ウォーター

第三百五十二部

 
「はううっ、はうぅっ、はうぅっ・・・・・はうっ・・・・ううっ・・・・ううっ・・・うっ・・・・うっ・・・・はぁっ・・・・はぁっ・・・・はぁっ・・・・はぁっ・・」
由美は果てた身体がゆっくりと怠さに包まれていくのをうっとりとしながら感じていた。まだ宏一の肉棒がしっかりと刺さっており、身体の中心部に深々と刺さっているのが分かる。由美は宏一にしっかりと抱きしめられたまま『女の幸せ』という言葉を心の中で何回も呟いていた。
しかし、中途半端に良くなったままの宏一の肉棒はこのままでは収まらない。由美の身体が敏感だったので簡単にいってしまい、二回由美が果てても宏一の肉棒は出すほどではなかった。しかし、宏一だって由美の中で出して終わりたい。
それは由美が一番よく分かっていた。由美は次第に息が整ってくると、宏一を見つめて聞いた。
「宏一さん、まだ出してないでしょ?」
「うん」
「今度は宏一さんが気持ち良くなって。私は二回もしてもらったから」
「由美ちゃん、良かったの?」
「最高。今もまだこんなに奥に当たって・・・・ああぁぁ、今度は宏一さんの番」
「いいの?」
「もちろん」
「どんな風にして欲しい?」
「宏一さんの好きなようにして」
「うん、わかった」
宏一はそう言うと、挿入したまま上体を起こして膝立ちの姿勢になった。そしてゆっくりと肉棒を出し入れし始める。
「あああぁ、あああぁぁ、どうしてこんなに素敵なの?ああぁぁ」
由美はゆっくりと仰け反って声を上げ始めた。さっきまでは宏一の下で足を絡めていたので、今度は両足を開いてゆるやかに伸ばしている。由美のプロポーションの美しさがたっぷりと楽しめるやり方だった。
「だんだん早くなるよ」
「ああん、ああっ、ああんっ、ああっ、そんなにしたら、ああっ、またいっちゃいますぅっ、ああっ、あんっ、あんっ、はうっ、深いぃっ」
「由美ちゃんはまだいっちゃだめだよ」
「ああんっ、だってこんな素敵な、ああっ、あっ、あっ、あっ、あっ、だめぇ、我慢できないぃ」
「いっちゃだめ、分かってるでしょ?」
宏一はそう言いながらも、由美が仰け反って突き出された丸い乳房を両手で揉み回し始めた。
「ああんっ、それまでするぅっ、ああっ、ああっ、素敵ですぅっ」
由美は出没されながら乳房も同時に愛されるのが大好きだ。宏一に教え込まれているのだ。由美は悶えながらもしっかりと乳房を突き出して宏一に乳房を愛される喜びを堪能している。
「ああんっ、ああっ、ああっ、良いっ、奥まで入って、ああっ、おっぱいもぉっ、ああっ、また、またぁっ」
「由美ちゃんはまたいっちゃうのかな?今度はしっかりと見てるからね。由美ちゃんがいっちゃう所をじっくりと見せてちょうだい」
「いやぁ、そんなの見ちゃだめぇ、ああっ、そんなに突かないで、ああっ、ああっ、良いけど、だめぇっ、ああっ、ああっ、見ちゃいやぁ」
由美が恥ずかしがりなからも登っていく姿に宏一の肉棒が反応した。同時に由美の中がしっかりと締まって二人に更に快感を与えていく。
「由美ちゃん、凄い格好だよ。綺麗だよ。可愛いよ」
「んんんっ、ンあぁっ、ああっ、見ないでぇっ」
由美は必死にいくのを我慢していたが、既に乳首を指で挟まれながら揉まれているのでもの凄く気持ち良いし、同時に肉棒の先端が固く膨らんで一番奥を突き回している。もはや時間はない。
「由美ちゃん、もうすぐ出るよ。ほうら、恥ずかしい格好でいきなさいっ」
「んああぁぁ、先っぽがすごいぃっ、ああっ、だめぇっ、もうだめぇっ、ああっ、ああっ、いっちゃいそうっ」
「ほうら、出るよ。出るよぉっ、ほうらぁっ、どうだっ」
宏一の肉棒が勢い良く精を放つと同時に由美は絶頂を極めた。
「ああぁっ、いっちゃういっちゃうぅーーーーっ・・・はうぅぅっ・・・はうっ・・はうっ・・・はうっ・・・・」
宏一は肉棒を締め付けている肉壁の中に思いきり放つと、由美の肉壁が全てを受け止めてさらにゆっくりと残滓を搾り取っていく。肉棒から何度かに分けて精が放たれ、由美の肉壁がそれを優しく最後まで何度も優しく扱いて搾り取っていく。この感覚は由美の肉壁の素晴らしさだ。
宏一が肉棒を抜き去ると、トクトクっと二人の液体の混じったものが流れ出してきた。由美はぐったりとしたまま優しく微笑み、二人の最高の時間を噛み締めていた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
