ウォーター

第四百五部

 
「ベッドに連れてって・・・・もうだめ・・・・お願い・・・・休ませて」
結衣が息を弾ませながら微かな声で懇願してきた。完全に体力を使い果たしたのだ。
「そうだね。よく頑張ったね。良い子だ」
宏一は少しの間結衣を愛撫して慰めてから肉棒を抜いた。そして、一度結衣を湯船に入れて良く汗を流す。軽い結衣の身体は宏一の膝の上で大人しく抱かれており、結衣は宏一の肩に頭を乗せたまま、宏一に全てを預けている。
「疲れた?」
「はい」
「そのまま寝ててね。後で起こして上げる」
「はい・・・・・・少しだけ・・・・」
結衣はそう言うと、少しして寝息を立て始めた。そっと起き上がって結衣の身体を見てみる。明らかに由美より少し子供っぽい身体だが、スラリとした美人系の少女の身体はとても綺麗だった。宏一は『この子が、ここまで素直に身体を許してくれたのは、本当に辛い思いをしたんだろうな』と思った。
由美も洋恵も結衣も15歳だが、それぞれ身体はかなり違う。素晴らしいプロポーションで子供っぽさを少し残しながらも大人びてきている由美、子供っぽい身体ながらも張りつめた肌と弾力の洋恵、そして細い華奢な身体でモデル体型だが子供っぽいラインも残す結衣、それぞれが本当に可愛くて素晴らしいと思う。そして、今、目の前に横たわっている結衣はどれだけ抱いても必死に宏一の肉棒を受け入れて大人へと急速に駆け上がっている。
昨日と今日、宏一は結衣の身体を徹底的に愛してきたが、結衣はほとんど嫌がらずに宏一を受け入れ続けた。それには、きっと受け入れざるを得ない理由があったのだ。それも親の薦めという普段はあり得ないシチュエーションでだ。宏一は、結衣にしたことが少しでも結衣の気持ちの支えになったら嬉しいと思った。そして宏一は結衣にベッドカバーを掛けると、よく眠れるようにと隣のベッドに移って自分も目を閉じた。
宏一が目を覚ましたのは、宿の人が来て戸の向こうから声が掛かり、入り口横の部屋で朝食の支度が始まってからだった。隣を見ると結衣は全く目を覚まさない。よほど疲れているのだろう。宏一は浴衣を羽織ると朝食の用意をしている宿の人に、結衣が熟睡しているので朝食を終えなければいけない時間を遅らせることができるか相談した。すると、特に飲み物などの注文がないのなら、全て用意してしまって置いておくこともできるという。どうやら結衣の母親が女将の知り合いだと言うことが理由らしかった。そして、チェックアウトのお昼には朝食の食器はそのままにしておいても良いという。宏一は安心すると、丁寧に礼を言ってそのようにしてもらうことにした。
宏一は結衣が目を覚ましてくれると嬉しいと思いながら結衣の隣に滑り込んだが、結衣が起きる気配は全くなく、実際、目を覚ましたのは十時近くだった。
「宏一さん・・・・・・・」
「起きたの?」
「うん・・・・・・・」
そう言った結衣は、そのまま、また少し寝た。そして再び目を覚ますと小さな声で囁いた。
「起きます・・・・」
「眠たかったら寝てて良いよ」
「・・・・今、何時?」
「十時頃かな?」
「起きないと・・・・・朝ご飯は?」
「用意はできてるけど、チェックアウトの時までそのままにしておいて良いそうだから、結衣ちゃんが起きてから食べれば良いよ。お腹、減ってるだろ?いつでも食べられるよ」
「・・・・・・・・・」
結衣は返事をせず、また少し寝た。結局、結衣が起きたのは十時半頃だった。無言で起き上がると、浴衣を羽織ってから荷物を持ってそのまま洗面所に行き、しばらく帰ってこなかった。
戻ってきた時の結衣は浴衣姿のままだったので宏一は聞いてみた。
