ウォーター

第三百三十二部

 
「あっ、あっ、あっ、あっ、そんなこと、あっ、あっ、我慢できなくなりますぅっ、私のおっぱいを、食べてから、揉んで下さい」
由美ははっきりと覚えている言葉を口にした。これは最初に宏一にこうされたときに由美が言った言葉なのだ。しかし、さすがに宏一には由美の言葉まではわからなかった。
「まだだよ」
宏一は更に由美に残酷な愛撫を与えた。チュッチュッとキスをしながら一瞬だけ下で皮膚を舐める。そして指先で丁寧に乳房を裾野から乳首近くまで撫で上げるが絶対に乳首には触れない、いつもの焦らしの愛撫だ。
「あああっ、そんなっ、もう許してっ、ああっ、あうぅっ、だめぇっ」
由美は我慢しきれずに仰け反ったり身体を捻ったりして大きく悶えた。それでも由美の身体はどんどん高まっていく。
「だめぇっ、我慢できないっ、ああっ、んああぁっ、だめですぅっ」
由美は乳房を撫でられているだけで激しく悶えた。もう、おねだりは無しとかどうとか言うレベルでは無かった。
「我慢できませんっ、ああっ、いっちゃういっちゃ・・」
由美がどうしようも無くいってしまうと思った瞬間、宏一は由美の乳房を両手で包んで一気に揉み上げた。
「はあぁぁぅぅぅーーーーーっ」
由美の身体は無意識に大きく仰け反り、揉み上げられた乳房を大きく突き出した。頭の中でバチバチッと巨大な電流が走り抜け、気持ちいいのかどうかさえ一瞬分からなかった。しかし、その後で壮絶な快感が由美の身体を隅々まで走り抜けた。そして限界を超えた。
「あうぅぅぅーーーーーーっ」
そのまま由美はいってしまった。揉まれながら由美の身体はビクンッビクンッと跳ね上がったが、宏一は握りしめた乳房を離さなかったので由美は敏感になった乳房を揉まれながら更に連続していってしまった。
「んああぁぁっ、はあうぅっ・・・はうぅっ・・・・はうぅっ」
息もできない壮絶な絶頂だった。焦らされて焦らされて限界まで我慢した身体は、今までの分を取り返すかのようにわずかの間を置いて何度もいき続けた。由美はこのまま永遠にいき続けてしまうのでは無いかと思うくらい、何度も何度もいき続けた。
宏一は由美がいってしまったのは分かったが、その由美の身体が可愛らしく、丁寧に乳房を揉み、先端の乳首を口の中で転がし、指で挟んで可愛がり続けた。
「はうぅっ・・・・はうぅっ・・・・待って・・・・・待って・・・」
やっと由美は言葉を発した。しかし、宏一が由美の乳房を口の中に吸い込むと、その刺激でまたいってしまった。
「はあああぁーーぅっ・・・・・・・はうぅっ・・・はうっ・・・はうっ・・・」
いき続ける由美が可愛らしくて仕方の無い宏一は、優しく丁寧に乳房を愛し続けている。由美は真っ直ぐに身体を伸ばしたまま、宏一に乳房を愛されながら更に何度か小さくいき続けた。
「はうぅっ・・・・はうっ・・・・はうっ・・・・・待って・・・まってぇ」
やっと少しずつまともに話ができるようになった由美は、敏感すぎる身体を愛され続けるのを止めてもらおうと、何度も宏一に懇願した。このままいき続けるのは、あまりにも身体が辛いのだ。
「可愛いよ、由美ちゃん、最高だ」
やっと宏一が由美に話しかけた。由美はさらにお願いしてきた。
「少しだけ待って、はぁっ、はぁっ、お願い、辛いの。息が、はぁっ、はぁっ、息が、お願い、はぁっ、はぁっ、待って、ちょっと待って、はぁっ、はぁっ」
由美がそう言うと、やっと宏一は由美の顔を見上げてキスをしてきた。震える身体でキスを受けた由美は、何とかもう少しキスを続けることで乳房を愛されるのを待ってもらおうと必死に舌を絡め、更に宏一の頭を抱きしめた。
「由美ちゃん、すごいね。本当に可愛い。大好きだよ」
宏一が項へと移っていくと、由美は項を舐められただけでものすごく気持ちいいことに気がついたがいくほどでは無い。だからそのまま項を舐められながら話しかけた。しかし、敏感になったままの由美の身体には酷な刺激だ。
