ウォーター

第三百三十一部

 
「んああぁ、ああぁぁぁ、だめですぅ、こんなことされたらぁ、あああ、いやぁ」
由美は制服が邪魔に感じてきた。正直に言えば、これだけ秘部に快感を与えられると、どうしても乳房の快感も欲しくなる。だから宏一がしてくれないのなら自分で乳房を揉み回して感じたいのだ。しかし、制服が邪魔だと思う感覚も恥ずかしい。それでも身体はあの感覚を望んでいる。今まで何度も全裸になって宏一に跨がり腰を振りながら乳房を揉みたてて絶頂を極めた身体がそれを望んでいるのだ。
宏一は由美のそんなどうしようも無い焦れったさや恥ずかしさ、そして自分ではどうしようも無いと言う様子をじっと優しく見下ろしている。右手で秘核に与えている快感を止めると、自然に由美の腰はクイクイと上下に動いて自分から快感を作り出そうとする。それが制服姿のままだというのが堪らなく可愛い。
そして、今はその姿のまま自分で制服の中の乳房を可愛がろうとしているが、宏一が脱がせてくれないので仕方なく制服の上からそっと触っているのだ。それもまた可愛らしい。
「由美ちゃん、正直に言いなさい」
「ああぁ、ああんっ、な、何を言えば良いんですか、ああぁぁぁ」
「由美ちゃんが両手で触っているのはなあに?」
「あああぁぁ、言っちゃいやですぅ、分かってる癖にぃ、あああぁぁ、ああんんっ、止めちゃいやですぅ、腰が、腰が動いちゃうぅ」
「腰が動いちゃうからおっぱいを可愛がりたいのかな?」
「でも、でも宏一さんがそんな目で見てるからぁ、ああぁぁ、ああんっ」
由美はどうしようもないという感じで制服の上から両手で乳房を軽く可愛がっている。しかし、制服とブラジャーが邪魔で欲しいだけの快感が得られない。本当はもっと直接強く揉み回したいのだが、宏一の視線が気になってできないのだ。
「正直にどうしたいのか言ってごらん?」
「それは、ああぁぁぁ、宏一さんが見てるからぁ、ああっ、良いっ」
「見てるから、なあに?」
「宏一さんは制服の私を見たいからぁ、だから、ああああんっ」
「だから我慢してるの?」
「我慢してるんじゃなくて、できません。私からなんて、そんなのできませぇんっ」
由美は喘ぎながらそう言ったが、それでもまだ両手で乳房を何度も撫で回している。
「由美ちゃん、可愛いよ」
「あああぁぁぁ、いじわるぅ、あああんっ、ああああぁぁ、こんなのはもういやぁ」
「そうなの?俺のしたいようにして良いんじゃないの?」
「あああぁぁ、ごめんなさい、そう言うことじゃなくて、ごめんなさいぃ、あああぁぁ、しても良いですぅ、我慢しますぅ」
由美は宏一の望むように愛される自分に拘った。しかし、このままでは可愛そうだ。
「それじゃ由美ちゃん、俺の言うとおりにするんだよ。良い?」
「はい、あああああーーーっ、んんっ・・・・、します、だ、だいじょうぶですぅ」
「そのままブラジャーを外しておっぱいを可愛がって見せてごらん?」
「えっ、そんな、じ、自分でするんですか?それは、それはだめぇ」
由美は制服を着たままの姿から自分で脱いで乳房を可愛がるのを躊躇った。宏一にしてみれば、上に乗って何度もしているのだからできるだろうと思ったのだが、やはり全裸で挿入後にするのと制服を着たまま始めるのでは全然違う。
「だめじゃないよ、してごらん」
「そんなことできません」
「どうして?前は何度もして見せてくれただろ?」
「でも、あああぁ、やっぱりしたくないぃ、無理ですぅ」
「それじゃ、できるようにしてあげる」
宏一は膝の上に横たわっている由美の首を支えている左手を引き寄せ、ねっとりとキスを始めた。由美は少し震えながら熱心に小さな舌を絡めてくる。宏一はしばらく楽しんでから由美の耳元で囁いた。
