ウォーター

第三百十九部

 
「あの・・・この格好のままでいいですか?」
由美は宏一が脱いで欲しいというのなら、宏一の目の前で服を脱ぐつもりだった。もちろんそれは、宏一は由美が目の前で恥ずかしがりながら脱いでいくのを見るのが大好きだからだが、そんな由美の思いやりもむなしく、宏一は更に由美の想像以上のことをしてみたかった。
「このままおいで。このままの由美ちゃんを抱きしめながら入れたいんだ」
宏一の言葉に由美は喜んだ。いつもなら制服のまま肉棒を入れてもらうと、後は自分で脱いで裸になってから乳房を揉んで感じる姿を見せながらいかなければいけないからだ。あれはあれで嬉しいし気持ちいいが、やはり恥ずかしいし、物足りないから、宏一に抱いてもらって入れるのが一番だ。
「さぁ、おいで」
宏一は肉棒をそそり上げたまま、由美を誘った。由美は誘われるまま、まず椅子に座った宏一に立ったまま抱きついた。そして由美を受け止めたことで軽く仰け反った姿勢になった宏一が由美のスカートをまくり上げると由美はそのまま誘われるまま宏一に跨がって腰で肉棒の位置を探り始めた。宏一はスカートが皺にならないように注意しながら由美をしっかりと抱きしめ、由美が入り口を合わせて身体を落とそうとすると、ぎゅっと抱きしめて先端を入れるだけに留めた。
「ゆっくりだよ。由美ちゃん、大好きだ。まず先っぽだけ」
そう言うと宏一は由美にたっぷりとキスを始めた。由美は先端しか入っていなかったが、抱きしめられてキスをされていることであまり嫌がらない。
「いい子だ」
宏一は満足して由美の細い身体をしっかりと抱きしめてキスをたっぷりと楽しんだ。やがて口を離した宏一が言った。
「もう少しだけ入れなさい」
宏一が言うと、由美は腰を動かして先端をしっかりと肉門の奥まで納めた。
「んんん・・あ、あ、あ、あ、あ・・・・・・・入ってきて・・・宏一さんはいいですか?」
抱きついている由美が耳元で囁いた。
「うん、いい子だ」
宏一はそう言うと、更にたっぷりとキスを楽しんだ。由美は中途半端に肉棒を入れた状態のまま、やっと宏一が何をしたいのか理解した。宏一はさっきと同じように、ゆっくりと肉棒を入れることで由美を焦らしながら感じさせたいのだ。焦らしながらセックスの炎で焼き尽くしたいのだ。由美は宏一に舌を絡めながら、どこまで我慢できるか少し不安になった。しかし、宏一が望むのなら受け入れるつもりだった。ただ、先端がしっかりと入った肉棒をもっと納めたいという欲望はどんどん強くなっていく。腰が勝手に下がろう下がろうとするのだ。
抱きついている由美の耳元で宏一が囁いた。
「由美ちゃんの中がおちんちんに絡みつき始めたね」
「はい・・・とっても気持ちいいです・・・・・」
由美は抱きついている宏一の耳元で小さな声で囁いた。
「もっと入れたい?」
「はい、入れたいです」
「それじゃ、半分まで入れてごらん?」
「はい・・・・」
由美は宏一の言う通りにすることにした。宏一は由美を抱きしめている力をそっと緩め、由美はゆっくり腰を下ろして肉棒を半分だけ飲み込んだ。由美の中が少しずつ肉棒に満たされていく。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
由美のささやきが耳元でとても心地よい。
「我慢できなくなったら言うんだよ」
由美は、この言葉がとても危険だと思った。『おねだりをすればいいんだ』と思うからおねだりをしたくなるし、おねだりに夢中になるのだ。しかし、おねだりをしなければしてもらえない。だから由美はおねだりをせずにできること、腰をそっと動かして肉棒を少しだけ楽しんだ。
「んん・・・・・んぁぁ・・・・ん」
多分、宏一はそれをわかっているが何も言わない。肉棒を楽しめば楽しむだけ、もっと欲しくなることがわかっているのだ。実は宏一にとっても由美の中に肉棒をもっと入れて楽しみたいという気持ちはあるが、由美に最高の時間を与えたい、由美の感度をもっと上げてみたい、と言う気持ちも強いので、さっきは欲望に任せて由美の肉壁を貪ってしまった代わりに、もっと感じて欲しかった。
由美は可愛らしくおねだりすることに注意しながら、小さな声でそっと言った。
「あの・・・もう少し、入れてもいいですか?」
「いいよ」
思いのほか宏一が簡単に同意したので、由美はもう少し肉棒を入れてみた。
「あうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・入ってきた。嬉しいですぅ」