「結衣ちゃん、着替えなかったの?」
「着替えた方が良かったの?」
「ううん、そんなことないよ。でも、荷物持って行ったから・・・・」
「何でもないの」
そう言うと結衣はゆっくりとベッドに座ったままの宏一のところに来た。
「お風呂にも入ったんだけど、まだ少し眠い・・・・・。でも、もう時間がないから・・・・・」
「どうしたの?」
「もう一回だけ・・・・いい?」
宏一は少し驚いた。もう、てっきり結衣は帰るつもりになっていると思っていたのだ。
「もちろん良いけど・・・・、結衣ちゃん、痛みとかないの?」
「少し、熱いような痺れてるような・・・・でも大丈夫だから」
「身体はまだ寝てるだろう?」
「少し・・・・・でも、たぶん大丈夫だから・・・・あと少しだけ一緒に居て・・・・。私、こんなに甘えんぼになるなんて自分でも思ってなかったの。でも、もう帰る時間が・・・・」
「それじゃ、先に電車とか確認しておこうか。それなら時間を目一杯使えるから」
「はい」
結衣は荷物から帰りのチケットを取り出して確認した。
「お昼過ぎの電車だから、あと1時間半くらいはここに居られるね」
「そう・・・・・・、もうそれだけだなんて・・・・・」
「大丈夫。安心して」
宏一はそう言うと、フロントに電話して駅まで頼む車の時間を決めた。そして立ち上がって結衣の細い身体を抱きしめた。いよいよ最後の思い出作りだ。宏一は優しくキスをしながら結衣の身体を撫で回し、そのまま首筋や項を舐め回していく。撫で回していて分かったが、結衣は浴衣の下に何も着ていない。どうやらパンツさえ穿いていないようだった。これが結衣なりの愛される準備なのだ。
「んんんんぁぁん、いきなりそんなにして・・・んんんっ、んぁぁん」
「して欲しくないの?」
「そんなこと・・・・・んああぁぁぁ」
結衣は再び身体が熱くなってくるのを感じていた。浴衣の上から撫で回されているだけでため息が出るほど気持ち良い。次第に意識に薄い霧のようなものが掛かってきて恥ずかしいことでもできそうな気がしてくる。
宏一は抱きしめている結衣の身体が柔らかくなってきたような気がした。どうやら準備ができたようだ。宏一はお気に入りになった結衣の身体を眺めることにした。宏一だけベッドに座ってから目の前の結衣の浴衣の帯を解く。結衣は無言でそれを受け入れた。帯を解くと、結衣の細い身体が浴衣の間から見えてきた。やはり浴衣の下には何も来ていない。結衣はスッと手で茂みを軽く隠した。宏一が結衣の顔を見上げると、結衣は恥ずかしそうに斜め下を見た。
軽く開いた浴衣の間から見える結衣の身体は、乳房も膨らみは何とか分かるが乳首までは見えていないし、浴衣で隠れていて身体のラインは分からない。そっと宏一が手をどけると、ほんの小さな茂みが見えるが、秘裂まではっきりと見える程度にしか毛がない。
宏一は結衣の身体を軽く引き寄せると、結衣の股間に顔を埋めて舌を伸ばした。
「あっ、ちょ、ちょっと、んんっ、んぁっ」
結衣は最初驚いたが、宏一の舌の動きが優しいので嫌がりはしなかった。宏一の舌は結衣の秘核の近くまで伸びて秘裂をそっと割って優しく刺激してくる。
「んんんっ、んーーっ、あっ、んっ」
なぜだか分からなかったが、結衣は、こうされることが何となく嬉しい気がした。もちろん態度にはとても出せないが、静かに優しく愛してくれると感じたのだ。思い切って下着を着けずに戻って来たのも、直ぐに裸になるためではなく、こう言う姿の自分を受け入れて愛して欲しいからだった。宏一はそれをしっかりと受け止めてくれた。それが嬉しかった。
結衣の気持ちが次第に身体に現れてきた。
