ウォーター

第三百三十七部

 
舞が目をつぶったまま気配を探っていると、宏一が起き上がってバイブを用意するのが分かった。舞は直ぐにまた中に入れられるのかと思った。それはそれでいいのだが、それだとまた直ぐに感じ始めてしまう。しかし、今はもう少し甘えてから感じたかった。
すると宏一がバイブのスイッチを入れたらしく小さな作動音が聞こえ、乳房に押し当てられるのが分かった。
「こうしてみようか?嫌だったら言ってね」
「ううん、そんなことない・・・・・くすぐったい・・・・・」
舞はバイブの与える感覚が期待通りのくすぐったさなのに安心した。このくすぐったさはいずれ快感へと変わっていくものだ。舞は目をつぶったまま、宏一が乳房を可愛がってくれるのを心の中で喜んだ。
「ほうら、少しずつ感じてくるよ」
「うん、嬉しい・・・・・くすぐったいけど、ちょっと気持ち良い」
舞はバイブで感じているという後ろめたさが殆ど無いことを喜んだ。これは宏一が与えてくれる愛撫なのだ。道具があろうと無かろうと関係ない。宏一は自分の身体の感じ方を見ながら愛撫を変えてくれる。それがとても嬉しかった。
だんだんバイブの感覚がくすぐったさから気持ち良さへと変わっていく。それと同時に宏一が焦らし始めたのが分かった。舞は次第に身体を伸ばし、宏一の愛撫をしっかりと受け止めようと心持ち仰け反って乳房を突き出した。
バイブが乳首に近づくと気持ち良さが倍増するが、直ぐに離れて行ってしまう。それを何度もくり返された。もちろん舞は抱かれたときに焦らされる経験は何度もしているので、焦らされること自体には慣れている。
「あん・・・あああ・・・・そろそろ大丈夫よ・・・・・・あん・・・ねえ」
舞は感度が上がって乳首を愛されたいことを伝えたが、宏一は更に焦らしてくる。
「・・・・ああぁぁ・・・・・ねぇ、もう感じるから・・・・・あああ・・・・そんなに焦らさないで・・・・あんまり焦らされると・・・・あああぁぁん」
「もう少しだけ待ってね」
「ああん、あんまり焦らされるのは好きじゃないの。ねえ・・・・ああああぁぁ、早くぅ・・・・ああん、ねえ・・・・・あああっ、そこで離れちゃいやぁ」
「ごめんね。焦れてる舞さんが可愛くて」
「ああん、もう見たから良いでしょう?するなら早く」
宏一は、これ以上焦らすと舞が嫌がるか怒り出しそうな雰囲気だと思った。焦らされることで大きな快感を与えて貰えると教え込まれている由美や洋恵とは違うことに気が付いたのだ。
「うん」
宏一は舞の乳首にバイブを当てた
「はあぁぁぁ」
舞は安心したように吐息を漏らした。そのまま乳首をバイブで優しく可愛がりながら、同時に左右を交互に口の中で転がす。
「あぁぁ、すてき・・・」
舞は乳房を可愛がってもらいながら小さなローターが与える快感を喜んだ。
「ねぇ、あっちも、して?」
舞はおねだりするように可愛らしい表情で宏一の手を下へと導く。
「うん、わかった」
「やさしく、してね」
舞はそう言うと足を開いて宏一の手を茂みへと導く。宏一は舞の乳首を口に含みながらバイブのローターを秘核の近くに当てた。
「んんんんん、あああ、ああああぁぁ、ああああん」
「気持ち良いんだ」
「やだ、そんなこと言わないで」
「でも、そうなんだろ?」
「うん・・・・気持ち良い」
「さっきみたいに中に入れるのと、どっちが好き?」
「んんんん、あああぁぁ、これも気持ち良いけど・・・・入れてぇ」
「わかった」
「宏一はそのままバイブのローターを舞の中へと押し込んだ」
「んんん・・・・・ああぁ、これ、あああぁぁ、中から感じて・・・振動が・・ああぁぁ、気持ち良い・・・・・」
「それじゃ、このままだよ」
宏一はそう言うと、秘部はバイブに任せ、乳房を揉み寄せたり乳首を指で可愛がったりと乳房に専念した。だんだん舞の表情が妖しげな嫌らしさに満ちていく。
「ねぇ、あああぁぁ、このままなのぉ?ああぁぁぁ、ねぇ、あああぁぁぁぁ、ずっとこのままなのぉ?」
「どうしたのかな?このままはいやなの?」
「このままは、ああぁぁぁ、ねぇ、あああああ、ねえっ」
舞は次第に宏一にしがみつくように両手に力を込めた。既に両足は宏一が何もしていないのに開いており、物足りないかのように時折上下している。
「どうして舞さんの足はこんなに開いてるの?舐めて欲しいのかな?」
