ウォーター

第四十部

 

 翌日、洋恵は枕元に差し込んでくる明かりで目が覚めた。眠そ

うに頭を上げると窓の外には空しか見えない。一瞬、隣の家はど

こに行ったんだろうと思った。それにいつも必ず閉める雨戸が開

いている。部屋もいつもと違う。ここはどこ?そこまで考えて、

昨夜の宏一との激しい交わりを思い出した。

「あ、ロストしたんだ」

そう思って振り向くと、宏一が静かに隣のベッドで寝ていた。体

を起こして自分の布団を剥いでみると、腰の辺りが少しだけピン

ク色になっていた。『これがロストした証拠なんだ』そう思うと

、少し嬉しいような、寂しいような、変な気分だった。よいしょ、

身体はまだ思ったよりだるい。全裸のまま、ゆっくりと起き出す

と窓際に行ってみた。

 窓から外を眺めた瞬間、『わぁーっ、素敵!』そこには海しか

なかった。遙か遠くまで青空と海だけ。水平線が海と空とをどこ

までも区切っている。陸にくっついている海しか見たことのない

洋恵には感動的な体験だった。

 洋恵はしばらくそのままじっと海を見ていた。船はかなりの速

度で走っている。しかし、少し遠くを見ると動いていないも同然

だった。海はどこまでも青く、船の近くは透き通ったコバルトブ

ルー、遠くはオーシャンブルーに染まっている。『なんて綺麗な

色なの』洋恵はゆっくりと遠くを見たり、近くを見たり、しばら

く自分を忘れていた。

 どこまでも続く海を見ていると自分がいつもと違っているよう

に感じてしまう。のびのびとした最高の気分だ。

「今のうちに汗を流しておこうっと」

そう思いついてシャワーに向かう。汗を流しながら、昨日の激

しい交わりが洋恵の頭をよぎっていった。そして、軽くシャワー

を浴びて気分がすっきりしたところで再び海を眺め続けた。

 『そうだ、先生にも教えて上げなくちゃ』そう思って、宏一に

向かって歩き始めた瞬間、自分が全裸なのに気がついた。しかし、

『いいや、ちょっと恥ずかしいけど。先生のベッドに潜り込んじゃ

おっと』そう思ってそっと宏一のベッドに近づき、横を向いて寝

ている宏一の反対側からそっとベッドに入る。

 洋恵は宏一を起こさないようにゆっくりと潜り込み、宏一の肌

のぬくもりを感じようとした。甘えたくなって思わず身体をすり

寄せていく。『先生、大好き』洋恵は宏一の背中に身体をピッタ

リと付けて幸せを感じていた。

 宏一は、背中に暖かいものがくっついてきたのでゆっくりと目

を開けた。体を少し動かすと、

「先生、起きたの?」

と可愛らしい声がする。宏一はゆっくりと反対向きになると、

洋恵を腕の中に包んだ。

「洋恵ちゃん、お早う。もう起きたの?」

「先生、海が綺麗よ」

「じゃあ、窓に行こうか」

「もう少ししてからの方がいい」

洋恵は宏一に抱きついて甘えている。

 「洋恵ちゃん、まだ痛い?」

「ウウン、だいじょうぶ。先生が上手にしてくれたから」

洋恵は宏一の胸に顔を埋めたまま小さな声で応えた。

「初体験の感想はいかがですか?」

「嬉しい」

「それだけ?」

「ないしょ」

「気持ち良かった?」

「うん」

「指とどっちが良かったの?」

「どっちも。先生がしてくれるのは全部好き」

宏一が洋恵の手を下の方に導くと、ゆっくりと肉棒を包んでしご

き始めた。

「先生、こんなにちっちゃかった?あ、おっきくなってきた」

「洋恵ちゃんにしてもらって嬉しがっているんだよ」

「うふ、面白い。どんどんおっきくなってくる。先生、もうこん

なになってきた」

 「次はお口でして頂戴」

「ああん、こんな朝からしたら貧血起こしちゃう」

