ウォーター

第三百六十四部

 
しかし宏一は目的を達していた。膝を曲げて身体を折り返した姿勢の結衣は、少しだが両足を揃えていても秘部が見えている。痩せていて足が細いから見えるのかも知れないが、ぴったりと足を揃えていても、膝を折り返したお尻の部分からは秘部が見えるのだ。綺麗な細い足の間から可愛らしい秘唇が少しだけ顔を出している。もちろん、自分の秘部を下から見たことの無い結衣には分かるはずが無い。
「そっと可愛がるからね」
宏一の言葉に結衣は驚いたと同時に不安になった。何をされるのか予想できないからだ。しかし、次の瞬間、宏一が太ももの裏側に顔を密着させた時、結衣は宏一のしたいことが分かった。
「んあっ、あっ、あっ、そんなっ、やっ」
両足を閉じているのに、秘部には宏一の熱い息がしっかりと感じられる。結衣の頭はパニックになった。太ももの裏側にある宏一の頭には、いくら手の長い結衣でも届かない。両足は折り曲げられているので足を伸ばそうと思ったら足を開くしか無い。足を閉じたまま身体を伸ばそうとしても宏一の頭が邪魔になってできない。結衣には抵抗する方法が無いのだ。
「やっ、やっ、いや、まって、やっ、ああん、いやぁ」
結衣はもちろん嫌がった。しかし、抵抗できない方法で愛撫を施されたことで、安心していやがることができるし、抵抗しても仕方が無いことに少し安心もしていた。これなら嫌がっても宏一に新しい世界を教えてもらえるからだ。それに秘部からは甘い感覚が次々に押し寄せてくる。
「ああん、いやぁ、そんなのだめ、ああぁぁ、いやぁぁ、ああああ」
次第に結衣の抵抗の声が甘い響きを持ち始めた。もちろん、本当に嫌ならこの時点でも身体を捻るなりなんなり抵抗の方法はあったのだが、結衣はそれに気づいていながらそうしようとしなかった。
「だいじょうぶ。ほうら、こうすると・・・・」
宏一は両足の間から見えている秘唇にそっと舌を這わせた。
「んああぁっ」
結衣の声が大きくなった。
「感じてくれて嬉しいよ」
宏一は次々にそっと舌を這わせていく。
「んああぁぁっ、まって、そういうことじゃ、ああああぁぁっ、んんんんああああっ」
結衣は宏一の舌が秘部をそっと舐めていくのがよく分かった。同時に強い快感が身体中を走り抜けていく。結衣は自分でそっと触った時でさえ、こんな強い快感を感じたことは無かったのに、どうしてこんなに宏一にされると快感が強いのだろうと思った。
結衣が愛撫を受け入れて声を上げ始めた事に納得した宏一は、いよいよ次の段階へと進むことにした。ゆっくりと足を開き始めたのだ。
「あっ、それはやっ、ああああっ、そんなっ、足がっ」
宏一に秘唇を舐められて快感が広がっている腰に力が入らない。ゆっくりと足を開かれていくのが分かるだけに、絶対に許すつもりが無かった結衣はどうしようもない状況に置かれた。宏一がそんなに力を入れていないのは足を開かれている結衣にはよく分かっていた。まるで自分から足を開いているようだ。少し足を開くと僅かに舐められる面積が増えるので快感がその分強くなる。
「ああぁぁ、だめぇ、ああぁぁ、もうだめぇぇ」
結衣は自分自身が抵抗していないことに気が付くと、僅かに閉じようとしていた力を抜いた。
「あああぁぁぁぁ」
結衣の足がスッと左右に開くと、宏一の目の前に結衣の秘部の全てが表れた。とても小さな茂みとそこから始まる秘裂、そしてその秘裂の上の方に小さな薄いピンクの突起が僅かに顔を出しており、その下には小さな平らな部分、そしてその下には本当に小さな穴と5ミリほどのスリットが見えた。全体的に色が薄く、本当に全部が小さな作りで可憐だ。