「うん、俺も気持ちよくなってきた。由美ちゃんの中も動き始めたね」
由美の肉壁は半分だけの肉棒でも本来の役目を忠実に果たし、しっかりと肉棒に絡みついて扱き上げ始めていた。半分だけなので、全て入れた時に肉棒の裏側の敏感な部分を締め上げるブツブツのある部分は先端の裏側に当たっており、これはこれで気持ちいい。
「はい・・ああぁぁぁぁ・・・・・・・」
『もっと欲しいです』という言葉を由美は飲み込んだ。これ以上おねだりしたら夢中になってしまう。由美は全てを満たされたい気持ちを無理やり無視して思い切って言ってみた。
「少し抜いた方がいいですか?」
「え?そんなことないよ。このままでいいよ」
由美の予想外の言葉に、宏一は思わずそう言ってしまった。しかし、考えてみれば先ほどと同じことを繰り返しても仕方ない。宏一はそう思い返すと、由美にたっぷりとキスをして舌を絡めあった。
「んふ、んんっ、んんはぁぁぁ、んんんっ」
由美はとても熱心に舌を絡めてくる。まるで肉棒のことを忘れようとしているかのようだ。宏一はそんな由美が愛おしくて仕方なかった。
由美は身体の奥から深い快感がじわじわと湧き上がってくるのを感じながら喘いでいた。『気持ちいい、もっと欲しい、けどこのまま静かに感じていたい、可愛いままでいたい』複雑な思いがわき上がる快感を更に深いものにしていく。
「はあぁぁぁ、気持ちいいです」
由美は宏一に抱きついたまま静かに喘ぎ続けた。宏一のすることを静かに受け入れているのがよくわかる。『それなら』と思った宏一は、耳元で囁いた。
「おちんちんをそっと全部入れてごらん?」
「はあぁぁぁぁ・・・はい」
「そっといれるんだよ」
「はい・・ん、んんんーーーーっ」
由美は静かに肉棒を全て飲み込んだ。宏一は抱いている手をほどいて抱きついている由美を起こし、由美を真正面から見た。すると、宏一がゾクッとするくらい妖艶な表情で由美が微笑んでいた。
「どう?」
「はい、気持ちいいです」
「まだ夢中になっちゃだめだよ」
「はい・・・んっ・・・・んん・・・・はい・・・・あ・・・あぁぁ・・・・でも・・・んんん・・・・」
由美は腰を動かして肉棒を楽しみたいのを必死にこらえて無理に微笑んだ。由美の肉壁は本来の役目を忠実に果たし始め、じっとしていてもぎゅうぅっと肉棒に絡みついて二人に素晴らしい快感を与える。由美は常にそれを我慢し続けなくてはいけない。放出して間が無い宏一は余裕で肉壁を楽しめるが、どんどん快感が強くなる由美には酷なことだった。
「由美ちゃん、とっても可愛い」
宏一はそう言うと、また由美にキスをした。由美は快感を我慢するのに必死なのか、少し舌の絡め方が弱くなっている。
「どう?まだ我慢できる?」
「はい」
由美は短く答えたが、すでに顔は上気しており、かなり感じているのは明らかだ。時々、由美の表情が快感で流されそうになる。
「それじゃ、脱がせてあげるね」
宏一はそう言うと、由美の制服に手を掛けた。由美はじっと目を閉じて、静かに脱がされるのを待っている。宏一は制服のリボンをほどくと、ジッパーをそっと下げていった。制服の中から由美の綺麗な白い肌が表れてきた。既に少しピンク色になっている。
「綺麗だ」
宏一は肉棒に絡みつく肉壁の快感を楽しみながら、由美の制服を大きく開いて上半身をあらわにした。軽く指を濃いブルーのブラジャーに這わせると、由美が小さく喘ぐ。
「んんっ・・・んあっ、あっ・・・んんんんっ」
「敏感になってるんだね」
「はい・・・・・」
由美は我慢するのに必死で、もう単調な会話しかできない。とにかく気持ちいい。今までいかに快感を貪ってきたのかが自分でもよくわかった。とにかく身体が勝手に動きそうになって仕方が無い。ほんの少しでも動けば全身が溶けてしまいそうな快感が湧き上がるのだ。それでも由美は必死にじっとしていた。
「脱がせて欲しい?」
「はい・・・・・」
由美は宏一が裸にしてくれることを信じて必死に待ち続けた。このブラジャーだって宏一が喜ぶから付けているものなのだ。スクールジュニア向けのフロントホックブラはかなり少ないので、可愛いものを探すのが大変なのだ。
「可愛いブラだね」
宏一は指で乳首の周りをなぞりながらブラを褒めてくれた。
「嬉しいです・・・・・宏一さんが気に入ってくれて・・・・」
「でも由美ちゃんのおっぱいは形が良いからブラジャーなんていらないんじゃ無い?外してもいい?」
「はい」
