ウォーター

第三百七十八部

 
「気持ち良いよ。ほうら、奥まで入れてあげる」
「ああっ、そこっ、ああっ、それぇっ、ああっ、いいっ」
「何が良いの?ちゃんと言いなさい」
「奥におっきいのが当たってぇっ、ああっ、根っこも太くて固いですぅっ、ああっ、全部長くて太くて固いぃ、このままぁっ、このままがいいですぅっ」
しかし、宏一は直ぐに由美をいかせなかった。出没を調整して由美をギリギリで焦らしていく。
「ああんっ、そこで止めちゃいやぁぁぁ、ああっ、ああっ、ああっ、止めてまたするなんてぇっ、ああっ、いやぁぁ、ちゃんと入れてぇっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、そのままぁっ、ああっ、あああぁぁ、いやぁ」
宏一は由美のおねだりと肉壁を同時に楽しみながら由美を焦らしていた。しかし、焦らされる由美は堪ったものではない。頭の中が沸騰しそうだった。
「ああっ、ああっ、ちゃんとぉっ、ちゃんといかせてぇ、ああっ、ああっ、ああっ、そこで止めないでぇっ、もっといっぱい奥まで入れてぇっ」
「いきたくなった?」
「いきたいですぅっ、ああんっ、もっとぉっ、もっとおぉっ」
「じょうずにおねだりできたらいかせてあげるよ」
「してますぅっ、こんなにいっぱいおねだりしてますぅっ、もっとぉっ、もっと入れてぇっ、おちんちんでいかせてぇっ、由美はいきたくて我慢できませぇん、宏一さんのおちんちんで幸せにしてぇ」
「それじゃぁ、今度学校で数学の時間に新しいおねだりを考えるって約束したらいかせてあげる。約束できる?」
「そんなぁっ、そんなことしたらぁっ、ああん、いや、そこでやめちゃいや、ああん、します、しますからぁっ。だからいかせてぇっ、もう少しぃっ、ああっ、ああっ、ああっ、いいっ、ああっ、そのままぁっ、いいっ、いいっ、いっちゃう、いっちゃういっちゃうーーーっ」
由美は夢中になって駆け上がった。宏一に絡めた足でグッと腰を押し付け、宏一の肉棒を一番奥に受け止めながら絶頂した。
「はうぅーーっ・・・はうぅっ・・・・はうぅっ・・・・ううっ・・・・ううっ・・・」
由美の身体がビクンッビクンと大きく震え、由美の頭の中が真っ白になった。しかし、良いところまで来た宏一は一度動くのを止めて由美がいく姿を確認すると、更に出没を続けた。
「ああっ、待って、まだ、まだ身体がぁっ、ああっ、やっ、やぁっ、ああっ、ああっ、また、ああっ、またぁっ、ああっ、ああっ、ああっ、良いっ、このままぁっ、ああっ、ああっ、またいっちゃうぅーっ、ああっ、いっちゃいますぅーーーっ」
由美の二度目は早かった。再び身体をビクビクと震わせる。
「はあっ、はあっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、すごいですぅ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
しかし宏一は更に動きを再開した。今度は締ってきている由美の肉壁を最大限に楽しむつもりなのだ。
「まだだよっ、ほうらぁっ、もっとだよぉっ」
「ああっ、もうダメ、ああっ、だめぇっ、ああっ、できません、ああっ、待って、ああっ、うそ、またぁっ、ああっ、ああっ、また良くなって、ああっ、だめぇっ、ああっ、息が、いきがぁっ、ああっ、ああっ、ああっ、またいくぅっ、ああっ、ああっ、いっちゃうっ」
由美は更に身体を震わせた。しかし、もう宏一は由美がいっても動きを止めない。このまま駆け抜けるつもりなのだ。
「ンあっ、もうだめぇっ、いやぁっ、できないぃっ、ああっ、いやぁっ、待ってぇっ、後で、後でぇっ、ああっ、ああっ、いやぁっ、いやああぁぁ、ああっ、ああっ、だめぇぇっ、ああっ、またぁっ、もういやぁっ、ああっ、ああっ、ああっ、またいくぅっ」
「いいよ、とってもいいよぉっ、ほうら、由美ちゃん、もうすぐだよ、もうすぐ出すよぉっ」
宏一はしっかりと締って肉棒全体に絡み付いている肉壁を思い切り楽しみながらスパートをかけた。
「やあぁっ、早く出してぇっ、ああっ、死んじゃうぅっ、ああっ、息がぁっ、ああっ、ああっ、許してぇっ、だめぇっ、死んじゃうぅっ」
「ほうらぁっ、一番奥にぃっ、そうらぁっ、出すよぉっ」