洋恵はそう言いながらも宏一の布団に潜り込んでいく。肉棒が暖

かいものに包まれると宏一は布団をゆっくりと剥いだ。洋恵は頭

を上下させて宏一の肉棒をしごいている。

「お尻をこっちに向けなさい」

そう言うと、洋恵はそのままゆっくりと体の向きを変えてシック

スナインの体勢に入る。

 宏一はゆっくりと洋恵の秘唇の中の秘口をのぞき込んでみた。

入り口のあたりが少しだけ窪んでおり、もうバージンではないこ

とは分かったが、今は特に出血もないようだ。ゆっくりと舌の先

で上から下までそっと舐めてやる。

 洋恵は、最初はくすぐったいだけだったが、少しずつ秘核から

快感が沸き上がってくるのを感じ、どこまで我慢できるか、それ

だけを考えながら肉棒を愛していた。宏一の舌は、ゆっくりと秘

核の周りを回ったり、秘口をつついたり、ちろちろとからかうよ

うに動いたり、多彩な動きを見せて洋恵を次第に夢中にさせてい

く。

 「先生、もう、ね、いいでしょ。入れて」

洋恵が手でしごきながらうっとりとした声で挿入をねだる。

「まだだよ。もっといっぱい濡らしてからじゃないと、入れると

きにとっても痛いから。まだ感じていてごらん」

「アアン、まだなの?はやくぅ」

洋恵は再び肉棒をほおばり、口でたっぷりと肉棒を味わう。今日

の洋恵のフェラチオは今までのように頭を早く動かさないで、ど

ちらかというと吸引しながらゆっくりとしごいている。

 宏一には洋恵の口の中全体でしごかれるので今までよりも快感

が強く与えられた。宏一も負けじと洋恵の一番感じやすい秘核の

周りを舌で丹念に刺激してやる。

「アアン、先生、もう、とっても熱くて、焦れったいの。もうい

いでしょ」

我慢できないという風に軽く腰を振りながら洋恵はおねだりを続

ける。

「もう少しだよ、まだあんまり濡れてないから。もうちょっとだ

け我慢しようね。でも、いきそうになったら言うんだよ」

「はやくぅ」

洋恵があまり持ちそうもないことを知った宏一は、両手で下から

乳房を揉み上げ、その分舌の動きを小さくした。

 「くぅーっ、先生、イイッ、それイイッ」

洋恵はもはや口に入れていられなくなったのか、手でぎこちなく

しごきながら腰を振ろうとする。宏一は、試しに舌の先を秘口の

中に差し込んでみた。

「ああーっ、それっ、すごくイイッ、もっとっ」

グイッと腰が宏一に押しつけられ、更に深く舌が入っていく。

 すると、舌の先から洋恵の液体が湧き出し、あっという間に口

の周りが洋恵の液体でびしょびしょになった。どうやら、しっか

りと秘口が閉まっていたので中からあふれ出した液体が出てこな

かったようだ。軽く舌を出し入れしただけでこれだけあふれてく

るというのは、既にたっぷりと中にたまっている証拠だ。

 「よし、こっちを向いて四つん這いになりなさい」

宏一は洋恵を後ろから貫くつもりだった。

「アアン、まだ朝なのにぃ。こんな格好でするなんて、恥ずかし

い」

肉棒の先で秘唇を撫で回しながら、

「朝からおねだりばっかりする子は、こうやって焦らしちゃうん

だよ」

「いやん、そんなの、はやく、そのまま、ね、お願い」

「やっぱりして欲しいんでしょ。ちゃんとおねだりしないと、

もっと焦らしちゃうよ」

「いや、早く入れて、オチンチンを中に」

「こうかな?」

 初めて後ろから貫かれて

「あ、すごい、ズイッて入ってくる。あ、はあっ、はあっ、そ、

そんな、はあっ、あうぅ、あ、あうーっ」

洋恵は、ゆっくりと肉棒が入ってくる感触に夢中になった。中に

入ってくるのが良く分かる。

