ウォーター

第四百六十一部

 
「あっ、宏一さん、もうこんな時間になっちゃいました。早く戻りましょう」
由美が時計を見て驚いたような声を出したとき、店に入ってから40分以上経過していた。
「うん、戻ろうか」
宏一も同意して二人が部屋に戻ったのは部屋を出てから1時間近くが経過していた。二人は無言で抱き合い、心を込めたキスを楽しんだ。
「もう離したくないよ。このまま、良いだろう?」
キスを終えた宏一が由美の細い項に唇を這わせながら言うと、由美は喘ぎながらもコクンと頷いた。出かける前にシャワーを済ませている由美はこのまま心置きなくベッドに入れる。
「宏一さん、私が脱いだほうが良いですか?」
項を舐められて身体が熱くなった由美が宏一を見つめて言った。既に目は潤んでいて、早く愛されたい気持ちが表れている。由美は早く裸になってベッドに入りたかった。
「うん、そうして」
「ごめんなさい。あれだけいっぱいして貰ったのに・・・・まだ・・」
そう言うと由美は宏一の前に跪き、ベルトに手を掛けて宏一の下半身を脱がせ始めた。先ず宏一に脱いで欲しいらしい。宏一も、由美がその気ならと上を脱ぎ始めた。由美は宏一の肉棒を口に入れると、頭を前後に動かして肉棒を扱きながらスラックスを脱がせていく。由美の口の中で肉棒はたちまち力強くなり、由美の口いっぱいに大きく固く膨らんでいった。
由美が一度大きくなった肉棒を口から出してトランクスを引き下ろし、また肉棒を口に入れたとき、既に肉棒は最大限に怒張して口に入れるのも難しいほど力強くそそり立っていた。『宏一さん、もうこんなになって・・・嬉しい』由美は顎が外れそうなほど太くなった肉棒を口いっぱいに入れながら思った。そのまま由美がいつものようにスカートの中に手を入れて口で奉仕をしながらパンツを脱ごうとすると、宏一が言った。
「まだパンツは脱がなくて良いよ。さぁ、由美ちゃん、裸を見せて」
宏一がそう言うと、由美は肉棒を頬張ったまま宏一を見上げて目だけで微笑んだ。
宏一がベッドに座ると、由美は立ち上がって少し後ろに下がると制服に手を掛けた。由美の視線は宏一の股間からそそり立っている肉棒に注がれている。
「ゆっくり、ですか?」
「ううん、そんなにゆっくりじゃ無くても良いよ。でも、由美ちゃんは綺麗だからあんまり早く脱がないで。全部見たいんだ。由美ちゃんの全部を」
宏一の言葉に、由美は少しだけゆっくり脱ぎ始めた。先ず、制服のリボンの裏のホックを外してジッパーを下げ、制服を左右に開く。宏一の視線が胸に突き刺さるのをはっきりと感じた。
「そんな目で見ないで・・・やっぱり恥ずかしい・・・・」
由美はそう言いながら制服をゆっくりと脱いだ。布に包まれた可愛らしい膨らみが上半身に綺麗に見えていた。宏一は『いつ見ても綺麗だな』と思った。そして、ベッドで横になっても高さが全く変わらない由美の乳房を揉みしだいて由美が声を上げて仰け反る姿を想像し肉棒に力が入った。
「先にブラを脱いだほうが良いですか?」
宏一の視線に由美が聞いてきた。
「ううん、スカートを脱いで」
「はい」
由美はプリーツスカートに手を掛けると、ゆっくりと脱いでいく。由美の長い足がとても綺麗だ。由美がスカートを脱ぐためにかがむと、可愛らしい乳房の膨らみが少し強調された。由美はそのまま靴下を脱ぐと、下着だけの姿で真っ直ぐ立ち上がった。
「綺麗だよ。本当に綺麗だ」
由美はもうすぐ裸になれると思うと、もうちょっとだけいつもと違った脱ぎ方をしてみた。半分横を向いてブラのフロントホックを外したのだ。横を向いて脱いだことで、由美の半球形の乳房の膨らみがはっきりと分かった。いつものように正面を向いているときよりも膨らみのラインが強調されている。重力の影響を全く受けない半球形の乳房のラインが美しい。
「うわ、由美ちゃん、凄い。綺麗だよ」
由美は宏一の射るような視線を感じながらブラジャーを肩から落とした。宏一の視線が熱い。宏一が喜んでくれたことで安心した由美は、そのまま静かにパンツに手を掛けると、ゆっくりと脱いでいった。今まで由美が脱ぐ姿は正面でしか見たことがなかった宏一には、由美のお尻のラインが露わになり、茂みが膨らんで見える景色は刺激的だった。パンツを脱ぐために下を向いた由美の乳房は美しいラインを描いて下向きに尖り、そしてまた起き上がると半球形に戻る。
「横から見ると、いつもより、もっと綺麗だ」
由美は宏一が満足してくれたことに安堵すると、胸と茂みを軽く抑えて正面を向いた。そして、宏一の視線を感じると、恥ずかしそうに手を下ろした。
「良い子だ」
宏一は由美が何も言わないのに両手を下ろしてくれたことが嬉しかった。