「自分でブラを外すところを俺に見られるのが嫌なの?」
由美はキスをして下を絡めながら小さくコクンと頷いた。
「それなら、今脱いでごらん。こうしてキスしてれば俺に見えないだろ?制服を大きく開きなさい」
「・・・はい・・・・」
由美も、今なら見られていないし宏一の言うとおりにするだけだと思い、キスをしながら素直に制服を大きく開いた。
「開いた?」
由美はコクンと頷いた。
「それじゃ、ブラのホックを外しなさい。外すだけだよ」
「はい」
すると、舌を絡めている宏一の耳に小さな音が聞こえた。
「良い子だ」
宏一はそう言うと、身体を起こして由美を再び見下ろした。由美は予感していたのか、嫌がらなかった。ホックを外したブラを制服の上から両手でしっかりと抑えている。
「さぁ、おっぱいを可愛がって見せてごらん?」
宏一がそう言って右手の指先で秘部を断続的に可愛がり始めた。
「ああっ、そんな、ああぁぁぁぁ、んんっ、やっぱり、ああっ、んんっ」
宏一に秘核と秘部全体に少し長い間快感が与えられ、素直にその快感を喜んだ由美の手が自然に動き始めた。最初はブラの上から乳房を軽く揉んでいる。
「良い子だ。少しずつで良いよ。ブラをずらして直接触るともっと気持ち良いよ」
そう言うと、宏一は右手を細かく振動させたり止めたりをくり返し始めた。
「んっ、んあっ、ああっ、んんんんん・・ああっ、あん、ああぁぁ、ああん・・・」
由美は宏一の作り出した状況に包まれて安心したのか、少しずつ制服の上から乳房を揉み始め、次第に大きく揉み始めた。
「良い子だ。気持ち良い?」
「はい、良いです・・・・」
由美は少し横を向いたまま躊躇いがちに言ったが、両手は言葉とは裏腹に次第に制服をずらしながらブラの下へと滑り込んでいく。手をブラの下に滑り込ませたことでブラのカップが自然にずれていったが由美はもう直そうとしない。次第に乳房を直接揉んでいる様子があらわになってきた。
「おっぱいは丁寧に可愛がるんだよ。優しく、そっとだよ」
「んっ・・・んああぁぁぁぁ・・・・恥ずかしい・・・・・・けど、気持ち良い・・・あああぁぁ、あああんっ、あああっ、ああぁぁ、見えちゃうのにぃ、ああぁぁ、そんな目で見ないで、あああぁぁ、気持ちいいですぅ、あんまり見ちゃいやぁ」
由美は次第に上半身を露わにしながら、小ぶりな乳房を丁寧に可愛がり始めた。宏一の言いつけに従っているという安心感から、乳房が剥き出しになっても躊躇いは無い。やがて完全に乳房が露わになっても、由美は安心して乳房を可愛がり続けた。そして指先で乳首をそっと倒したり押し込んだりして繊細な刺激を与えていく。
「んああぁぁぁ、凄く気持ち良い、あああぁぁ、恥ずかしいけど気持ち良いですぅ」
「由美ちゃんはいつも綺麗で可愛いよ。とっても可愛い。今の由美ちゃんも可愛いよ」
宏一は横になっても高さが変わらず真っ直ぐ上を向いている乳首が、由美の細い指で丁寧に可愛がられる様をたっぷりとみることができた。制服姿のまま恥ずかしそうに横を向いて感じている由美が可愛らしくて仕方ない。
しかし、由美にしてみれば恥ずかしいのを我慢して乳房を可愛がっているのに、宏一は逆に秘核に与える快感を弱くしてしまったので、感じてはいるものの、このままでは到底いけそうにない。
「あああぁぁん、宏一さん、いつまで続けるんですかぁ、あああ、このままじゃ、ああぁぁ、このままはいやですぅ、なんとかしてぇ、ああぁぁ」
由美はこのままでは嫌だった。正直に言えば、早く、先ず指で一回いかせてもらってから全裸になって宏一の肉棒を思い切り受け止めたい。
