ウォーター

第三百三十部

 
宏一は丁寧に形の良い膨らみを撫で続けた。すると、次第に由美の身体が真っ直ぐに伸びて宏一の膝の上に横たわる感じになった。
「んん・・・・・ん・・・・んんん・・・・んん・・・ん・・・」
由美は宏一に乳房を撫で回されながら、予想以上に身体が早く感じてきたことに気づいた。。どうやらまだ、さっきの余韻が残っているらしい。このままだと、もうすぐ声が出そうだ。
しかし、由美はこうやって可愛がってもらうのが嬉しく、安心できると思っていた。頭の中にはさっきの最後の自分の言葉が焼き付いている。入れられるとどうしても感じることといくことばかり考えてしまう。だから今はもう少し可愛い女の子で居たかった。
そこで何とか気を紛らせようとしたが、宏一の愛撫は巧みで由美の意識を引きつけたまま放さない。撫で方が常に変わるのだ。まだ制服をきちんと着たままの状態でこんなに感じていては、制服を脱がされ、下着を脱がされるまで待てる筈が無い。由美は幸せを感じながらも、どうすれば良いのか熱くなってくる身体を持て余していた。
しかし、ここでおねだりするのは禁止されているし、由美自身もしたくなかった。だから少し不安はあったが宏一が先に進むまで待つことにした。
宏一の方はと言えば、由美の可愛さに我慢できなくなってきていた。今でさえ、由美は直ぐに全裸にしても嫌がらないし、好きに愛して良いのだ。これ以上我慢するのは無理だった。
由美は宏一が制服のリボンの後ろのホックを外し、ジッパーに手をかけたのを感じ、安心した。そしてもう少しの間はおねだりせずに済むかも知れないと思った。
宏一は制服の上着のジッパーを下ろすと、そっと中に手を入れてブラジャーのカップを撫で始めた。
「はぁっ・・・・」
由美は一度だけ吐息を漏らしたが、そのままじっと愛撫を受け入れている。由美はゆっくりと撫でられる感覚に『きっとこれをされたら我慢できなくなる』と思った。慌ただしく撫で回されるのと違って、そっとゆっくりと撫でられるのはそれだけで焦らしの効果があるし、一カ所に触れている時間が長いので乳房の感覚もそれだけ早く敏感になる。もちろんそれは宏一だってよく知っている。
由美は気持ち良さを保ったまま何とか気を散らそうと、目をつぶったまま宏一に話しかけた。
「何か話して下さい」
「どうしたの?じっと撫でられているのは嫌なの?」
「このままお話ししたいから・・・・・」
「そう、うん、分かったよ。どんな話をしようか?」
「何でも良いです」
「それじゃぁ、聞いてもいい?」
「はい」
「由美ちゃんの友達の彼氏って、同級生が多いの?」
「・・・よく分からないけど・・・・多分、いろいろ。同級生もいるけど、上級生とか大学生とか、年下だっているし・・・・」
「でも、高校一年なら下級生って中学生だろ?」
「そう、でも、いますよ。少ないけど」
「経験してる子はどれくらい?」
「多分・・・・・・4.5人に一人くらい・・・」
「由美ちゃんみたいに年上の彼氏が多いの?」
「はい」
「友達の彼氏の中では、俺が一番年上?」
「ううん・・・・・違います・・・・・もっと上も・・・・」
由美は話しながら、宏一が自然に自分のことを彼氏だと認めていることが嬉しかった。
「由美ちゃんが経験者だって、みんな知ってるの?」
「女の子には知ってる子もいるけど・・・・・」
「一枝ちゃんとか?」
「一枝ちゃんはもちろんそうだけど、ほかにもなんとなく知ってる子がいるみたい・・・」
「一枝ちゃんが話したの?」
「ううん、全然違うグループだから」
「由美ちゃんがこうやっておっぱいを撫でられていると、だんだん我慢できなくなっておねだりするって知ってる子は?」
「そんなこと・・・・・・・・一枝ちゃんだけです」
「他の子は知らないの?」
「はい・・・・・・」
「だんだんおねだりしたくなってきた?」
「・・・・・・・・・・内緒です・・・・」
「そうか、まだ我慢できるって事だね」
「それは・・・・・はい」
由美はそう答えたが、既に身体はかなり熱くなっており、だんだん我慢できなくなっていた。宏一はわざと感じるようにじっくりと撫でているので、身体がどんどん先を欲しがっている。感じやすい乳首の周りはわざとさけながらも、時々直ぐ近くをそっと通り抜けていくし、乳首の周りだけ指先が這い回ったりもする。そうかと思えば裾野を少し強めに撫でたりもする。更に同じ場所を何度も優しく撫で回したりする。由美は、自分がまるでピアノで、ピアニストが鍵盤の上で優雅に曲を弾いているような錯覚に陥った。そして、もしおねだりしたらちゃんとしてくれるだろうかと思い始めていた。
