ウォーター

第四百五十三部

 
「だめ・・・・・いっちゃいそうっ」
「まだだよ。我慢しなさい」
「おっきいのが奥まで来て、壊れちゃうっ」
「結衣ちゃんはこのおちんちんが大好きになるんだよ。もっと感じてごらん」
「感じたらいっちゃうっ」
「だめ、我慢しなさい」
「我慢なんて無理」
「だめ、もっと気持ち良くなって我慢しなさい」
「あああ、もうこれ以上は無理、できない」
結衣はこれ以上はできないと思った。本当に限界に来たのだ。結衣の腰の動きが小さくなっていく。体力も使い果たしたようだ。言うとおりに我慢したのだからご褒美をあげなくてはいけない。
「このままこっちにおいで。手を突いて」
宏一は結衣を挿入したまま宏一の上で四つん這いの姿勢にした。下向きに小さく尖った乳房が可愛らしい。先端の小さめの乳首は色も薄く、結衣が中学生だと言うことを主張している。
「それじゃ、先ず一回してあげるね」
そう言うと宏一は小さな乳房を手で揉みながら腰を軽く何度も突き上げ始めた。
「ああっ、これもいいっ」
結衣は今まで自分でしていたことを宏一にしてもらって喜んだ。
「結衣ちゃんもそんなこと言うようになったんだね」
「こんなに教えられたら、あああぁぁ、だめ、これじゃいっちゃう」
「良いよ。我慢してからいきなさい」
「ああああぁぁ」
結衣は宏一から許しを得たので一気に駆け上がり始めた。結衣の中が締まって肉棒をしっかりと掴み始めた。
「ああああ、突き抜けるぅっ」
結衣は腰を上げて逃げだそうとしたが、乳房をしっかりとつかまれて揉まれているので逃げ出せない。その結衣の奥深くに宏一の肉棒が何度も押し込まれ、結衣が更に駆け上がっていく。
「あああっ、もういっちゃう」
「いく時はちゃんと自分で言いなさい」
「んんんーーーっ、いっちゃうぅっ」
結衣は意識を解放すると、乳房を揉まれながら仰け反った。
「うううーーーっ」
結衣の身体が宏一の上でビクンッビクンッと波打ち、結衣がぐったりと崩れ落ちてきた。宏一はその細い身体を抱きしめて髪を優しく撫でてやる。結衣は息を弾ませながら、女としての喜びを噛み締めていた。
「よくがんばったね」
宏一は結衣の右手で髪を撫でながら左手で身体を撫で始めた。『こんなに幸せな感覚・・・・嬉しい・・・』結衣は髪を撫でられながら身体が溶けていくような感覚を味わっていた。
宏一は結衣の身体を抱きしめると上下を入れ替えた。結衣が嬉しそうに手足を絡めてくる。結衣の長い手足が身体に絡み付く感覚は独特で、まるで結衣に包まれたような感じになる。手はしっかりと首に巻き付くし、足も宏一の腰の上の方に左右の長い足が絡み付くので腰が包まれたような感じになる。宏一はグッグッと肉棒を押し込みながら結衣の肉壁の感覚を楽しみ始めた。
「んっんっ、んんっ、んぁっ」
結衣の端正な表情が快感に歪む。押し込む度に締まってきた結衣の肉壁が肉棒に快感を与えられ、結衣の中に素晴らしい喜びを溢れさせているのだ。
「気持ち良い?」
宏一が聞くと、結衣は一瞬だが微笑み、また快感に流されそうになる。
「出しても良い?」
宏一が聞くと、結衣はコクコクと頷いた。結衣の中はもうだいぶ締まってきて宏一の動き次第では中に出せそうだ。もともと締め付けは緩かったのだが、宏一に開発された身体は喜びを教え込まれて肉棒を締め付けるようになってきたのだ。
「んあっ、んんっ、んぁぁっ、すごいっ」
結衣は身体の奥深くまで刺さった肉棒全体をしっかりと感じていた。入り口も太い肉棒で感じているが、特に奥深くまで刺さった先端の感覚が凄い。先端の膨らみが内臓を押し上げる感覚は独特で、身体の奥深くまで入った肉棒が一体化したような感覚になる。
宏一は結衣にキスをしようとしたが、快感がすごすぎて結衣は上手く舌を絡められない。
「もっと激しくしたほうが良い?」
「このままっ、このままぁっ、んあぁぁっ、んんっ、んんっ」
結衣はこれ以上激しくされたら直ぐにいってしまいそうでとても持たないと直感した。既に結衣はギリギリで持ちこたえているが、宏一が出すにはまだ我慢を続けなければいけないと分かっているのだ。結衣は自分がいってしまえば、優しい宏一は動きを止めるだろうと思っていた。だから必死になって両手両足で宏一にしがみつき、とにかく我慢した。
しかし、結衣と宏一では感じている快感のレベルが違いすぎた。宏一はもうすぐ出せそうな予感があったが、結衣は既に限界なのだ。
「早く、早クッ」
