ウォーター

第四百三十五部

 
「・・・ふっ・・・・んん・・・・・・んあ・・・んんっ・・・」
香奈の口から甘いと息が漏れ始めた。
「香奈ちゃん、感じてるみたいだね。嬉しいよ」
宏一は更に香奈を抱きしめて項を優しく舐め始めた。
「んんん・・・・あ・・・・・ああぁん・・・んあぁぁ・・・」
だんだん香奈の反応がはっきりとしてくる。
「んん・・・・ああぁぁぁ・・・・んああぁぁ・・・・ああんっ」
香奈に被さっている宏一が少し上体を起こして肘で身体を支え、香奈の乳房を可愛がり始めると、香奈の反応は更に強くなった。
「あああああ・・・・・ああんっ、ああっ、んああぁぁっ、あうぅぅん」
香奈は感じていることを見られるのが恥ずかしいのか、少し横を向いて喘ぎ始めた。
「気持ち良い?」
宏一が聞くと、コクンと頷く。宏一は挿入しているだけで全く動いていない。ただ香奈の肉壁は少しだけ動き始め、それで香奈が感じているのだ。
「さぁ、もっと感じるんだよ。可愛いよ、香奈ちゃん」
宏一は香奈の両足をM字に大きく広げて折り返し、秘唇を大きく剥き出しにして肉棒をグッと奥まで差し込むと、香奈は大きく仰け反った。挿入される感覚が変わったのだ。
「んああぁぁっ、そんなにしたらだめぇっ」
「もっともっと感じるんだよ」
宏一が肉棒を奥深くまで差し込むと、香奈は声を上げ、仰け反ってずり上がりながら肉棒から逃げだそうとする。仰け反って突き上げられた乳房はツンと上を向いて尖り、先端が小刻みに震えている。それを両手で包み込んで乳首を指先で可愛がると香奈は更に声を上げた。
「そっちもするぅっ、ああっ、同時はだめぇっ」
香奈は肉棒から逃げだそうと身体をくねらせて悶え続け、肉棒が少し抜けたところで宏一が再度肉棒を押し込むとまた声を上げて仰け反った。
「良い子だ。上手に感じてるね。ほうら」
宏一は膝立ちになって悶えながら肉棒から逃げ出そうとする香奈を優しく見下ろし、何度も肉棒を押し込んで香奈の悶える姿をたっぷりと堪能した。
「あああっ、どうしてこんなに、動いて無いのにぃっ、あああっ、すごいぃっ」
「奥が気持ち良いのかな?」
宏一はまた肉棒を押し込んだ。
「んあぁっ、それはっ、だめぇっ」
香奈は何度もずり上がって肉棒を浅くしようとする。
「痛いの?」
「ンあぁぁっ、違うけど、すごすぎるぅっ」
「それは、感じてるんだね。良かった」
「あうぅっ、そんなに何度も奥まで入れないで。ああぁっ」
香奈は驚きの声を上げた。こんな感じ方は初めてだった。今まで肉棒を受け入れた時は痛みが無くなった時点で出没を許したが、その時はこんな感じ方では無かった。確かに気持ち良かったが、このような逃げ出したくなるような膨大な快感では無かったからだ。巨大な宏一の肉棒は奥までしっかりと刺さっており、入り口から奥まで肉棒の存在が全体がはっきりと分かる。
「こんなに入れたらだめぇぇぇっ」
「ダメだよ。香奈ちゃんはこのおちんちんが好きになるんだ」
そう言って宏一はまた肉棒を奥へと入れた。
「ぐあぁぁぁぁっ、突き抜けちゃうぅぅっ」
「ほうら、何度でも入れちゃうよ」
「ぐぅぅぅっ、す、すごいぃっ」
香奈は足をM字に大きく開いたまま何度も仰け反り、宏一に乳房を揉まれて更に喜んだ。すると、香奈の反応が変わってきた。
「ああっ、ちょっと、待って、ああっ、待ってっ」
「いきそうになってきたんだね。そのままいってごらん」
「違うの、待って、ああっ、ダメ、ああぁっ、変になっちゃうぅっ」
「さぁ、安心して変になりなさい。抱いててあげるから」
そう言うと宏一は香奈に被さり、小さな身体を抱きしめた。
「ああっ、いやぁっ、こんなの変っ、ああっ、だめぇぇっ」
香奈は先程や以前にいった時と余りにも違う感じ方に戸惑っていた。しかし、香奈の身体は宏一を完全に受け入れている。香奈は抱きしめられたまま絶頂した。
「んああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・くぅっ」
宏一の腕の中で香奈の身体がビクッビクッと震えた。宏一はそっと肉棒を抜き去った。香奈の肉壁の締め付けと絡みつきだけでは到底宏一が終わるところまでいかなかったが、宏一は少女に絶頂を与えられて満足だった。宏一は肉棒を抜き去って香奈を抱いた。
「上手にいけたね」