しかし、宏一はそんな由美の思いを無視するかのように、更に過酷な要求を出してきた。
「それじゃあね、由美ちゃんの右手はこっち」
そう言うと宏一は秘核を可愛がっていた手で由美の右手を取ると、秘核へと導いた。
「由美ちゃんが自分でいきそうになるまで可愛がったら、ベッドに行こうね」
「そ・・・そんな・・・・」
由美は一人上手を求められて戸惑った。以前にも見せたことはあるが、ここしばらくは見せていないし、もちろんそれは絶対に見せたくない姿だ。
「さぁ、早くしなさい。いきそうになったら直ぐにベッドに行こう」
まるで由美をベッドに入れるにはそれが必要だと言わんばかりの宏一の要求に、由美はしばらくじっとしていた。
しかし、じっとしていても仕方ないし、既に乳房を宏一の目の前で可愛がって見せているのだ。由美は心を決めると、右手の指先を丁寧に動かし始めた。
「あ・・・あああぁぁん・・・・・ちゃんと連れて行ってくださいね・・・あああぁぁ、あああんっ、宏一さあぁん」
「いくギリギリまで我慢するんだよ。もうすぐだからね」
「ああああん、ああぁぁ、ああっ、ああん、ああっ、ああぁぁ、ああぅぅん、はぁぁ、ああっ、ああんっ、あん、あん、ああぁぁ」
由美は右手の指先を繊細に動かし、秘核の回りを撫で回したり平らな部分で円を描いたりしながら次第に高まっていく。膝を胸に引きつけているので由美が可愛がっているところは宏一から丸見えだ。宏一は乱れた制服姿のまま一人上手で感じている美少女の姿に視線が釘付けになった。
やはり制服姿というのが最高だ。今までには由美が自分で一人上手をしているのを見たことはあるが、制服姿というのは記憶にない。まくれ上がったスカートの中心を指でかわいがっている由美の細い指先は、まるで花を可愛がっているようだ。
「ああぁぁぁ、あああんっ、ああぁぁ、気持ちいいですぅ、ああぁ、もう少し、もう少しでいっちゃいそう」
由美は上気した顔で軽く喘ぎながら、目をつぶったまま宏一のほうを向いた。今は乳房は左手だけでかわいがっているが、左の乳房だけではなく時々右もまんべんなく揉んでいる。
「もう少しだよ。頑張って気持ちよくなりなさい」
「頑張りますぅ、ああぁぁ、こんなに気持ちいいなんてぇ、変なこと覚えたくないのにぃ、宏一さんのいじわるぅ」
「いじわるなの?」
「違いますぅ、違いますけど、あああぁぁん、とっても気持ちよくて、あああぁぁ」
「どこを可愛がるのが気持ちいいの?言ってごらん?」
「それは、それを言うんですかぁ?」
「言いなさい」
「・・・・・・クリトリスの周り・・・・ですぅ・・・・いやぁ、こんなこと言えるなんてぇ」
由美は一人上手を見せるだけでなく、さらに恥ずかしい言葉まで言ってしまう自分に驚きながらも、宏一に抱かれているからできるのだと言う幸せに包まれていた。その恍惚とした表情は宏一でもめったに見ることができない。そこで宏一はさらに過酷なことを要求した。
「それじゃ由美ちゃん、そっと指を入れてごらん?」
「そ、そんな・・・・そんなことをしたら簡単に・・・・・だめぇ」
「しなさい」
「・・・・・・・・はい」
由美は秘核を可愛がるだけでなく指まで入れることを求められ、さすがに躊躇した。そこは宏一の肉棒の入るべき場所なのだ。指を入れれば気持ちいいのは分かっているが、やはりそれは肉棒のためにとっておきたい。しかし、宏一が求めるので仕方なくそっと中指を秘口へとすすめた。とたんに必死に抑えていた快感のレベルが跳ね上がった。
「んああぁぁぁっ、あああっ、ああっ、ああっ、ああっ、だめ、だめぇっ、いっちゃうぅっ」