「だしてぇっ、ああっ、ああっ、いやあぁぁっ、ああっ、やあぁぁっ、またぁっ、んああぁぁっ、もうだめぇっ、またいっくぅーーっ」
宏一は由美を抱きしめて一番奥に思いきりドクドクと注ぎ込んだ。由美も足を絡めて腰をグッと押し付け、密着度を限界まで高めながら大きく仰け反った。時間をかけて高めて放出しただけに、今度は宏一自身も驚くくらいの量が出た。
「ううっ、うっ、いいよっ」
「ううっ・・うううっ・・ううっ・・・ううっ・・・」
宏一が放つと息もできないほどの絶頂が由美を支配し、由美はビクッビクッと身体を震わせ続けた。その痙攣は宏一が全て出し終わっても続き、抱きしめられたまま身体を震わせ続ける由美には宏一が終わったので、もうこれ以上無理やりいかされることは無いと言うことだけが分かった。
宏一が小さくなった肉棒を抜き去っても、両足を全開にしたままの由美は小さく身体を震わせ続けた。由美は息を弾ませながらうつろな眼差しで上を見ているだけで、明らかに焦点が定まっていない。それでもまだ由美の身体はピクッピクッと震えていた。
宏一は由美の身体の痙攣が治まるのを待ってから由美の横に寝て抱き寄せた。由美は何も反応しない。ただ、ぐったりと抱かれているだけだ。宏一はその由美の髪を優しく撫で続けた。
「身体が・・・・・壊れちゃったみたい・・・・・」
やっと由美が口を開いた。そのまま二人はゆっくりと抱き合い、軽いキスでお互いの疲れを癒やした。
「ごめんね。無理させちゃったね」
「ううん、・・・・・すごかった・・・・・・・」
「疲れた?」
「はい・・・・・・まだちょっと・・・動けません・・・・・」
「少し、こうしていようね」
「今、何時ですか?」
宏一はベッドサイドの時計を見た。
「そろそろ3時かな?」
「ええっ、もうそんな時間なの?まだお昼過ぎくらいかと思ったのに」
「うん、俺もちょっと驚いた」
「いやぁ、まだこうしていたいですぅ」
「俺だって由美ちゃんを離したくないよ」
「ああん、もう行かなくちゃいけないなんて・・・・・」
「そうか、3時くらいには出るって言ってたっけ。あっという間だったね」
「はい、早起きしてきたのに・・・・・宏一さんといるとあっという間・・・」
「うん、本当だ・・・・」
「ああん、あんなにいっぱいしてもらったのに、まだ帰りたくないぃ」
「俺だって。由美ちゃん、大好きだ」
そう言うと宏一は抱きしめた由美を仰向けにすると、優しく乳房を揉み回して頬張った。
「ああん、そんなことしたらまた始まっちゃいますぅ、ああん、ダメですぅ。帰らなきゃぁ」
由美はまだ身体の感覚が少しおかしいのを感じながらも、宏一に愛されて幸せだった。
「由美ちゃん、もう帰っちゃうんだね。寂しいよ」
「宏一さあぁん、ああん、帰りたくないですぅ」
由美はそう言いながら胸の上の宏一の頭を抱きしめて喘いでいた。しかし、いつまでもこうしているわけに行かないのは二人共よく分かっている。やがて宏一が起き上がると、由美もそっと起き上がってシャワーを浴びに行った。
宏一は由美との時間が終わりを告げたことが悲しかったが、仕方なく自分も服を着た。由美は急いでいたのか、十分ちょっとで出てきたが、まだ髪は完全に乾いていないようだった。
「宏一さん、帰ります」
そう言うと由美は宏一の首に手を回し、少しの間だけ舌を絡めると名残惜しそうに帰って行った。
ここの部屋はルームクリーニングサービスを頼んであるので、宏一は部屋の掃除をする必要が無いし、服を出しておけばクリーニングにも出してもらえる。だから宏一は軽く片付けただけで部屋を出た。
由美を徹底的に愛したので心地よい疲れが身体に残っている。宏一は帰る途中のデパ地下で軽く惣菜を買って部屋に戻った。そして、一休みしたら夕食にしようと思いながらテレビを見ていると、いつの間にか寝落ちしてしまった。
その宏一が携帯の呼び出し音で目を覚まして電話に出たのは、夕方くらいだった。ふと時計を見ると5時半を回っている。どうやら1時間くらい寝てしまったようだ。
『先生、部屋にいるの?』
「洋恵ちゃん、どうしたの?もちろんいるよ。これから来る?」
『香奈が行きたいって。行っても良い?』
「一緒に来るの?もちろん良いよ」
『・・・・・・・・・・・・・』
