ウォーター

第四百十部

 
「ああぁぁぁ、やっぱりお口が気持ち良いっ、ああっ、あうぅっ、ああっ」
洋恵は秘核が強く疼くのを感じながら宏一に左右の乳房を交互にしゃぶらせ、舐め、口の中で転がす愛撫を四つん這いの身動きのできない姿勢のまま感じていた。
「んああぁぁ、ああん、もういいでしょ?ああん、ねえ、ああんっ」
洋恵自身、最初はこの後宏一の口の上に乗るのを覚悟していたが、今は秘核がどうしようもなく強く疼くようになってきた。今は四つん這いで被さっているので足を擦り合わせることもできない。いつもならこのまま宏一の口の上に乗るのだが、今はもう中に欲しくて仕方なくなってきた。
「おねがい、このまま入れても良い?あああぁ、早くぅ、もう待てないぃ」
「もうおちんちんを入れたいの?」
宏一が聞くと、洋恵は乳房を右から左に移しながら答えた。
「ねぇ、今日は良いでしょ?ねえ、おねがい」
「仕方ない子だなぁ。それじゃ、ちゃんと何をしたいのか言ってごらん?」
宏一の出した条件を洋恵は素直に呑んだ。
「・・・このままバシバシしたい」
「それじゃ、いつものように手を使わずにおちんちんを入れなさい。まだ動いちゃだめだよ。できる?」
「する、よいしょ・・・」
洋恵は喜んで宏一の上に乗ったまま身体を後ろに下げ、上手に秘口に肉棒の先端を当てると上手に身体を後ろに下げて肉棒を飲み込んでいく。
「んあっ、あうぅっ、あっ、ああっ・・・」
洋恵の慣れた動きで固い秘口が押し開けられて肉棒の先端を飲み込んだ。そのまま洋恵は身体を後ろに下げていく。洋恵の声は可愛らしいが、腰を下げて飲み込もうとする圧力はかなり強く、力を入れて飲み込もうとしている。肉棒が既に潤いでスムースになっていた肉壁を掻き分けてどんどん奥へと入って行った。
「あ・あ・あ・あ・あぁぁぁぁぁ、やっぱりすごいぃ」
何度入れても肉棒で体の中から押し広げられる感覚がたまらない。
「さっきも入ってたでしょ?」
宏一がそう言いながら目の前に下がった乳房を指先で可愛がる。
「だってあれはぁ、ああああああ、センセが勝手にぃ、ああんっ、まだだめっ、まだ全部入って無いっ」
洋恵の肉壁は焦れったさを示すかのようにグイッグイッと容赦無く肉棒を締め上げ始めた。挿入の体位は正常位と同じなので肉棒の裏側の敏感な部分に洋恵の固い突起が当たってグリグリと扱いてくる。午前中に結衣に出しておかなかったら危ない所だったが、宏一はその肉壁を楽しみながら洋恵の乳首をからかった。
「ああっ、ちょっとっ、ああっ、はうぅっ」
洋恵は快感に動けなくなり、肉棒を全部飲み込む前に動けなくなった。
「もうこれ以上入れなくて良いのかな?」
「いや、全部入れたい」
「それじゃ、全部入れて準備しなさい」
「あああぁぁぁーーーっ」
洋恵は宏一の言葉に、身体をグイッと押し下げて肉棒を全部入れると、四つん這いから膝を立てて蛙のような姿勢になった。これでいつでも開始できる。
「あうううぅ、ああぁ・・・・はいった」
「良い子だ。上手にできたね」
「奥まで・・うう・・・来てる」
「凄く締め付けてるよ」
「ああぁ、はやく、はやく・・・」
「まだだよ。ほうら、おっぱいを可愛がると洋恵ちゃんのおまんこが・・・ほら、動いておちんちんをもっと締め付けてくる」
「あああああ、我慢はもういやぁ、おねがい、早くぅっ」
洋恵は肉棒を銜え込んだ中腰のまま宏一の許可が出るまで頭の中が煮えたぎりそうな快感を必死に我慢した。
「良い子だ。もうすぐ始めるんだよ」
宏一はそう言いながらも洋恵の乳首をチロチロと可愛がり、洋恵の表情が快感に歪むのをたっぷりと楽しむ。洋恵の肉壁はぎゅうぎゅうと肉棒を締め付けて動かない肉棒から快感を生み出していく。
「ああぁぁーーーー、もう我慢できないっ。させてぇーっ」
洋恵がとうとう限界に来た。宏一はいよいよ洋恵の待ち望んだ言葉を与える。
「そうら、始めなさい」
そういってポンと腰を突き上げた。すると洋恵の腰も突き上げられた。それで十分だった。
「はうぅっ、ああっ、ああっ、ああっ、すごいっ、ああっ、ああっ、ああっ・・・・」
洋恵は夢中になって腰を上下に振り秘口を宏一の腰に打ち付け、肉棒を限界まで飲み込んでは先端ギリギリまで抜き、また思い切り奥まで飲み込んでいく。洋恵の頭の中で電気がバチバチッと弾け散った。
「うああぁっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ」
