ウォーター

第四百六十六部

 
洋恵は久しぶりに、宏一に身体の力を抜いたままより掛かって乳房を撫でられる安心感に浸っていた。最近はちゃぶ台に背筋を伸ばして座ったまま乳房をたっぷり揉まれてからバックから挿入されてばかりだったので、宏一に寄りかかってゆっくり可愛がられることが無かったからだ。
それに今日は宏一の口元が耳の直ぐそばにあるので、常に息が掛かってくすぐったくて気持ち良い。洋恵はこう言う時間を掛けた愛撫が大好きだ。脱がされて全てを愛されるのも嬉しいが、こう言う風に服を着たまま密着していると女の子らしい可愛がられ方が中学生らしくて嬉しいのだ。それは、中学生で既に宏一にたっぷりと開発された女の子が、同じ年頃の女の子に戻れる貴重な時間だった。
偶に同級生の子が、まだ経験していないことを想像して話しているのを聞くと、自分は別の世界に来てしまったようで寂しくなることがある。最初の頃は既に知っていると内心優越感を感じていたのだが、今は寂しくなることの方が多い。だから、こうやって優しく愛撫されていると以前に戻ったようで安心するのだ。今の洋恵の心は宏一に跨がって肉棒が深々と入った腰を乳房を揉まれながら夢中で打ち付けて声を上げる女の子では無い。
宏一にもそれは伝わっていたようで、ゆっくりと乳房を撫で回しながら次の展開をどうしようか、洋恵の反応を見ながら考えている。
「洋恵ちゃん、次はどうして欲しいの?」
「わかんない・・・・」
洋恵は甘えた声で恥ずかしそうに呟いた。
「わかんないのか。それじゃ、もう少しこのままだね」
「そんなのいやぁ」
「どうして?わかんないんでしょ?だからこのまま」
「わかんないと、どうしてこのままなのぉ?」
「次にしてあげることが決まらないからだよ」
「早く決めてぇ。そしてもっと優しくして」
洋恵は甘えた声を出しながら、久しぶりの焦れったくて甘い時間を楽しんでいた。ただ、乳房がどんどん敏感になってくるのはどうしようもない。早く次をして欲しいので待つのがだんだん辛くなってくる。
「それじゃ、次をするね」
宏一はそれ以上焦らすのを止めると、洋恵の制服に手を掛けた。
「脱がされるのはいやぁ」
洋恵は久しぶりに言う言葉に、自分は中学生の女の子だと感じていた。
「だあめ、洋恵ちゃんはじっとしていなさい」
そう言いながら宏一は、洋恵の制服のリボンを解いて奥の留め金を外すと、ジッパーを下ろしていく。洋恵はもっと恥ずかしがろうかと思ったが、取り敢えず宏一のすることを受け入れた。ただ、一応言うべき事は言っておく。
「ああん、だめぇ」
「ほうら、おっぱいが見えてきたよ。可愛らしいおっぱいだね」
「だから、そんなのはだめよぉ」
「可愛らしいおっぱいを見たくてさ。見ても良いでしょ?」
「もう、センセったらエッチぃ」
「ごめんね、洋恵ちゃん、大好きだよ」
「そんなのずるい」
一通りの会話を済ませてから宏一が制服を開くと、ブラジャーに包まれた洋恵の乳房が現れた。二人共気が付いたように、既にツンと前に尖っている。洋恵の乳房は固く膨らむとブラジャーのカップのラインよりも半球形になり、カップの下側が緩くなってわずかに隙間が生まれ、代わりに上がぷくっとカップよりも膨らむのが特徴だ。これは由美も同じだが、膨らみが大きく固い分だけ洋恵の方がはっきりと分かる。
洋恵は焦れったいのと気持ち良いのとそれに恥ずかしいのが混じった感覚に翻弄されながら宏一に項を舐められていた。もともと洋恵は宏一の視線を浴びながら起きた姿勢のままじっくりと脱がされていくのはほとんど経験していない。ベッドで裸にされるのは仕方ないが、座ったまま脱がされるのは恥ずかしいのだ。だからこそ、今まではちゃぶ台に座ったまま後ろから宏一に乳房を可愛がられてから腰を浮かすだけで肉棒を受け入れていた。それなら恥ずかしいのよりも先に気持ち良くなれるからだ。その時はブラジャーを外されても乳房は露出していない。
しかし、今は制服を完全に左右に開かれてブラジャーを愛撫されている。ここでブラを外せば乳房が丸見えになってしまう。洋恵は早くブラを外して思い切り乳房を可愛がって欲しいと言う想いと、このまま乳房を露出するのは恥ずかしいという想いが交錯してどうすることもできなかった。
「洋恵ちゃん、どうして欲しいのか言ってごらん?」
宏一は敏感な洋恵の項を優しく唇で可愛がりながら囁いた。