「すごかった。あんなになるなんて・・・初めて・・・」
金浜大輝を弾ませながらも、素直に宏一に抱かれていた。そして『今までいったと思った感覚はなんだったんだろう?』と思った。あの時も気持ち良いとは思ったが、今野とは段違いだ。そして『こんなに気持ち良いなら、洋恵が夢中になったのも仕方ないか』と思った。いった時も気持ち良かったが、今、こうやって抱かれていると心から安らげる。こうしていられるなら親に嘘をついて出てきたことなど何でも無いと思える。宏一に優しく髪を撫でられるだけでため息が出るほど気持ち良いのだ。そして『洋恵が譲ってくれて良かった』と思った。今日から宏一は香奈のものなのだ。
「奥に入れると嫌がってたけど、どうして?」
「よく分かんない・・・・・・・でも、なんかすごいの、奥が」
「きっと香奈ちゃんは奥が感じるんだね」
「わかんない・・・・・・」
香奈はそう答えたが、宏一が言うならきっとそうなのだろうと思った。
「それって変なの?」
「まさか、女の子によって感じる場所だって感じ方だって違うよ」
「宏一さん、動かなかったよ」
「そう、香奈ちゃんはまだ経験が少ないからね」
「宏一さんで三人目」
「人数じゃ無いよ。それは香奈ちゃん自身が一番分かってるでしょ?」
宏一に髪を撫でられながら、香奈はコクンと頷いた。香奈はバージンではないことをはっきりと言っておく必要があると思ったのだ。
「香奈ちゃん、あのね、最初から思い切りズボズボすることばっかり覚えると、だんだん感じなくなってくるんだよ。身体が強い刺激に慣れちゃうからね。俺は香奈ちゃんの身体を大切にしたいから、なるべく強くズボズボしなくても感じるようにしたいんだ」
「そうなんだ・・・・・・・・」
香奈は宏一の考えに納得した。そしてふと、あの巨大な肉棒で思い切りズボズボされたらどうなるのだろう?と思った。
「もちろん、香奈ちゃんにはいろんなのを教えてあげる。ズボズボだってするよ。いつもじゃ無いけどね」
宏一は香奈の考えを見透かしたように言った。香奈は何も言わず宏一の胸で髪を撫でられていた。もう何も言わなくても満たされていた。心も身体も満たされた香奈は、静かに宏一の指が身体をなぞっていく感覚だけを感じていた。そして、『これで女の身体になったんだ』と思った。
その頃、洋恵は自分の部屋で塞ぎ込んでいた。香奈を宏一の部屋に送り込む段取りを付けた後、放課後に洋恵は新しい彼とデートした。もしそう言う雰囲気と場所があれば許す準備はできていた。しかし彼は型どおりのデートだけしたし、洋恵がわざと匂わせて雰囲気を作っても、明日なら時間があると言うだけだった。香奈と宏一のことが気になって仕方が無い洋恵は、少しでも二人のことを忘れようとギリギリまで彼にくっついていたが、とうとう彼は帰ってしまって放り出されてしまった。それで仕方なく帰宅したのだ。
洋恵自身、学校でははっきりと彼の方を選択したのに、こんなにも香奈と宏一のことが気になることに驚き、不安になった。更に言えば、香奈のことよりも宏一のことが気になって仕方が無いのだ。宏一が自分にしたように香奈に優しいことをすると思うと心が不安で溢れてしまう。洋恵は宏一にバージンを奪われてから、一時期離れていた時もあったが、ずっと宏一に身体を開発されてきた。そして、離れていたときも結局洋恵から宏一のところに戻り、また元の関係になったのだ。洋恵は宏一無しでいることがとてつもなく不安だった。
そして洋恵は、ある一つのことを猛烈に恐れていた。それは、宏一が香奈のものになったことをはっきりと証明されること、すなわち、宏一の部屋から香奈が電話を掛けてくることだった。以前、自分が宏一の部屋から貫かれながら彼と電話したことを知っている香奈なら、ダメ押しのために洋恵に電話してくることは十分に考えられた。宏一に気持ちが残っている洋恵に思い知らせるにはそれが一番なのは香奈も洋恵自身も一番良く知っているのだから。洋恵は、そんなことをされたら自分は壊れてしまうかも知れないと思い、携帯を睨みながら、それが鳴ることを心の底から恐れていた。しかし携帯は静かなままだった。
