ウォーター

第三百六十五部

 
「んんん・・・・・・・・・きもちいい・・・・・・」
「このまま、結衣ちゃんの感じやすい所を見つけていくね」
「・・・・・わかるの?」
「たぶん・・・・・・」
宏一はそう言いながら、結衣の背中を丁寧に可愛がっていった。ただ、背中の下半分はキャミソールに隠れているので、最初の愛撫は途中から布地越しになる。
「ふふっ・・・・くすぐったい・・・・」
結衣はそう言って上を向き、宏一にキスをねだってきた。宏一はキスに応じた。
「甘え方も覚えたみたいだね。良い子だ」
結衣はキスをしながら、男女の愛の営みというものがだんだん理解できてきた。今までは少女漫画を見ても裸になって抱き合い、触られて声を上げ、秘部に男性の頭を抱え込む女の子の心理が理解できなかったのだが、今はそれが分かる。意識にぼうっと霞が掛かり、まるで夢の中にいるような感覚だ。
次第に結衣の身体が覚えたばかりの愛撫に強く反応するようになってきた。宏一の愛撫は同じ強さだが、感じやすい場所を見つけてそこを重点的に可愛がるようになったのだ。
「あああぁぁぁ、うそ、あああああ、身体が・・・ああああああぁぁ・・・そんなにしないで・・・・・あああんっ、そこをされたら・・・・んんんんんっ・・・・・んああぁぁぁ」
「ここが感じやすいんだね?」
宏一は、結衣の首筋の裏側で肩との境に感じやすいポイントを見つけた。
「なんか、とっても気持ち良い・・・・んああぁぁぁ、声が・・・・んああぁぁ、勝手に出るぅ・・・・ああああぁぁぁ」
「声が勝手に出るのは、身体にスイッチが入ってる証拠だよ」
「あああぁ・・・・・そんなに触られてないのに・・・・」
「結衣ちゃんの心と身体が受け入れているからだよ。最初とは全然違うだろ?」
結衣はコクンと頷いた。
「ンはぁ・・・んんんん・・・・・何か・・・・ああぁぁ・・・・なんか変・・・・んんああぁぁぁ・・・・・・」
「いっぱい感じて良いんだよ。気持ち良くなってごらん?」
「・・・んんんんーーーっ・・・・んああぁぁ・・・・・なんか、あああぁぁ、もうだめぇ・・・ああああああ」
「何がダメなの?」
「なんか、ああぁぁぁぁ、がまんできないぃ・・・ああああぁぁぁ」
結衣は感覚が盛り上がってきた身体を持て余し、次第に宏一にしがみつくようになった。その結衣の項を宏一がたっぷりと口と舌で可愛がる。
「んはぁぁぁぁ・・・・んんんんああぁぁぁ・・・・・このままはいやぁぁぁ」
結衣はこのまま気が遠くなってしまうのでは無いかと思った。それほど気持ち良さが強いのだ。いつの間にか結衣は宏一の首に手を回してしっかりと抱きつき、宏一に項を舐められながら肩から背中をたっぷりと可愛がられている。結衣の背中や腰を可愛がるために宏一はキャミソールを捲り上げたので、既に薄い布地は結衣のお腹の辺りに丸まっており、殆ど裸の状態だ。
「それじゃ、結衣ちゃんのおっぱいを可愛がって上げる。このまま手を突いて起き上がってごらん。起き上がれる?」
宏一はそう言うと、結衣を自分の上で四つん這いの姿勢にした。
「こうするの?」
「そう。これはもう要らないだろ?」
そう言って宏一がキャミソールを脱がそうとすると、結衣は少し躊躇ったが何も言わずにすっぽりと脱がされた。これで初めて結衣は全裸になった。結衣は裸になったことに少し不安を覚えたが、それよりも今は宏一の上で四つん這いになったことの方が不安だった。これでは手も足も自由にならないことに気が付いたのだ。
「おっぱいを口の上に持ってきてごらん?」
そう言って宏一が結衣の身体の位置を調整して乳房を口の上に持ってくる。結衣は恥ずかしさで何も言えなかった。下を向いた乳房は鋭く三角に尖っており、全然丸く膨らんでいない。だから結衣は自分の乳房の形は、まるで膨らみはじめの小学生のようだと思っていたし、それで何度も恥ずかしがったのだ。宏一の視線が乳房に鋭く突き刺さる。
「見ないで・・・・・・」
結衣はやっとそれだけを言ったが、宏一はまるで気にしていないように、下からそっと乳首を舐め回し始めた。最初は左の乳首だ。
「んあぁぁっ・・・ああっ・・・んああぁっ・・んんーーーーっ」
結衣は余りの気持ち良さに両手を突っ張って仰け反ってしまった。この姿勢だと両手両足を一切動かせないので、ただ感じるしか無い。宏一は少し舐めては結衣の反応を探り、そしてまた舐めてくる。そうやって結衣を次第に慣れさせているのだ。結衣は何も言えずにただ声が漏れるのを何とか我慢しようとしていたが、明らかに今までよりも声が大きくはっきりと出てしまう。
