ウォーター

第四百一部

 
「だんだん乳首が敏感になってきてるんだよ。自分でも分かるでしょ?」
「焦れったい、んんんんん、や、そっちに行かないで」
「それじゃ、次はどうかな?」
「んんんんん・・・そのまま・・・・そのまま、あ、や、そのまま、んあ、・・やぁ」
宏一の指は結衣の乳首の周りをゆっくりと回って感じるギリギリの所を動き回った。結衣は身体を捻ったり突き上げたりして何とか指を乳首に触れさせようとしているが、どうしてもギリギリのところで触ってもらえない。
「ああ、んんんんっ、いやぁ、もう許して、お願いだから、こんなのいや、んんんんっ、あっ、あっ、ンあぁ、やぁぁっ」
宏一は結衣がギリギリまで我慢したことを確信すると、仕上げに取りかかった。
「ほうら、今度こそどうかな?」
そう言うと宏一は指先でゆっくりと乳首を可愛がり始めた。
「んあぁーーーーーーーーっ」
結衣は澄んだ声を上げて思いきり仰け反て乳房を突き出し、両方の乳首を可愛がってもう喜びに両足を擦り合わせながら悶えた。今度は身体を捻っても宏一の指は乳首から離れない。宏一はゆっくりと乳首を撫で回したり触ったり、時々はそっと軽く摘まんだりして結衣を夢中にさせた。
「ああん、こんなことっ、んんぁぁぁ、ああっ、ああんっ」
「お口もするんだよ」
そう言うと宏一は小さな乳首を口に含んで口の中で舌を絡める。
「あああっ、どうしてこんなにっ、ああんっ、んああぁっ、だめぇっ、声がぁっ、やぁぁ、変な声が、どうしてこんな」
結衣は宏一が手と口を使い、更に乳首だけでなく乳房全体を優しく揉み解しながら乳首を可愛がられてどうしようもなく声を上げた。こんなに自分が声を上げると言うことが信じられなかった。とにかく気持ち良かった。もちろん秘核は熱くなっているが、まだ結衣は直ぐに欲しがるほど開発されては居ない。足を擦り合わせるだけで何とか我慢している。
宏一は余りに結衣が可愛らしく悶えるので、たっぷりと可愛がってしまった。ここまで感じるようにこの無垢な少女の身体をを開発したのは自分なのだ。
しかし、結衣が快感に悶える姿をたっぷりと楽しんで居る間に結衣の方は体力を使い果たしてしまった。
「あああ、宏一さん、少し休ませて、息が、ああん、だめ、もう許して」
「ごめんよ。ちょっとやり過ぎたかな。あんまり結衣ちゃんが可愛くて」
そう言うと宏一は結衣の横に寝て抱き寄せた。結衣が横からくっついてくると、優しく髪を撫でて安心させる。
「結衣ちゃんのおっぱい、感じるようになったね」
宏一の胸の上で結衣は大きく頷いた。
「私の身体、こんなになるなんて・・・・・、さっきはこんなじゃなかったのに」
「いや?」
結衣は首を横に振った。
「だいじょうぶ・・・・」
「大丈夫なだけ?」
「ううん・・・・・・・」
抱き寄せられたまま結衣はじっと宏一を見つめた。
「ちょっと・・・・嬉しい」
「ちょっと、だけ?」
結衣はコックリと頷いた。
「それじゃ、もっともっと色々覚えて貰わないとね?」
宏一が髪を撫でながら言うと、結衣はコックリと頷いた。
「ところで結衣ちゃん、だいぶ疲れた?眠い?」
「だいじょうぶ」
「眠くなったら言うんだよ。ちゃんと寝かせてあげるから」
「もし、私が寝たら宏一さんはどうするの?」
「うーん、結衣ちゃんの寝顔を見てから、一人でお酒でも飲むかな?」
「そんなのだめ」
「どうしてだめなの?」
「寝顔を見るなんてだめ、それに、一人でお酒を飲むのも」
「寝顔を見ちゃだめなの?」
「絶対だめ」
「それに、一人でお酒を飲むのがどうしてだめなの?結衣ちゃんが寝たら飲んでも良いでしょ?」
「・・・・・・よく分かんない・・・・・でも一緒に居て」
「もちろん」
「うん」
結衣は安心すると、抱き寄せられたまま宏一の胸に頭をくっつけて宏一の心臓の音を聞いていた。自分自身、もともとこんな子ではないのに今はこんなに甘えん坊になっていることが不思議だ。それに、裸になっているのに、こうしていると安心していられるのが本当に不思議だ。結衣は自分でも警戒心が強い方だと思っているので、普通は気を張りつめている。しかし、それではだめだと思ったので本屋の大学生にアプローチしたのだ。最初は優しかった彼に口ですることを教えられた時は眠れないほどのショックがあったが、同時に性の世界の入り口に入ったことが実感できて嬉しかった。それからいろいろなことがあって今の自分が裸で宏一に抱かれている。本当に不思議だと思うし、出会いと経験の大冒険だと思う。それに、あんな事になってはしまったが、今の母親と仲良くなれたのはとても嬉しい。だから結衣はこのままもっとこの世界を探検したくなった。
