ウォーター

第四百部

 
結衣は静かに頷くと、浴槽に入ってきた。その姿を眺めながら宏一は、先ほど結衣が『はい』と言ったのを思いだした。考えてみれば、結衣が『はい』と言ったのはほとんど聞いたことが無い。
「前からおいで」
結衣は宏一に言われた通りにしようと思ったが、どうして良いのかまだよく分からないようで、宏一の前に立ったまま戸惑っている。足が長いので小さな茂みは湯の上に出ており、とても可愛らしく宏一を誘惑している。
「一度ステップに上がって俺を跨いでから、ゆっくりと腰を下ろすんだよ。さっきと一緒だからね。支えて上げるから大丈夫。ゆっくりだよ。さぁ、おいで」
宏一が言うと結衣は言われた通りにゆっくりと浴槽の中のステップに上がってから、宏一に腰を支えられながら腰を下ろしてきた。結衣は足を開いてしゃがみながら『私、さっきより凄い格好をしてる』と思った。
「おちんちんに当たったら、入り口を合わせてごらん?」
「あっ・・・・・・・」
「さぁ、おいで」
「んん・・・・んぁぁぁぁ・・・・んーーーーーーっ」
結衣は宏一にしがみつきながら、ゆっくりと自分で腰を落として肉棒を飲み込んでいた。
「んぁっ・・・んんんっ・・・・・あっ」
結衣が自分で腰を落としていくと、肉棒が徐々に温かい肉壁に包まれていく。時々、少しだけ腰を動かして位置を調整しているのが可愛らしい。そして、結衣は肉棒を7割ほど飲み込んだ所で宏一にキスを求めてきた。
「んんん・・・・んんん・・・・んんーーーーーーーっ」
そしてキスをしながら、更に飲み込んでいく。そのまま今までよりも深く飲み込んでいった。
「だいじょうぶ?」
「んぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっ」
結衣はかなりの所まで自分から肉棒を飲み込み、身体の奥深くまで巨大な肉棒に貫かれる感覚を味わった。『凄い、こんなに上まで来るんだ』と思った。理由は分からないが、さっきとは挿入の感覚が違うのだ。さっきより秘部から入った肉棒で胃が押し上げられているのがよく分かる。『本当に宏一さんと身体の奥深くまで一つになってる』と思った。結衣にとって宏一は彼氏ではないが、結衣の中では最も信頼できる異性であり、身体を任せることのできる相手だ。そして、彼ではないからこそ自分が姓の世界を教えて貰いながら自分でも性の興味を探ることのできる相手だった。両足を踏ん張って肉棒を入れると、そのまま結衣は自分で腰を少し動かして肉棒を味わい始めた。
「んんんぁぁぁぁ、んあぁぁん、んんんんーーーーーーっ」
ゆっくりと腰を動かしながら声を上げる結衣は、自分の身体に興味津々で性の楽しみ方を探る初々しい少女そのものだった。
「そんなに急がなくて良いよ。ゆっくりだよ。もっとおちんちんを楽しんでごらん」
「んんぁぁぁ、いっぱいいっぱいなのに身体が、身体が欲しがって、んんんん、ああぁぁ、止まらない、勝手に動いて、んぁぁぁぁぁ、こんなに上まで入ってるのに、んああぁぁ、壊れちゃうぅ」
「気持ち良い?」
「わかんない。でも凄い、ああああ、これが、こんなに凄いなんて、んあぁ、下から入ってる」
「入ってる、じゃなくて、入れてる、だろ?」
「入れてる、んんんんんんんっ、こんなに入れてる、私が・・」
結衣の腰はゆっくりと前後に動いて少女を性の虜に変えていく。
「それじゃ、気持ち良くしてあげる」
こう言うと宏一は、目の前に差し出された乳房をパクッと口に入れて可愛がり始めた。
「んあぁっ」
肉棒を楽しんで敏感になっていた結衣は思わず仰け反って声を上げたが、同時に宏一の頭を抱き寄せた。そのまま結衣は乳房を口の手で可愛がられながら腰をゆっくり前後に動かして肉棒を楽しんでいる。
「あああ、こんなに凄いなんて。自分でするなんて、ああああ」
結衣はなんとなく女の子が全て男性にして貰うことが幸せだと思っていたのに、自分から夢中になっていくことに驚きながらも楽しむのを止められなかった。しかし、結衣はまだこれ以上感じることはできない。腰の動かし方も押し付け方もまだ無駄な動きが多いし身体もまだ開発が始まったばかりだ。次第に結衣は動けなくなってきた。
それでも結衣は宏一との一体感が得られるこの体勢が気に入っていた。何度も宏一とキスを楽しみながら腰を使って身体の奥深くに刺さった肉棒を楽しむ。結衣の腰は宏一の上でうねうねと動いているが、湯の中なので宏一には見えない。だから結衣は身体が動かなくなってきてもまだ対面座位を楽しんでいた。