「恥ずかしい?」
宏一が聞くと、由美が小さな声で答えた。
「・・はい・・・・じっとしてるのは・・・・辛いです」
由美はそう答えると、宏一の直前まで進んだ。
「お願いです。ベッドに・・・・」
「うん、そうだね」
宏一が答えると、由美は少しかがんで宏一の首に手を掛けると、宏一は由美の身体をそっと抱き留め、そのままゆっくり抱き合いながらベッドに横たわった。そのままキスを楽しみながら、由美は宏一の下になって足を開き、宏一は上になったまま腰を微妙に動かして肉棒の先の感触で由美の入り口を探り始めた。
「一回だけ、良いだろ?」
キスを終えた宏一が由美の耳元で囁くと、由美は喘ぎながら言った。
「一回だけなんていやです」
「それじゃ、何回なら良いの?」
「私が寝るまで何回もして欲しいです」
「そんなことしたら、由美ちゃんは疲れて明日起きれないよ?」
「それでもいいですぅ、ああん、そこぉ、はやくそのままぁ」
由美も腰を動かして入り口を合わせてくる。
「こう?」
「はうぅぅぅっ」
宏一は由美の中に入ると、ゆっくりと奥へと進んでいった。既に中の潤いはたっぷりだが、締め付けがきついのでぜんぜん緩くない。
「そのまま、ゆっくり奥まで来て・・・・あああぁぁぁぁ・・・・どうしてこんなに素敵なの・・・・・あああぁぁぁぁ・・・・・気持ち良いですぅ」
由美は膝を引き寄せて少しでも肉棒を迎え入れようとする。
「まだおっぱいを可愛がってないよ」
「今すぐしてぇ」
由美は喘ぎながら両足を思い切り引きつけて開き、宏一の腰を足の裏で挟んできた。
「うぐぅぅぅぅぅ・・・・深い・・・・・突き抜けそう・・・・」
こうすると深くまで入るので、宏一がゆっくり動かないと由美は痛みを感じてしまう。それでも由美は宏一を限界まで迎え入れたかった。
「あああぁぁぁ、胃が押し上げられるぅ。すごい奥まで入ってますぅ」
宏一は軽くキスを繰り返しながら、上半身を自分の両肘で支え、両手すっぽりと弾力のある乳房を包むと乳房を揉んだり乳首を指で転がしたりし始めた。
「さぁ、由美ちゃんの言うとおりにしたよ」
「ああっ、もっとぉ、もっと言うとおりにしてぇ、あああぁぁっ、気持ち良いーっ」
由美は上半身だけ仰け反って喜んだ。
「由美ちゃんの中もしっかりと締まって気持ち良いよ。おちんちんに絡んでくるっ」
「ああっ、だめっ、いっちゃいそうですぅっ、ああっ、ああっ」
「良いよ。何度でもいってごらん。由美ちゃん、いきなさいっ」
「ああっ、いっちゃうっ、いっちゃういっちゃうぅーーーっ」
由美はあっという間にいってしまった。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、ああんっ、はぁっ、あぁぁんっ」
由美が身体をビクンビクンと震わせている間に、宏一は体勢を再度整え、由美が落ち着くのを待って再度肉棒を奥へと押し込み始めた。
「ああん、まだぁ、ああん、そんなに直ぐにしないで」
「どうして?いっぱい気持ち良くなっていっぱいいってごらん」
そう言いながら宏一は腰をクイクイと動かし始めた。もちろん同時に半球形の乳房の弾力を楽しみながら可愛がる。
「あ、あ、あ、あ、あ、ああぁ、そんなに、ああぁぁ、だめぇ、また感じてきましたぁ、絶倫すぎますぅ、そんなに奥でしないでぇ」
「だあめ、ほうら、おっぱいだって、こうやって・・、ほうら感じるだろう?」
宏一は乳首を指で挟んで揉み回し始めた。
「ああっ、それまでするなんてぇ、あああぁぁ、だめぇ、またぁ、あああぁ、いい、いいですぅ、そんなに何度もいかせないでぇ」
「だあめ、何度もいかせちゃうよ」
「そんなすてきなことぉ、ああぁっ、ああっ、ああっ、いいっ、ああっ、ああっ」
由美は肉棒が一番奥にコツコツと当たる感覚を味わいながら最高の時間を楽しんでいた。特に胃が押し上げられる感覚が堪らない。強すぎると痛いだけだが、そうっとすると素晴らしい感覚になるのだ。
「ああっ、ああっ、もっとゆっくり、ぐぅって、ゆっくりしてぇ」
「こう?」
「ああん、奥に当ててからゆっくりぐぅって」
「こうかな?」
宏一は肉棒を由美の奥に当ててからゆっくりと押し込んだ。
「んああぁぁっ、それ、それがいいですぅっ、そのまま、そのままもっとぉっ」
由美がセックスで要求を出すのは珍しい。宏一は由美が夢中になった証拠だと思い、由美の願いを叶えるために肉棒を奥に当ててからそっと押し込むことを繰り返した。
「ああっ、ああっ、ああっ、だめ、またいちゃう、ああっ、いっちゃういっちゃうぅーっ」
由美はあっという間に二回目に達した。しかし、息つく間もなく宏一は再開する。
