ウォーター

第四百三十九部

 
香奈は声を出しながら、『私ってこんな声を出すんだ』と驚いていた。そして洋恵のように年上としている女の子が放つ色気の理由が分かったような気がした。『こんなことされてれば、そりゃ色っぽくもなるよね』と思ったのだ。
特に乳房を可愛がられると秘核が熱くなるが、肉棒の上に座っているので軽く押し付けるだけでそれが快感に変わる。『こんな事してたら、直ぐに身体が欲しがっちゃう。胸を触られるだけで直ぐに我慢できない子になっちゃう』と思うと少し怖い気もする。香奈は声を出しながら自分が変わっていくと言う実感に戸惑っていた。
「さぁ、そろそろベッドに行こうか」
宏一が再び耳元で囁くと、もはや香奈には抵抗する気持ちが完全に無くなっていた。宏一にお姫様抱っこで抱き上げられた。
「優しくして・・・・そっとよ」
香奈はお姫様抱っこされ、宏一の首に手を回しながら甘えている自分に少し驚いたが、そんな自分が嬉しかった。
宏一は香奈をベッドに寝かせると、直ぐにTシャツを脱がし、香奈の素晴らしい乳房を露わにした。ツンとロケット型で上を向いて尖った乳房が宏一を夢中にする。
「それじゃ、いきなりはしないからね」
そう言うと宏一は乳房の周りを両手の指先でなぞるように愛撫し始めた。
「ああん、くすぐったいし」
香奈はそう言ったが、嫌では無かった。ただ、直ぐに焦れったくなり始めた。
「あん、ちょっと、くすぐったいぃ」
「直ぐにされるより、こうやってそっとしたほうが良いんだろう?」
「でも、これは、あああ、これをされると、ああん、ちょっとぉ」
「焦れったくて我慢できなくなったら言うんだよ」
「言ったら、どうなるの?触ってくれるの?」
「もう触って欲しくなったの?」
「聞いてみただけ」
「そうなんだ。それじゃ、我慢できなくなったら教えてね」
宏一はそう言うと、両手の指全てを使って香奈の乳房の周りを撫で回していく。
「ちょっとぉ、朝からこんなイヤらしいこと、ああぁぁぁ、だめ、いやぁ」
「焦れったくなってきたんだね。感じてくれて嬉しいよ」
宏一の愛撫に香奈はだんだん我慢できなくなってきた。身体を捻ったり仰け反ったりして何とか耐えようとしているのがとても可愛らしい。両足も擦り合わされ始めた。
「あああああああぁ、朝はそんなに感じないって聞いてたのに、どうしてこんなに、ああぁぁぁ」
「そうなんだ。でも、丁寧に可愛がると女の子は朝でも感じるんだよ」
「だから大人って、ああぁぁぁ、女の子を思い通りに仕付けるなんて」
「仕付けるんじゃ無くて、開発する、でしょ?」
「女の子の身体を開発して教え込むなんてぇ、あああぁぁ」
「そうだよ。香奈ちゃんの身体に教えてるんだ」
「イヤあぁぁぁ、ああああ、こんなにされたら・・・・あああぁぁ、我慢できなくなる」
「そうだよ。そろそろ我慢できなくなってきた?」
宏一の言葉に、香奈はコクンと頷いた。
「それじゃ、香奈はおっぱいを可愛がって欲しくて我慢できません、て言ってごらん?」
「そんなことぉ、いやぁぁ、絶対に言わないぃ」
「そうなの?それじゃ、もっともっと焦れったくなるよ」
「いやあぁぁぁぁ、はやく優しくして」
「だあめ、ちゃんと言いなさい」
「いやぁ、言いたくないぃ」
「言うまでこのままだよ」
「いや、いやぁぁ、はやくぅ」
「言いなさい。言ったら、ほら、気持ち良くなるよ」
宏一はそう言うと、そっと乳首を指先で触った。
「んあああぁぁぁっ」
それだけで香奈の身体の中にとろけるようか快感が走り抜ける。しかし一瞬だけだ。宏一はこれで香奈が我慢できなくなるかと思ってしたのだが、香奈は却って冷静になった。
「意地悪。そうやって洋恵を思い通りに開発したのね」
「そんな人聞きの悪いこと言うもんじゃないよ」
宏一はそう言いながら、相変わらず指先を総動員して香奈の乳房を撫でている。すると強気だった香奈の身体がまた焦れったさを強めてきた。宏一の意地悪な焦らしで香奈は強気な言葉を口にしたが、本当に我慢できなくなってきた。
「あああぁぁ、宏一さん、本当にもう我慢できない」