結衣のその言葉で宏一は結衣が限界に来ているのを知った。残念だが二度目は諦めなければいけないようだ。しかし、結衣の身体がどんどん開発されているのは間違いない。二度目は次の楽しみにするべきなのだ。
「結衣ちゃん、いっても良いよ。最高になってごらん」
宏一のその言葉が終わらないうちに、結衣は限界を突破した。
「もうっ、だめぇぇっ、いくっ」
宏一にしがみついたまま、結衣の細い身体はガクガクッと大きく震えた。結衣は宏一に抱きしめられ、抱きついたまま最高の絶頂を経験した。指の先まで快感が鋭く走り抜け、肉棒と一体化して貫かれたと思った。
結衣の手足の力が抜けてぐったりとベッドに仰向けになった結衣は、まだ宏一に抱きしめられている感覚にうっとりしていた。
「上手にいけたね」
宏一が微笑むと、結衣は一言だけ言った。
「ごめんなさい・・・・」
「ううん、良いんだよ。また今度ね。今日は疲れたね。もう少しこうして居ようね」
宏一はそのまましばらく結衣の身体を抱きしめ、髪を優しく撫でていた。結衣はまだ身体の奥まで肉棒が刺さっているのを感じながら、『抱かれる安らぎってこういうことを言うんだ。彼氏でもない人とこんな事して感じるなんて・・・でも、宏一さんなら抱かれても安心できる・・・・』と思った。
やがて宏一が肉棒を抜き去ると、結衣の身体から一気に力が抜けた。結衣はまだそそり立っている肉棒を見ると、このまま宏一を帰すのは申し訳ないと思った。
「どうしたの?」
宏一が声を掛けると、結衣はゆっくりと身体を起こした。
「ん?なに?どうしたの?」
宏一が聞くと、結衣はベッドを降りて宏一をベッドに座らせた。
「お口でするから座ってて」
「そんなの良いよ。疲れただろう?また今度にしようよ」
宏一はそう言ったが、結衣は聞こうとしなかった。宏一は結衣の好きにさせることにした。結衣の口は絶妙なので嫌なはずが無い。
「それなら、せめて制服を着て。裸じゃ寒いだろ?」
宏一がそう言うと、結衣は全裸の上に制服を軽く着ると、直ぐに宏一の前に跪いて肉棒を口に入れて扱き始めた。
「ああっ、そんなに。直ぐにでちゃうよ」
宏一がそう言うと、結衣は更に力強く扱いていく。宏一は我慢せずに直ぐに出すことにした。
「結衣ちゃん、もうすぐ出るよ。すごく気持ち良いよ。ああっ、もう、ああぁっ、出るっ」
宏一がそう言うと、結衣は動きを止めて口の中に宏一が放つのを待ち、それから優しく残滓を扱きだしてくれた。そして丁寧に肉棒が小さくなるまで精を飲み干していく。宏一は股間の結衣の頭を優しく髪を撫でながら『いつまで結衣ちゃんを抱けるか分からないけど、最高の女の子にしてあげたいな』と思った。
やがて結衣が小さくなった肉棒を口から出すと、結衣はニコッと笑った。
「どうしたの?」
「ううん、こんなに小さくなるなんて・・・・私の中に入ってた時はすごい大きさだったのに・・・って思ったの」
「うん、そうだね。女の子の身体も不思議だけど、男もそうなのかもね」
宏一は服を着ながらそう言った。ふと時計を見ると十時近かった。
「遅くなっちゃったね」
「ごめんなさい。私が引き留めたから」
「俺はぜんぜん良いんだけど、結衣ちゃんは疲れただろう?あんなに感じて・・・」
「ううん。また今度・・来てね」
結衣はそう言うと、服を着終わった宏一の腕の中に入って首に手を回してきた。そのまま二人は抱き合ってしばらくキスを楽しんだ。
「それじゃあね」
宏一が結衣の部屋を出ると、階下から母親の声がした。
「三谷さん、ちょっとだけ、よろしいでしょうか?」
「はい」
宏一は嫌な予感がしたが、ここで断るわけにもいかない。階下の母親に招かれてリビングへと入った。すると、既に紅茶が湯気を立てて置いてあった。
「どうぞ、お座り下さい。お茶も入れましたので」
母親はそう言って宏一を座らせると、向かいの席に座った。
「いつも結衣に優しくしてくだり、ありがとうございます」
「いえ、そんなこと・・・・」
「あの・・・三谷さん・・・・私から言うのは心苦しいのですが、結衣は三谷さんに夢中になりかけているみたいで・・・・・だから・・・あの・・・・」
「どうしたんですか?」
「あの・・・・・どういって良いのか・・・・・・その・・・声が、部屋の外まで聞こえていて・・・・・だから・・・・・・ごめんなさい。聞いてしまって」
「結衣ちゃんの声が外まで聞こえていたんですか?」