「あうっ、だめっ、身体が、壊れちゃいました。少し、待って、お願い、死んじゃう、だめ、お願い、あああぁぁ、お願い、待って」
由美自身、身体が壊れてしまうと思ったことはあったが、完全に感覚が壊れたと思ったことは無かった。しかし、今は完全に感覚がおかしい。何をされてもいってしまいそうだ。そして、これ以上いったら息ができなくなって本当に死んでしまうと思った。
由美は愛撫を拒絶してはいないが、これ以上愛撫を与えても由美が喜ばないのでは意味が無い。宏一は下半身に移ることにした。しかし、由美は悲しい声を上げた。
「あぁっ、だめ、だめです、今はだめ、無理ですぅ」
その声に、宏一は下半身も諦めねばならなかった。今の由美の状態ではどうしようもも無いのだ。宏一はギンギンに立った肉棒を持て余しながらも、そっと由美の横に身体を横たえることしかできなかった。
「由美ちゃん、ごめんね」
そう言ってそっと髪を撫でたが、それだけでも由美の息が一瞬止まってしまう。
「んんんっ・・・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
髪を撫でられても敏感な身体は過剰に反応してしまうのだ。これではどうしようもない。
「ご、ごめんなさい・・・・もう少し、もう少しだけ待って下さい・・・・きっと、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、きっと治りますから・・、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・」
由美は悲しげな声を出したが、由美自身でもどうしようも無いのだ。元はと言えば宏一が無理やり由美を焦らし続けた結果なのだから宏一に責任がある。宏一は、そっと時々頭をポンポンする程度しかできなかった。
じっと息を弾ませている由美の身体を見ていると、また我慢できなくなってくる。宏一は気持ちを切り替えることにしてベッドを降りた。
「宏一さん・・・・・ごめんなさい」
由美の悲しげな声が聞こえたが、ここで振り返ると由美の身体を求めてしまうので宏一はベッドを抜け出すと机の前の椅子に座って一服することにした。
由美はそれから数分間、じっと動かなかった。いや、動けなかったのだ。ベッドのシーツと肌がこすれるだけで敏感な身体が反応してしまい、動くだけで辛くなる。だから、じっと感覚が戻るまで静かにしているしか無かった。
それでもやがて、由美は身体の感覚が戻ってきたのが分かった。しかし、まだ完全に元に戻ったというわけではなさそうだった。由美は仕方なくそっと身体を起こした。
「宏一さん、今日はこれで帰っても良いですか?」
由美の言葉は宏一にとって思いがけない言葉だった。宏一は由美の身体が収まったらもう一度しっかりと肉棒を突き立てたかったのだ。一瞬、宏一は意外な表情を見せたが、直ぐに思い直した。
「うん、こっちこそごめんね。だいじょうぶ?」
「はい・・・まだなんか感覚が・・・・・でも、大丈夫です」
そう言うと由美は起き上がり、ゆっくりとベッドに座って静かに下着を着け始めた。由美の美しい身体が徐々に布地に包まれていく。宏一はたばこを吹かしながら、じっとそれを見つめていた。
やがて由美は制服をきちんと着終わった。そしてそのまま勉強机の椅子に座った宏一の前に来た。
「だいじょうぶ?」
「はい・・・・、宏一さん、ごめんなさい」
「ううん、こっちこそ辛いことさせちゃったね」
「私・・・嬉しかった。とっても・・・・だから」
由美はそう言うと宏一の前に跪き、肉棒へと手を伸ばした。そして何も言わずに肉棒を口に含んだ。相手ができないお詫びに口と手で奉仕するつもりなのだ。
「由美ちゃん、良いの?大丈夫なの?」
宏一は聞いたが、由美は肉棒を頬張ったままコクンと頷くだけだった。実は、由美自身、本当はもう一度愛して欲しかった。気持ちも十分その気になっていたし、秘部は熱く焦れていて肉棒を求めていた。しかし、本当に身体が敏感になりすぎてどうしようも無かったのだ。だから由美自身、口で奉仕することで自分自身を満足させたかった。宏一に愛されて宏一が満足した証である精をしっかりと出して欲しかったのだ。