「それじゃ、香奈ちゃんの恥ずかしい言葉を聞かせて?」
「恥ずかしい言葉?」
「そう、香奈はおっぱいを可愛がって欲しくて我慢できません、て」
「ああぁぁ、それは・・・・いやぁ」
おねだりは香奈にとって恥ずかしい言葉と言うよりも屈辱的な言葉のように思えたのだが、宏一に言われて香奈はプライドの問題では無いかもしれないと思い始めた。そして、恥ずかしい言葉なら言っても良いかもしれないと思った。
しかし、もともと意志の強い香奈はそれでもおねだりを口にしなかった。
「あああ、でも言えない・・・だから早く・・・・・やさしくして」
宏一は香奈は言わないかも知れないと思いながら、最後の技を繰り出した。両手で乳房をそっと掴むと、口で乳房を舐め回し始めたのだ。もちろん乳首の周りだけだ。そのねっとりとしたしたの焦らしに香奈は耐えられなかった。
「ああああぁ、それは嫌、言うから、言うからして」
「良い子だ」
宏一はねっとりとキスをして舌を絡めた。香奈は舌をゆっくりと絡めながら気持ちの抵抗を脱ぎ捨てた。たっぷりとキスをした香奈は初めてのおねだりを口にした。
「香奈はおっぱいを可愛がって欲しくて我慢できません」
「良い子だ。ご褒美だよ」
そう言うと宏一は香奈の乳房を優しく揉み上げた。
「はあああぁぁぁぁぁっ」
それだけで香奈は仰け反って喜んだ。宏一は香奈の首筋を舐めて喜びを増幅する。更に宏一は指先で乳首を可愛がり、更に口の中で乳首を転がして香奈を更に喜ばせる。香奈は大きく仰け反ったまま喜び続けた。
「あああぁ、こんなことされたら、ああああぁ、やぁ、きっとまた言いたくなる、あぁぁ、止めちゃいや、あああぁぁ、だめぇ、凄く気持ち良い、あああぁぁぁぁぁ、朝からこんな事するなんて」
香奈は自然に足を擦り合わせながら、たっぷりと宏一の与える喜びの海に浸り続けた。宏一はあらゆる技を使って香奈の乳房を可愛がった。舌で優しく転がし、指で乳首を挟んだり転がしたり、軽く吸い込んだり、指でそっと摘まんだりすると、その度に香奈は声を上げて喜んだ。その喜びの海に、香奈はこのまま宏一に仕付けられても良いと思い始めた。自分のプライドと引き換えにしても良いと思えるほど気持ち良かったのだ。
とうとう香奈のスイッチが入った。
「ああぁぁ、もう我慢できない。ちゃんと全部して」
その言葉に、宏一は香奈のパンツに手を掛けた。もはや香奈は嫌がらず、そっと腰を持ち上げて協力した。
宏一は全裸の香奈を見下ろし、本当に可愛いと思った。そして香奈から激しく感じる声を絞り出したいと思った。
「そんなに見ないで」
香奈の声に宏一は香奈の両足を開いて持ち上げM字にした。
「口で・・・・・舐めるの?」
「どうしようかな?」
宏一は舐め上げる体勢に入ったまま、息と声で焦らし始めた。
「あああぁぁ、それは・・・・ああっ・・・・熱い・・・・」
既に舐められる喜びを知っている身体は息だけでも焦れったくなってくる。
「舐めて欲しくなってきた?」
「それは・・・・ああっ・・・」
「香奈ちゃんはどこまで我慢できるのかな?」
「そんなこと言うなんて・・・・サイテー」
「そうなの?でも、ほら、香奈ちゃんのここが動き始めたよ。いやらしくゆっくり動いてる」
「そんなの実況しないで」
「だあめ、いっぱい言っちゃう」
香奈は宏一のじっくり焦らすやり方に慣れ始めていた。性急に次々と求められる同年代の彼しか知らなかった香奈にとって、自分の方が先走りしそうなゆっくりとしたやり方は恥ずかしさが増す分、その後の快感も大きい。香奈は自分の身体がどんどん感じやすくなっていくことに気が付いていた。宏一に焦らされるのはイヤだが、身体が感じやすくなるのは嬉しい。だから香奈は宏一のやり方を完全には嫌がれ無かった。だから香奈は我慢できなくなってくる
「そんなに焦らさないで。焦らされるのはイヤ、するなら早く」
その香奈の言葉は嫌がっているよりも催促しているようだ。
「香奈ちゃん、我慢できなくなってるんだね。もう少しだよ。もう少しで気持ち良くなれるからね」
宏一は香奈の秘核の近くで話すので、その度に香奈の秘核がズーンと響いて焦れったくなる。