由美はまだ息を弾ませながらも、こんなに素晴らしいことがあるのだろうかと思っていた。心も身体も充実感に満ちており、宏一と完全に一つになっていると実感できる。
やがて由美はゆっくりと身体を起こすと、四つん這いになって宏一の肉棒を丁寧にしゃぶってくれた。その由美の中から残滓が太ももを伝ってトロトロと流れ落ちたが、由美はそれは気にせず最後までしっかりとしゃぶってから脱いだ服を抱えてシャワーを浴びに行った。
宏一は、由美との交わりがだんだん濃厚になっていくのを感じ、心から満足していた。特に感じていても可愛らしい少女のままなのが堪らない。由美ほどの経験を持てばいきなり挿入を求めたり、勝手に夢中になって楽しんだり、やり方について細かく指示を出しても不思議はないのだが、由美は宏一を常に第一に考え、宏一の喜ぶようにしてくれる。それが分かるだけに嬉しいのだ。可愛らしいのに嫌らしい、清楚なのに大胆になる、あどけないのに乱れる、そんな理想の女の子だと思った。
一方由美はシャワーを浴びて残滓を流しながら、最近は抱かれる度に宏一の精がだんだん身体の奥深くに注がれて流れ出切るまでに時間が掛かるような気がしていた。かなりシャワーを浴びないと、いつまでも太ももがヌルヌルするようになったと感じていたのだ。同時に、絶頂が毎回更に高く強くなるような気がしていた。そして、このまま抱かれ続けるとどうなるのか、漠然とした不安を感じた。
それでも宏一と一緒に居られる時間は由美にとって貴重だ。由美は髪を乾かすのももどかしく宏一のところに戻っていった。
もちろん宏一の前に現れた由美はきちんと制服を着た姿だ。しかし、宏一の前になった由美は制服は着ていても、下着は着けていなかった。もしかして宏一ががっかりするかも知れないと思ったが、それだけ直ぐにもう一度抱いて欲しかったのだ。
「由美ちゃん、お帰り」
ベッドに腰掛けたまま全裸の宏一が由美を迎え、由美はいつものように宏一の膝の上に横座りした。背中を軽く撫でた宏一は、由美がブラジャーを付けていないのが直ぐに分かった。
「あれ?由美ちゃん?ブラは?」
宏一の言葉に由美は慌てた。
「ごめんなさい。直ぐに付けてきます」
そう言って立ち上がろうとする由美を宏一は膝の上に引き留めていった。
「ううん、そうじゃないよ。ごめん、聞いただけ。このままで居て」
「いいんですか?」
「もちろん。どうしてかなって思っただけさ」
「それは・・・・・・言えません・・・」
由美はちょっと恥ずかしそうに宏一の肩に頭を乗せた。
「でも・・・・このままお話ししながら・・・・・優しくして欲しいです・・・・」
由美はそう言って宏一を間近に見上げた。由美のぱっちりとした目で直近から見上げられるのは迫力がある。宏一は吸い寄せられるように由美と唇を重ねると、スカートの中へと手を伸ばしていった。由美は自然に足を開いて膝を軽く持ち上げ、宏一の指が動きやすい空間を確保する。
しかし、宏一の指先が由美の敏感な部分を刺激し始めると、由美の息がどんどん荒くなっていった。
「ああぁぁ、あああん、やっぱりあそこはだめですぅ、直ぐに我慢できなくなりますぅ、そんなに指で上手に可愛がらないで下さい」
由美は宏一の首にしがみつくように手を回して息を弾ませている。宏一も、もう少しこのまま楽しんでからすることをしたかったので、そっと指を由美の茂みから抜き去った。そして制服の裾から手を入れて乳房を軽く可愛がり始めた。
「これならいいだろう?」
宏一が優しく言うと、由美はコックリと頷いた。宏一の指は由美の乳房を軽く揉んではいるが、乳首には触っていないので快感のレベルは高くない。
「なんか・・・・嬉しいです・・・・・これって、変ですか?」
由美はそう言ってうっとりと乳房を可愛がられている。
「どうして?」
「だって、服の中に手を入れられてこんなことされてるのに・・・・・・なんか、幸せだって・・・・・・変ですか?」
「ううん、そんなことないよ。俺も、由美ちゃんが服を着てるのに手を入れておっぱいを触ってるって、幸せだなって思うよ」
そう言うと宏一は乳房の先っぽをツンツンと優しく突いた。
「ああぁんっ、いたずらしたらだめですぅ」
「いたずらなの?」
「いたずらですぅ、それをされたら・・・・」
「それをされたら?なにかな?」
そう言って宏一はもう一度制服の中の乳首をそっと可愛がった。
「あああぁぁ、だめですぅ、もっとして欲しくなるからぁ」
「ごめんごめん、もうしないよ」
「だからいじわるなんですぅ」
