ウォーター

第四百七十八部

 
宏一が浴室の扉を開けると、入り口の椅子には既にバスタオルが置いてあったので、それを取って結衣を貫いたまま浴槽に入り、バスタオルを横に置く。
湯に入ってふわりと軽くなった身体を結衣は宏一に押し付け、宏一の首を抱きしめて甘え始めた。宏一は結衣の求めに応じてキスを繰り返しながら、ゆっくりと結衣の身体全体を撫でていく。
「ふふふっ」
結衣は楽しくて仕方が無いのか、時折甘えるように微笑みながらキスを繰り返した。宏一は駅弁スタイルの結衣の身体を持ち上げると、膝の上に横にした。挿入から解放された結衣は安心したのか静かに身体を横たえる。そのまま宏一は優しく結衣の身体を撫で続けながらスレンダーな結衣の身体を頭から足の先まで眺めていた。結衣は次第にぐったりと身体を宏一の上に横たえてきた。
それでも結衣は宏一の首を離そうとしなかった。そして顔を宏一に擦り付けて甘えてくる。
「結衣ちゃん、今日は甘えんぼだね」
「ふふふっ」
結衣は小さく微笑むと、宏一の肩に頭を乗せてきた。宏一は結衣の頭を湯面ギリギリまでそっと下ろすと、首を支えている左手の指先で項を可愛がる。こうすると結衣の身体はほとんど完全に浮いてしまう。
「そっとするから、動かないでね。浮いてるんだよ」
「あぁぁ・・・・浮いてる・・・・・」
結衣はしばらく宏一の膝の上で浮遊感を楽しんでいたが、やがて頭をそっと上げて宏一の膝の上に腰を下ろした。
「やっぱりこっちがいい」
そう言って再びキスを求めてきた。宏一は結衣を膝の上に乗せたまま、ゆっくりと浴槽の上に移動すると、バスタオルを広げて場所を確保した。宏一の魂胆に気が付いた結衣は言った。
「もっとこのままがいい」
結衣は笑いながら言うと、また宏一の首を引き寄せてきた。まだ甘え足りないようだ。そこで宏一は結衣を膝の上に乗せたまま、結衣の股間に右手を伸ばしていった。もちろん結衣は拒んだりしない。ほんの少し足を開いただけだが、もともと結衣の股間には指を遊ばせる空間が広いので、宏一の指は簡単に結衣の秘唇へと埋め込まれていく。
「まだぁ」
結衣はそう言ったが、嫌がっているわけでは無かった。
「大丈夫。まだいっぱいキスしようね」
宏一はそう言って結衣の下にねっとりと舌を絡めながら小さな秘唇の奥を可愛がり始めた。最初のうちは感じさせる愛撫では無く、軽く触っている程度だ。
結衣はしばらく浮いたままキスを楽しんでいたが、やがて手を伸ばすと宏一の首に掴まってきた。
「どうしたの?」
「・・・・・・・・・」
結衣は何も言わずにキスをしてきた。そのまま宏一の膝の上に座るとねっとりとしたキスを楽しむ。少し息が弾んでいる。宏一が結衣の足を更に開くと、素直に大きく開いて宏一の指の遊ぶ場所を広くした。宏一の指の愛撫が次第に結衣を感じさせるものへと変わっていくと、結衣はキスをしながらはっきりと息を弾ませ始めた。
実は、もう結衣は肉棒が欲しくなっていた。肉棒が欲しいと言う意味は、感じて身体が絶頂するために肉棒を欲しがると言うよりは、宏一と一つになりたいと言う意味だ、もっと正確に言えば、宏一と一つになっている感覚に満たされたいという女の子らしい気持ちだったが、さすがに結衣の方から直ぐに入れてとは言い出せずにキスをねだってしまったのだ。しかし、結衣はちょうど良い理由を思いついた。
「暑くなってきたの・・・・・・」
結衣がそう言うと、宏一は結衣の予想通り、結衣を抱き上げて浴槽の縁に一度座らせてバスタオルを綺麗に敷き直すと、その上に結衣を寝かせた。結衣は宏一の首に手を回して引き寄せると、自分から足を開いた。結衣のリードに宏一は素直にしたがって正常位での挿入へと進んでいく。宏一が足の間に入ると、結衣は自然に膝を高く上げて両足で宏一の腰を軽く挟んできた。宏一は最初、更にキスを楽しみながら先端の位置を合わせ、軽く入り口を突くだけだ。すると、ここまで来ればおねだりしても不自然では無いと思った結衣が思い切っておねだりをした。
「そのまま入れて」
結衣のおねだりが素直に出たので宏一は肉棒の位置を一点に固定すると、結衣が自分で入り口を合わせてきた。
「そこ・・・・そのまま・・・・・入れて」
宏一が肉棒を進めると、とぷっと肉棒は結衣の入り口を掻き分けて中に入った。
「んんんっ」