宏一は『しまった』と思った。この家はどこも重厚な作りだし、結衣の部屋もドアが厚いので声は余り気にしなかったのだ。
「はい・・・・・・あの・・・・余り激しいことをされると・・・・結衣はまだ中学生ですし・・・・・だから・・・」
「あ・・・・はい・・・・そうですか・・・」
宏一は『失敗した』と思った。親に聞こえていたのなら心配するのは当たり前だ。どう答えようかと迷っていると、ドアがスッと開いて結衣が入ってきた。
「結衣」
「ママ、そんな大きな声で言わなくたって。それに、私の声が外まで聞こえていたなんて嘘。覗いていたくせに。ドアの隙間から見てたでしょ?私が気が付かないと思った?覗くなんてサイテーよ」
「結衣!あなた、気が付いてたの」
母親が慌てているところを見ると、どうやら結衣の言うことの方が正しいようだ。
「ママが心配してくれるのは嬉しいけど、これは私と宏一さんの問題。ママがまだ心配なら、ママだって宏一さんに優しくして貰えば良いのに」
「結衣っ、何を言うんですかっ、三谷さん、申し訳ありません。結衣が変なことを言って」
「ママ、私、宏一さんに優しくして貰って本当に良かった。学校でも明るくなったって言われたし、友達も増えたの。ママが心配なのも分かるし、寂しくなったことも知ってる。だから、本当に三谷さんにお願いしてみれば良いって思ってる。三谷さん、ママに優しくしてあげられない?だめ?」
「え?結衣ちゃん、何のこと?」
宏一は突然の話の展開について行けず、結衣が何を言っているのか理解できなかった。
「まぁまぁ、結衣が突然変なことばかり。この話はこれで終わりにしましょう。三谷さん、本当にありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい」
母親は急に話を切り上げると、宏一を追出しに掛かった。
「え、いや、はい、あの・・・」
「結衣、キッチンのテーブルの上にいただいたワインがあるからお持ちして。三谷さん、この話はいずれ改めて、と言うことで。それでは、ありがとうございました」
宏一はそのまま押し出されるように玄関へと連れて行かれ、ワインを持たされて帰された。帰りの道すがら、結衣が何を言おうとしたのか考えてみたが分からなかった。ただ、あの時の結衣は制服姿のままだったのだから、きっと制服の下は裸だったのだろうと思いついた。それにしても、母親に堂々とした態度で言ったものだ。それに、抱かれている時の結衣は覗かれていると気が付いていたそぶりは全く見せなかった。覗かれていると分かっていても、あんなに恥ずかしがったり男に跨がって夢中になったりできるものだろうか?宏一は結衣が不思議に思えた。
翌日、宏一が出社するとセキュアネットからメールが来ていた。契約の日時が決定したので交際費にOKが出たらしい。ドタバタした割には早く決まったものだ。たぶん、昨日宏一に謝った後に大車輪で契約の詳細を詰めたのだろう。メールのタイムスタンプは深夜になっていた。
「水野さん、ちょっと良い?」
宏一が声を掛けると、さとみは宏一の前に来て頭を下げた。
「え?」
「昨日は申し訳ありませんでした。接待に同席の件ですが、私で良ければ同行させていただきます。ただ、経験が無いものですから、ご配慮をよろしくお願い致します」
そう言うとさとみはきちんと頭を下げた。
「そんなに丁寧に言わなくても・・・・・、はい、分かりました。ちょうど連絡が来ていて、金曜日で良いかと聞いてきてますが、水野さんの都合は良いですか?」
「はい、結構です。お願い致します」
さとみはそう言うと、軽く再度頭を下げた。
「食べられないものとかは先に連絡してあげたいんだけど、どうですか?」
「食べられないものはありませんが・・・・・できれば・・・・」
「好みとかは先にいっておくのが親切だから教えて下さい」
「余り奇抜というか、珍しいものは・・・・・」
「それじゃ、イタリアンとかにしましょうか?」
「はい」
「了解、イタリアンで連絡しておきますね」
「お願いします」
「金曜日は、終業後に現地集合になるから、直ぐに出かけられるようにしておいて下さい。ここからタクシーで行きますから」
「はい」
「それと、契約額から考えて、そんなに高級な店は無理なはずなので、イタリアンの居酒屋程度に考えて置いて下さいね」
「はい」
「良かった良かった」



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