「いやぁ、見ないで・・・・・」
結衣は余りの恥ずかしさに両手で顔を隠した。しかし、まだ始まったばかりだ。
「恥ずかしいのにごめんね。だいじょうぶ。恥ずかしいのを忘れるくらい気持ち良くして上げる」
宏一の熱い息と声が秘核を刺激する度に結衣は声を上げた。
「あああぁ、そんなに息をかけないで、熱い。あああぁぁ」
結衣は両足を全開にされて秘部を丸出しにされた。宏一の息が掛かるだけで声を出しそうになる。
「お願い、もう許して、見たから良いでしょ?」
結衣はそう言ったが、宏一は見るのが目的では無い。同じ中学3年生と言っても2年生の時から何度も乳房を可愛がられ続けて心と身体の準備ができていた洋恵とは異なり、結衣の場合は全てがあっという間に起こったのだ。結衣は次々に起こる初めての体験にどうして良いのか分からなかった。
「結衣ちゃん、可愛いよ。ありがとう。優しくして上げるからね」
宏一は息と声でさらに結衣の秘部に息と声を与えて結衣に新しい快感を覚えさせていく。しかし、それは結衣にとって堪らなく恥ずかしく、返事をするなどできないことだった。
「あああぁ、まだするの?ああっ、んあっ、はあうぅぅ」
「そうだよ。こうしてると結衣ちゃんのあそこはどんどん感じてくるんだ。それを結衣ちゃんは覚えるんだよ。こうされると気持ち良くなることを勉強するんだ」
「ああぁぁ、あああぁぁっ、あああぁぁぁぁ、ああんっ、いやぁ、恥ずかしいぃ」
今や結衣は大の字になって足を開き、股間をしっかりと宏一に晒している。余りの恥ずかしさに結衣は両手で宏一の頭を下に押しやろうとした。しかし、その途端、宏一の舌が結衣の秘核を優しく割ってそっとノックする。
「はうぅっ、」
結衣の身体から一瞬で力が抜けて両手を宏一の頭に当てたまま結衣は仰け反った。
「感じると身体が仰け反るようになったんだね。良い子だ」
「いやぁ、そんなとこで話さないでっ、なにしたの?やっ」
結衣はそれでも何とか宏一の頭を下に押しやろうとするが、その度に宏一の舌が優しく秘核をノックするので力が抜けてしまう。どうしても宏一の頭をどかすことができない。
「なにしたのっ、あぁっ」
最初、宏一が自分に何をしたのか分からなかった結衣は、だんだん宏一のしたことが分かってきた。指で触ったのならあんなに温かくてヌメヌメしているはずが無い。と言うことは・・・・。結衣は顔が真っ赤になった。しかし、宏一の頭をどかすことができない。
「やっ、そんなとこ、だめっ、汚いからっ」
「そんなこと無いよ。綺麗にしてあるんだろ?だいじょうぶ」
もちろん結衣は朝起きてからシャワーを浴びたし、宏一が来る前にも再度シャワーを浴びた。しかし、そう言うことでは無いのだ。
「だからだめっ、あああっ・・・」
秘核をそっと刺激されると、どうしても力が抜けてしまう。それだけ気持ち良いのだ。結衣は両手を離して抵抗を諦めるしか無かった。
結衣が諦めたことを知った宏一は、いよいよ仕上げに掛かった。今度は宏一からツンツンと舌の先で秘核をノックしていく。
「あっ、あっ、あっ、あっ・・・・・・」
結衣は自然に声が出るのを止めようが無かった。恥ずかしいのはもちろんだが、とにかく気持ち良い。圧倒的と言うほどの気持ち良さが全身に広がっていく。結衣はここを舐められるとどうなるのか、次第に身体に刻みつけていった。
「あっ、あっ、あっ、ああっ、あああぁっ、ああうぅっ、くうぅぅっ、んはぁぁぁっ、あああぁぁぁ、んああっ」
次第に宏一の舌が秘核に触れる時間が長くなり、ゆっくりと舌で秘核の周りと秘核を優しく舐め上げるようになると、結衣はもう為す術も無く宏一の与える快感に流されていった。