宏一の首を抱きしめている結衣の腕に力が入った。結衣は再び圧倒的な肉棒の侵攻を身体の中心で受け止めた。特に身体の入り口から入って奥深くの内臓まで圧迫する感覚は独特だ。結衣は『おっきい』と肉棒の大きさを実感していた。
「んん・・・・・あ・・・・・んっ・・・・・んんん・・」
肉棒はゆっくりと結衣の中に入ってくる。既に二回目なので結衣の中は一通り濡れており、挿入自体に抵抗はなかった。ただ、まだたっぷりと濡れているとは言いがたい。しかし、女の子の気持ちとして自分から動いて感じるのは恥ずかしいし、宏一にリードして欲しい。
「宏一さんがして」
結衣はそう言うと、両足を大きく開いて足の裏で宏一を挟んできた。こうすることで宏一は自由に動ける。結衣が調べてきた男の動きを最も自由にする足の開き方だった。
「ズボズボして欲しいの?」
宏一が聞くと、結衣はコクンと頷いた。
「それじゃ、ズボズボしてっていってごらん?」
宏一の要求に、結衣は素直に言った。
「ずぼずぼして」
「良い子だ。ゆっくりするからね」
宏一はそう言うと、ゆっくりと肉棒を入り口まで引き戻し、そしてゆっくりと一番奥まで差し込んでいく。
「んん・・・・んんーーっ・・・・あ・・・・あぁぁぁ・・・・んん・・・」
結衣は自分の口から自然に声が出そうになるのを不思議に思いながらも、感じて声を出す自分を可愛いと思った。宏一の動きは複雑だった。単に同じ動きを繰り返すだけで無く、入り口で止めたり、奥深くで止めたり、また途中で引き返したりと結衣を飽きさせることが無い。
しかし、宏一は何度か動くと、しばらく動くのを止めて結衣の肉壁を楽しもうとした。動くのを止めた宏一に、結衣は上気した顔のまま少し不思議そうな顔をした。
「結衣ちゃんの中は、まだ動いてないね」
「そうなの?」
「うん、まだだよ。でも、しばらくするとおちんちんに反応して動き始めるよ」
「わかんない・・・・・・」
「本人には分からないよね」
宏一は肉棒を一番奥まで入れた状態で結衣を抱きしめ、優しくキスを繰り返した。結衣は身体の中の肉棒の大きさをたっぷりと感じながらキスを楽しんだ。
「まだ痛い?」
「ううん、大丈夫。でも、いっぱいいっぱいで無理したら壊れちゃいそう。でも宏一さんが優しくしてくれるから・・・・・」
「気持ち良い?」
宏一の問いに、結衣はニッコリと微笑んでコクンと頷いた。実は、この時の結衣は腰を突き上げたいのを我慢していた。我慢していたのは恥ずかしいというのもあるが、本当は宏一に喜びを与えて欲しかったからだ。その気持ちを分かっているのか、宏一は再びゆっくりと動き始めた。
「んんっ・・・んああぁぁぁぁぁん・・・んんんんーーーーっ、すごい」
声を上げ始めた結衣を宏一は優しい眼差しで見下ろしている。
「そんなに見ないで」
「ううん、いっぱい見ちゃうよ。結衣ちゃんがおちんちんを入れられて感じてるところを」
「そんな風に言っちゃいや」
「だってさ」
宏一がまだ何か言おうとしたので、結衣は宏一の首を引き寄せてキスをして口を封じた。そのまま自分からも宏一の動きに合わせて腰を突き上げて肉棒を迎えに行き、挿入の快感を楽しむ。
「んんんっ、んふっ、んあっ、んんっ・・・」
結衣はキスをしながら腰を動かして肉棒を楽しんでいる。宏一には見せないつもりなのだ。しかし、自分で出没をはっきりと力強くしたことで結衣はどんどん高みへと登っていく。次第にキスが疎かになってきた。
宏一は身体を起こすと、結衣を見下ろしながら結衣の膝を持って左右に開き、M字に開いた細い足の間に肉棒を押し込んで結衣を喜ばせる。
「ああぁぁ、こんな格好はいやぁ」
結衣は恥ずかしかったが、頭の中では『この前もしたけど』と思った。それにもう身体が喜んでいて止めようが無い。宏一が下を見下ろすと、結衣の小さなおまんこに自分の肉棒がズポッと入っているのがよく見える。宏一は結衣にも見せることにした。結衣の上体を引き寄せる。
「さぁ結衣ちゃん、よく見てごらん。結衣ちゃんのおまんこにおちんちんがずっぽり入ってるよ」
両足をM字に開かれた上に上体を引き寄せられたことで結衣の身体は丸く丸まってしまったが、細身なのと身体が柔らかい結衣は、目の前で秘部の中に肉棒が刺さっている光景に目を見張った。
「すごいね」
「こんなの見せないで。分かってるから」