結衣は気持ち良さに声を上げながらも、冷静な頭の隅で、全裸になって男の上に四つん這いになって声を上げている自分を観察していた。ほんの数時間前には想像すらできなかったことをしている自分が不思議で、同時に少しだけ嬉しいとも思った。もともと結衣は他人に対して警戒心が強く、父親以外の男性に近づかれるだけで緊張する自分が嫌だった。友達が次々に彼氏を作って楽しそうにデートしているのを見かけると劣等感に悩んだことが何度もある。警戒心が強いので、どう考えても好きな男子ができるはずが無いと思っていたし、その男子に身体を触られるなど恐ろしいだけだった。だから、こうやって宏一が優しく教えてくれるのが本当に嬉しいのだ。
宏一は結衣の乳首を丁寧に口に含んで舐め回し、結衣の口から声が漏れ出るのを楽しんでいた。まだ乳首は殆ど埋もれていて顔を出していないが、それがまた新鮮な女の子の証だと喜んでいた。
「さぁ、今度はこっちだよ」
そう言って宏一が結衣の身体を少し動かして右の乳首へと移る時、結衣は自分から与える乳房を換えた。
「んんんああぁぁぁ・・んんんんん・・・ああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・ああんっ」
「どっちが気持ち良いのかな?」
宏一が優しく聞きながら右を舐めると、結衣は小さな声で言った。
「さっきの・・・・・・」
「こっちはそれほどでもないの?」
「んんああぁぁ、そんなことない・・・・・んんんんーーーっ、んああぁぁぁ」
「どっちもいっぱいかんじてごらん?」
「んああぁぁぁぁぁ・・・・・・・こんなの・・・・・あああぁぁぁぁ・・・・んんんんんーーーーっ」
「いやなのかな?」
「んんんんんーーーーっ、んああぁぁぁぁ・・・あああぁぁ・・・・あああああん」
もちろん嫌なはずは無かったが、さすがにそうだとは言えなかった。
さらに、結衣の身体には一つ問題が起きていた。あそこが焦れったくなってだんだん熱くなってきたのだ。自然にこっそりとお尻を振って軽く擦り合わせてしまう。しかし、そんなことはとても言えない。乳房が気持ち良くなるとどんどんあそこが焦れったくなってくるのだが、四つん這いになっているので自分ではどうにもできない。じっとしているしかないのだ。結衣は乳房を可愛がられながらも焦れていく身体をどうして良いのか分からなかった。
しかし、宏一はさらに舐めていない方の乳房を手で可愛がり始めた。
「あああぁぁっ、両方するのはっ、あああああっ、声がぁっ、ああああぁぁっ、そんなにされたらぁっ」
「気持ち良いだろ?」
もちろん結衣は『あそこが我慢できなくなる』とは言えなかった。しかし、両方可愛がられると焦れったさもそれだけ強くなってくる。結衣は四つん這いのまま、何とか少しでも慰めようと足に力を入れてお尻を左右に振り始めた。
それが宏一に伝わると、宏一は次に何をしようか考え始めた。もちろん、いつもの宏一ならこの姿勢から秘部を口の前に持ってきてゴシゴシの姿勢に入るのだが、さすがにまだバージンの結衣には刺激が強すぎるかも知れない。
「んああぁぁぁぁ、ああああん、もうだめぇ、ああああぁぁ、ンあああぁぁ、もう許して、これ以上されたら我慢できない」
「何が我慢できないの?」
「んんんっ、んあぁぁぁぁっ、ああああん」
さすがに言えるはずが無かった。何も言えずに焦れている結衣が可愛いと思った宏一は、無理かも知れないと思いながらもゴシゴシを試してみることにした。
「それじゃぁ、このまま起き上がってもっとお尻をこっちに・・・・」
宏一は細い結衣の身体を易々と引き上げ、さらに結衣の両足を自分の頭の横に持ってきた。最初、結衣は宏一が自分の身体の下を通り抜けるのだと思ったらしく、それほど嫌がらなかったが、宏一の顔の上で又を開く姿勢に固定された途端、嫌がった。さらに宏一は結衣の膝を開いて秘部をどんどん顔に近づけてくる。
「ああっ、やっ、やっ、ちょっと、やっ」
このままでは股間を宏一の顔に押し付けることになる。それは仰向けで舐められるのとは訳が違う。自分からすることになってしまうのだ。もし身体が勝手に動いて自分から擦りつけたりしたら、と考えると怖い。
「だいじょうぶ。このまま少しお口で可愛がって上げるからね」
「いやっ、そんなのだめっ、やっ・・・やっ」
結衣は嫌がったが、既に秘部は宏一の口の直ぐ近くに来ており、足を大きく開いているので秘核が剥き出しになっている。だから宏一の息が掛かるとズーンと快感が走る。散々我慢していただけに敏感になっているのだ。
「あぁぁぁ、息をかけないで・・・んんんんんっ・・・・ダメ・・・・そんなこと・・・・んああぁぁぁ」
結衣はベッドのヘッドボートに掴まって身体を引き上げようとしたが、宏一が腰を抱え込んでいてそれ以上起き上がれない。
