ウォーター

第四百四十八部

 
しかし、母親はなかなか来なかった。その間に結衣の身体はどんどん熱くなっていく。結衣がだんだん感じてきたのは宏一も分かっていた。結衣は余り言葉では言わないが、身体は正直に反応することを宏一は知っていたのだ。
「だいぶ感じてきた?」
結衣は微かに頷いた。
「もっとして欲しい?」
また結衣は頷いた。
「でも・・・・」
「分かってる。お母さんが来るまでは脱がしたりしない。それなら良い?」
宏一が聞くと、結衣はまた小さく頷いた。
「それなら、こうしようか」
宏一は制服のリボンはそのままにして、ジッパーだけを下げた。結衣は制服が開かないように裾を抑えたが、嫌がったりはしなかった。
「制服がはだけたりしないように抑えていてね」
そう言うと宏一は、先ず結衣の綺麗な項をゆっくりと舐めていく。
「んんはあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」
結衣は熱い吐息を吐いてから、耳まで真っ赤になって下を向いた。宏一は更に何度も項を舐め上げて結衣から熱い吐息を搾り取り、そして制服の裾から両手を差し込んで結衣の膨らみをそっと包み込んだ。もちろん結衣はぎゅっと裾を抑えている。
宏一の手が下着に包まれた膨らみを優しく撫で始めると、結衣の呼吸が乱れ始めた。
「はっ、んっ、ううっ・・・はあっ・・・んっ・・・・はあぁぁぁぁ」
結衣は両手で裾を抑えながら、宏一の愛撫で乳房が感じるのを楽しんでいた。そして『これならママがドアを開けても分からない』と思った。
ブラキャミのカップの上から触る結衣の乳房はとても固く、撫でていてとても気持ちが良いし、可愛らしい。宏一は敏感な乳首はわざと避けて優しく周りを撫で続けた。結衣はだんだん伊豆での自分を思い出してきた。そして、『早く夢中になりたい』と思った。
「もう少し・・・」
結衣が小さな声で言った。
「どうしたの?もう少し弱くしたほうが良い?」
結衣は小さくだがはっきりと首を振った。その項を再び舐めながら宏一が囁いた。
「それじゃ、もう少し冒険したい?」
結衣が微かに頷いた。
「それなら、こうしてあげる」
そう言うと、宏一は制服の中のブラキャミのショルダーストラップをゆっくりと肩から下げていった。一気に結衣の緊張が高まった。
「大丈夫。外からは見えないから」
そう言って肩からストラップを下げると、その分でできた余裕を使ってブラキャミのカップをズリ下げていった。結衣は宏一が何をしたいのか直ぐに理解したが、宏一の言葉を信じて裾をしっかりと抑えていた。だから結衣は前から見ると制服姿だが、背中の方は宏一の手が入っているので大きく捲れ上がっていた。
宏一が制服の中でカップをズリ下げていくと、やがてずり落ちていったカップから可愛らしい乳首が顔を出した。しかし肩紐の余裕はそこまでで、それ以上は下ろせない。宏一はそれを確認すると、ゆっくりと露出した肌の部分を優しく撫で始めた。
「んんんーーっ・・・それはっ・・・・」
「いや?」
宏一が聞くと、結衣は首を振った。
「それじゃ、このまま優しくしてあげる。声だけは気をつけようね?」
結衣が頷くと、宏一は項に吸い付きながら言った。
「良い子だ」
「はあぁぁぁーーーーーっ」
結衣は思わず小さく仰け反った。それほど気持ち良かった。そして、宏一の指が乳首の近くを通ると、明らかに身体を固くして乳首を征服される準備をした。しかし、宏一の指は乳首には触らない。結衣は何度も身体を固くしてその時を待っているのに宏一がしてくれないので、だんだん焦れったくなってきた。
「・・・・や・・・・・・いや・・・・・はやく・・・・・・や・・・・」
とうとう結衣の口から小さなおねだりの言葉が漏れ始めた。
「ここまでだよ。これ以上したら結衣ちゃんだって声が出るから。分かるだろ?」
しかし、結衣は焦れったいのを何とかして欲しくて嫌がった。
「や・・・して・・・・・はやく・・・・・」
「声を我慢できる?」
宏一が聞くと、結衣は真っ赤な顔をしながらうんうんと頷いた。
「それじゃ、そっとだよ」
そう言うと、宏一は制服の中で上半分と乳首だけ露出している乳房を本格的に可愛がり始めた。先ず、乳首をそっと指先で左右に押し倒す。
「んーーーーーーーーーーーーっ」
結衣は約束通り、声を完全に堪えていた。続いて指先で乳首を優しく転がしていく。
「んんーーーっ、んんっ、んんんんーっ」
結衣は激しく首を振りながらも声をしっかりと堪えていた。
「まだ声を我慢できる?」
宏一が聞くと、結衣がコクコクと頷いた。
「良い子だ。次はこうだよ」
宏一はそう言うと、ブラキャミのカップの中に両手を差し込んで、結衣の乳房をすっぽりと包み込んだ。