結衣は少し嫌がっているようだったが、宏一のすることなので強くは拒否しなかった。確かに、自分の中に極太の肉棒が埋まっている光景は衝撃的だ。こんな太いものが自分の中に入っているなど、見ない限り絶対に光景を思い浮かべることはできない。それに、これほどまじまじと見たのは初めてだ。今まではゆっくりと見ている余裕など無かったからだ。
「結衣ちゃんの中がゆっくりと動き始めたよ」
「そうなの?」
「うん、動いてる」
「わかんない・・・・・・・でも、なんとなく・・・・」
「感じてきた?」
結衣はコックリと頷いた。だからいつまでも見ているわけには行かない。見るために動くのを止めたので、どんどん焦れったくなってきている。結衣は自分から身体を横にすると、再び両足の裏で宏一の腰を軽く挟んで宏一の動きに両足が連動するようにした。こうすれば宏一がどう動いても最高の結合を楽しめることに気が付いたのだ。
宏一も結衣の中が動き始めたことで、いつまでもじっとしているのが焦れったくなってきた。
「宏一さん」
結衣はそれだけ言うと、両手を伸ばして宏一を抱きしめようとした。しかし、宏一は結衣の上に被さろうとはせずに、膝立ちで結衣の足をM字にしたまま、ゆっくりと肉棒を出し入れし始めた。
「ンあぁっ、ああぁぁぁん、ああぁっ、いや、ああぁぁん、抱いてぇ」
「まだだよ。先ずこのまま感じてごらん」
「いや、ちゃんと抱いてぇ、あああぁぁぁ」
結衣は抱いてもらえないまま感じさせられた。二人の密着しているポイントが肉棒十万個だけなので、どうしても意識がそちらの快感に向いてしまう。宏一はゆっくりと結衣の一番奥まで肉棒を入れると、ゆっくりと入り口まで引き抜き、そしてまた入れていく。
「ほうら、結衣ちゃんの中がだんだん狭くなって、おちんちんにしっかりと絡み付いてくるよ」
「ああああぁぁ、そんなの分からない。ンあぁぁぁぁ、そんなの楽しまないで」
「それじゃぁ、おっぱいも可愛がって上げるね」
そう言うと宏一は出没しながら両手を伸ばして結衣の乳首を可愛がり始めた。
「んあっ、ああっ、ああっ、ああん、あん、あん、ああぁぁぁっ、そんなのぉっ」
結衣は抱いてもらえないことが不満だったが、肉棒を入れたままじっと焦れていた分だけ乳首も敏感になっており、気持ち良いことだけは間違いない。宏一のように出没しながら乳首を可愛がる男は意外に少なく、普通はどちらかだけなのだが、結衣は最初から宏一の濃厚なテクニックにたっぷりと開発されることになり、そのまま頂上に向かって感じさせられていく。
「ああぁぁっ、ああっ、あああぁぁぁぁぁ、あああぁぁん」
結衣はこのままいかされるのだろうと思った。そして、その予感はあった。しかし、結衣が感じれば感じるほど宏一は出没を弱く、乳首の可愛がり方も軽くしていく。
「ああっ、ああん、ああぁぁぁぁぁぁぁ、ああん」
結衣の声に残念な感じの響きが混じってきた。結衣は宏一を見つめた。
「結衣ちゃん、いきそうになったらちゃんと言うんでしょ?」
「そんなの、あああぁぁぁ、ああああん、ああっ、ああっ、ああぁぁん」
結衣は宏一がわざと感じてくると弱くしている事に気が付いた。しかし、まだ結衣にはその理由が分からない。ただ宏一を信じて肉棒が出入りする喜びの世界に没入していく。
「ああん、ああぁぁ、ああぁぁぁぁぁぁ、ああっ、ああっ、ああっ、ああぁぁ、あんっ」
宏一はゆっくりした出没でも多彩な技で結衣を飽きさせない。宏一は結衣の乳首を可愛がりながら、結衣が仰け反ったり身体を捻ったりして感じる様子をたっぷりと堪能した。こんな可愛らしい少女が思いきり感じている様子を楽しめる男などそうはいない。
宏一は肉棒を奥に入れると、優しく両方の乳首を指で挟んでクリクリと可愛がってみた。
「んああああっ」
結衣は堪らずに大きく仰け反った。結衣は仰け反ると乳房がほとんど平らになるが、端正な顔から顎、そして胸へのラインがとても美しい。宏一はそのまま乳房全体を優しく揉み回して結衣の身体に喜びを刻み込んでいく。
「こうされるのが気持ち良いんだね」
「こんなにされたらおかしくなっちゃう」
「おかしくなって良いんだよ。それが最高になるって事なんだ」
「そうなの?」
「もう一度してみるね」
「ああああぁぁぁ」
「結衣ちゃん、とっても綺麗だ」
「見て楽しまないで」
「だめ、いっぱい見て楽しんじゃう」
「どうして見たがるの?」
「女の子の身体を愛してる男の特権だからね」



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