ただ、由美の身体は消耗し尽くしていた。何度も激しく痙攣したことで身体中の筋肉に力が入らない。だから、由美の奉仕は普段よりもかなりゆっくりになっており、気持ちは良いものの、このまま放出へと導くことは無理だと思った。
「由美ちゃん、気持ちいいよ。お口だけじゃなくて、手でしてくれる?」
宏一の言葉の意味は由美自身、十分に理解していた。身体中が怠くて力が入らないので奉仕が弱くなり、宏一も出したいのに出せないのだ。由美は仕方なく、先端を舐めながら手で扱き始めた。
「うん、気持ちいいよ。ありがと。このまま出してもいい?」
宏一が聞くと、由美が再び肉棒を加えたままコクンと頷いた。その仕草が溜まらなく可愛い。宏一は恐る恐るそっと髪を撫で、由美はそれを受け入れた。
由美はこのまま宏一に出してもらおうと思ったが、髪を撫でられているうちにだんだん由美自身、それでは満足できなくなってきた。由美の身体を思いやってくれる宏一がとても愛おしく、優しい指の愛撫が嬉しく、自然に宏一が欲しいと思うのだ。『もしかしたらぞっと入れてもらうだけなら・・・・・優しく入れてもらうなら・・・もう一度宏一さんを感じたい・・・・・・少し身体も楽になったし、もう一回だけなら・・・・・このまま宏一さんが出したらきっと帰らなきゃいけない・・・・』そう思ってしまった。口の中の肉棒はギンギンに怒張し、もうすぐなのは明らかだ。
「由美ちゃん、気持ちいい。もうすぐだよ」
その言葉が由美の気持ちをはっきりさせた。由美は手を止めると、赤みの刺した顔で宏一に言った。
「宏一さん、このまま、パンツだけ脱いで・・良いですか?」
「えっ、大丈夫なの?」
「なんとか・・・・・たぶん・・・・・いいですか?」
「もちろん。おいで、後ろからする?」
宏一がそう言うと、由美は何も言わずに立ち上がり、宏一の目の前でスカートに手を入れるとパンツをすっと脱いでスカートのポケットに入れた。そして、そのままスカートを持ち上げ、宏一に跨がってきた。由美の大好きな正面から抱き合って入れるやり方だ。宏一は由美の腰の位置を決めると、由美の動きに合わせて由美を肉棒の上にゆっくりと下ろしていった。二人は何も言わなかったが、二人の動きは絶妙にシンクロしており、肉棒の先端が秘口に当たると由美はそのままゆっくりと肉棒を飲み込んでいった。
「ん・・んん・・・・はあぁぁぁぁぁ・・・・・」
由美は腰を全て下ろすと、更に微妙に腰を前に動かし、肉棒を根元まで飲み込んでいく。
「んああぁぁぁぁ・・・・・」
「どう?きちんと入った?」
宏一は分かりきったことを聞いたが、それは由美が聞かれれば喜ぶからだ。
「あ、ああ、あぁ、あああああ・・・・入りました。すごく奥まで全部・・・ああぁぁ、いっぱいですぅ・・・・あああん、先っぽが当たって・・・全部固いですぅ」
「どうする?直ぐにする?」
宏一は改めて聞いた。もう二人には、由美の体力も時間も限界に来ていることが分かっていた。これが終われば体力も時間も無くなってしまう。だから、二人は最後の一回を大切にしたかった。
「少しだけなら・・・・あああぁぁぁ・・・・でも・・・・・あああん、宏一さん、大好きぃ」
由美は軽く喘ぎながら宏一にキスを求めてきた。もちろん宏一もたっぷりと舌を絡めて由美に応える。しかし、時間を大切に楽しみたい二人の気持ちとは裏腹に、二人の身体はどんどん高まっていく。
由美の肉壁はきゅぅっと締まって肉棒に強く絡みついて由美自身にズボズボの予感を与え、更に肉壁に絡まれた肉棒はもともと良いところまで来ていたところに加えて宏一に我慢していた分の快感を一気に与える。
「んあああああぁ、ああああああ、あああん、だめぇ」
「おおっ、由美ちゃん、すごいよ。こんなに強く絡みついて、おうっ、こ、これはっ」