「いや、このままは嫌・・・・早く・・・・・センセ・・・いつもみたいにして」
「おっぱいを可愛がって欲しい?」
宏一が聞くと洋恵は素直にコクンと頷いた。
「それじゃ、ちゃんとブラジャーをどうして欲しいか言ってごらん?」
「いや・・・言いたくない・・・いや、だから早く」
洋恵はそう言いながら、宏一の両手をしっかりと抱きしめて乳房に密着させた。その途端、宏一の手がスッと引き戻された。これでは宏一の手を押し付けたまま激しく身体を左右に捻って擬似的に揉まれる喜びを作り出せない。宏一は優しく耳元で囁いた。
「おっぱいをブンブンするのは禁止だよ」
その言葉は洋恵を更に追い詰めた。もともと洋恵は由美のように徹底的に焦らされる経験自体が少ない。焦らされても途中で宏一の方から助け船を出すのが普通なのだ。それなのに今日の宏一はなかなかそれをしてくれない。
「焦れったい洋恵ちゃんはとっても可愛いよ。ちゃんと言えたら、ブラジャー無しでおっぱいを思いっきり優しくぎゅうぅってしてあげる」
「いや、そんな焦らして楽しまないで。早く、早くぅっ」
洋恵は乳房の周りを撫でられるだけの愛撫に我慢できなくなっていた。とにかく焦れったい。もう頭の中が沸騰しそうだった。
「それじゃ、ちゃんと言ってごらん」
「いや、言えない。それは嫌、はやくぅっ」
洋恵は本当に限界だった。しかし、いつまで経っても宏一がブラを外してくれないので、とうとう洋恵は実力行使に出た。自分の手を背中に回すと、素早く自分でブラを外してしまったのだ。ブラジャーのカップから解放された乳房がぶるんと震えただけで洋恵には強い快感が与えられた。
「はうぅっ」
そのまま洋恵は宏一の手を抱きしめて再度ブンブンしようとした。しかし、宏一は洋恵の身体をぎゅっと抱きしめて身動きできなくしてしまった。ただしては乳房の下を抱きしめているので乳房を揉まれていない。
「ああっ、そんなぁっ」
洋恵が嫌がると、宏一の手はゆっくりとずり上がって乳房の直ぐ下を包んできた。ちょうど両手の親指と人差し指で乳房の裾野のカーブに沿って包み込み、ここから上は乳房になるという場所まで手を持ってきたのだ。
「そのまま、してっ、はやくっ」
洋恵はこれ以上焦らされたくないので洋恵の中で最大限のおねだりをしてくる。しかし、宏一は満足しなかった。
「洋恵ちゃん、このままだとおっぱいを揉んでから、一度手を止めて洋恵ちゃんの制服とブラを脱がして、それからまたしないといけないでしょ?それでも良い?」
「いや、止めちゃダメ」
「それならどうすればいいの?」
「わかんない。だからはやくぅっ」
「このままおっぱいを揉んであげるから、少ししたら洋恵ちゃんが自分で脱ぎなさい。いいね?」
「・・・・・・・」
少し前の洋恵なら絶対できないことだったが、今の洋恵は宏一の前で脱いだ経験があるので、できないことでは無い。しかし、できることなら自分で脱ぎたくは無い。洋恵は答えに窮していた。
「いいね?いっぱい優しくしてあげるね」
宏一は再度念を押してきた。洋恵は仕方なくコクンと頷いた。
「良い子だ」
そう言うと、宏一は洋恵の乳房をゆっくりと揉み始めた。
「ああっ、まだぁっ、ああぁぁっ、だめぇぇぇ、んああぁぁぁぁぁ」
洋恵はまだ完全に心の整理が付いていなかったので、急に与えられた快感に戸惑ったが、身体が喜んでしまっている。宏一にゆっくりと乳房をまさぐられ、そのまま身体中を愛撫されるととても気持ち良いのだ。
「ほうら、こうして欲しかったんだろう?」
「そんな言い方、いやぁぁぁ、ああぁぁん」
「いっぱい感じて良いんだよ」
「だめ、センセ、あああぁぁ、そんなにしたらぁ」
洋恵は乳房を揉み回され、乳首を可愛がられ、更に上半身をくまなくまさぐられて喜びの声を上げ続けた。宏一の左右の手は独立して動いたり、一緒になって乳房を揉み回したり、乳首を可愛がったりして洋恵を飽きさせることがない。洋恵は声を上げながら心の隅で『香奈が見たらなんて言うのかな?』と思った。こんなに濃厚に愛されている自分を見たら、香奈はきっと宏一と自分との深い絆を思い知るはずだと思ったのだ。
やがて宏一が手を止めると、洋恵は素直に約束通り、制服を脱いでからブラジャーを落とした。身体に完全に火が付いたので脱ぐことに抵抗がなくなったのだ。
「洋恵ちゃんのおっぱい、ほら、尖ってるよ」