「あーっ、こんなに、はあーっ、あうっ」

肘をついて身体を支えているのが精一杯だった。後は声が自然に

出てくる。自分では動くこともできないような快感だった。

 洋恵の腰をつかんでグイッと中まで進めた宏一は、洋恵の身体

がこうされるのに向いている構造であることに気がついた。昨日

は我慢できないほどだった肉壁の動きも、後ろから入れていると

きはそれほどでもない。何よりもつながり具合がいい。これなら

宏一もちょうどいい具合に楽しめそうだ。

 「どう?後ろからされるのは。きつくない?」

「きついけど・・・、いい・・。とっても・ああっ・・、アン、

恥ずかしいけど、・・少し痛い、でも・・すごくいい」

洋恵は一生懸命に身体を支え、ただひたすら耐えていた。それだ

けで十分だった。宏一が見えないだけに、挿入感覚だけに専念で

きる。

 宏一はゆっくりと出没を繰り返しながら、洋恵の声を楽しんで

いた。

「くうっ、あ、あ、あう、いい、先生、こんなに、あー、朝から

するなんて、とってもいいっ、う、はあっ」

洋恵は夢中になって宏一に与えられる快感をむさぼっていた。頭

を枕に擦り付け、何度も熱い声を出しながら次第に頂上に近づい

ていく。

 洋恵の肉壁はたっぷりとあふれ出した液体の中で宏一の肉棒を

締め付け、擦り、あるいは撫で上げていた。

「先生、ああ、いいの、とっても、はあッ、はっ、はっ、はう、

はっ」

既に洋恵はこのままかけ上るつもりらしい。しかし、それは宏一

が許さなかった。

 腰の動きを次第にゆっくりとしたものに変えていくと、洋恵の

声はより甘くねっとりとしたものに変わっていく。

「あ、ああん、そんなぁ、このまま、ねぇ、せんせい、おねがい、

く、はうっ、もっと、いや、ああん」

ついに宏一が腰の動きを止めてしまうと洋恵の尻は可愛らしくも

ぞもぞと動き出す。

「はあっ、せんせっ、はやく、ううっ、もっとぉ、欲しいの、

ねぇっ」

宏一は中でゆっくりとしごかれる感触を楽しんでいた。

 ついに中に収まりきれなくなった液体は肉棒に沿ってあふれ出

し、宏一と洋恵の茂みを濡らしていく。

「く、はあっ、ああ、だめ、こんなにいいのにぃ、アアン、上手

くできない、あうぅ、もっとぉ」

洋恵は体を上手く動かせずに次第に上半身をぐったりと崩し、挿

入されたままの腰だけを高く突き上げた格好でベッドに沈んでゆ

く。

 しかし、肉壁を擦り上げる内部の動きは本人の意思とは関係な

く、あくまでも宏一に適度な快感を与えている。

「もう動け無くなっちゃったのかな?少し休もうか?」

宏一が肉棒を抜き始めると、

「いやぁ、もう少し、このままがいい、アアン、抜いちゃダメェ」

洋恵が力を振り絞って腰を更に突きだしてくる。

 「このままでも気持ちいいけど、洋恵ちゃん、もっと体を前後

にゆっくり動かしてごらん。たっぷり楽しんでいいんだよ。気持

ちいいように動いてごらん」

宏一がそう言うと、洋恵はゆっくりと身体を再び肘で支え、言わ

れたとおりに少しずつ動いてみる。

 「あ、あう、あうっ、い、いいっ。こんな、はうっ、いいこと、

うう、教えないで、先生、我慢できなくなる、あ、もっと、い

いっ」

初めて自分の意志で出没を覚えた15才の中学生の身体は、次第に

大きく、大胆に、そしてイヤらしく動くようになる。

 「ほうら、気持ち良くなってきたろう?悪い子だ」

「はっ、はう、先生が、ああっ、先生がッ、あーっ、教えたくせ

に、もう、あっ、あっ、いいっ、こんなの、いいっ」

洋恵の身体がぎこちなさを残しながらも前後に揺れているのを上

