ウォーター

第三百五十三部

 
「ん・・・・・・・」
じわっと快感が湧き上がり、更に動かしたくなる。由美は何とか二度目は我慢した。そうしないと全部入れてもらうまで我慢できなくなるからだ。
「それで、由美ちゃんは学校では大人しい女の子なの?」
「はい、どっちかって言うと、そうかも・・・・・。あんまり賑やかに話す方じゃないから」
「大人しくて綺麗な子って、男子の興味を引くだろう?時々告白されたりする?」
「前はされたことも・・・・、でも、一度断ってからは・・・・・次は無いです」
「告白されたい?」
「そんなことは・・・・・・・。宏一さんがいるから・・・・・・」
「もし、俺とこうして居なければ、由美ちゃんは誰か男の子に告白されたい?」
「そんなこと・・・・・分かりません。考えたこと無いから・・・・」
由美は再び肉棒の当たっている所が我慢できなくなってきた。そっと動かして身体がとろけるような喜びをそっと味わう。その快感を感じながら、由美は宏一がこの不毛な会話を続ける意味がよく分からなかった。
「でも、告白されてカップルになる女の子だって居るんだろう?」
「それはもちろん・・・・・でも、多くないです。クラスに一人か二人・・・」
「由美ちゃんには告白してもだめだって思われたら、由美ちゃんが虐められたり辛い思いをすることは無いの?」
「それは無いです。ずっとそうだから」
「ずっと?」
「はい、私は最初から学校の外に彼がいるって思われてるから。でも、心配してくれて嬉しい。気を遣ってくれて・・・・」
由美は宏一がこの話題に拘った理由が分かった気がして嬉しくなった。そして、それは由美の感度を更に上げた。
「ううん、由美ちゃんが学校でどんな風に生活してるのか、知りたいだけだよ」
「はい、考えてくれて嬉しいですぅ・・・・・あああぁん・・・・だんだん我慢できなくなってきましたぁ」
「そう?それならもう少し、かな?」
そう言うと宏一は肉棒をクッと突き出した。
「あう・・・、ああああん、これだけなんてぇ、ああん」
由美は改めて腰をクイクイと前後に動かしたが、肉棒はほんの少し由美の入り口を開いただけだ。ただ、その分だけ焦れったさが増してくる。
「さぁ、どうする?」
宏一が突き出した肉棒を由美は欲しくなっていた。だから、そっと腰を動かして肉棒の先端が秘口に当たるようにした。しかし、先端がパクッと秘口を割っただけで、それ以上は入ってこない。
「んっ、ん・・・・」
由美は更に何度か腰を動かしたが、中途半端に突き出された肉棒は先端が肉門を広げたところで止まってしまったままだ。由美は思わずいやいやをした。
「どうしたの?」
「・・・・ん・・・んんんっ」
由美は更に何回か軽く腰を揺すったが、どうにもならないことが分かるとおねだりしたくなった。このままではどうにも我慢できないのだ。それでも由美は宏一がもっと我慢することを求めているのを分かっていた。だから何とか我慢しようとした。
「んん・・・・・・んんんっ・・・・・」
「我慢できそう?」
「それは・・んんんん・・・・・・・んんんん・・・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・あああああ・・・・んんん」
由美は中途半端な挿入を必死に我慢していた。何か言えばきっとおねだりになってしまうと思って何も言わない。
「それじゃ、もう少しお話ししようか」
「はい・・・・・・」
由美は焦れったい気を少しでも散らそうと、宏一と会話する方を選んだ。
「もっと入れて欲しい?」
「これ以上入れてもらったら・・・・んんんん・・・・我慢できなくなりそうだから・・・・」
「由美ちゃんは可愛いからきっとまだ告ろうとしてる男子はいるんだろう?」
「それは・・・・・・」
「何となく分かるんじゃ無いの?情報は入ってくるだろうし」
「はい・・・・それは・・・・・んんんん・・・・」
「やっぱりいるんだ。由美ちゃんは告って欲しい?」
「そんなことは・・・・・気に入ってくれるのは嬉しいけど、告られても私には・・・・・んんんーーっ」
由美は我慢しながら会話を続けていたが、中途半端に入った肉棒を我慢するのはもう完全に限界に来た。会話どころでは無くなってきたのだ。
「んんん、お願いです、もう少し、もう少しぃ」
「もう少し、何かな?」
