ウォーター

第三十八部

 

「どうして欲しいのかな?」

「先生、早くぅ、分かってるくせに」

そう言いながらしごく手の動きを早める。

「それじゃ、ベッドに横になりなさい」

宏一が言うと、洋恵は

「はい」

と一言だけ返事をして自分のベッドに入り、布団をそっと被って

宏一を待つ。

 宏一は洋恵の目の前で全裸になると、今、洋恵が被ったばかり

の布団をゆっくりと全てめくってしまう。目の前には少しふっく

らとした少女が全てを宏一に許すつもりで目をつぶって体を横た

えていた。見慣れた体ではあるが、今日は今までとは違って処女

を奪うのだと思うと洋恵がたまらなく愛しくなる。

 宏一は洋恵の横に横になると、

「いいかい、ちゃんとエッチにならないと、途中でやめちゃった

り、本当にして欲しいことをしないかもしれないよ」

「イヤ、ちゃんとして」

「じゃあ、まず、一カ所だけゆっくりと愛してあげる。どこを愛

して欲しいのか言ってごらん」

優しく洋恵の体全体を撫でながら宏一は洋恵におねだりをさせた。

既に乳房は一度愛されているが、パンツの中はまだ触られてもい

ない。宏一の指がパンツの上を通ると甘い感覚に思わず腰を突き

上げたくなる。洋恵は宏一が言葉で聞きたがっているのを知って、

これ以上じらされるのは我慢できなくなった。

 「先生、こっちをして」

洋恵は宏一の手を取ると、秘丘の上に導いた。しかし、宏一は更

に、

「ここを指でゆっくりと可愛がって欲しいの?それともお口で

いっぱい舐めて欲しいの?どこをどうして欲しいかちゃんと言っ

てごらん」

そう言いながらパンツの上から秘丘全体をゆっくり撫で回す。

 洋恵は口で愛されるのは恥ずかしかったが、宏一の言った言葉

の、ゆっくり、と、いっぱい、では、いっぱいの方がいいに決

まっている。既に腰は我慢しきれずに宏一の目の前で動き始めて

いる。

「あ、あん、先生、早く、もう、我慢できないの、せつなくて、

ね」

洋恵は宏一に許しを請うたが、宏一が動かないので、ついに宏一

の思い通りに言うしかないとあきらめた。

 「あそこを、お口でいっぱいして。いっぱい舐めて、早く、も

う我慢できない。パンツを脱がせてお口であそこを優しくしてっ」

気が狂いそうなもどかしさの中で洋恵はおねだりをした。宏一は、

「それじゃ、いっぱい舐めてあげるからね」

そう言うと、洋恵のパンツに手をかけた。洋恵はこんな恥ずかし

いおねだりは初めてだったので、顔から火がでるほど恥ずかし

かったが、やっと感じられることに安心して腰を上げて協力した。

 パンツを脱がせると、

「さあ、舐めて欲しいところを良く見せてごらん」

と更に催促した。洋恵は、恥ずかしそうにしながらもゆっくりと

足を開いていく。

「良く見せてくれないと、すぐに気持ちよくなれないよ」

そう言うと、

「はやくぅ」

と言いながら洋恵は足を大きく開き、秘部を宏一の前にさらした。

 既に十分に濡れそぼった秘口はゆっくりと収縮を繰り返し、透

明な液体を何度も吐き出している。秘丘全体は由美よりふっくら

と盛り上がっているが、少し下付なので秘唇そのものは由美より

小さい。まだ触っていない秘核も既に十分に膨らんで小ぶりのカ

バーから半分以上顔を出して宏一の舌で可愛がられるのを待って