「はうぅぅーーーーっ」
少し声が出た結衣は慌てて声を飲み込んだ。そして、大きく息をしながら宏一に乳房を可愛がられる喜びを歯を食いしばりながら仰け反って表した。宏一はゆっくりと乳房を揉んで、指先で乳首をそっと摘まむ。
「んんんっ、んんっ、んんっ、んんっ、んんっ」
結衣は必死に声を抑え、嫌がるように首を振りながらも、宏一に乳房を揉まれる喜びに夢中になっていた。
その時、ドアがノックされた。
結衣はびっくりして慌てて脇を締めて身体を左右に振った。宏一も手を抜き去った。
「結衣、入っても良い?ケーキを買ってきたわよ」
母親の綺麗な声がして、ドアがそっと開けられた。
「急にお呼び立てして申し訳ありません」
母親が部屋の入り口で頭を軽く下げた。
「いえ、そんなことはありません。また敢えて私も嬉しいです。嫌われたのかなと思っていたもので」
宏一はそう言うと、スッとドアの方に歩いて行って母親からお盆に載った紅茶とケーキを受け取った。
「まぁ、先生にさせて。先生、申し訳ありません」
そう言って母親はお盆を渡すと、
「結衣、ちゃんと先生に謝るんですよ。この前はごめんなさいって」
すると結衣はコクコクと頷いた。
「まぁ、きちんと返事もしないで。先生、申し訳ありません。ゆっくり話してやってください。それでは失礼します」
母親はそう言うと会釈をしてドアをそっと閉めた。宏一は結衣の所に戻り、お盆を勉強机の上に置いた。
「突然でびっくりしたね」
そう言うと再び結衣の首筋をゆっくりと舐め上げた。
「ケーキをいただいたから、食べちゃおうか?」
結衣は首を振った。
「要らないの?」
「宏一さん、食べて」
「俺は要らないよ」
そう言うと、再び結衣の脇から両手を入れた。しかし、何度か軽く撫で回すと直ぐに制服のジッパーに手を掛けた。結衣はじっとしている。想いは同じなのだ。
母親は廊下から階段に降りようとして、宏一の声が聞こえたような気がして後ろを振り返った。すると、ドアが微かに開いている。きちんとロックを掛けなかったらしい。そして微かに結衣の声も聞こえた。母親は吸い寄せられるようにドアの所に戻ると、隙間から中を見てしまった。
勉強机に座った結衣の後ろに立った宏一が結衣の制服のジッパーを下ろしていくのが見えた。思わず息を飲んで視線が釘付けになった。自分でもいけないことをしているとは思った。しかし、結衣のことが心配でならなかったのだ
。あんな事があってから結衣を宏一と一緒に一泊旅行で送り出し、帰ってきた結衣は不安定だった。それでも宏一に会いたいと何度も言われ、その理由がよく分からなかった。恋しているという雰囲気ではなかったからだ。だから母親は『結衣は何をされたんだろう?変なことをされたので無ければ良いけど』と不思議に思いながら心配した。だから、偶然とは言え結衣の姿を見てしまったとき、目が離せなかったのだ。
すると、宏一は椅子に座ったまま、結衣に万歳をさせて制服を脱がしてしまった。結衣は全く嫌がる様子は無かったのが不思議だった。経験の少ない女の子なら、普通ベッドで脱がされるのは嫌がらないが、座ったまま脱がされるなど普通は許さないからだ。ちゃんとベッドで抱き合って雰囲気を作って、と言うのが女の子の気持ちだからだ。
宏一は一気にブラキャミの肩紐を下ろしていった。結衣は軽く胸を隠したが、肩紐を下ろされること自体は嫌がらなかった。そして結衣の可愛らしい膨らみが見えた。中学生らしい乳房だと思った。膨らみも小さくてツンと立っているのに全く下に垂れておらず丸みを帯びた円錐形に近い。色白の結衣に似合っている可愛らしい乳房だ。
母親は『あの子、完全に心を許してる』と思った。母親はレイプ同然に初体験する前に結衣が宏一で破瓜を経験したことを知らなかったので、ほぼ初体験だったのだから、ベッドでそっと愛されて恥ずかしがりながら優しく愛されていたと思っていたのだが、目の前の結衣はそんな初心な少女では無かった。更に宏一の手が脇から入って結衣の小さな乳房を可愛がり始めると、両手が自然に下がっていき、目をつぶって静かに感じる姿勢に入ったのだ。
結衣の表情を見ると『声は出してないけど、あの子、すごく感じさせられてる』と思った。『あんな風にされても嫌がらずに感じるなんて、あの子、本当に完全に三谷さんに夢中になってる。恋じゃ無いと思ったのは間違いだったのかもしれない』と思った。
離れているので細かいことは分からないが、どうやら宏一は結衣の乳首に触っているらしい。結衣は身体をピクンピクンと反応させながら宏一に触られている。少しずつ結衣の表情に赤みが刺してきた。