から眺めながら、宏一は洋恵が最も深く迎え入れられるように微

妙に腰の位置を修正した。

 「あっ、また深くっ、自分で、こんなに、あうっ、ううっ、し

てるなんて、あーっ、先生ッ」

快感に我慢できなくなると、体を前後に動かす余裕が無くなって

洋恵は腰を左右に振ってみる。すると新たな感覚が沸き上がって

身体の力が一気に抜けてしまう。

 「アアン、上手にできない。もうダメ、できない、アアン、もっ

とぉ、先生、して」

まだ、挿入感覚に慣れていない少女の身体は自分の動きだけでは

頂上にたどり着けない。そろそろ宏一の出番のようだ。

 「洋恵ちゃん、がんばって体を起こしてごらん。両手を伸ばし

て。そう、そのまま目の前の棚に手を突いて。ほら、がんばって。

そう、そして、今度は両足を閉じてごらん」

洋恵は宏一に言われるまま、何度か崩れそうになりながらもその

通りにした。

 「上手にお勉強したからご褒美だよ。じっとしてるんだよ。い

いね。」

洋恵の構造では、両足を閉じてもほとんど完全につながることが

できる。宏一はゆっくりと出没を再開すると、両手を前に伸ばし

て堅く膨らんだ乳房をゆっくり手の中で揉みほぐしていく。

 「ああっ、す、すごいっ、ダメッ、こんなのダメッ、ああーっ、

いいっ、せん、あっ、はあっ、せんせっ、こんなっ、ああーっ、

うーっ、あーっ」

きっちりと閉じられた両足の間から宏一の肉棒がヌメヌメと出入

りし、新たに秘唇を擦られる感覚が加わって二人を雄と雌に変え

ていく。洋恵は胸を揉まれながら、こんなに気持ち良くなれるこ

とを初めて知った。身体を悶えさせながら、

 「こ、こんなっ、いいっ、先生ッ、もう、あうーっ、ダメよ、

っちゃうっ」

洋恵がいくらもしないうちにもう持たないことを告げる。宏一も

これ以上には持ちそうになかった。最後に洋恵の中に絞り出そう

と両手を乳房から腰に回す。

「洋恵ちゃん、もう出ちゃいそうだよ」

そう言いながらゆっくりと肉棒を抜き始める。

 「イヤ、このままして、やめないで、このまま、お願い、ああっ、

もっとして、やめないで」

中断されると思った洋恵は必死に懇願した。宏一は一瞬、腰を引

いたと思うと、腰を引き寄せて一気にグリグリッと洋恵の奥まで

貫く。

 「くぅーっ、ちゃうーっ、う、ううっ、うーっ」

洋恵の声が響くと、肉壁がぎゅっと締め付け、宏一の中から白濁

した液体を絞り出す。

「あ、あ、あ、あ」

あまりの気持ちよさに宏一が思わず声を漏らした。それほど素晴

らしい絶妙な締め付けだった。単にきついだけではなく、適度に

きつく閉めるところとしごき上げるところのバランスがよい。最

高だった。

 「先生、でてる、何か、中にでてる」

洋恵は蚊の泣くような小さな声で宏一に受け入れていることを伝

える。宏一が放出を終えても最後の一滴まで絞り出すかのように

肉壁は動き続けた。

 やがて、洋恵の肉壁の動きが少しずつ収まる頃、宏一は小さく

なったものを抜き出し、ベッドに崩れた洋恵から湧き出してくる

ものを優しく拭いてやった。何度も洋恵の中が収縮するたびに白

い液体がゆっくりと吐き出されてくる。宏一は丁寧に最後まで

そっと拭き続けた。

 宏一は洋恵を抱き寄せると

「疲れたかな?少し休もうね。抱いててあげるから」

と言うと、

「先生、気持ちいいの、まだ。このまま寝ちゃっていいの?嬉し

い。大好き」

まだ上手く動かない体をすり寄せながら洋恵はゆっくりと幸せを

味わっていた。そしてそのまま二人は疲れた身体を癒すために休

息をとった。

 