そう言って宏一は更に少しだけ肉棒を突き出した。今度は由美に先端が入っているので、突き出した動きはそのまま由美の中に伝わった。
「ンあぁっ、そのまま・・・・・・欲しいです・・・・」
由美はおねだりして良いのかどうか分からず、喘ぎながら中途半端な肉棒をもっと欲しがった。そして更に何度か腰を揺すって少しでも肉棒を中に導こうとする。もう充分に焦れてから挿入を始めたので由美の中は既に狭くなっており、挿入感が強い。
「あああぁんっ、このままはいやですぅ、もっと、もっと・・・・・・お願い・・・・」
喘ぎながら潤んだ瞳で宏一を見つめる由美は本当に綺麗だ。宏一の好きなセーラー服姿のまま挿入していると言うのも由美が綺麗に見える理由かも知れないが、宏一はもう少しこのまま由美を焦らしたいと思った。
「おちんちんが入っているのに由美ちゃんは喜んでくれないの?」
宏一が真面目な顔で聞くと、由美は思わず視線を逸らした。
「だってぇっ・・・・」
「こうだから?」
宏一が更に少しだけ肉棒を突き出すと、由美はそれに合わせて何回も腰を動かした。
「ああんっ、あん、あん、ああぁん、あんっ、いやぁぁぁ、これは嫌ですぅ」
「何が嫌なの?」
「・・・・・・おねだりしても・・・・いいですか?」
由美はとうとう我慢できずに、自分からおねだりしたいことを白状した。本当はこんな事言いたくなかったのだが、もうどうしようもない。
「良いけど、しっかり我慢できる?」
「・・・・・・・・それは・・・・・・」
先端と少ししか入っていない肉棒でも挿入感が既に強くなっているのは由美も同じだ。奥まで入れられたら我慢できない予感がする。
「我慢できないのかな?」
宏一の言葉に、由美はイエスと言わなくてはいけない事を悟った。宏一は我慢したいのに我慢できない自分を見たいのだ。由美はそう確信して言った。
「我慢・・・します・・・だから、おちんちんをもっと入れて下さい。ああぁぁ、もう、ああああん、もう無理ですぅ、由美はおちんちんがもっと欲しくて我慢できません。いっぱい入れて下さい」
由美が喘ぎながら潤んだ目でおねだりすると、ゾクッとするほど美しい。宏一は引いていた腰をグッと突き出して、肉棒を由美の奥へと挿入した。
「んああぁーーーーーーっ、いきなりーーーっ」
由美はセーラー服姿のまま大きく仰け反りながらも、自分の腰はグッと宏一に押し付けた。その結果、肉棒は一気に由美の奥まで入った。
「どう?」
「んあ、ああぁぁ、入りましたぁ。あああん、奥まで来ましたぁっ」
「さぁ、ちゃんと我慢するんだよ?良いね?」
「ああぁぁ、そんなぁ、あああぁん、んんっ、当たって、んんんっ、素敵ですぅ」
「由美ちゃん、可愛いよ。そのままでいて」
そう言うと宏一は喘いでいる由美にキスをした。由美もキスに精一杯応えたが、快感が強すぎてキスがおろそかになっているのがよく分かった。
「ああぁぁぁ、このままなんて・・・ああぁぁ・・んんんんん・・・・」
「約束だろ?」
「はい・・・・・んんんん・・・んんーーっ」
由美は肉棒を奥まで入れたままじっとしていなければいけないことに耐えられないと思った。もう、いつ身体が暴走して肉棒を貪ってもおかしくない。しかし、宏一の目の前で勝手に肉棒を貪る姿を見せたくは無かった。だから由美は呼吸を落ち着かせ、ゆっくりと息をしながら腰が動くのを必死に我慢した。そして『これだけ入れてもらったんだからこれで気持ち良いんだ』と思い込もうとした。
宏一は由美の肉壁の締まり方から、由美がかなり感じているのは分かっていた。ただ宏一が勘違いしていたのは、由美が感じているのは純粋な快感では無く焦れったい快感だと言うことだ。だから宏一が不用意に由美を抱きしめたとき、本当にギリギリで我慢していた由美の肉壁を肉棒が擦ってしまい、簡単に限界を超えた。
「んああぁぁーーーっ、だめぇーーーっ、やぁーーーーーっ」
由美は身体が暴走するのを止められなかった。抱きしめられた由美が宏一を突き放そうと両手で宏一を押しやりながらも腰はカクカクと動いて肉棒を貪り、あっという間に由美は絶頂を極めてしまったのだ。
「んああぁぁぁーーーーーーっ、っくぅーーーーーーーっ」
中途半端に抱きしめられた格好のまま、由美は絶頂し、ガクンガクンと身体を震わせた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