もちろん宏一に乳房をしっかりと揉んでもらうために腰を激しく動かしても洋惠は宏一にかわいがられている乳房の位置は全く変えない。その差し出された乳房を宏一は洋恵を見ながらぎゅうぎゅうと揉み、小さな乳首を指で押し込んだり指で挟んだりして更に快感を与えていく。
「ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ」
洋恵は一直線に駆け上がっていく。もちろん洋恵の肉壁の締め付けが凄いが宏一は何とか耐えている。しかし、このままでは宏一もそんなに持たないと思った。
しかし、たっぷりと焦らされてからやっと解放され、思い切り快感を貪っている洋恵の方が先に限界を向かえた。
「ああっ、いっちゃう、ああっ、ああっ、いっちゃうぅぅっ」
「いきなさい」
「ああっ、ああっ、ああっ、ああっ・・・はうぅーっ・・はうっ、はうっ、ううっ」
洋恵は宏一にぎゅっと乳房を揉み上げられたまま身体を硬直させ、そのまま身体を大きく何度も震わせた。
「ううぅっ・・・・ううっ・・・・うっ・・・・・うっ」
洋恵は満たされた身体をゆっくりと宏一の上に被せていった。それを宏一が優しく受け止めて抱きしめる。洋恵は頭の芯まで快感で痺れたまま、息を弾ませながら安らぎに浸っていた。『どうしてセンセにされるとこんなに気持ち良くて幸せになれるのかな?』と思った。
しかし、まだ宏一の肉棒は洋恵の中に刺さったままだ。洋恵の肉壁が動かなくなったので宏一は軽く下から肉棒を突き上げた。
「あっ、まだだめ」
洋恵は敏感になった身体を持て余して宏一に抗議した。しかし、宏一はゆるゆると肉棒を出し入れしながら洋恵を挑発していく。
「ああん、だめぇ、それされたらまた始まっちゃうからぁ」
洋恵は自分から腰をクイクイと動かし初めて肉棒を深く入れようとした。これでお代わりが始まるものだと二人共思っていた。
しかし、突然洋恵の携帯が鳴り出したことで洋恵のその気は吹き飛んだ。携帯はちゃぶ台の上にある。慌てて洋恵は起き上がって自分から肉棒を抜き去ると、直ぐに携帯に飛びついた。
「香奈?どうしたの?」
どうやら香奈からの電話だったらしい。洋恵は何事も無かったかのように話し始めた。これだけは宏一が本当に感心するくらい、洋恵はおくびにも出さない。
『洋恵、あんた今、どこに居るの?』
「家だよ?どうして?」
『家?そうなの?』
「もちろん、どっかに呼び出そうって言うの?」
『そうじゃないけど・・・・まぁいいや、ちょっと話があってさ』
「どうしたの?」
『あんた、またデートの途中で帰っちゃったんだって?私、知らなかったけど、あんた、いつも早く帰っちゃうんだって?彼からの文句が回ってきたよ』
「途中で帰ったなんて、そんなことない。だって、そんな雰囲気じゃなかったんだもん。居るだけ無駄って感じでさ」
『あんた、私の顔潰さないでよね。気に入らないならさっさと断れば?。それをわざわざ部屋まで行って、それで何度も帰るなんて変だよ』
その『部屋まで行って』という言葉には、明らかに『やってるんだろ』という意味が入っていた。
「だって、気持ちが乗ってなかったのはあっちだよ。私はちゃんと大人しくしてたもん」
『それが問題なんじゃないの?さっきこっちから確認したら、あんたは冷めた感じで冷静だから気持ちが乗らないって言ってたんだから』
「そんなことないって。ちゃんとすることしたし、優しくして貰って嬉しかったし」
洋恵はすっかり会話に夢中になっていた。しかし、置き去りにされた宏一は面白くない。洋恵は入れてもおくびにも出さないのだからと、宏一はベッドを降りると洋恵の後ろに回った。
洋恵はそれに気が付くと少し嫌がったが、宏一は易々とちゃぶ台の前の洋恵の腰を持ち上げ、そのまま肉棒をゆっくりと入れていった。洋恵の会話が終わるまで肉壁の動きを楽しもうとしたのだ。洋恵は最初、全く反応しなかった。
『それじゃ、あんたはこのまま付き合っていくつもりなのね?』
「そう」
『だったら、あんたの言い分も聞こうじゃ無いの。何が不満なわけ?』
「だってさ、処女がいいって言うんだよ?信じられる今時?」
『あぁ、それね、紹介してくれた子にも確認して、それも聞いたわ』
「だったら最初に聞けば良いじゃないの。そうすれば教えたのに」
『あんた正気?紹介して貰った女の子に処女かどうか聞けって言うの?そんなことできると思う?』