「これも女の子を可愛がる方法なんだよ。思い切ってやってみようよ」
「そんな・・・・・・ああぁぁぁぁぁ・・・・・でも・・・・・・」
「初めてだと大変かも知れないけど、だいじょうぶ。このまま少し腰を落としてごらん?」
「あああぁぁぁ、こんな事・・・ああああぁっ、だめぇ、我慢できなくなる」
宏一の声と息だけでも強烈に秘核が反応しており、結衣の抵抗を奪い去っていく。
「あああぁぁ、もうだめぇ、いやぁ、これはいやぁ、ああああっ」
「さぁ、おいで」
「ああああぁぁ、許して、これはやっぱりいやぁぁぁ」
結衣はもうこれ以上抵抗を続けるのは無理だと思った。腰の辺りに全然力が入らない。
「だいじょうぶ。二人だけの秘密、良いね?気持ち良くして上げる」
宏一はそう言うと、軽く結衣の腰を引き寄せた。
「あああっ、だめぇぇぇぇ、ごめんなさい、ああああぁぁ」
結衣は最後の瞬間には抵抗を止め、自分から押し付けてきた。ペタッと結衣の可愛らしい秘部が宏一の口を塞ぐと、プリプリとした感覚がよく分かる。宏一は結衣の腰を両手でがっしりと抱え込むと、そっと舌で舐め回し始めた。
「んああぁーーーーーーーーっ」
結衣は身体を硬直させてじっと宏一の口の上で動かなかった。いや、宏一に腰を抱え込まれていて動けなかったのだ。結衣の頭の中では宏一の舌が秘部を舐め回している感覚がビンビン響いている。
「はあぁぁぁぁぁーーーーっ、ンあっ、ンあっ、ンああっ、変な声がぁっ」
結衣は余りに恥ずかしい格好で舐められたことで頭の中が真っ白になった。
「あああぁぁっ、んああぁぁぁっ、声がぁっ、声が出るぅっ」
結衣はもう逃げ出せないことが分かると、じっと宏一が解放してくれるのを待つしか無かった。しかし、結衣がじっとしたまま壮絶な快感に耐えていると、宏一の手が伸びてきて結衣の乳房を優しく下から揉み上げ始めた。
「あああああぁぁぁぁっ、そんなことまでぇぇぇっ、ああああああぁっ、ああううぅぅぅっ」
結衣は舐められながら乳房を揉まれる快感に思わず仰け反って喜んでしまった。意識の隅では『こんな事覚えちゃダメ』と思っているのだが、身体が言うことを聞かない。とにかく猛烈に恥ずかしいがもの凄く気持ち良い。しかし、その時になって結衣は宏一が乳房を揉んでいるので腰を抱え込んでいないことに気が付いた。そこで何とか身体を前に倒すような感じで秘部を宏一の口から引き離すことに成功した。宏一は引き戻そうとしなかった。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・・・」
そのまま結衣は宏一の上に崩れ落ち、宏一に抱き寄せられた。
「恥ずかしかった?」
髪を撫でられながら宏一が聞くと、コクンコクンと頷いた。
「気持ち良かった?」
結衣の頭が少しの間を置いて小さく頷いた。
「どれくらい?」
「・・・・・・・・・・・」
「言えないの?」
再びコクンと頷く。
「それじゃ、また今度しようね?」
宏一が囁くと、しばらくしてから小さく結衣は頷いた。
「疲れただろう?少し休もうね」
結衣の返事に満足した宏一は、そのまましばらく細い身体を抱き寄せて優しく身体を撫でていた。今度の愛撫は感じさせるためのものではなく、安心させるような優しくてゆっくりとした愛撫だ。
やがて息が落ち着いてきた結衣は、ポツンと言った。
「今度は私がしてあげる」
「え?」
「まだお礼をしてないから」
そう言うと結衣はゆっくりと身体を起こした。
「それなら、反対向きになってごらん?」
そう言うと宏一は横に移動しようとした結衣の身体の向きを変えてシックスナインの体勢にした。
「あぁん、それはぁ、こんな格好はいやぁ」
もちろん結衣だって少女漫画でこの体勢ですることくらいは知っていた。しかし、まさか自分がすることになるとは今の今まで思っていなかった。どちらかと言うと大人の女の女性がすることだと思っていたのだ。しかし、今なら以前ほどの強い嫌悪感は無い。
「だめ、この格好でしなさい」
「ああん、もうこんなのは、ああん」
結衣は少し嫌がったが、結局宏一の顔の前で足を開くことになった。宏一の視線が股間に熱く刺さっているが、結衣はその恥ずかしさを無視すると、宏一のパンツを引き下げて中から肉棒を取り出した。
『凄い、もうこんなになってる』それが最初の印象だった。肉棒は完全に固く大きく、長くなっている。結衣は宏一が自分の姿に反応してこうなったのだと思うと、ほんの少しだけ嬉しくなった。



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