一方宏一は、制服に手を入れてブラジャーの上から撫で回しながら普段聞けない秘密を聞いていると言うシチュエーションに満足していた。由美は宏一の手の動きを邪魔しない程度にそっと制服を押さえて肌が見えないようにしているので、制服の中を探っているという感じが強く、それがまた宏一をその気にさせている。制服の中の由美の乳房をゆっくりと可愛がりながら由美の学校での話を聞いているのだから、由美の秘密の話を聞いているという満足感が強い。
「女の子同士で、彼氏とどんな風にしているかとか話すことはあるの?」
宏一はそう言いながら、また乳首の周りを指先で可愛がり始めた。
「エッチ?話してるグループもあるけど、私たちはそんなには・・・・・」
「なんとなく伝わってる?」
「そうじゃなくて、他の子たちの話が伝わってくるだけで・・・・・・私は言わないから」
由美の顔に赤味が刺してきた。声も少し震えている。
「由美ちゃんは恥ずかしいから言わないの?」
「そうですけど・・・・・だって・・・・」
由美はほかのこのセックスと自分のとは明らかにレベルが違うことに気がついていた。だから言わないし、言えないのだ。しかしそれは宏一にも言いたくない。
「それじゃ、由美ちゃんがこんな事してるって、一枝ちゃん以外は知らないの?」
「多分・・・・・・一枝ちゃんは絶対言わないし。でも・・・・」
「でも?なあに」
「一枝ちゃんは友達が多いから・・・一枝ちゃんだって自分のことは・・・・宏一さんにしてもらったことは、友達に言ったみたいで・・・・」
「そうなの?」
「それで、その友達がびっくりしてぱっと広がって、一枝ちゃんはすごい経験をしたってことになって・・・・一枝ちゃんらしいと思われたみたいで・・・・それで一枝ちゃんが私のことが知られたらすごいことになるから絶対に秘密にしておくからって、自分のことは自分で言ったんだから良いけど、私のことは絶対に誰にも話しちゃダメだって」
「それで、由美ちゃんにアタックしてくる男子がいるんだね」
「もういい加減に諦めれば良いのに・・・・・・私はここで宏一さんにこうやって・・・・・これが幸せなのに・・・・」
「俺にこうやっておっぱいを可愛がられながらおねだりを我慢してるのが幸せって事?」
宏一の愛撫が微妙に変化した。
「ああんっ、そんなこと言っちゃダメですぅ、分かっててまだ焦らすぅ」
「焦らされてるの?」
「・・・はい・・・・焦れったいです・・・・・とっても焦れったい・・・」
言った後で由美は大きな目をパチッと開けて宏一をじっと見つめた。宏一は由美に見つめられ、一気に身体中の血が湧き上がった気がした。今すぐにベッドで裸にして乳房を揉み回して声を上げさせたいと思った。しかし、由美はゆっくりと可愛がって欲しいのだ。ここはまだ我慢なのだ。
「もう少し焦れったくなりたい?」
「ああぁぁ・・・・・まだ焦らすぅ・・・・・・・はい・・」
由美はそう言ったが、それは宏一がしたいようにさせたいからで、由美の本心はそうではない。明らかにがっかりとした声だった。
「それとも、早く気持ち良くなりたい?」
焦らされるのはもう嫌だと思っていても、そう言われると素直にハイとは言えない。
「それは・・・・・・宏一さんが・・・・・・・」
由美はそう答えたが、内心ではもうこんな事は終わりにして、早くベッドで思い切り愛して欲しくなっていた。秘核もだいぶ痒い。もう可愛らしい子でいるのはそろそろ限界に来ている。そして、きっとこのまま裸にされて愛されたら、きっと思い切り感じてエッチになるだろうと思った。
宏一は由美の表情を見つめ、なんとなく由美の気持ちが分かってきたような気がした。
「由美ちゃん、気持ち良くなりたい?」
「・・・・・・・・・・・・・・はい」
やっと由美は正直に白状した。
「でも、自分からは言いたくない?」
「はい」
「こうされても?」
そう言うと宏一は制服の下のブラジャーに包まれた由美の乳首をそっと指で挟んだ。
「んんっ」
由美が軽く顎を仰け反らせた。
「気持ちいい?」
「はい」
「もっとして欲しい?こう?」
宏一は更に指先で乳首のあたりを撫で回した。
「んんっ、んっ、んっ、あっ、んあっ」
抑えようとしても抑えきれない吐息が漏れ、由美の表情に明らかな喜びが満ちてくる。
「どう?」
「んっ・・・んんっ、ん、んんん、んあっ・・・・」