入り口だけにしておこうと思ったのに、快感に反応して一気に半分ほど指を入れてしまった。由美自身、あまりに急に快感のレベルが上がったので驚いた。自分の指がきゅっと締め付けられているのは分かるが、抜こうとしても快感が強くなる。このまま無理に抜いたらいってしまいそうだった。
そこで宏一が動いた。さすがにここでいかせてしまうのはかわいそうだと思ったし、ここからあとは由美の願いをかなえてやりたかった。そこで、宏一は中指を入れている由美の右手をそっと抜いた。
「んんーーーーーっ・・・・・はぁっ、はぁっ、はあっ」
由美は何とかいくのを我慢できた。自分で抜くのではなく、宏一に抜かれたので指に力が入らなかったからかもしれないが、我慢できて本当に良かったと思った。
「さぁ、ベッドで優しくしてあげる」
宏一がそう言うと、由美がパッと目を開き、表情に喜びが溢れた。宏一は由美を抱いたままベッドにそっと寝かせると、丁寧に制服をすべて脱がせ、由美を全裸にした。由美は安心したのか大人しく目をつぶっているが、すっと両手を上げると後ろ手で枕をつかんだ。もちろんこれは由美が宏一に乳房を愛される時の約束だ。
宏一は由美を愛する前に、もう一度由美の全身をゆっくりと眺めた。細いが均整のとれた身体だ。可愛らしくぷくっと膨らんだ乳房からきゅっとくびれた腰へのラインと、まだ少しだけ幼児体型を残している腰のライン、そして控えめな茂みが堪らない。
宏一は改めて由美の全裸の姿を楽しんだ。きれいな手は優雅に枕をつかみ、かわいらしい顔はじっと目をつぶったまま宏一を信じて待っている。目を開けば大きな瞳が宏一を見つめてくれるのは知っているし、小さい口はちょっとだけ唇が厚いが宏一の肉棒を入れれば中は狭くてとても気持ちいい。
さらに長く美しいシルエットの首筋の下には半球形の乳房がぷくっと盛り上がっており、先端の乳首はまっすぐ上を向いて宏一を待っている。そしてウエストが絞り込まれてから優雅に膨らんだ腰から太ももへと続くカーブの真ん中に淡い茂みがあり、ちょっとだけ秘唇が顔を出している。そしてすらりと長い脚が伸びており、この足は宏一が中に入ると自然に宏一の腰に絡みついてくるのだ。
「由美ちゃん、きれいだ」
宏一がそういうと、由美は目をつぶったまま少し微笑んだ。
「大好きだよ」
宏一がキスを始めると、由美は熱心に少し息を弾ませて小さな舌を絡めてきた。もともと身体はぎりぎりまで高めてあるのだから、キスだけでも由美にはとても気持ちいいし、細い身体もうねる様に動き始めた。宏一がうなじへと降りていくと、由美の口からかわいらしい声が漏れ始めた。由美の感じている時の声は高くて澄んでいるので、まるで音楽のようだ。
「んあぁぁぁぁ、ああぁーーーっ、んんん、ああぁん」
さらに宏一が乳房へと降りていくと、由美の声に明らかに期待が交じってきた。しかし、ここで宏一は単に乳房を舐めるだけでなく、乳房の裾野から周りをチュッ、チュッと軽くキスをするようにして回り始めた。
「ああっ、あっ、あっ、あっ、それはっ、あんっ、あんっ」
由美の身体ははっきり覚えていた。これは由美が最初に宏一に身体を許した時にされたことだ。あの時は不安と期待が交じっていたし、まだセックス自体に興味があった頃で、自分でも本当に子どもだったと思う。しかし、あれから宏一に短期間でここまで愛されて仕込まれ開発されたたのだ。由美自身、同じ愛撫を受けたことでその違いがはっきりと分かった。


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