同時に宏一の手が結衣の乳房へと伸びてきてそっと揉み寄せて乳首を優しく転がし始めた。乳房と秘核と同時に可愛がられた結衣の身体には壮絶な快感が湧き上がっていく。
「ああああっ、それもするなんてぇっ、ああああ、こんなにするのはだめぇ」
さらに宏一は結衣の両足をゆっくり左右に押し上げ、横に広いMの字にした。この方が上から舐められるので都合が良いのだ。もはや結衣は何も抵抗せず、宏一の求めるままにM字に足を開いたまま秘部を舐め回され始めた。結衣が艇庫を止めたので宏一の手は乳房へと移っていったが結衣はもう足を閉じようとはせず、優しく乳房を揉まれながら声を上げ続けた。
「ああぁぁ、あああぁぁ、あああぁんっ、んああぁぁぁ、ああああっ」
結衣は声を上げながらも、こんなに気持ちの良いことがあることに驚いていた。少女漫画でこのようなシーンを何度も見たことはあるが、印象としてはもっとうっとりとするものだと思っていたし、うっとりとするなら抱きしめられているだけで十分だと思っていた。しかし、実際に経験してみるとそんな美しいものではない。もっと生々しくて理性が通用しない動物的な世界なのだ。
「ああぁぁぁ、ああああん、あああぁぁ、こんなにぃ、あああぁあぁ、ああああ」
結衣の声自体はとても小さいので声を上げていても宏一は気にならないし、それさえも可愛らしいと思ってしまう。今、宏一に全てを許しているバージンの中学三年生は宏一の教える初めての性の喜びに夢中になっているのだ。その証拠に、今の結衣は自分から足を開いた姿勢に保っており、自分でM字に開いていて宏一が抑える必要が無い。そこで試しに宏一が乳房から手を引き上げて結衣の腰を抱え込んで大きく舐め回していくと、恐る恐るという感じだが自分から乳房を可愛がり始めた。舐め方を強くすると自分で乳房をぎゅっと揉む。
「あああぁぁっ、そんなにしちゃだめぇぇ、ああああんっ」
結衣は余り意識すること無く自分で乳房に触っていた。もし、宏一がそれをじっと見ていると知ったら即座に止めたはずだが、見られていることに気が付いていなかった。それよりも、舐められながら乳房に触る気持ち良さに夢中になっていたのだ。もちろん、宏一に触ってもらった方がずっと気持ち良いが、自分で触っても気持ち良い。
「あああぁぁ、あああんっ、あああんっ、ああっ、ああっ、ああっ、あああぁぁんっ」
結衣は夢中で声を上げながら乳房を揉んで声を上げている。バージンの女の子が自分で乳房を揉んで声を上げている様は宏一を充分に満足させた。
宏一は充分に時間をかけて舐め続けた。結衣にこの喜びをしっかりと教え込むつもりなのだ。宏一の舐め方は全体をゆっくり舐め上げたり、細かく秘核の近くだけを舐めたり、女の子が一人上手をする時のように円を描くように舌で舐め回したりと結衣を飽きさせることが無い。さらに強弱を織り交ぜて結衣を抵抗できない快感の渦へと巻き込んでいく。
いつの間にか結衣は自分から両足を最大限に開いて膝を引きつけ、可憐な秘部を全開にして宏一にたっぷりと舐められる幸せに夢中になっていた。
「あああぁぁぁ、いつまでするのぉ、あああぁぁ、こんなのしてたらぁ、あああぁぁ、もうだめぇぇぇ、そろそろ許してぇ」
結衣は少し疲れてきたようだ。舐められる快感に夢中になりすぎて、疲れが溜まってきたのだ。宏一は一息入れることにした。
「一休みしようか」
そう言うと結衣の股間から起き上がって結衣の横に寝て結衣を抱き寄せる。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、すごかった・・・・・、はぁ、はぁ」