由美は答えなかった。もっとして欲しいのを必死に我慢しているのだ。ここで認めてしまえば、後は一気に進みそうな気がしたからだ。あくまで由美は宏一がしたいことをするのに拘った。宏一はこれ以上由美に我慢させるのは可愛そうだと思った。しかし、この制服姿の由美が感じながら必死に我慢している姿をもう少し見ていたいという気持ちも強い。
「それじゃ、こうするからね」
そう言うと宏一は由美のスカートの中に手を入れて、パンツをゆっくりと脱がした。
「え?な、なに・・・」
由美はスカートが捲れないように抑えながら意外な展開に少し戸惑った。このまま胸を我慢できなくなるまで可愛がられると思っていたからだ。しかし、制服姿のままパンツを脱がされたことで、このまま宏一に跨がって制服姿のまま貫かれるのかも知れないと思った。それは由美も好きなやり方なのだが、宏一は由美の身体を起こそうとしない。どうやら横になったまま胸を取り敢えず終わりにして秘部から先に可愛がられるのだと知った。
「可愛い由美ちゃんと、エッチな由美ちゃんを同時に見たいんだ」
そう言うと宏一は由美の両膝を高く上げた。スカートがまくれ上がり、秘部が丸見えになる。由美はスカートを直そうとしたが、膝を上げていては直ぐに落ちてきてしまう。そして宏一は、持ち上げた足を左右に開くと右手の人差し指と中指と薬指を一直線に由美の秘裂に当てた。
「あっ」
由美はいつものように一本の指で秘裂をなぞられるのと全く感覚が違うことに気がついた。三本の指先が秘核の上と下、そして秘口の近くに一直線に当たっているのだから当然だ。しかし、それは由美には見えない。
「宏一さん、何を・・・・」
「気持ち良くなりなさい」
宏一は右手をゆっくりと振動させ始めた。
「んああぁっ、ちょ、ちょっとそれ、ああんっ、なにを、ああっ」
由美はいきなり大きな快感が湧き上がったので驚いた。指一本でなぞられると違い、指三本の指先で刺激されているので、ほんの少し動くだけでも広範囲に快感が与えられる。由美は今までと違う愛され方に最初は戸惑った。
「ああっ、そんなに、ああぁぁぁ」
「気持ちいい?」
「良いです。とっても良いですぅ」
由美は軽く仰け反って宏一に与えられる快感に溺れていった。宏一はその由美の表情を見ている。すると、由美がその視線に気がついた。
「あ、あぁ、あぁぁぁ、やぁ、そんなに見ないでください」
「由美ちゃんが制服姿のまま感じるのを見たいんだ」
「そんな、ああぁぁ、そんな目で見ちゃ嫌ですぅ」
由美は宏一の舐め回すような嫌らしい視線を嫌がった。もう下半身は丸見えになっているのだ。
「上半身の由美ちゃんは普通の可愛らしい由美ちゃんで、下半身はエッチな由美ちゃんだよ。ほら、指を止めるともっと欲しがって腰が上がったり下がったり・・・・良く動くね」
「嫌あぁ、そんな、ああぁぁぁ、あああ、するならちゃんと全部ぅ、あああっ、あんっ、そこで止めるなんてぇ」
宏一は秘部への刺激を当てたり止めたりして由美を焦らした。快感に夢中になろうとすると止めてしまう。由美の秘部が止められるのを嫌がって上下するのが可愛らしい。しかし、何度も腰が上下して愛撫の中断に抗議しているのに由美の口からはおねだりは出てこない。あくまで中断されることを嫌がっているだけだ。宏一は更に断続的に指を動かし、夢中になることも嫌がることもできないようにした。
「んあっ、ああっ、そんな、ああっ、そんなにすごいことしないで下さい。ああぁっ、いやぁっ、ダメですぅっ、ああっ」
宏一は由美の下半身と上半身を交互に見下ろし、嫌らしい部分と可愛らしい表情をたっぷりと楽しむ。
「可愛いよ。制服のまま感じてる由美ちゃんを見ると、学校で由美ちゃんが勉強してる時に、もしこんな事をしたらこう言う表情になるんだって分かるから」
「いやぁ、そんな事言ったら学校で想像しちゃいますぅ、いやぁ、あああっ、ダメ、気持ち良くしないでぇ、覚えちゃいますぅ、いやぁ、覚えたくないぃ、あ、あ、あ、あ、あ、いじわるぅ」
由美は次第に与えられる快感が大きくなるに従って我慢できなくなってきた。宏一は快感を制御しているのでこのままではこれ以上気持ち良くなれない。最初由美は宏一の膝の上に横たわったまま制服が開かないように抑えていたが、次第にその手で胸を軽く探り始めた。快感のバランスをとろうと身体が乳房の快感を求めているのだ。いつも乳房と秘部を同時に愛されるので身体にそれが教え込まれている。



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