「でも、こうされてると由美ちゃんは気持ち良いだろ?」
「はい・・・・これが良いです。もう少しこのまま・・・・」
そう言いながらも、由美は足を軽く擦り合わせていた。
「うん、俺も由美ちゃんがきちんと制服を着たままおっぱいを触るのって、なんか新鮮で楽しいよ」
「きちんと着てません」
「え?どうして?」
「だって、ブラも付けてないし、制服も捲れ上がってるし・・・・」
「でも、制服のジッパーを下ろしてないでしょ?」
「はい・・・・」
「由美ちゃんだって、ジッパーを下ろしてないのにおっぱいを触られるなんて、普通はないことだろ?学校にいるときと同じ格好なんだから」
「ああん、そんなこと言うと、また想像しちゃいますぅ」
「学校にいるときにそんなこと想像してるの?」
「そんなことしてません」
「だって『また』ってことは、学校で想像してたんだろ?」
「そんなこと・・・・・・・・・・」
「してたんだよね?」
宏一に念を押されて、由美は仕方なく小さな声で囁いた。
「・・・・・・・・はい・・・」
「どれくらい?」
「ちょっとだけ・・・・・です」
「ちょっとだけ、制服を着たまま触られて感じるのをこっそり想像してたの?」
「だからだめですぅ、そんなこと言うとまた学校で想像しちゃうからぁ、あああん、もう許してぇ」
由美はいやいやをしながら宏一の肩に顔を擦りつけた。
「それじゃ、もう一つだけ教えて?」
「ああん、またぁ、もうだめですぅ」
「なんの時間に想像してたの?」
「そんなこと言えません」
「教えて欲しいな?いいだろ?」
「それは・・・・・・・・・・・・」
由美はさすがにそこから先は言えなかった。言ってしまえば、きっとまた学校で思い出して想像してしまうからだ。
「教えて」
「はい・・・・・・・」
由美はなかなか言わなかった。しかし、宏一がじっと黙って由美の言葉を待っていると、由美は小さな声で言った。
「・・・・・この前・・・・・数学の時間に・・・・・・・・」
「え?数学?そんな時間にエッチなこと想像してたの?」
「ああんっ、だからいやぁ、言いたくなかったのにぃ」
「ごめんごめん。教えてくれてありがと」
「ああん、宏一さんのいじわるぅ、もう、そんなこと言われながら触ってもらってたから・・・我慢できなくなってきましたぁ」
「それじゃぁ、きちんとおねだりしてごらん?」
「・・・・・・・・」
「おねだりしたくなったんだろ?」
「それは・・・・・はい・・」
「それじゃ、きちんとできるよね?」
「でも・・・・・」
由美は我慢できなくなってきたとは言ったが、実はまだおねだりするつもりはなかった。今はもっと宏一と話をしていたかったのだ。だから由美はもう少しおねだりはしたくなかった。
「どうしたの?」
「あの・・・・おねだりはまだ・・・・・・いいですか?」
「そうか、それなら、おねだりしなくても良いようにしてあげようか?」
「え?」
由美は怪訝な顔をしたが、宏一は一度由美を下ろすと、そのまま自分を跨がせて正面から由美を抱いた。
「こ、こうですか???」
「そうだよ。これならおねだりしなくても良いだろ?」
「そ・・・それは・・・・・」
由美は下着を着けていない状態で宏一を跨いで正面から抱きついたので、由美は足を開いて跨がっており、パンツを穿いていない由美の股間には宏一の肉棒が当たっている。宏一が『おねだりしなくても良い』と言ったのはそう言う意味だった。もちろん、肉棒が当たっているとは言っても、由美が勝手に肉棒を入れて良いわけではないのは明らかだ。それに、今はまだ肉棒は突き出されておらず、先端が当たるだけだ。
「こ、これは、あああん、だめぇ、ど、どうすれば・・・・」
由美は当たっている先端をどう扱えば良いのか迷った。このままでは秘核や秘口を擦りつけることはできても、中に入れることはできない。由美は、結局おねだりをしないと入れてもらうことはできないと思った。
「このままもう少し話をしていたいけど、由美ちゃんが入れて欲しくなってきたら自然にそうなるからね。安心して良いよ」
「はい・・・・・」
由美は返事をしたが、宏一の言っている意味がよく分からなかった。しかし、当たっている肉棒はどうしても気になる。今は秘口の少し後ろに当たっているが、どうしても自然に秘口に当てたくなるのだ。そこで由美はそっと少しだけ腰を動かしてみた。



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