「宏一さん」
「なんだい?」
「もう少し、して」
「うん」
宏一は結衣を抱き寄せたまま、首筋から背中へと指を這わせ始めた。
「んんっ」
「気持ち良いだろ?」
「んんっ・・んっ・・・んんんっ」
結衣は感じながらコクッと頷いた。宏一の愛撫は次第に結衣の背中から腰の方へと降りていく。宏一は左手で結衣の髪を撫でながら、右手で結衣の背中全体から腰までをじっくりと可愛がっていく。
「んぁ・・・んんんっ・・・・んんぁぁぁんっ・・・んああぁ」
結衣は背中がこんなに気持ち良いとは知らなかったので、驚きながらも安心して声を上げていた。感じれば感じるほど身体が敏感になっていく。結衣は次第に抱き寄せられながら宏一に身体を擦りつけて快感を増幅させ始めた。身体を擦り付けるとため息が出るほど気持ち良い。
「んぁ・・んんん・・んあぁん・・んんんんんん・・・・んぁぁぁぁ」
「感じやすくなったね」
「そう、んんっ、最初は全然感じなかったのに、ンあぁっ、んんんんっ、ンあぁぁぁぁ」
「もっと教えて欲しい?」
「んんっ・・・・教えて」
結衣は自分が性欲が強い方なのかも知れないと思っていたが、それを素直に宏一に伝えられることが嬉しかった。
「それじゃ、起き上がってお口の上においで」
「え?それって・・・」
「最初の時にもしたでしょ?お口の上においで」
もちろん結衣ははっきりと覚えていた。宏一は秘部を口の上に持って来いと言っているのだ。
「んんん、でもあれは・・・・んんんーーーっ・・んあぁぁぁ」
この前の時は宏一がリードしてくれたので、自然にそう言う形になってしまったのだが、今度は自分からしなくてはいけないと言うことに結衣は戸惑った。今まで色々教えられたし、恥ずかしいことも色々試してきたが、さすがに自分から宏一の口の上に乗っかっていくあれには抵抗がある。
「二人だけでベッドに居るからできることだよ。二人だけの究極の秘密の出来事なんだ。いっぱい気持ち良くしてあげる」
そう言いながら宏一は結衣の背中の愛撫を少し強くした。
「んんんっ、んんっ、んあぁっ、そんなにしないで、んあぁっ、やぁ、ああっ、んんんっ」
結衣は宏一に身体を擦りつけながら快感に翻弄されていた。乳首を可愛がられているわけでもないのに、次第に秘核が熱くなって自分から足を絡めるようにして股間を宏一に擦りつけてしまう。
「そうだよ。どんどん感じてごらん。そうやって我慢できなくなったらお口の上においで」
「んぁぁぁぁぁ、そんなこと、んんんんーーーっ、んああぁぁ」
「気持ち良いだろ?そして、だんだん我慢できなくなってきただろ?」
「それは、んんんっ、んああぁぁ、やぁ、んんぁ、ああううぅぅっ、だめぇ、宏一さんがして」
結衣は秘部を宏一の腰に擦り付けていたが、自然に少しでも感じようと足が開いてしまい、自然に宏一の上に乗っかってきた。宏一に触れている肌の面積を増やそうとすると自然にそうなるのだ。そこで宏一は結衣の身体を持ち上げて上に上げ、結衣の秘部を目の前に持ってきた。結衣は宏一がするなら仕方ないと秘部を宏一の口の上に持ってきても嫌がらない。もちろん抵抗はある。
「ああ、やっぱり宏一さんの思い通りに・・・・あぁぁぁ、身体が・・・熱くて・・・こんな事・・・・自分から乗るなんて・・・」
結衣は宏一の胸の上に足を開いて乗っかってしまったことで、もう逃げられないと悟った。ただ、普段の自分ではあり得ない『人に言われたとおりにする自分』が可愛らしいと思った。
「さぁ、いつでもおいで」
宏一は舌を伸ばして結衣の秘部をツンツンと突き始めた。ほんの少ししたが秘唇に触れただけで敏感になっていた結衣の秘部は強烈な快感を生み出す。
「んあっ、あっ、あっ、あっ、それはっ、んあっ、ああっ」
「俺の頭を両手で掴んでごらん。それと、こうやって膝を立てるんだ」
宏一は膝立ちで顔を跨いでいた結衣の膝を立ててしゃがんだ姿勢にゆっくりと持って行った。
「あっ、やっ、こんな格好するなんてっ、ああっ、だめぇっ、ンあっ、息を掛けちゃやっ、んあっ、だめ、こんなかっこうしたらっ、ああっ、んああぁぁっ」
結衣は少し嫌がったようだが、宏一のリードで宏一の口の上にしゃがみ込んで宏一の頭を抱え込む姿勢を取った。手が長いので余りかがむ必要が無い。もちろん、散々焦らされて熱くなっている秘核は宏一の息が少し掛かるだけで身体の力が抜けるくらい快感を生み出す。