宏一がフロントホックを外すと、半球形の綺麗な乳房が宏一をまっすぐ見つめていた。乳房に比べて少しだけ大きめの先端は既に根元までしっかりと尖って浮き上がって見えるほどになっている。宏一は直ぐに乳房を可愛がりたかったが、まず制服とブラを完全に脱がせて上半身を裸にした。由美はじっと脱がされながら、これで服を気にしなくていいことを喜んだ。宏一の心遣いが嬉しかった。
由美の可愛らしい顔と均整のとれた上半身の裸体を静かに眺めながら、宏一は本当に幸せだった。本当に由美の全てを愛していると実感できる。この少女は既に肉棒で貫かれて快感が身体中に湧き上がっているのに、宏一のやり方で愛される瞬間をただひたすら待ち続けているのだ。肉棒は既に奥深くに入っており、肉壁がさっきからざらぁっざらぁっと肉棒を擦り上げて、そのたびに由美の表情が快感に流されそうなのがよくわかる。それでも我慢している由美が心から可愛いと思う。
「おっぱいを可愛がるよ」
「はい」
由美は暴走しそうな身体を何とか押さえ、目を閉じてその瞬間を待った。宏一が両手で由美の乳房をすっぽりと包み込み、そのまま一気に揉み上げた途端、全てがギリギリで均衡を保っていた快感と我慢のバランスが一線を越え、いろいろなことが一瞬で起こった。
「んあっ」
最初由美が感じたのは乳房を手で揉まれた快感だった。一瞬の遅れで由美の秘核と肉壁がキュンと反応し、更に肉棒をぎゅうっと締め上げた。そして由美が快感に仰け反って腰を押しつけると同時に宏一がその快感に反応して肉棒に力を入れ、肉棒は由美の奥深くをコツンとつついた。そして更に由美が声を上げた。
「はうぅーーーーーーーーーっ、あああーーーーーっ」
由美は無意識に乳房を揉んでいる宏一の手をグッと掴んだまま大きく仰け反った。もう、何が何だかわからなかった。意識の底で肉棒が奥に当たったことはわかったが、壮絶な快感に何もできない。身体中から噴き出した快感に、由美はただ声を上げて仰け反り、腰を宏一に押しつけてそのまま一瞬で快感が少女の身体で爆発し、そのまま絶頂を極めてしまった。
「んああぁぁぁぁぁぁぁっ、っちゃうぅっ」
何とかそれだけを言った途端、由美の身体は大きく痙攣した。ビクンッビクンッと由美の身体が激しく波打った。そして宏一の肉棒はぎゅうぅっと締め上げられた。
「はうぅっ、はううぅっ、はううぅぅんっ・・・・はうっ・・・・ううっ・・・ううっ・・・」
あまりに簡単に由美がいってしまって宏一は驚いた。由美の表情は明らかにいってしまった後の上気した妖艶なもので、軽く喘ぎながら余韻がまだ由美の身体を走り抜けているのがよくわかる。
「由美ちゃん、いっちゃったの?」
「はうっ・・・・はい・・・ううっ・・・・うっ・・・・はい、いきました・・・・うっ・・・」
由美は宏一に跨がって貫かれたままの姿勢で宏一の視線を感じながら言った。恥ずかしかったが、可愛らしいまま絶頂できたことが嬉しかった。
「最高だよ。由美ちゃん、ありがとう、いっぱい我慢してくれたんだね。すごく可愛かったよ」
宏一はそう言って由美を抱きしめ、たっぷりとキスをしてきた。
「ううっ」
由美は敏感な身体を抱きしめられて小さく声を上げたが、とても幸せだった。『可愛いまま最後まで我慢できた。宏一さんが喜んでる』そう思うと心から幸せだ。そしてそのまま熱心に舌を絡めて喜びを分かち合った。そしてキスをしながら身体が少し落ち着いてくると、由美の反応がねっとりとしたものになった。
「今度はちゃんとしてあげるからね」
そう言うと宏一は身体を縮めて由美の右の乳房に吸い付き、口の中で乳首を転がしながら左の乳首を指で挟みながら揉み回し、同時に左手で由美の細い腰をグイグイと引きつけた。
「ああっ、ああんっ、もうするぅっ、ああんっ、あっ、ああぁぁっ」
由美はまだからだが敏感なままお代わりを始められ、声を上げながら自然に腰を軽く動かして肉棒が奥に当たるのを楽しんだ。
「ああっ、ああぁぁ、全部素敵ぃっ」
由美は全身で喜びを味わった。宏一は由美を丁寧に感じさせながらどんどん押し上げていく。由美も今度は夢中になって腰を前後に振って心ゆくまで肉棒を楽しむ。
「ああっ、素敵ですぅっ、んんああぁぁ、全部ぅっ、奥に当たってますぅっ」
由美は声を上げたが、乳房に吸い付いている宏一は更にグイグイと由美の腰を引きつけ、乳房を揉み、乳首をしゃぶって由美の全てを愛している。
「ああっ、んあぁっ、ああっ、ああっ、だめ、またいっちゃうぅっ、ああっ、ああっ、ああんっ、んあぁっ、はあっ、あっ、あっ、あっ」
二度目だったが再び由美の身体は宏一の上で絶頂を極めた。


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