 宏一がまだ疲れて眠っている頃、史恵は出社前のあわただしい

時間を過ごしていた。いつもよりだいぶ緊張しているとはいうも

のの、やはり嬉しかった。もう数時間で宏一に会えるのだ。もし、

宏一が史恵の部屋を見てみたいといってもいいように、昨日は掃

除と洗濯で夜遅くまでかかった。

 昨夜、母親から電話があったとき、史恵は宏一が来ることを話

した。四泊も空けるのだから実家に言わないわけにはいかないし、

何よりも宏一との中は両親も認めていたから正直に話した。母親

は、少し考えたようであったが、すぐに喜んでくれた。

 そんな母親の心遣いが嬉しく、史恵は、後は自分の問題だけだ

と気持ちの整理を付け、てきぱきと支度を整えていった。支度が

終わると少し離れた駐車場で車に乗り込み会社に向かう。会社ま

ではほんの数分だが、自動車販売のセールスレディーという関係

上、車は必需品だ。就職してからはずいぶん運転が上手になった。

 会社に着くとミーティングを済ませ、上司に今日の午後からの

休暇の確認をとる。上司は快くとはいかなかったが、土曜日に遅

れないようにとだけ念を押して送り出してくれた。同期の女の子

「溝口さん、彼と旅行にでも出かくっとぉ?」

と興味津々で聞いてくる。

「そうじゃなかと、そげんこと言わんと・・・」

と慌てて離れる。どうも慌てると地元の福岡弁とここの鹿児島弁

の使い分けが上手くできない。

 『今頃は高知の沖かしら』そんなことばかり考えてしまう。し

かし、夏休みのお盆後とは言いながら、ディーラーを訪れる客は

結構おり、次々と息つく間もなくセールスを続けていく。私用も

含めて電話も幾つかしなければならなかったので、午前中の時間

はあっという間に過ぎていく。

 今日は、午前中で仕事が終わったら日向まで行かなければなら

ない。日向までは3時間半ほどかかるので、仕事に区切りがつき

次第早めに出るつもりだった。予定では昼前に今日の仕事は片付

くはずなので、うまくいけば宏一が到着する頃にたどり着けるは

ずだった。こんな長距離を一人で運転したことはまだ無かったが、

宏一に会いたい気持ちの方が不安を上回っていた。史恵はカウン

ターの受け持ち時間が過ぎるとほっとして書類整理の為に奥に

入った。『ちょっとだけ予定より遅れるかも知れないけど、何と

か間に合いそう』そう思うと、心の中が熱くなってきた。

 

 そのころ、宏一は全裸のまま洋恵の口の奉仕を受けていた。海

を見ながら応接セットに座っている宏一の目の前に全裸の洋恵が

跪き、股間に顔を伏せている。ゆっくりと大きくなってくる宏一

の肉棒を洋恵は慈しむように何度も奥まで飲み込み、あるいはか

らかうように舌でなぞり、宏一の言われるままに愛し方を復習し

ていた。

 宏一はゆっくりとタバコを吹かしながら、どうやって洋恵を満

足させるか考えていた。洋恵にとっては、今まで何度も含んでき

た肉棒だったが、さっきは自分の中に入っていて、この肉棒に絶

頂に導かれたのだと思うと、不思議にだんだんと今までよりもエ

ッチな気持ちになった。口だけには入り切らなくなると自然に手

が添えられて、しごきながらフェラチオを続ける。

 元々、宏一は持続力には自信があった。だから、由美との旅行

でも、由美を何度も頂上に押し上げたが、宏一の果てた回数はずっ

と少なかった。しかし、洋恵に対しては全く自信がない。上手く

いって同時がいいところだ。宏一が余裕を持って洋恵をいかせる

方法を考えていた。

 洋恵の腰の奥が次第に疼いてきた。再び液体を内部に溜め始め

る。

「先生、ねぇ、ベッドで優しくして」

洋恵が口を話して宏一におねだりする。

「悪い子だ。朝もしたばっかりなのに」

そう言いながら宏一は洋恵のうなじや髪を撫でてやる。

「先生がこんな悪い子にしたのよ。全部先生が教えてくれたくせ

に」

そう言いながら宏一を見上げる瞳は既に潤んでいる。

 「仕方のない子だ。ちゃんとおねだりしなさい。そうしたらし

てあげる」

そう言って洋恵を立ち上がらせる。

宏一の前に立った洋恵は、さすがに視線を感じて恥ずかしく、

胸と秘部を手で隠している。

「ちゃんと手をどけて良く見せてごらん」

「アン、恥ずかしい」

そう言いながらも、ゆっくり手を下ろしていく。

 ふっくらとした感じの洋恵の身体は、由美のように大人びた線

を描いてはいない。しかし、胸の膨らみは十分に突き出し、腰の

線はふっくらと丸みを帯びて、少女なりの色気を出している。

ゆっくりと指の先で身体をそっとくすぐったがらないように注意

しながら撫で始める。

 「アアン、そんなの、いやん」

最初、洋恵は嫌がった。しかし、宏一が

「このまま感じてきて、我慢できなくなったら入れてあげる。そ

れまではちゃんと我慢して洋恵ちゃんがたくさん濡れないとダメ

なんだよ」

と言うと、宏一のされるままに感じ始めた。洋恵の視線は宏一の

股間からそそり立って揺れている肉棒に釘付けになっている。

 胸の膨らみの下側からそっと撫で上げてやると、洋恵は

「アン」

と小さな声を上げて一瞬だけ目をつぶる。宏一のお気に入りの膨

らみ具合だ。両手の指先で何度も下から撫で上げ、可愛い声を

たっぷりと楽しんでから膨らみの先端が愛されるのを待っている。

宏一は小さな淡い色のつぼみの周りを撫で始めた。

 「く、ちゃんと、して、んっ、ちゃんと」

洋恵は肉棒を見たり、快感に目をつぶったりしながら、まっすぐ

立った姿勢で感じている。

「先生、ちゃんと乳首も優しくして」

そう恥ずかしそうにおねだりすると、宏一は指で小さなつぼみを

下からすくい上げたり、中に押し込んだりしてやる。

「あっ、感じる。それ、いいっ」

洋恵は我慢できないと言うように軽く身体をくねらせ、熱い息を

吐いて、宏一の目の前で悶え始めた。



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