結衣は優しく髪を撫でられながら宏一の胸元で囁いた。
「そうだね。疲れたよね。少しこのままお休み」
「ああぁぁ、身体がなんか変」
「だいじょうぶ?」
「こうしてるだけで気持ち良い・・・」
結衣は抱き寄せられているだけで気持ち良いことに少し驚いた。
「身体のスイッチが入ってるんだよ。しばらくこうして居れば元に戻るけど、こうすれば・・・・」
宏一は抱き寄せた結衣の背中をキャミソールの上から撫で回した。
「ああああん、だめぇ、あああぁぁぁ、それをされると・・・」
「うん、分かってる。少しじっとしていようね」
「・・・・・・・・・はい」
「それと、俺も服を脱いで良い?結衣ちゃんを肌で感じたいんだ」
「・・・・・・・」
結衣はコックリと頷いた。なんか、自分だけ感じているのが悪い気がしたからだ。これだけいろいろされたので、もう警戒心はだいぶ薄れている。宏一は結衣の隣に寝たまま服を脱いでパンツ一枚になった。結衣はそれをじっと横で感じていたが、服を脱いだ宏一に抱き寄せられると、何となく気持ち良いと感じた。
「もう少し休もうね」
「うん」
二人は軽く抱き合ったまま、しばらくはじっとしていた。結衣は自分の身体の変化に驚きながらも、宏一に教えてもらって正解だったと思った。そして、同級生を初体験の相手に選ぶと上手くいかない理由も何となく分かってきた。同時に警戒心の固まりのようだった自分を優しく脱がせて感じさせてくれた宏一への信頼感はグッと高まった。もちろん嫌がる自分に無理にあんなことを教えたりはしたが、本当の意味で無理やりでは無かったし、それさえ今は後悔していない。それどころか、さらにその先を教えてもらうことに密かに胸を弾ませている自分を感じていた。
「ねぇ・・・・・」
「なんだい?」
「何となく・・・・元に戻ったみたい・・・・」
「そう。良かったね。まだ疲れてる?」
「ううん、もうだいじょうぶ・・・・・」
「よかった」
宏一はそう言ったが、それ以上のことは言わなかったし、しなかった。しかし、結衣にしてみれば再び準備が整ったと言ったつもりだったのだ。宏一がそれを理解してくれないのでもう一度言った。
「ちょっとだけ・・・・・してみて」
「うん、そうだね」
結衣のリクエストに応えて宏一は抱き寄せて髪を優しく撫でていた結衣に向こうを向かせて後ろからぴったりと寄り添った。そして剥き出しになっている乳房を再び可愛がりながら首筋をねっとりと舐めていく。
「んああぁぁぁ、あああ・・・・ああああん」
「感じすぎないようにするからね。強すぎるようなら言ってね」
「んああぁぁ、あああん・・・・・んぁぁ・・・・・やっぱりこえがぁ・・・こえがでるぅぅ・・・・・・んんんんん・・・・ああああぁぁ」
結衣は首筋を舐められながら乳房を可愛がられて喜びの声を上げた。自分でも『どうしてこんなに気持ち良いんだろう?』と思うが、身体が愛撫にどんどん反応していく。
「少し休んだくらいじゃ、身体のスイッチはまた直ぐに入っちゃうんだよ。だから二度目は感じ始めるのが早いんだ。わかるだろ?」
「んああぁぁ・・・・・あああぁぁぁぁ・・・・・はあぁぁぁぁぁ」
結衣は軽く声を上げながら『すてき』と思った。
「ああああぁ、後ろからされるのはぁ・・・・あああぁぁぁ」
「後ろからだと怖いかな?」
宏一が結衣がそう言うので宏一は再び結衣を正面から抱き寄せて髪を撫で始めた。しかし、今度は左手で髪を撫でながら結衣の背中に右手で愛撫を与えていく。但し、それほど強くは無い。



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