。今までここで由美が自分から中断したことなど無かったからだ。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、宏一さん、お願いです」
「なんだい?」
「言う通りにしてもらっていいですか?」
「おねだりかい?いいよ」
「それじゃ、机の方の椅子に座ってください」
そう言って由美は勉強机の椅子を指した。
「うん、いいけど」
そう言うと宏一は立ち上がって椅子に座った。由美もスカートを直して起き上がる。その顔は明らかに上気しており、ポッとほっぺたの上が赤くなっている。セックスフラッシュという少女特有の性的な興奮を表す印だ。そのまま由美は静かに宏一の前に跪いた。目の前には肉棒がそそり立っている。
本当のことを言えば、由美はこのまま宏一の上に乗ってしまいたかった。力強い肉棒に思い切り貫かれ、身体の一番奥に肉棒を納めて先端が当たるのを感じたかった。あの身体を満たされる感覚は何物にも代えがたい。しかし、ここで欲しがってしまうと、後でまた後悔することになる。だから何も言わずに宏一の言葉を待った。
宏一は由美の表情が可愛らしいだけで無く、少しうつろな目で口を少し開いて軽く息を弾ませている表情が妖しげに色っぽくなっていることにゾクッとした。最初は由美がなぜ中断したのかをいぶかっていたが、今はもうそんなことはどうでもいい。目の前の制服姿の少女を愛したいという気持ちでいっぱいになる。
「まず、手と口でおちんちんを可愛がりなさい」
宏一がそう言うと、由美は静かに右手で肉棒を握りしめ、軽く上下に扱きながら肉棒を引き寄せると口の中に入れた。そして、じっと宏一を見上げる。その表情は可愛らしく、同時に嫌らしい。肉棒を丁寧にしっかりと口で扱いている仕草から、由美が肉棒を欲しがっているのは明らかだ。
「そうだよ。もっとお口で可愛がって」
宏一がそう言うと、由美の頭が前後に動き始め、肉棒が小さな口に出入りし始めた。
「うん、気持ちいいよ」
宏一はそう言いながら、奉仕している由美のうなじや耳元を指でからかうように愛撫する。由美はくすぐったそうにしながらも奉仕を中断することは無かった。
ただ、もともと感じる素地ができているところに、宏一に奉仕を命じられて本当はじれている由美は、宏一の簡単な指先でも愛撫にも敏感に反応した。秘核がきゅんっと反応して思わず両足をグッと閉じてしまう。スカートの上からではわからないはずなので、由美は両足を何度もグッと閉じることで何とか宏一の愛撫に耐えながら奉仕を続けた。
宏一はそんな由美を満足げに見下ろしていた。宏一は由美の奉仕が大好きだ。そして、その由美を困らせることも。
「由美ちゃん、とっても気持ちいいよ」
宏一がうなじを指先で愛撫しながら言うと由美はうっとりとその愛撫を受け止めた。
「このまま一回出してもいい?」
宏一が聞くと、由美の奉仕が止まった。そしてじっと宏一を見つめる。もちろん宏一は由美がその気になっていることなど百も承知でわざと困らせているのだ。そして可愛らしく肉棒を頬張ったままイヤイヤをする仕草が可愛いからそう言っただけだ。
しかし、由美は宏一を見上げていたが、直ぐにコクンと頷いた。その目には少し悲しささえ表れていたが、由美は宏一が出したいというのなら出しても良いと同意したのだ。そして今度は宏一の放出を導くように大胆に頭を動かして、大きなストロークで肉棒を扱き始めた。
「待って由美ちゃん」
宏一は慌てて由美を止めた。
「ごめんね。由美ちゃんを少し困らせたかっただけ。お口に出すのも気持ちいいけど、やっぱり由美ちゃんの中がいいや。入れてもいい?」
宏一がそう言うと、由美の表情がぱっと明るくなった。
「さぁ、立ち上がって。おいで」
宏一の言葉に、由美は静かに立ち上がった。

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