「ああぁん、そんなぁ」
舞は宏一に指摘されて恥ずかしがったが、嫌とは言わなかった。
「それじゃ、ちゃんとおねだりしてごらん?いっぱい舐めて上げる」
宏一はそう言うと舞の下半身に移動し、両足を全開にして秘部を目の前に持ってきた。舞の秘口からコードが延びているのが嫌らしい。更に舌の先でちょんちょんと秘核を突いて舞を焦らす。
「さぁ、早く舞さんのおねだりを聞かせて?」
「ああああ、私にこんな事させるなんて、ああっ、ンあっ、あっ、いやぁっ、ンあっ、いじわるしないで、あっ、あっ」
舞は一瞬だけ得られる快感に、宏一に焦らされる喜びを教え込まれているような気がした。もちろん舞くらい経験を積んでくると並の焦らしでは恥ずかしいおねだりをしたりはしない。却って白けることもある。しかし、今の舞は焦らされて恥ずかしい言葉を言ってしまうことに自分が可愛らしい少女になったような気がしていた。
「ほら、舞さんのおまんこが早く早くって急かしてるよ」
宏一は目の前で上下する秘部を眺めながら時々舌先を突き出して秘核を正確に突いている。
「あっ・・あっ、ンああぁ、言うから、言うからぁ」
舞は焦らされ続けるより早く舐めてもらいたくておねだりを始めた。
「このまま舐めてぇ、ねぇ、いっぱいして、ねえ、早くぅ」
「良い子だ」
宏一はそう言うと、目の前に全開になった舞の秘唇と秘核全体をベロベロと嫌らしく舐め始めた。更に両手でがっしりと舞の腰を抱え込み、顔全体を秘部に擦りつけて舞を喜ばせる。
「あああぁぁぁぁぁ、素敵ぃっ、あああぁ、こんな事教えられるなんてぇっ」
舞は嫌らしく全体を舐められる喜びに声を上げた。更に宏一は一通り喜ばせた後にバイブの強度を中に上げた。
「ンあああぁぁ、それをされたらぁっ、いやぁ、もっと、もっと舐めてぇ」
舞は快感のバランスを取るために宏一にもっと舐めて欲しがった。しかし、宏一は却って舐め方を弱くして舞を焦らしていく。
「いやぁぁ、そんなのだめぇ、あああん、ねぇ、もっと、もっとぉっ」
舞は宏一の意図が見え見えなだけに自分から腰を大きく上下させて少しでもたくさん舐めてもらおうとする。宏一は冷静に舞に与える快感を調整しながら舞の喜ぶレベルの少し下をキープし続けた。
「ああんっ、そんなことぉっ、いやっ、もう少し、もう少しぃっ」
舞は更に大きく腰を上下させ、最後には両手を使って宏一の顔を押し付け始めた。両足を全開にして宏一の顔を秘部に押し付けながら必死に腰を上下させる舞は目もくらむほど嫌らしい姿だった。
「おねがいっ、もう少し、もう少しだからぁっ、ああっ、ああんっ、まだぁっ」
舞は少しずつ駆け上がっていくが、いきそうなレベルには少し足りない。
「あああっ、もっと、もっと舐めてぇっ」
舞は必死に宏一の顔を押し付けながら腰を上下させるが、宏一はあと一歩のところで舞を満足させてくれない。その内にバイブから与えられる快感の方が強くなってきた。もう少しのところまで来ているので、このままではバイブの快感だけでいってしまいそうだ。
「いやぁっ、ちゃんとしてぇっ、はやく、はやくうぅっ、いっちゃうからぁっ」
舞は宏一に与えられる快感でいきたかった。このままバイブの快感でいってしまうなど寂しかったのだ。
すると宏一は顔を上げて舐めるのを止めた。
「いや、いやぁっ、そこで止めないで」
舞は可愛らしくいやいやをしてもっと舐めて欲しがった。両足を全開にしているので宏一から見る舞はもの凄く可愛らしくて嫌らしい。
「いきそうなの?」
宏一が念を押すと、舞はコクンコクンと大きく頷く。
「それじゃあね」
宏一はそう言うと、舞からバイブのローターを抜き去った。
「え・・・どうして・・????」
舞は半分絶望で顔色が変わった。このままお預けなったら身体を持て余してしまう。こうなったのは久しぶりなので、そんなのは絶対嫌だった。舞の秘部はギリギリで止められてヒクヒクしている。
「さぁ、こうしてあげる」
そう言うと、宏一は猛々しくそそり立った肉棒を舞の中に差し込んでいった。
「はあぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーっ」
壮絶な快感に舞の身体は大きく仰け反った。
「おっきいぃーーーっ、いいぃーーーーっ」