「できないならそんなこと気にしちゃだめだって思わない?」
『あんたね、バージンが好きな男って必ずいるもんなの。自分に自信が無いやつとかなら、処女なら、失敗しても笑われることないからね』
「アタシ、笑ったりしないよ。本気になりかけてたんだから。ちゃんと付き合ってたよ。だから許したのに」
じわじわと宏一の肉棒に洋恵の肉壁が反応し始めた。洋恵は不味いと思ったが、今すぐに切れば明らかに不自然だ。
『そりゃそうだろう。でもね、男はそれで傷つくんだよ』
「それじゃ、どうしろって言うのよ。アタシは冷めてなんか居ないし、できるだけ相手の気持ちを受け入れてるし、部屋にだって行ったのよ」
『それを解決するのが二人の気持ちの通じ合いなんじゃないの?洋恵、あんたそんなんで、上手くいくと思う?』
「だから私だって困ってるの」
宏一は全く動いていないが、洋恵はだんだん快感が強くなってきて拙いと思った。
『良い?あんたが紹介してって言うから紹介したんだよ?だから間に入った奴としたくもないデートだってしたし、きちんと相手が真面目に付き合いたいって思ってるのも確認した。それに・・・・・』
香奈が長々と話している間、洋恵はちゃぶ台に手を突いた姿勢で貫かれながらじっと話を聞いていた。しかし、洋恵の肉壁が動き始めたことに気が付いた宏一が洋恵の乳房に手を伸ばしてきた。さすがにこれ以上されたら声に出ると思った洋恵は何度も宏一を手を払って防いだ。しかし、最後はとうとう両方の乳房を宏一の手に包まれてしまった。ただ、幸いなことに宏一は手を動かそうとしなかった。だから洋恵は更に焦れていった。
『・・・・だからこそ、あんたが相手に合せないといけないんじゃないの?』
「それは・・・・そうかも・・・・だけど・・・・」
『そうかもじゃないよ。こっちはあんたのおかげで謝ってばっかりだよ。そりゃ、向こうはただの高校生で、年上好みのあんたには不満かも知れないけど、大人じゃないんだから、高校生なんだから』
「それくらい分かってる」
『分かってるって言うの?本当に?』
「わかってるわよ」
洋恵は拙いと思った。身体が感じたくて仕方なくなってきた。早く切らないととんでもないことになる。
『それじゃぁ聞くけど、早めに帰った後、あんた毎回、どこに行ってたのよ』
「帰った」
『家に?本当に?』
「当たり前じゃないの」
『それじゃぁ、今は?』
「家って言ったでしょ」
『それなら、今あんたの声を聞いてる人は誰か居る?』
その問いに洋恵はゾッとした。香奈は気づいているのかも知れないと思った。
「そんなのいないよ」
そう答える以外にない。
『それじゃ、あんたが話しても聞いてる人は居ないんだね?』
「居ないよ」
『それじゃ、私の言うとおりに繰り返して今そこで言ってみて。良い?』
「何なのよ・・・・良いよ」
『はっきりと大きな声で言うのよ?良い?もう我慢できない、思いっきりして、って言ってみて』
洋恵は背筋が凍り付いた。もちろん感じて我慢できなくなってきているのは変わらないが、どうしてバレたのだろうと思った。
「どうして・・・・・」
『バレてないと思った?だんだん息が荒くなってるのに気が付かないって?それに声も少し震えてきてるじゃないの?あんたが今どんな状態かはどうでも良いけど、さぁ、大きな声ではっきりと言いなさいよ』
「そんな・・・」
『大好きなセンセの所に転がり込んでるのはお見通しなの。それくらい分からなくてこんな事できないからね。さぁ、言ってみなさいよ。それとも、ごめんなさい。私が全部悪かったです、って私に謝る?ペナルティーはもちろんあるよ。さぁ、どうする?』
「それは・・・・ん・・・・」
『おや?そろそろ本当に我慢できなくなってきたみたいね?それじゃぁいいこと教えてあげる。ちゃんと大きな声で言ったら、ペナルティーは無しで良いよ。早く良いなさい』
普段は親身で優しい香奈だが怒った時は本当に怖い。洋恵は言いたくなかったが、ここは香奈の言うことを聞くしか無いと思った。
「センセ、もう我慢できない。思いっきりして」
洋恵がそう言うと、通話を切ったと思った宏一の両手が動いて肉棒も出没を始めた。
「くうぅっ、くっ・・くぅっ・・・ううぅぅっ」
洋恵の頭の中が真っ白になった。すると香奈の声が聞こえた。
『あんたも可愛そうだよね』
そう一言だけ言うと切れた。



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