「んんん、んっ、んあっ、あっ、あう、んーーーっ」
結衣はいつの間にか宏一の頭を両手で抑えていた。最初は宏一の舌が奥に入りすぎないように抑えるためだったのに、いつの間にか宏一の頭をしっかりと固定して軽く自分から股間を突き出すような格好になっていた。そして、少しでも宏一の舌を受け入れようとしている。
気持ち良かった。次第に夢中になっていくのが自分でもよく分かる。他の友達がどんな風にしているのかは知らなかったが、こんな風に大人の愛され方を知っている子など他には居ないだろうと思いながら感じていた。静かで、優しくて、気持ち良くて、いやらしくて、まるで小説やレディスコミックの主人公になったような気がしていた。
しかし、既に圧倒的な快感に包まれた経験のある結衣はある程度以上には気持ち良くならないことに気が付いた。もちろんこの体勢でも乳房と乳首を可愛がってもらえればもっと気持ち良くなれると気が付いていたが、この姿勢で自分からおねだりするのは少し変な気がした。ただ、もっともっとと身体が欲しがってくるのは確かだ。
宏一も結衣が準備のための愛撫を楽しんだことが分かると、次に進むことにした。実はそのために舌を伸ばし切らずに、わざと秘核を取っておいたのだ。
「それじゃ、ベッドの上でお口の上においで。いいね?」
宏一はそう言うと、結衣の浴衣を肩から脱がせて落とした。結衣が全裸になると、結衣を誘ってベッドに上がる。既に秘核が疼いていた結衣は、大人しく宏一にリードされるまま、膝立ちで宏一の顔の上に秘部を持ってきた。
「膝立ちじゃなくて、膝を立ててごらん。ベッドのヘッドボードに手を突いて、足を突いてしゃがむ感じでおいで」
宏一は結衣をしゃがむ感じで口元に秘部を持ってきた。
「この格好は・・・・ああぁ、やっぱりこれは・・・・」
結衣はまたこの格好をさせられたことを少し嫌がったが、もう始めてしまったことだ。仕方なく言われた通りにした。これは始めるまでが一番恥ずかしい。ただ、慣れていないので、なかなか身体が安定しない。結衣はある程度経験があればもっと恥ずかしがったかも知れないが、経験が浅いだけに却って宏一に言われた通りにしてだけいるのだ。
「あぁ、こんな格好じゃ転んじゃう」
「身体がフラつくなら、胸の上に座ってごらん」
そう言うと宏一は結衣を口元に座らせた。ちょうど宏一の喉下の胸の上だ。ここに座ると、自然に足を大きく開かなくてはいけない。宏一は枕の位置を調整して、結衣の秘部を舐めやすいように頭の位置を決めた。
「やっぱりこんな格好でするの?」
「恥ずかしいかも知れないけど、いっぱい気持ち良くなれるからね」
「あぁ、こんなふうにするなんて」
「これでいっぱい舐めて上げられるね」
「そんなこと・・・・」
「お口で舐められると気持ち良いでしょ?」
「それは・・・・・・そう・・・」
「いっぱい舐めて欲しいでしょ?」
「そんなこと・・・・言えない・・・・。それより・・・・ああぁぁぁ、息が掛かると・・・・」
「どうなるの?」
「んああぁ、だから・・・・・んんんっ、息を掛けないで・・・・」
「だから、どうなの?ちゃんと言ってごらん?」
「ンあっ、んんっ、声が・・・・・・響いて・・・・」
「舐めて欲しくなる?」
宏一が結衣を見上げて言うと、結衣は微かに頷いた。
「そっとして欲しい?」
結衣はその問いに、自然に頷いてしまった。
「それじゃ、ゆっくり舐めて上げるね」
宏一はそっと舌を伸ばして結衣の秘部を舐め始めた。最初はチロチロと秘核の近くを刺激する。
「んああっ、んーーーっ、あっ、んんっ」