すると、結衣が自分の後ろに立っている宏一の方を上向きに振り返った。宏一がかがみ込みながらキスをし、少しの間二人はそのままの姿勢でじっとしていた。しかし、突然結衣の膝が机の上に当たってガタンと音を出した。どうやら宏一がキスをしながら乳房を大きく揉んでいるらしい。それで結衣の秘核が反応して膝が勝手に膝を持ち上がったのだ。
母親はじっとドアの隙間からそれを見ていた。自分でも動悸が速くなっているのが分かる。もっと見たいというのと見たくないという気持ち、そして罪悪感が激しく心の中で交錯している。
結衣はとうとうキスには我慢できなくなり、立ち上がった。そして母親の居る方に向いたので慌ててドアの隙間を閉めた。それから少しして宏一の声が聞こえた。
「おいで」
宏一の声がしたので母親は再びそっと小さく隙間を開けた。宏一は結衣を見ているのだから隙間を開けても大丈夫だと思ったのだ。そして再び覗いた母親が見た光景は、キャミソール姿の結衣が軽く胸を押さえながら宏一の方に歩いてきて、ベッドに座っている宏一の前に立った光景だった。結衣が肩紐を直さず、手で押さえただけで歩いてきたと言うことは、直ぐにまた乳房を可愛がって欲しいと言う気持ちの表れだ。そして結衣が宏一の前に立ったことで、結衣の身体が宏一をほとんど隠した。
宏一が何か言うと、結衣はゆっくりと両手を下げた。すると宏一の左手が結衣の腰に回って軽く引き寄せた。
「んん・・・・んんんん・・・・んんぁ・・んんっ」
結衣の小さな吐息が聞こえ始めた。『おっぱいを右手と口でしてるのね』母親はそれくらいは分かった。ただ、結衣がそこまで教え込まれていたというのはやはり衝撃だった。若い女の子は裸をじっと見つめられるのは恥ずかしくて嫌がるものだ。例えセックスの最中でも、男が手を止めて裸をじっと見つめると女の子は夢中になれない。相手が『愛情』を与えてくれるのでは無く自分の身体を『鑑賞』して欲求を満たそうとしているのが分かるからだ。
しかし、結衣は全く嫌がっていない。母親は自分だって同じようにされたら結衣のように受け入れられるか自信が無かった。
「んんん・・んんっ、んんんっ、んん」
結衣の甘い吐息がしばらく続いた。すると突然、結衣の反応が変わった。
「んんーっ、あっ、んあぁっ、はあぁぁぁぁっ」
少し腰をクネクネさせて少し嫌がっているようだ。よく見ると、結衣の股間に宏一の指が見え隠れしている。結衣を立たせたまま股間の隙間に指を入れてパンツの上から秘唇を撫でているのだ。結衣は痩せていることもあり、股間の隙間が大きい。母親は『あれは感じるから・・・・』と思った。敏感な部分だけにそっと触られるともの凄く感じる。経験の少ない男だと直ぐに力任せに触ったりするが、強く触られると却って身体が拒否して感じにくくなるので優しく触り続けて感覚を鋭くしていく方が女の子は感じることを宏一は知っているようだ。
すると今度は結衣が何か言った。そこで母親は驚くべき光景を目の当たりにした。
宏一は愛撫を止め、キャミソールの中に手を入れると結衣のパンツを下ろしていった。結衣は全く嫌がらない。宏一はそのまま結衣の前に跪くと結衣はパンツから素直に足を抜いた。
『まさか結衣、そんな・・・・』母親は呆気にとられた。立ったまま乳房を露出して男の前に立つだけでも中学3年生の女子としては考えられないことなのに、更に男の目の前でパンツを脱ぐとは・・・・。キャミソールなのでパンツを脱げば茂みが裾から見えてしまうのに・・。
そして宏一は結衣の股間に顔を埋めると、結衣のお尻に宏一の両手が回って軽く引き寄せた。
「んあぁぁぁぁぁぁぁ・・・んんんんんーーーっ」
結衣がはっきりと声を上げた。もちろん宏一が茂みの中に顔を埋めて秘核に舌を伸ばしたのだ。更に驚いたのは、どうやら結衣は宏一の頭を両手で抑えて秘部に押し付けているらしかった。そして僅かに両足が開いて少しでも宏一の頭を受け入れようとしている。
「んんぁぁぁん、んあああぁぁぁぁぁ、ああぁん」
結衣の声がはっきりと聞こえる。『あの子、たった一晩過ごしただけでこんなことまで・・・・・それも自分から・・・・・・』母親はドアの後ろで固まってしまった。その時思い出した。『さっき三谷さんがベッドに座ったとき、結衣は制服の上だけ脱がされていたけど、椅子に座っていた結衣はスカートは脱がされていなかった。でも、三谷さんの前に来たときにスカートは穿いて無かった。あの子、自分でスカートを脱いでから三谷さんの前に立ったんだ』そう思って机の方を見ると、確かにスカートは勉強机の椅子に掛けてあった。



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