いた。宏一の顔が近づき、軽く息がかかっただけで

「アアッ、せいせっ、早くっ」

と洋恵が腰をうねらせて悶える。

 「手で足をもっと大きく開きなさい」

そう言うと、洋恵はゆっくりと言われたとおりに両手で膝を抱え

込むように更に大きく足を開く。むき出しになった秘部を宏一が

ゆっくりと舌の先で舐め始めると、昨日とは比較にならない強い

快感が洋恵の体の中に溢れた。

「ああーっ、あうっ、あーっ、イーッ、イーッ、あーっ」

洋恵はどうしようもなく暴れる腰を宏一の目の前で大きく動かし

ながら両手で足を開き、やっとたどり着いた快感にのめり込んで

ゆく。宏一は舌の先を微妙に振動させ、秘核の周りをゆっくり舐

めたり、ツイッと全体を舐めあげたりして洋恵を翻弄していった。

 洋恵は最初は言われた通りに手で足を開いていたが、次第に我

慢できなくなってくると手を膝から離し、宏一の頭をとらえると、

しっかりと押さえ込んで自分から腰を突き上げる。

「アアン、止まらない、先生、止まらないの、あうッ、う、ア

アッ、イイッ、いいのっ」

もはや宏一が舌や顔を動かさなくても洋恵の腰の動きだけですさ

まじい快感があふれ出していた。

 しかし、宏一はそのまま快感の海におぼれるのを許さなかった。

ぐいっと顔を上げて、洋恵の腰が更に追いかけてくるのを無視す

ると、

「ちゃんと両手で足を開いていなさい」

と命令した。

「アアン、いじわるぅ」

洋恵は残念そうに言うと、ゆっくり膝を抱え込んでもう一度両足

を大きく開く。そして、

「ちゃんと舐めて」

と小さな声で催促した。

 宏一は、

「今度はこんなのはどうかな?」

と、舌で秘核を舐めながら、指で秘口の周りを撫でてやる。二カ

所から同時に受ける快感に、洋恵は頭を大きく仰け反らせなが

ら、

「あ、あう、うう、あうっ、はあっ、あーっ」

とあまりの快感に言葉を出すこともできない。ただひたすら足を

手で引きつけて開き続ける。

 「どうしたの?ちゃんと言わないとやめちゃうよ」

と言うと、

「イヤッ、やめないで、このままして、いいの、とっても、凄い」

とうわずった声で悶える。更に

「そのまま指を入れて、中まで、ね、早く」

とおねだりをする。

「どこに入れて欲しいのかな?ちゃんと言えたらしてあげるよ」

と催促すると、さすがに

「イヤ、イヤ、言えない」

と言いながら腰をうねらせる。

「まだ言えないのかな。こんなになっているのに」

そう言いながら、軽く秘核を舐めながらまだほとんど窪んでいな

い秘口のスリットを指で撫でてやると、

「イヤ、そんなにしないで、イヤ、アアン、欲しい、我慢できな

い」

と半分泣き声で我慢の限界にきていることを訴える。

「それじゃ、ちゃんと次は自分でおねだりするんだよ。いいね」

「あん、はい、するから、するから早く、入れて」

と、腰をクイックイッと突き上げながら催促する。

 ゆっくりと人差し指を中に入れていくと、

「アーッ、いーっ、最高ーっ」

と一段と高いトーンで喜びを伝える。宏一は指を深く差し込むと、

中で微妙に振動させて洋恵からたっぷりと喜びの言葉を搾り取っ

た。

「アアン、いい、はあッ、イイッ、あう」

洋恵は自分から両足を開いている恥ずかしさよりも、今は与えら

れる快感に酔っていた。

 