「んあぁっ、まだぁっ、ああっ、まだだめぇっ、ああっ、ああっ、ああっ、そんな、ああっ、また、またぁっ、ちょっと待ってぇっ、ああっ、ああっ、ああっ、またいくぅっ、いっちゃういっちゃうぅーーーっ、はうぅぅっ」
宏一のテクニックで由美はいきっぱなしになってきた。
「だめぇっ、ああっ、だめぇぇっ、ああっ、もうだめっ、ああっ、ああっ、ああっ、いや、またぁっ、今はもうだめぇっ、ああっ、ああっ、ああっ、いかせないでぇっ、ああっ、だめぇっ、いっちゃういっちゃうぅーーっ」
由美は更に絶頂した。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、もうだめ、もうだめぇ、はあっ、はあっ、はぁっ」
しかし宏一は許さなかった。
「まだだよ」
そう言うと肉棒を奥に当てて出没しながら乳房を可愛がる。
「ああっ、そんなにかわいがっちゃいやぁっ、ああっ、だめぇっ、また、またいっくぅーーっ・・・はうぅぅっ・・・あうっ・・・ううっ・・・・うっ・・・」
一瞬でも気を許すとたちまち絶頂に駆け上がってしまう。由美は息が苦しくて仕方なかった。
「お願い、待って、待ってぇ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
「抜いたほうが良い?」
「抜いて、お願い、とにかく抜いて、はぁっ、はぁっ、はぁっ、死んじゃう」
由美は息も絶え絶えに懇願した。もうどこにも愛される体力など残っていない。これ以上いかされても辛いだけだ。
「わかったよ」
宏一が肉棒を抜くと、由美はぐったりと身体をベッドに沈めた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、凄かった、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
由美は疲れ果てて宏一に抱きつくことさえできない。ただ、大の字になって息を弾ませることしかできなかった。動けない由美に宏一は優しくキスをした。
「もう十分かな?」
宏一が聞くと、由美は潤んだ瞳で答えた。
「まだ宏一さんが出してません。私ばっかり・・・ごめんなさい」
うっすらと汗ばんだ由美が申し訳なさそうに言った。
「ううん、良いんだよ。由美ちゃんの身体が一番だからね。無理にはしないよ」
「少し休めば・・・きっともう一度くらい・・・ごめんなさい。まだ今はできないです」
由美はそう言ったが、二人共、由美が寝たらもう朝まで起きないだろうと分かっていた。
「うん、分かった。それじゃ、先ず休もうか。おいで、抱いていてあげる」
宏一はそう言うと、ぐったりとしている由美の細い身体を抱きしめて横になった。腕枕をして指先で項をそっと小さく可愛がる。
「ア・ン・・・・宏一さん・・・・」
「先ずお休み。由美ちゃん、大好きだよ」
「私も、大好きです」
宏一はもう少し由美とピロートークを楽しみたかったが、由美は息が整った頃には既に深い眠りに落ちていた。宏一との時間を作るために、きっと色々無理をしているのだろうと思った。宏一は由美が苦しくないように緩く抱いたまま、自分も目をつぶって深い眠りの世界に落ちていった。
宏一が目を覚ましたのは、既に明るくなってからだった。隣には由美が寝ている。宏一はベッドから降りて立ち上がると再び由美を見下ろした。凄い光景だった。目の前に完全に無防備な美少女が全裸で全てを晒している。美しいのはもちろんだが、無垢で無防備な姿が圧倒的な迫力で視線を全て奪っていた。思わず宏一は由美を抱きしめたくなったが、ここで始めてしまうと時間が間に合わなくなる。それが分かっていても、尚全裸で、無防備に身体を晒している由美の姿は宏一を強力に引きつけていた。
このままだと我慢できなくなると思った宏一は由美に声を掛けた。
「由美ちゃん、そろそろ起きなさい」
「・・え?・・宏一さん?・・・あ・・・はい・・・・宏一さぁん」
由美はまだ宏一に抱かれていた感覚が残っているのか、甘えた声を出した。
「もうそろそろ時間だよ。家に戻るんでしょ?」
宏一が優しく言うと、由美はベッドの時計を見て驚いたようだ。
「え?もう?あ、はい、支度します」
由美は少し寝ぼけていたようだが、ゆっくりと起き上がるとシャワーを浴びに行った。しかし、朝なので時間は短い。十分ほどで出てきた由美は既に下着姿になっており、そのまま制服を着て身支度を調え始めた。もちろん宏一も支度を済ませており、宏一が呼んだタクシーに乗って二人が部屋を出たのは6時前だった。



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