息を弾ませていた由美は少し涙ぐんでいた。宏一は由美をもう一度そっと抱きしめて聞いた。
「どうしたの?」
「ごめんなさい。どうしても我慢できませんでした・・・・。宏一さんが我慢しなさいって言ったのに・・・・」
それを聞いた宏一は、改めて由美が心から愛しいと思った。
「制服を着たままいっちゃったのは久しぶりかな?」
由美はコクンと頷いた。
「可愛いよ。無理に我慢させてごめんね。今度は由美ちゃんが気持ち良くいけるようにしてあげる」
そう言うと宏一は由美の制服のジッパーを降ろし、制服を大きく開いた。中からは素晴らしい形の乳房が現れる。宏一は指先を刷毛のように使って乳房全体をゆっくりと撫で回し、由美が再び感じ始めるのを待った。
「由美ちゃん、本当に綺麗だ」
宏一はそう言いながら形の良い乳房を軽く撫で回し、乳首を軽く触った。
「あん、まだだめです・・・・・」
由美は少し恥ずかしそうに乳房を愛されるのを静かに受け入れている。
「由美ちゃんのおっぱい、大好きだよ」
宏一はそう言って両手でそっと揉み上げた。
「あん、そんな・・まだ・・・・はい・・・・・」
「可愛いよ」
「私も・・・・」
由美の中で再び炎が燃え上がってきた。
「だんだん感じてくるからね」
宏一は優しく乳房を揉み回しながら、じっと由美の表情を楽しんでいる。
「はい、んんん、もう、んんん、今度は・・・?どれくらい我慢するんですか?」
「我慢しなくて良いよ。直ぐにいきなさい」
「はい・・・・・」
「まだおちんちんがしっかり入ってるの、分かる?」
「はい、もちろん・・・・奥までしっかり入って・・・・あぁぁぁ、先っぽが当たって・・・・あああ、ああぁぁ、また感じてきましたぁ」
「このままおっぱいを食べて揉みながらしても良い?」
「はい」
由美は喜んだ。由美が一番好きなやり方なのだ。由美が軽く乳房を突き出すと、宏一は由美のパンパンに膨らんだ半球形の乳房を指先で可愛がりながら、時折乳首も可愛がり始めた。
「あんっ、んんんん・・・あっ・・・んああぁぁ・・・・・」
だんだん由美の声のトーンが上がってくる。そろそろ頃合いのようだ。
「さあ、するよ」
そう言うと宏一は由美の右の乳房に吸い付き、左の乳房を右手でも見ながら左手で由美の腰をグイグイと押し付け始めた。
「ンああぁぁぁっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、良いですぅっ、ああっ、ああんっ、宏一さぁんっ」
由美は宏一の頭を抱きしめて乳房に押し当てながら、仰け反って喜びの声を上げ始めた。
「ああっ、ああっ、全部素敵ですぅっ、ああっ、ああっ、おっきいのが突き上げて来ますぅっ、ああっ、ああっ、もっとぉっ」
今度は直ぐにいけば良いのだ。由美は安心して夢中になった。宏一は口の中でプリプリと震える乳首を舌で可愛がり、手の中の乳房は乳首を指で挟んで揉み回した。由美の乳房は洋恵よりも弾力があり、揉み心地は最高だし、なんと言っても由美の反応が良い。
「ああぁっ、最高っ、良いっ、良いーーっ、ああっ、すごいぃーっ」
由美は胸に吸い付いている宏一の頭を抱きかかえながら軽く仰け反って声を上げ続けた。宏一がグッグッと由美の腰を引きつけるのに合わせて由美自身も遠慮無く腰を押し付けてくるので、肉棒は由美の奥深くまでグイグイと押し込まれている。そして、それを拒むかのように由美の肉壁は肉棒に絡み付いてザラザラと扱き上げ、二人に最高の時間をもたらしている。
「んああっ、ああっ、ああっ、いっちゃいそうですぅっ、ああっ、ああっ」
「いいよっ、いきなさいっ」
宏一が乳房をモグモグしながらそう言ったが、由美は直ぐにいこうとしなかった。
「いやぁっ、まだぁっ、まだいきたくないっ、ああっ、んああっ、ああっ、んあっ」
由美は自発的に自分から絶頂を我慢した。それは何度も教え込まれたギリギリまで我慢してからの絶頂の素晴らしさと、単純に宏一との最高の時間をもっと楽しみたいという甘えからだった。しかし、由美にはもちろんこれ以上の我慢など無理だ。
「ああっ、やっぱりいっちゃうっ、ああっ、ああっ、いっちゃういっちゃうぅーーっ」
そう言った途端、由美の身体が大きくガクンガクンと揺れた。


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