 宏一は洋恵の反応に満足すると、ゆっくりと指を抜き始めた。

とたんに、

「まだ、アアン、まだぁ、ね、もっと」

とおねだりの言葉がでる。

「次は、洋恵ちゃんが上だよ」

そう言うと、洋恵の体を起こし、宏一が仰向けに横になって洋恵

を宏一の胸の上に座らせた。宏一は手を上に伸ばして指先だけで

洋恵の堅い膨らみを可愛がり始める。

 「アアン、こんなの、あん、イヤ、じれったい、先生、ね、

もっと」

洋恵は体をくねらせている。

「もっと感じたかったら、少しずつ前の方においで、きっと良く

なれるよ」

「だって、そんなの、あう、あん、先生、どうすればいいの?」

「もっと前においで、ほうら」

宏一は洋恵の腰を引き寄せ、茂みが目の前に来るようにした。

 「あん、これ以上前に行ったら、先生のお顔の上に、いや、そ

んなの、できない」

洋恵は嫌がっていたが、自分でもすぐに我慢できなくなるだろう

と思った。しかし、宏一に無理矢理されるという形で感じたかった。

自分から顔の上に座るなんて恥ずかしくてとてもできそうにな

かった。

 しかし、宏一はそう言う洋恵の反応を楽しんでいた。『好奇心

の旺盛な子だけにすぐに自分で試したくなるに違いない、それま

ではじらすだけじらせばいい』宏一は茂みの中に時々舌を差し込

んで挑発しながら膨らみを指で可愛がり続けた。下から見上げる

洋恵の堅い膨らみは十分にボリュームがあり、先端の小さな突起

が可愛らしい。思いっきり手で揉み上げたくなる。

 宏一の胸元は既に洋恵から溢れた液体でびっしょり濡れており、

洋恵が我慢できなくて腰を動かすとかすかにピチャピチャと音が

していた。

「ほうら、だんだん我慢できなくなってきたね。上においで、た

くさんしてあげる」

「イヤ、そんなこと言わないで、先生、我慢できないの」

「ほら、上においで、もう少しだけ前にくればいいんだよ」

「あう、先生、ダメ、もう我慢できない、ごめんなさい、あ、あ

う、あうッ、先生っ」

洋恵の腰がうねり、少しずつ腰が前に動き始めた。

 宏一の舌の先が既に堅く露出している秘核に届いた瞬間、洋恵

は、

「アーッ、いーっ、もうダメッ」

とグイッと腰をつきだし、一気に宏一の上に腰を下ろす。

「はあッ、はあッ、イイッ、いいのっ、もう、知らないっ、

アーッ、先せーっ、イーッ」

洋恵は夢中で腰を動かそうとするが、まだ良く動き方が分からず、

自分の思ったような快感の波に乗れない。

「アアン、上手くできない、先生、もっと、先生、早く」

洋恵は腰を上下させているだけで、秘核は宏一の口の上に乗った

り離れたりしているだけだ。

 しかし、宏一が両膝を思いっきり大きく開いてやると、もう腰

を上下に動かすことはできず、その代わり前後には動きやすいこ

とに気が付いたようだ。

「あうッ、あうッ、あうッ、自分で、するなんて、あうッ、ううっ、

ううっ」

恥ずかしがりながらも自分から大胆に秘部を宏一にこすり付けて

夢中になる。上手にできたご褒美に、宏一は堅い乳房を下から思

いっきり揉み上げてやる。

「あーっ、いいっ、すごい、こんなの、いーっ」

洋恵は無意識のうちに宏一が揉みやすいように胸の位置は動かさ

ずに、上手に腰だけ前後させて宏一の顔に秘部をこすり付け、最

高の悦楽を楽しんでいる。

 やがて、宏一が洋恵を降ろそうとしても洋恵は腰を何度も宏一

の口にこすり付け、なかなか離れようとはしなかった。自分から

こすり付けるので、快感の強さを自分でコントロールできること

に気が付いたらしい。自分の好きなように感じられる愛され方は

初めてだった。

 洋恵がやっと離れると、宏一はシックスナインの体勢を取らせ

た。そして、

「少し休んでいいからね。いっぱい感じたから疲れたでしょ。欲

しくなったらお口でしてね」

そう言うと、今までとは反対向きになった秘部をゆっくりと指で

なぞり始めた。

最初、洋恵は反応しなかった。今までの刺激と比べて弱すぎ

たのだ。だから、宏一の肉棒を握ったまま息を整えていた。しか

し、次第に体が反応を始めてくると、肉棒を持つ手に力が入る。

「あん、先生、まだ休ませて、まだ、もう少し」

「今までもっともっとって言ってたのに、今度は何もしない方が

いいの?」

そう言いながら指の刺激を更に弱くゆっくりとしたものに変える。

 洋恵は一度はそれで納得した。再び目をつぶって宏一の下腹部

に顔を伏せて息を整えようとする。しかし、最初は無視できたは

ずのかすかなむず痒さは、しばらくするとどうにもできなくなっ