しかし、宏一はそれでは満足できない。
「結衣ちゃん、それじゃ、上に上がろうか?」
「上に?」
「そう、バスタオルの上に」
「するの?」
「そう、いや?」
「ううん、して」
「それじゃ、しっかり掴まって」
宏一は再び結衣を貫いたまま駅弁スタイルで立ち上がると、結衣をそっとバスタオルの上に横たえた。結衣は直ぐに両手両足で宏一に抱きついてくる。宏一は肉棒をゆるゆると出し入れして結衣にこれから始まる素晴らしい時間を予感させた。
そのまま二人は先ずたっぷりとキスを楽しみ、結衣の気分を盛り上げた。宏一は結衣の両足をグッと引き上げて開き、宏一が上になっても秘口が密着する位置に調整する。自然に肉棒は深々と入った。
「んぁぁぁぁ、こんなに深く入れたら」
「痛い?」
「ううん、大丈夫。でも、いっぱいいっぱいなの。あんまり奥はしないで。強く入れられると少し痛い」
「良い子だ。こうやってするのも良いだろ?」
結衣は応える代わりに再びキスを求めてきた。ねっとりと舌を絡め合いながら宏一がゆっくりと肉棒を出し入れすると、その動きに合せて結衣の腰が迎えに来る。
「ねぇ、ズコバコするのと、ずっとおちんちんを奥に入れておくのと、どっちが良いの?」
「・・・・それは・・・・・・・」
「わかんないの?」
結衣はもちろん出没する方が気持ち良くなれることを知っているが、なかなか口では言えない。
「してみて」
と言うのが精一杯だった。
「うん」
宏一は結衣の恥ずかしがり方が気に入ると、ゆっくりと肉棒の長さを全部使って出没を始めた。
「んぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
結衣はいよいよ始まった出没に夢中になった。待ちに待った素晴らしい快感が結衣の身体の中から湧き上がる。
「んんんんぁぁぁぁぁぁぁ、んんああぁぁん」
しっかりと宏一にしがみついて最大限に楽しむ。宏一は結衣の長い手足が宏一の経験したことのない位置から絡み付いてくることに驚きながら喜んだ。特に長い足は宏一の腰の上の方から絡み付いてきて、宏一の腰をクイクイと押してくる。こんな経験は初めてだった。
「んぁっ、んんっ、んんっ、んぁっ、あぁっ、あぁっ」
宏一が正常位で楽しみ始めると、結衣の小さな声が宏一の耳元で響き、何度も手足の絡み付き方が変化する。
「さぁ、もっともっと気持ち良くなりなさい」
「んぁっ、ああっ、ああっ、んんっ、んんーっ、んあっ、んんっ」
宏一の肉棒が結衣の中に出入りする度に結衣は声を上げて喜んだ。
「いたくない?だいじょうぶ?」
「大丈夫。痛くない、んあっ、ああっ、んんっ、んあっ」
宏一は結衣に言われた通り、一番奥まで入れていなかったが、次第に慣れてくると結衣の方から欲しがった。
「もう少し奥まで入れてみて」
「これくらい?そっと入れるよ」
「んんんんん・・・・んあぁぁぁぁぁ、だいじょうぶ、このままして、んぁぁぁ」
結衣は宏一の下からしがみつき、深々と貫かれる幸せに溺れた。ゆっくりと身体の奥深くに肉棒が入ってくると、独特の感覚が結衣を包み込む。宏一は肉棒を入り口の辺りはいつもの早さで入れるが、そこからゆっくりと奥深くまで入れて、それからそっと抜くことを繰り返して結衣に深く貫かれる喜びを教え込んでいった。
「んあっ、ああっ、んあっ、あうっ、んあっ、んんっ、んーっ、んあっ」
結衣は夢中になって宏一の与える喜びを貪り、幼い身体に性の喜びを刻み込んでいく。だんだん結衣の中が狭くなってきた。結衣の中は狭くなってくると少しだけゴリゴリした感じがして気持ち良い。
「んあっ、い、いきそう」
「良い子だ。ちゃんと教えてくれたね。そのまま少し我慢して」
「いや、や、我慢なんていや」
「少しだけ我慢してからいきなさい。その方が気持ち良いよ」
「ンあっ、ああっ、我慢なんてっ、んんっ、んんんっ、ああっ、ああっ、ああっ」
それでも結衣は少し我慢してから意識を解放した。
「んあぁっ、ああっ、もうだめっ、ンあーっ、んんっ」
結衣は宏一に必死にしがみつきながら身体を小さく震わせた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
「上手にいけたみたいだね」
宏一は結衣の耳元を唇で可愛がりながら結衣の髪を撫でていた。
「すごかった、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」