結衣は舐められてみて、初めて間違いを犯したことに気が付いた。こんなにゆっくり舐められたら我慢できなくなってしまう。既に何度も思い切り舐められているので、こんなにゆっくりと静かに舐められたら我慢できなくなって自分から腰を動かしてしまいそうだ。しかし、今回は宏一の胸元に座っているので腰は動かせない。さらに、ベッドのヘッドボードに掴まっているので手も使えない。宏一に焦らされながら舐められるしかないのだ。
「んあっ、あっ、んんんぁぁぁ、ああぁ、んんんんっ、こんなことっ」
結衣は頭の中が掻き回されるような壮絶な焦れったい快感の中で、身動きできずにどんどん夢中になっていった。空いている両手で宏一の頭を股間に押し付ければ気持ち良くなれることは分かっている。しかし、さすがに抵抗があってなかなかできない。それでも宏一は全開になっている股間を眺めながらゆっくりと舌先で結衣の秘部を舐めている。結衣は我慢できなくなりそうなので膝を閉じてみた。こうすれば舐められずに済むと思ったのだ。しかし、足を閉じても宏一の舌は同じように舌先を這わせている。それどころか、少し秘唇が閉じたことで宏一の舌は秘唇にも這い回り始めた。
「んんんーーーーーっ、んんぁぁぁ、こんなのぉっ」
結衣はもうどうして良いか分からなくなってきた。そして、とうとう我慢の限界に達した。「んんんんんん、あああぁぁ、もういやぁぁ」
結衣はとうとう我慢できなくなって、両足を開くと宏一の頭を強く掴んでグッと股間に押し付けた。
「んんんんーーーーーーーーーーっ」
結衣の身体に快感が吹き上がり、結衣は宏一の頭を股間に押し付けたまま仰け反った。そこに宏一が乳房に手を伸ばして一気に揉み上げてくる。
「こんなことぉっ、んああぁぁぁっ」
結衣は更に自分から腰を前に出して宏一の顔を小さな秘唇でべったりと覆い、更にグッグッと腰を前後に動かして快感を貪る。結衣の秘唇全体が宏一の口で塞がれ、一気に快感のレベルが上がった。
「くうぅぅぅーーーっ、んぁぁぁぁぁぁーーっ」
勝手に声が出る。結衣は声を止めようが無くて、思わず股間を見下ろすと、宏一と視線が合った。
「見ないでぇっ」
結衣は抱え込んでいる手で宏一の目を塞ぐと、更に股間を前後に動かして快感を貪った。結衣の快感は一直線に盛り上がり、一気に頂上へと上り詰めていく。
「・・・・っちゃうぅっ」
そのまま結衣は宏一の顔の上で絶頂した。その結衣の小さな乳房を宏一が揉み絞って最高の快感を与える。
「んんんんんーーーーーーーーーーっ」
結衣の細い身体がビクンと大きく震えた。凄い絶頂だった。結衣はどんどん絶頂が鋭く高くなっていくことに少し不安を覚えながらも、壮絶な絶頂に心から満足して身体をぐったりとさせてそのまま宏一の上に崩れ落ちた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
結衣は宏一の上に被さって身体を任せながら、だんだんこうすることに精神的な抵抗が少なくなってきたことに気が付いた。正直に言えば、自分から思い切り楽しんでしまったのだ。『女の身体に開発されるって、きっとこう言うことなんだ』と思った。ただ、ふと、相手が宏一だから言われるままに身体を任せているが、宏一以外の相手だったら、ここまで安心して夢中になれるだろうか?と思った。当面恋愛をする気はないが、いずれそう言う時も来るかも知れない。そう思うと少し複雑な気持ちになった。ただ、今はこうやって宏一に抱かれていることには十分満足していた。


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