てくる。気が付いたときはじれったくてたまらなくなっていた。

 宏一にその気になってもらわないと次をしてもらえないことは

十分に分かっていたので、体を起こすと肉棒を口に含んで頭を動

かし始める。しかし、洋恵は既にその気になっているのに宏一は

これからだ。これでは洋恵が先に我慢できなくなるのは明らか

だった。何度か頭を上下させただけですぐに肉棒を吐き出し、

「アアン、もうダメ、早く、先生、次をして、あん、そんなにし

たら、ダメェ」

既に秘核は十分に尖ったカバーから半分ほどはみ出しており、宏

一に食べられるのを待ちわびている。

 洋恵は十分にその気になったようだ。宏一は再び洋恵に要求し

た。

「さあ、今度はどうして欲しいの?ちゃんと言いなさい。さっき

のお約束でしょ」

洋恵はまんまと宏一の策にはまったことに気が付いたが、体はど

うしようもなく疼いて時間をかけていられる状態ではなくなって

いた。

「イヤン、先生、早くぅ、このまま、ね、このままもう少し、も

う少しだから」

洋恵は頂上の手前で引き戻されるもどかしさに何とか愛してもら

おうと腰を揺らし続ける。しかし、宏一はこの時間をたっぷりと

楽しむつもりだった。

「ダメ、約束を守れない子はこのままだよ」

「そんな、先生、あん、言うから、言うからして」

「言ってごらん、誰のどこをどうして欲しいの?」

「あん、私のあそこを・・」

「あそこじゃダメ、ちゃんと習ったでしょ。言いなさい」

「ああ、私のクリトリ・・・イヤ、先生、あー、私のクリトリス

を舐めて。早く」

「舐めるだけでいいの?」

「指もして」

「ちゃんと」

「もう、イヤ、早くぅ、言ったのに、ちゃんと言ったのにぃ」

洋恵は頭が爆発しそうだった。宏一は指で秘口の入り口を軽くな

ぞり、洋恵に何を言えばいいか教える。

「アアーっ、そこ、そこっ」

「早く言わないと・・」

「指を膣に入れて、私の、いっぱい入れて、アーッ、ウーッ、

イーッ、アアン、アーッ、それッ、イーッ」

指を秘口に差し込みながら堅く膨らんだ秘核を舐めてやると、今

までで一番我慢を重ねた後だけに凄まじいまでの快感に、洋恵は

何も考えられなくなってきた。

「あーん、いいのっ、くりとりしゅが、くりとりしゅーっ、オ

チンチンもっと中まで入れてーっ」

自分でも何を言っているのか分からなかった。ただ、宏一が待ち

望んだことをたっぷりとしてくれていることだけは頭の奥の方で

理解していた。肉棒を握りしめながら宏一が頂上に連れていって

くれるのを信じて快感の坂をかけ上っていく。

 しかし、宏一はこのままいかせるつもりはなかった。頂上に近

づくとだんだん刺激を弱くしていく。

「はあッ、いや、それはいやっ、イヤーっ、ちゃんといかせて、

舐めて、入れてっ、お願いだからっ」

洋恵は宏一に悲しさのこもった声で抗議した。

「洋恵ちゃんの握っているものはいらないの?」

宏一がそう言うと、宏一の意図を理解した。宏一は洋恵に入れた

がっているのだ。そして、洋恵もそうして欲しかった。我慢でき

ないほどの快感の炎に焙られながらも洋恵は宏一の肉棒を含み、

そしてしごいた。

 しかし、沸き上がってくる快感に飲み込まれそうになり、何度

も我慢できなくなって肉棒を吐き出し、しごくのをやめてしまう。

すると宏一も舐めるのをやめ、指を抜いてしまう。洋恵は必死に

なって宏一の肉棒に快感を与え続けた。まるでそれが自分のもの

であるかのように。

 肉棒が十分な堅さにそそり立つと、宏一は最後の言葉を要求し

た。

「さあ、準備はできたよ。どうして欲しいのかいってごらん」

「アアン、まだ言わせるの?先生、最後は許して」

息も絶え絶えに洋恵は許しを請うた。しかし、宏一は、

「洋恵ちゃんが一度しか言えない言葉を聞かせて頂戴」

と譲らなかった。洋恵は、一瞬なんのことか分からなかったが、

それに気が付くと恥ずかしさで泣き出したくなった。

「お願いだから」

宏一はあくまで優しく言った。洋恵は観念した。ここまで感じる

身体にされたのも全て大好きな宏一だからだ。そう思うと、思っ

ていることをそっと口に出した。

 「先生、私のバージンをあげる。先生のオチンチンを膣に入れ

て」

そう言った途端、宏一の舌と指が激しく動き始めた。

「ああーっ、あーっ、このままっ、ちゃうっ」

洋恵は宏一がいかせてくれるのかと思った。凄まじい快感に何も

分からなくなった。そして、頂上の直前まできたときに突然宏一

は全ての快感を取り去った。洋恵は