舞はギリギリで我慢しているところに肉棒を差し込まれて仰け反ったまま声を上げた。最初入れてもらったときは大きさは何となく分かったが、全然気持ち良くなかった。しかし今は違う。宏一は一気に一番奥まで差し込んで肉棒を止めた。
「さぁ、どうかな?」
宏一が余裕たっぷりに聞くと、肉棒を差し込まれて止められた舞は夢中になっておねだりを始めた。
「ああっ、早く、早く動いてっ」
「ちゃんと、舞はズボズボして欲しくて我慢できません、って言わないとして上げない」
「言うから、言うからぁっ」
舞はもう完全に夢中だった。久しぶりに肉棒で壮絶な快感を得たのだ。動いてもらえれば絶対に気持ち良い。このままでは到底我慢などできるはずがない。
「舞はズボズボして欲しくて我慢できませんっ。早くズボズボぉっ、いっぱいズコバコしてぇっ」
「良い子だ。ご褒美だよ」
そう言うと宏一は肉棒を最大限のストロークで出没し始めた。
「んああぁぁぁぁっ、ずごいーぃっ」
舞は宏一にしがみつこうとするが、宏一が出没する度に快感に身体が勝手に仰け反ってしまって宏一に掴まれない。それでも必死に両手を伸ばしてなんとか宏一の首には手を掛けた。
「ああっ、このままっ、んあぅっ、このまましてぇっ、あうぅっ、んんんっ」
宏一は舞を絶頂に導こうと最大限肉棒を出没させた。舞の中は少女のように締め付けはきつくないが、ねっとりした感覚だ。舞の長い足が自然に宏一の腰に絡み付き、クイクイと宏一の腰を押し付けて動きをサポートしてくる。
「ああっ、ああっ、このままっ、ああっ、いくっ、いくぅーっ」
舞は最後の瞬間まで宏一の首に両手を掛けていたが、絶頂の瞬間に両手を離して仰け反った。
「んあぁっ・・・あうっ・・・・ううっ・・・・うん・・・・はぁ・・はぁ・・・はぁ」
舞の身体を電流が走り抜けると、舞はドサッとベッドに沈んだ。宏一はまだ放出するところまでいっていなかったが、動くのを止めると舞の中に入ったままそっと舞を抱きしめた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
「おつかれさま」
「はぁ、はぁ・・・はぁ・・・・もう・・・はぁ、はぁ・・はぁ」
「どうしたの?」
「あんなにされたら・・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「されたら?」
宏一は抱きしめた舞の首筋をねっとりと舐め上げ、舞の髪を優しく撫でている。
「知らない・・・・」
舞の身体はぐったりとしており、完全に力が抜けている。宏一は静かに肉棒を抜き去った。
「終わらなかったのね」
「うん」
「出しても良かったのに・・・・・」
「うん、また今度ね」
「ありがと」
「なにが?」
「嬉しかった。私、こんなに感じるなんて」
「きっと、だんだんバイブなんて無くたって感じるようになるよ」
「うん・・・・うれしい・・・」
舞はきっと宏一が言うように、だんだんバイブなしでも感じられるようになりそうな気がして心から安心した。こんな気持ちになれたのは久しぶりだ。いつも心のどこかに自分が感じなくなってしまったことが引け目として引っかかっていたが、これで少し心の荷が下りたような気がする。
舞はそのまま宏一に腕枕をしてもらって眠りに入っていった。本当に安心できる安らいだ眠りに、舞はあっという間に深々と落ちていった。
明け方になって、宏一は下腹部がくすぐったいことに気が付いて目を覚ました。見ると、舞が肉棒をしゃぶっている。
「舞さん」
宏一はそう言って横でしゃがんで奉仕している舞の乳房へと手を伸ばした。
「起きた?」
舞はそれだけ言うと、肉棒を深々と飲み込んだ。ベッドサイドの時計を見るとまだ5時過ぎだ。
「もう一回しようか?」
「ううん、そうじゃなくて、まだ出してないでしょ?だから。それに、すごくなってるんだもん。目が釘付けになっちゃった。ふふ、良いでしょう?」
舞は楽しそうに肉棒に奉仕している。
「それじゃ、俺もして上げる。おまんこをこっちにちょうだい」
「してくれるの?」
舞は嬉しそうに反対を向くと、宏一を跨いで秘部を差し出した。宏一は舞の秘部に顔を埋めると、優しく舐め始める。


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