まだ結衣の身体は少しピクピクと動いている。
「これからは、もっともっと凄くなるんだよ」
「はい・・・・」
結衣は宏一の目を見てはっきりと頷いた。それは宏一に全てを委ねている証拠だった。まだ宏一の肉棒は固く太くそそり立ったままだ。
「どう?おちんちんが入ってるの、分かる?」
「まだおっきいのが入ってる」
「もっと欲しい?」
宏一も実はそろそろ放出したいのだ。
「でも・・・・いくのがお風呂ばっかりだなんて・・・・」
「それじゃ、ちょっとお風呂に入ってからベッドに行こうか?」
「・・はい・・」
宏一がそう言って肉棒を抜くと、結衣も起き上がりながら小さな声で言った。
「まだ教えてくれるの?」
「うん、教えたいな」
宏一は結衣を浴槽に導き、湯に浸かりながら結衣を横抱きにして身体を愛撫しながらしばらくキスを楽しんだ。いつの間にか結衣のキスもねっとりと舌を絡め合う濃厚なものになっており、もう宏一がどこに手を伸ばしても全て受け入れている。
「身体を洗わなきゃ」
「一緒にシャワーを浴びようか?」
「ううん、宏一さんは良いの。私、あっちでシャワーを浴びてから部屋に戻る」
結衣がそう言うので宏一は浴槽を出ると、軽く何度か湯を浴びて身体の汗を流してからベッドに戻った。そして結衣は先ほどの外が見える内風呂でシャワーを浴び、綺麗に身体を洗ってから宏一の元に戻った。
宏一は結衣に冷たいオレンジジュースを用意して待っていたが、結衣を見て驚いた。結衣は浴衣を手に持ってバスタオル一枚で来たのだ。胸の膨らみは小さいが、スリムな身体が強調されていてとても可愛い。結衣はオレンジジュースを美味しそうに飲んでから、
「そんなに見ないで」
と言った。実はこれも結衣が以前に小説で読んだシーンを自分で再現したものだった。普通に過ごすことが前提の浴衣姿と違って、バスタオルを巻いただけの姿は直ぐに脱いで全裸になることを前提にした女の子のおねだりの表れなのだ。結衣は最初、バスタオルを巻いただけだとまるで裸のまま宏一の前にいくような気持ちになり、かなり抵抗があったが、思い切って宏一の前にやってきたのだ。
宏一はベッドに座って結衣を目の前に立たせた。結衣は下を向いていたが、下を向けば宏一のそそり立った肉棒がいやでも目に入る。結衣はチラチラと見ながら『これが入ると私の身体がどんどん大人になっていく』と思った。
宏一は目の前の結衣のバスタオルをそっと解いて落とした。結衣は自然に胸と秘部を隠したが、結衣の身体が全て目の前に露わになった。どれだけ見ても綺麗だと思う。宏一は結衣の手をそっと下ろすと尖った乳房を指先で可愛がった。
「んんっ、んっ」
「可愛いよ」
結衣は足をキュッと閉じて膝を擦り合わせた。既に敏感になっている身体は秘核が疼くのだ。
「そんなにじっと見ないで」
結衣が恥ずかしがるので、宏一は結衣をそっとベッドに寝かせた。宏一は全裸の少女の上に重なった。
「手を上に上げて」
宏一に言われるのは何度目かになるので、結衣は素直に両手を枕の上に上げた。宏一は軽くキスをしてから結衣の上向きに尖った乳房へと取りかかった。結衣の乳房はぷくっと丸く膨らんでから先端がツンと尖っている。乳首は小さいが先端が小さく尖っており、そこが洋恵とは違う。
「あんまり焦らさないで」
結衣は手を上げたまま素直にそう言った。
「大丈夫。敏感にしてから可愛がるだけだよ」
そう言って宏一は両手の指を全て使って可愛らしい乳房を裾野から乳首の近くまで撫で上げていく。最初の頃はこの程度愛撫では全然感じなかった結衣も、今はちゃんと反応するようになった。
「ん・・・んん・・・・んんん・・・・ん・・・・んん・・」
最初結衣はそれほど反応しなかった。しかし、だんだん宏一の愛撫が乳首ギリギリまで来てから離れるようになると、自分から胸を突き上げて少しでも可愛がって貰おうとする。
「んん・・・んんんっ・・・・んんっ」
「良い子だ。だんだん感じてきたね。その調子だよ」
「んんん・・・・そのまま・・・・や・・・はなれないで・・・・そのまま・・・んんんんんんっ」
「可愛いよ」
「んんんんっ・・・・ね・・・・んんんんっ・・・・んぁっ・・・・や・・・・して」
結衣は仰け反って乳房を差し出したままうわごとのように繰り返した。


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