「洋恵ちゃん?」
『ううん、それじゃ、これから行く』
「分かった。待ってる。お夕飯は一緒に食べる?」
『要らない。それじゃ』
洋恵の電話は直ぐに切れてしまった。宏一はなんか変だとは思いながら、軽く部屋を片付けた。香奈と洋恵が一緒に来るというのはなぜなのかまるで理由が分からないが、来るというものは仕方ない。そう言えば、結衣の話では洋恵は新しい彼と上手くいっていると言うことだったが、何かまた問題が起きたのだろうか?とも思った。しかし、二人で来るというのなら洋恵を抱くわけにはいかない。それでも、香奈が先に帰れば少しくらいは時間があるかも知れないと思った。
やがてチャイムが鳴ったのでドアを開けると、休みの日なのに制服姿の香奈が立っていた。
「こんにちは」
「やぁ、香奈ちゃん、久しぶり。さあどうぞ。洋恵ちゃんは?」
洋恵の姿が見えないので宏一は不思議に思ったが、香奈は部屋に入ると直ぐに言った。
「洋恵は帰ったから」
「え?帰った?一緒に来たんでしょ?」
「そう、そこまで一緒だったけど、もう帰った」
香奈は宏一の部屋を知らないのだから、洋恵が一緒で無ければ来れるはずは無いので、香奈の言っていることは正しいのだろう。
「どういうこと?相談か何かがあったんじゃ無いの?」
「そんな感じ、だけど・・・・・、入っても良い?」
「うん、どうぞ」
香奈は部屋に入ると、洋恵のようにちゃぶ台の前に座った。さすがにベッドに腰掛ける勇気は無かったらしい。
「へぇ、こう言う部屋に住んでるんだ」
「香奈ちゃん、いきなり部屋に来るなんてマナー違反だよ」
「あ、ごめん。でも、洋恵がいれば私が邪魔になるでしょ?洋恵だって同じだから」
「香奈ちゃん」
「ごめんなさい、怒らないで」
「もう・・・・」
相変わらず香奈は遠慮が無いというか、自由奔放だ。その分、リーダーシップも強いのだろうが、どうも宏一は苦手だ。可愛いというのなら、香奈は確かに洋恵よりも可愛いが、だからと言って一方的にどんどん押してくるのは困る。それでも宏一は、努めて平静を装った。
「それで、今日はどうしたの?」
「ううん、宏一さんの部屋に来てみたくて、洋恵に連れてきてもらったの」
「ふうん、洋恵ちゃんはどうして帰ったの?」
「わかんない。居ても良かったのにね」
実は洋恵は一緒に行こうとしたのだが、香奈が入り口で断って一人だけで来たことなどおくびにも出さずに香奈は涼しい顔で言った。
「それで、香奈ちゃんはここに来てみたかっただけ?」
「そう・・・・まぁ・・・・」
それならこれで目的は達したはずだ。宏一は追い返そうかと思った。
「でもね、ちょっと話がしたくて・・・・」
初めて香奈は言葉を濁した。何となく様子が沈んだ感じになった。
「何か相談なの?」
「相談て言うか・・・・・お話・・・って言うか・・・」
「言いたいことがあるなら言ってごらん?」
「それは・・・・・あの・・・・」
「??????」
宏一は改めて香奈の顔を見た。相変わらず端正な可愛らしい顔立ちだ。
「ま、ジュースくらい出さなきゃね」
宏一はそう言って冷蔵庫からオレンジジュースを取り出して香奈に進め、香奈の隣に座った。
「美味しい・・・・」
「そうだろ?産地の農協が作ってる限定品だからね」
「うん、とっても美味しい。ありがと」
香奈は少し安心したような表情を見せた。実は、いつ追い返されるか内心ではビクビクしていたのだ。
「それで、洋恵ちゃんに連れてきてもらったのはどうしてなの?」
「それは・・・・・ちょっと会いたくて・・・・・・」
「俺に?」
「そう。ごめんなさい」
「謝るようなことじゃないと思うけど」
「うん、でも洋恵にも無理に頼んだし・・・・・」
「洋恵ちゃんは嫌がってたの?」
「嫌がってたって言うか・・・・・今は彼もできて、そっちに熱心だから、断れなかったって言う感じかな?」
「そう言えば香奈ちゃんが紹介した彼と上手くいってるみたいだよね」
「知ってたんだ」
「うん、内緒だけどね」
「洋恵が言ったの?」
「ううん、違うよ。だから内緒」
「ま、いっか。どうせ結衣あたりから聞いたんだろうけど」
さすがに香奈はお見通しだ。


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