「ゆっくりと擦り付けるんだよ。強くしたら痛くなるからね。ゆっくりだよ。さぁ、おいで。結衣ちゃんと二人だけの秘密が始まるよ」
結衣は宏一に誘われても擦り付けるのを何とか我慢していた。
「や、や、下から息を掛けないで。や、自分からするなんてできない、許して」
結衣は真下から秘部に向けて宏一の息が掛かると逃げられないので少し嫌がった。ただ、嫌がっている自分が可愛らしいとも思った。
「大丈夫。優しくしてあげる。ほら」
宏一は恥ずかしがっている結衣が可愛らしいと思った。少なくとも由美や洋恵ではあり得ない状況だ。結衣は恥ずかしい体勢に耐えていたが、ちょんと宏一の舌が秘唇を突いた時にふっと力が抜けてしまった。その瞬間、結衣の秘部が宏一の口の上に乗ってしまった。途端に膨大な快感が結衣の身体を突き抜けた。
「んああぁぁぁーーーーーーっ」
最初、結衣は全く動かなかった。それだけで気持ち良かったからだ。宏一は歯が結衣の敏感な部分に当たらないように唇に力を入れて歯を隠すと、そっと舌を動かし始めた。
「んあぁぁぁぁぁーーーっ、すごいぃーーーーっ」
結衣は宏一に真下から舐められるのを感じながら、宏一の口の上でグッと仰け反って声を上げた。頭の中では宏一の舌が秘部を優しく舐めているのがはっきりと分かった。何とか口から離れようと掴んでいる宏一の頭を両手で押し離して離れようとしたが、いつの間にか宏一の頭を両手でしっかり股間に抱え込んで自分から秘部を押し付けていた。
「んああぁぁぁぁーーーっ」
予想外の膨大な快感に結衣は何とか身体を安定させようとしたが両手で宏一の頭を股間に抱え込んでいるので、結衣はベッドのヘッドボードを掴んで両足を開いて踏ん張った。そのため、自然に股間を全開にすることになり、小さく開いた秘部を宏一の頭に擦り付ける体勢になってしまった。
「ああっ、だめっ、んんんーーーっ、んああぁぁぁっ」
結衣はどうしようもなく宏一の頭を掴むと股間に押し付けて腰を前後に使い始めた。今まで我慢していた分を取り戻して余りある膨大な快感が結衣の身体を勝手に動かしている。とにかく気持ち良い。恥ずかしいとかどうとか言う次元ではない。頭の中が真っ白になり、気持ち良いと言うことしか分からないのだ。
結衣が夢中になったので、そこに宏一の手が伸びてきて結衣の小さな乳房を揉み上げ始めた。
「それもするぅっ、んああぁっ、だめぇっ」
結衣は更に快感を与えられ、もうどうしようもなく腰を使った。乳房を揉まれた快感は秘核を擦り付けて解消するしかないのだ。
「ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ」
結衣はどんどん気持ち良くなっていくのがよく分かった。
「ああっ、ああっ、だめ、いっちゃう、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ」
あの独特の感覚がどんどん大きくなっていく。しかし結衣にはどうすることもできなかった。しかし、この格好でいってしまったら倒れてしまうかも知れないという恐れが結衣をギリギリまで我慢させた。その間にも宏一の舌は結衣の小さな秘核を丁寧に舐め回し、乳房と乳首は揉み上げられている。結衣はとうとう限界を越えた。
「だめっ、いっちゃうぅっ」
結衣は限界を越えると、宏一の顔に股間を擦り付けたままグッと仰け反って絶頂した。今までで一番高い頂を越えたのだ。全身を快感が突き抜けた。
「ううううーーーーーーーっ、はうぅっ」
結衣の身体は宏一の上で大きく震えると、身体の力が一気に抜けてそのままぐったりと宏一の上に崩れ落ちてきた。まだ結衣の身体はピクッピクッと小さく震えている。
「んはぁっ、はぁっ、んん、んはぁっ、はあぁっ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、すごい、はぁ、はぁ、はぁ」
結衣は少しの間動けなかった。身体が勝手に震えて力が入らないのだ。その結衣の身体を宏一はそっと受け止めてベッドに横たえ、優しく髪を撫で始めた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
「結衣ちゃん、よく頑張ったね。すごくいったね」
宏一に髪を撫でられながら、結衣はコクッと頷いた。


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