「んああぁぁ、だめですぅ、やっぱり我慢できない、あああぁぁ、こんなに素敵なんてぇ、あああぁぁ、天国にいるみたいぃ、奥深くまで太いのがぁ、ああああ、すごすぎぃっ」
由美は宏一を一生懸命見つめているが、その表情が快感に流されていくのがはっきり分かった。そして自然に由美の腰はカクカクと前後に動き始めた。
もう残されている時間は少ないと思った宏一は、動き始めた由美の腰はそのまま放っておいて由美の制服のジッパーを下ろすとブラジャーのホックを外した。由美の裸を見たかったのでは無く、由美に最高の瞬間を与えたかったのだ。もちろん由美はされるがままで、腰の動きがどんどん大きくなっていく。
宏一の視界にぷくっと膨らんだ半球形の乳房がいっぱいになると、宏一はそれに吸い付き、同時に右手で揉み上げた。
「あああぁぁぁぁーーーーーーーっ」
由美はグッと仰け反って宏一に乳房を突き出し、そのまま一気に駆け上がっていく。宏一は何も言わずにひたすら乳房を舐め、乳首を口の中で転がし、乳首を指で挟みながらグイグイと揉み上げた。同時に由美の腰に回した左手で由美を思い切り引きつけた。
「突き抜けちゃうぅーーーーーーっ」
由美は自分でも思いきり腰を使い、宏一の肉棒を更に飲み込もうとした。宏一もこのまま一気に放出するつもりでスパートをかけている。限界まで由美の中に深々と入った肉棒の先端が由美の子宮を強く押し上げ、そのまま由美は絶頂した。
「んあああぁぁぁぁぁーーっ、はううぅっ、はうっ、はうっ、はうっ」
仰け反った由美の身体がガクガクと痙攣し、由美は完全に上下の感覚をなくしたが、全く動けないまま痙攣を繰り返す。
「んあっ、はうっ、・・はうっ・・・はうっ・・・」
由美は痙攣を繰り返す自分の身体に、一瞬、永遠に痙攣を繰り返すのでは無いかと怖くなった。しかし、自分では何もできない。さらに由美に少し遅れて宏一が最後の瞬間を迎えた。由美の乳房を思い切り頬張ったまま宏一は由美の奥深くに思い切り精を放った。その動きでグッと張り出した肉棒の先端のエラが由美を更にいかせる。由美はまた更にいってしまった。
「んあぁっ、ああっ、はうぅっ、はうぅっ、はうぅっ、んああっ、はうっ」
宏一の肉棒で更に無理やりいかされた由美は、息が苦しくて本当に死んでしまうのでは無いかと思った。
やっと宏一が由美の中で終わったことで、二人はつながったままぐったりと抱き合った。宏一も息を弾ませていたが、由美の方が激しく消耗しており、空気を貪るように大きく息を弾ませている。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
由美は死ぬかと思ったが何とか耐えることができ、宏一が自分の奥深くで放ってくれたのが嬉しかった。そして、やっとその頃になって指の先まで快感で痺れていることに気がついた。
そのまま二人は更に数分間、つながったままじっとしていた。その間に宏一の肉棒はだんだん小さくなって、やがて由美の中から押し出された。しかし、三度目にはなった量は少なかったらしく、由美の中からはあまり染み出してこなかった。
「由美ちゃん、すごかったよ」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、本当に死ぬかと思った、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
「あんなに強く締め付けるんだもの。あっという間に出しちゃったよ」
「はぁ、はぁ、はぁ、だって、あんなに長くて固いのを入れられたら誰だって、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、宏一さん、絶倫すぎます、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
由美は少しずつ整ってきた息を宏一の肩に頭を乗せてまだ弾ませていた。


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