宏一がそう言って上半身裸になった洋恵の乳房を後ろから回した両手で包み込み、小さな乳首をそっと可愛がる。
「いやぁ、見ちゃだめぇ」
洋恵はそう言うと、感じながら宏一の膝の上に身体を倒していった。宏一の膝の上で可愛がられるのはどれだけぶりだろう?洋恵は宏一の膝の上に横たわり、宏一の左手がスッと首を支えてくると、宏一を見上げて微笑んだ。
「こうするの、久しぶりだね」
宏一も久しぶりの愛撫を思い返しているようだ。
「この前、こうやったのはいつだっけ?」
「だいぶ・・前」
「そうだよね。洋恵ちゃんの家で教えていたとき・・・じゃないな。九州に旅行に行く前?」
「うん」
「って事は、洋恵ちゃんはまだ・・・・バージンだった・・・・」
宏一が洋恵の顔を覗き込みながら言うと、洋恵は恥ずかしそうにコクンと頷いた。
「あの時、洋恵ちゃんはなんて言ったんだっけ?覚えてる?」
洋恵は再びコクンと頷いた。そこで宏一は試してみた。
「お膝の・・????」
「・・・上がいい」
洋恵はそう言うと、ニッコリ笑った。以前に洋恵が言った言葉を覚えていたのだ。その洋恵の乳房を右手で優しく揉んでやると、洋恵の表情に喜びが広がっていく。
「そうだったね。あの時、洋恵ちゃんはどんな格好してたか覚えてる?」
「パンツ一枚にされちゃった。恥ずかしかったんだからぁ」
「そうだったっけ?」
宏一がわざと惚けると、洋恵が更に続けた。
「まだあの頃は・・・・・あんまり知らなかったから。だから・・・」
「そうだったね。今はスカートを穿いてる分だけ裸じゃないね」
そう言うと宏一は洋恵の乳房を優しく揉み回し乳首を可愛がる。
「あぁぁぁぁぁ」
洋恵は宏一の膝の上で軽く仰け反りながら喜びの声を上げ、両足を擦り合わせる。。
「それじゃ、パンツは要らないね?」
そう言うと宏一はプリーツスカートの中に手を入れると、洋恵のパンツを片手で脱がしてしまった。
「ああん、どうして脱がすのぉ?」
「もちろん、こうするためだよ」
そう言うと宏一は洋恵の茂みの奥に指を入れて秘唇の中をゆっくりとまさぐり始めた。
「ああぁぁ、ダメ、せっかくお話ししてたのにぃ」
洋恵はそう言いながらも完全に宏一の愛撫を受け入れていた。宏一が軽く足を押すだけで洋恵の足はゆっくりと開いて宏一の指が動き易くなっていく。宏一は指先で秘核の近くをゆっくりと撫で、更に洋恵を喜ばせていく。洋恵も久しぶりの優しい愛撫なので恥ずかしい気持ちはあったが、更に足を大きく開いて宏一にいろいろなところを触って貰った。
「こうされるの好き?」
「ああぁぁぁん、こんなの恥ずかしいけど、でもすきぃ」
洋恵の腰はゆっくりと上下して宏一の指が触る範囲を更に大きくしようとしている。それに合わせて宏一の指は秘核の周りだけでは無く、秘口の周りも触り始めた。
「ああぁぁぁ、あっ、あっ、ああぁっ、指ででそっちは触っちゃだめぇ」
「どうしたの?いやなの?」
「いやじゃないけど、だめぇぇぇ」
「どうしてなの?言いなさい」
「そっちはまだだめぇ、それ以上触らないで。お願い、後にして」
洋恵の言葉に、宏一はピンときた。指を入れて欲しくなるからなのだ。
「うん、わかったよ」
宏一はそう言うと、お楽しみは後に取っておくことにして、再び秘核の周りをじっくりと触り始めた。そして時々は乳房をも見回して乳房の感触も楽しむ。
洋恵は久しぶりの甘えるセックスが嬉しくて仕方なかった。今まではどちらかと言うと宏一を受け入れることばかり考えていたので、挿入される前にこうやってじっくりと触られて感じることが少なかったからだ。
その時、洋恵はふと嫌なことを思った。その表情に気が付いた宏一が訪ねてきた。
「センセ、香奈にもこういうこと、した?」
「香奈ちゃんのこと、気にしたの?」
「だって・・・・・・」
「それじゃ、香奈ちゃんがおんなじ事を聞いてきたら、俺はどう答えれば良いの?」
「それは・・・・・何も言っちゃだめ」
「そうでしょ?だから洋恵ちゃんも聞いちゃダメだよ」
「でも・・・・・・・」
洋恵は頭の中では納得したものの、やはり納得し切れていないと感じていた。やはり自分は特別扱いして欲しいのだ。それは宏一にも伝わったらしく、宏一は別の言い方をしてきた。



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