「いや、もうイヤ、ああああっ、そんなに話さないで」
「だあめ、こうすると香奈ちゃんが感じるんだから」
「もう分かった。感じるから、分かったから、だから早く」
「そうなの?もう我慢・・・」
「早くぅっ」
香奈の言葉は悲鳴のように聞こえた。もう本当に限界らしい。そこで宏一は香奈の秘部をねっとりと舐め始めた。ゆっくりとだ。
「ああああぁーーーーーーーーーっ」
香奈は舐められる快感に両足を全開にしたまま仰け反り、頭の中にたっぷりと舐められる快感を焼き付けた。いつの間にか香奈の手は宏一の頭を股間に抱え込んでいる。更に宏一は香奈の乳房を揉み込んできたので、香奈は壮絶な快感に放り込まれた。
「ああぁぁぁぁぁ、そんなに全部はだめぇぇぇぇぇ」
香奈は仰け反って声を上げながら『朝からするのがこんなに感じるなんてっ』と思った。明るいので夢中にはなれない筈だったのだ。しかし、今は昨夜よりも感じている。能に直接響く快感が凄いのだ。もともとゆっくりだった宏一の舐め方が更にゆっくりになってきた。
「お願いよぉ、あああああああぁぁぁ、止めちゃいやぁ」
香奈は思わずとんでもないことを口走って自分でも驚いた。しかし、宏一の行方が再びゆっくりと全体を舐めるものに戻ると、安心して感じている自分に気が付いた。『こんな恥ずかしいことされるのが嬉しいなんて』と思ってから、『私、嬉しいと思ってるんだ』と気が付いた。
宏一に舐められていると、だんだん身体が高まってきた。あの感覚が近づいてきたのだ。
「ああぁぁぁ、だめぇ、これ以上されたらいっちゃうからぁ」
「いってごらん」
「そんな、だめぇ、朝からいくなんて、そんなのだめぇ」
「ぜんぜんダメじゃないよ」
「ああっ、あああっ、だめぇぇぇぇぇっ、ああああ、あうぅっ」
香奈は舐められて峠を越えた。ただ、宏一の肉棒を奥に突っ込まれていくのよりも弱かったし、余韻も少なかった。
宏一は香奈の横に寝て香奈を抱き寄せた。
「いっちゃったね」
「うん」
「きもちよかった?」
「うん、すごく・・・・感じた・・・」
「よかった」
香奈はいった後の気怠い感覚に包まれながら幸せに包まれていた。自分が女だと心から思えるのが嬉しい。
「ねぇ、宏一さん?」
「なんだい?」
「入れて」
「ん?」
「本物を・・・・入れて」
「ちゃんと言わないとだめ」
その宏一の言葉は香奈にストレートに響いた。そして香奈は素直に言った。
「宏一さんの、おちんちんが欲しいの」
香奈は少しだけ言いすぎでは無いかと思ったが、宏一はたっぷりとキスをしながら挿入の体勢に入ってきた。香奈は首に手を回してキスをしながら両足を開いた。
「いくよ」
そう言うと肉棒の先端がグッと入ってきた。
「んあああぁぁぁぁぁぁぁぁ」
香奈は肉棒が挿入される時に肉壁を掻き分けて入ってくる感覚に声を上げた。
「こっ、こんなに感じるなんてぇ」
「香奈ちゃんの身体が大人になってる証拠だよ。もう少し?」
「入れて」
「これくらい?」
「あああああぁぁぁぁぁ」
香奈は巨大な肉棒が肉壁を掻き分けて入ってくる感覚に夢中になって宏一にしがみついた。
「ああああっ、深いっ。固いのがっ、すごい、カチカチぃっ」
香奈は肉棒が先端から根元まですごく固いことに驚き、それが自分に宏一が夢中になっている証拠だと思って嬉しかった。すると、動きを止めた肉棒を身体が欲しがり、自分から腰を動かしたくなってきた。
「あああ、いや、動いて、早く、動いて」
「だあめ、激しくしたら感覚が鈍くなるからね」
「激しくしなくて良いから、とにかく動いて」
「香奈ちゃんが動いてごらん?」
「いや、私が動くのはイヤ、早く動いてぇ」
「だめ、香奈ちゃんがしなさい」
「いじわるぅ」
「ほうら、腰を動かしてごらん?」
宏一はそう言うと香奈にねっとりとキスをして舌を絡め始めた。香奈は舌で応じながら、そっと腰を動かした。するととろけるような快感が生まれる。



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