その夜、洋恵はベッドで一人上手に耽った。寂しかったと言うよりは不安を忘れたかったし宏一に抱かれている時の感覚が忘れられなかった。優しく焦らされて我慢できなくなってから圧倒的な肉棒を挿入されて夢中になる感覚が懐かしかった。それまでも軽く一人上手をしたことは何度もあったが、その夜、洋恵は初めて一人上手をした時に自分で指を入れて激しく自分を責め立て、ベッドの中で絶頂した。そして、それを何度も繰り返した。しかし、洋恵の心が満たされることは無かった。
「ねぇ・・・・」
「どうしたの?」
「指で触られるだけで気持ち良い・・・・・」
「香奈ちゃんの身体がまた感じてきたんだね」
「そうかも・・・・・・」
「我慢できなくなったら言うんだよ」
「我慢できなくならない」
「そうかな?」
「宏一さんは、私が我慢できなくなるって思うの?」
「うん」
「そうしたら、私が言うこと聞くって?」
「言うこと聞くって言うか・・・・・そうかも知れないし・・・・」
「私、そんな女の子じゃ無いわよ」
「そうかも知れないね」
「それでも良いの?」
「良いも悪いも・・・・」
「そうか、私が入れ替わったんだもんね」
「そんな言い方しなくても・・・・・」
「でも・・・・・・」
「どうしたの?」
「指が・・・・・・」
「また感じてきた?」
「そう。さっきよりも・・・・感じてる・・・・みたい」
香奈がだんだん感じてきたので、宏一の指は香奈の感じるところを探り出し、そこを集中的に可愛がり始めた。
「あ・・・・そんなことするなんて・・・・んんんん・・・それは・・・・」
「なんだい?」
「感じるところを・・・・・・・ばっかり触って・・・・」
「女の子だって感じたいだろ?」
「それはそうだけど・・・・・・でも・・・・・・指だけでなんて・・・・・」
「おやおや、指だけじゃなかったら、どうすれば良いのかな?」
宏一はだんだん香奈が我慢できなくなってくるのがよく分かった。明らかに香奈の身体の反応が良くなっているし、香奈の言葉からも感じているのが分かる。
「するならちゃんとした方が・・・・・・」
「まだだよ。香奈ちゃんの身体はさっきいっぱいしたからエネルギー充填中なんだ。だから、もう少し待たないとね」
「それが我慢できなくなるって事?」
「うん、そうだよ。もっと強くすれば香奈ちゃんは今でも感じるけど、それだともっと疲れちゃうからね。だから弱くしてるんだ」
「でも・・・・・」
香奈は宏一の胸に顔を擦り付けて言った。
「もう大丈夫かも・・・・・」
「大丈夫?何が?」
宏一はわざと惚けた。
「なんでもない」
香奈はもう我慢できなくなってきていた。しかし、我慢できなくなってもどうすれば良いのかよく分からない。
「ところで、さっきは少し痛かったみたいだけど、今はどう?
「もう大丈夫」
「痛くないの?」
「まだちょっと変な感じがするけど、痛くはないの」
「良かった。痛くなったら、直ぐに言うんだよ。良いね?」
「うん、分かった。またするの?」
香奈はそっと期待を込めて聞いた。
「もちろん。だけど、もう少し待ってからね」
「まだ待つの?」
「うん、香奈ちゃんの身体の準備ができてから」
「もう、大丈夫みたい」
「そうなの?まだそんなに感じてるように見えないけど」
「そんなこと無い。大丈夫。感じてるから」
「そんな風に冷静に言われてもなぁ・・・・」
宏一自身はもっと香奈がはっきりと感じて声を上げてからだと思っていたが、香奈がそう言う以上、少し試してみるべきだと思った。
「しないの?」
香奈は再度求めてきた。
「それじゃ、我慢できないほどじゃないみたいだけど、可愛がって上げるね」
宏一がそう言うと香奈は喜んだ。
「して」
と言って自分から仰向けになる。
「どこまですれば良いのかな?」
宏一がそう言って仰向けになった香奈の乳房を可愛がり始めると、香奈はいきなり声を上げた。
「ふあぁぁぁぁぁ、やぁ、変な声がぁっ」
香奈は自分でも驚いた。さっきよりも更に気持ち良い。自分でも乳房がこんなに感じるとは思わなかった。気持ち良すぎてじっとしていることさえできない。どうしても身体を動かさないと我慢できないのだ。女の子同士でこっそり見たアダルトビデオとおんなじだと思った。
宏一も香奈がこんなに感じることに驚いていた。先程までの冷静な会話とは大違いだ。香奈の乳首をコロコロと可愛がりながら形の良いロケット型の乳房を揉み回すのはとても気持ちが良い。



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