「あっ、あーっ、ああん、もうすこし」

と言ったが、無視して洋恵を降ろすと、

「さあ、入れてあげる。横になって足を開きなさい」

と言った。

 既に軽く痙攣を始めている体を悶えながら引きずるように洋恵

が横になり、足を軽く開く。

「思いっきり大きく開きなさい」

更に宏一は要求した。

「はい」

洋恵はおとなしく両手で膝を抱えて大きく開き、宏一に全てをさ

らす。少ない茂みの中に綺麗な色をした秘部がはっきりと見えた。

宏一はその姿勢に満足すると肉棒をゆっくりとあてがった。目の

前で中学三年の少女が自分から奪ってほしいと言って両足を開き、

宏一を待っている。この瞬間のことだけはこの少女が大人になり、

何十年か後に灰になるときまで覚えているはずだ、そう思うと洋

恵がたまらなく愛しかった。挿入の体勢を作ると、肉棒の先端で

軽く撫でてやる。洋恵は、

「ああ、アン、アン」

とせつない声を出し、

「入れて」

とおねだりをする。

 宏一はゆっくりと肉棒を進めていった。途端に洋恵は

「アアッ、ダメ、おっきい、無理、ダメ」

と抵抗しだした。しかし、宏一は焦らずに少しずつ肉棒に力を込

めていく。

「イヤ、おっきすぎる、ダメ」

「大丈夫、じっとしていてごらん、少しずつ入っていくから、

ゆっくりだから大丈夫だよ」

宏一は更に力を込めた。しかし、頭が入ったところで洋恵の肉壁

は凄い力で締め付け、これ以上の進入を拒絶する。

 宏一は作戦を変えることにした。由美の時のようにゆっくりと

入るところまで入れたり抜いたりを繰り返す。

「あーうっ、あーはうっ、こんなのっ、壊れちゃう」

洋恵は膝を抱え込んで秘部を全開にしたまま頭をグリグリと仰け

反らせて悶える。

 しかし、何度か繰り返していると、少しずつだが、より深くま

で入っていくことに気が付いた。宏一の肉棒があまりの抵抗に少

しだけ小さくなってしまったこともある。そして頭がどうやら最

大の締め付け部分を越えたようなので、宏一は再びゆっくりと更

に奥に入っていくことにした。

「あ、ああ、入ってくる、先生が、奥まで、あああ」

洋恵は顎を仰け反らせたまま息も絶え絶えに宏一に訴えた。

「ほうら、もうこんなに入ったよ。痛くないかい」

「だ、だいじょうぶ。少し、痛いけど、だいじょうぶ」

「まだ入れてもいいかい?」

「まだあるの?いい、もっと、だいじょうぶ、ゆっくり」

洋恵は苦しそうにしながらも宏一を受け入れることにした。

 宏一の肉棒は既に半分以上入っていた。宏一は先端のあたりが

洋恵が反応するたびに肉壁にしごかれることに気が付いた。『こ

れは・・・』更にゆっくり遠くに進んでいくと、宏一の肉棒の前

半分がざらっとした感触と共に肉壁に強く擦りあげられる。『凄

い、こんなになってるなんて、こ、これは、名器だ』宏一は今、

初めて名器というものが存在することを知った。肉棒が三分の二

くらい入ったところで洋恵の中は行き止まりになったようだ。し

かし、由美などと違い、突き当たるのではなく先が細くなって進

めなくなる感じだ。

 「はぁ、はぁ、はぁ、先生、全部入ったの?」

洋恵が額にうっすらと汗を浮かべて聞いてくる。

「うん、まだこれ以上は入らないみたいだね。どう?大丈夫?」

「うん、凄いの、先生で体中がいっぱいになってる。中で動いて

るのが分かるの」

「それは洋恵ちゃんが動いているんだよ。洋恵ちゃんが嬉しいっ

てオチンチンを可愛がっているんだよ」

「私の中が動いてるの?」

「そうだよ。だから、すごく気持ちいいよ。洋恵ちゃんの中って

最高に気持ちいいよ」

「本当?先生が気持ちよくなってるの?私の中で?嬉しい」

 宏一はこのままじっとしていても洋恵の中に放ってしまうと思っ

た。それほど強烈な快感が洋恵によって与えられていた。洋恵の

肉壁は宏一を放出するまで離さないかのように、入り口をしっか

りと締め付けて先端から中程までを何度も擦りあげる。特に、洋

恵が自分の体が宏一を喜ばせていると知ってから、更に大胆に肉

壁が動き始めたようだ。

 「先生、私、何か、変になってきた」

洋恵の顔が紅潮し、息も浅くなってきたようだ。洋恵の中はあふ

れ出した液体が満ちており、肉棒はその中で洋恵の肉壁にもてあ

そばれていた。しかし、根元をしっかりと締め付けられているの

で液体は外には出てこない。宏一は思わず声が出そうになるのを

こらえてじっとしていた。



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