ウォーター

第五百十七部

 
「自分でもよく分かったわ。あんなになっちゃうなんて、本当に凄かった。びっくりよ」
「今日はどうする?」
「今日は良い、そのままで宏一さんを感じていたいの」
「それじゃ、入れてみる?」
「うん、お願い」
舞はそう言うと、仰向けで宏一を上に導き、宏一は舞の足を大きく開くと正常位で肉棒を宛がった。
「そっときて」
舞は入り口を合わせながら宏一をじっと見つめてきた。同じ細身でも結衣のようにぱっちりとした目つきではなく、どちらかと言うと切れ長の目なので、じっと見ていると妖しげな雰囲気に飲み込まれていく。宏一は舞が合わせてきた位置にゆっくりと肉棒を押し込んでいった。
「うっ・・・・ちょっと待って」
「痛い?」
「やっぱりまだ無理みたい。でも、このままでいて」
そう言うと舞は自分から大胆にキスを求めてきた。そして宏一の首にしっかりと手を回すと、両足の裏で宏一の腰を挟んできた。まるで舞の身体が宏一の上半身に掴まっているかのような体位に、宏一は驚くと同時に気持ちが入ってきた。舞はそのまま自分からクックッと入り口を押し付けて少しずつ肉棒を飲み込もうとする。
「舞さん、なんて嫌らしいやり方なんだ。凄いね」
宏一が舞の首筋を舐めながら言うと、舞は更に興奮してきたようだ。
「だって、こうしないとうまく入らないかも・・・・・あああぁぁ、おっきいのが少しずつ・・・・・あああぁぁぁぁ、先っぽがこんなにおっきいなんて」
舞はそう言いながら、ゆっくりと肉棒を収めていく。
「ああぁん、こんなにカチカチじゃ、中に入れられないじゃないの」
「そう?」
「身体が串刺しにされてるみたい.ああんっ、ちゃんと入って」
そう言いながらも、肉棒は半分近く舞の中に入ってきた。ここまで入れば後は押し込むだけだ。
「入れても良い?」
「入れて」
「ほら」
宏一が押し込むと、ねっとりとした舞の中に肉棒はずっぽり入って行った。
「はあぁぁぁぁぁっ、来た、これ、これよぉ、あああぁ、宏一さん」
舞の奥深くまで肉棒が入り、根元が舞と密着した。
「こんなに太くて固いなんて。昨日は夢中でよく分かんなかったけど、こんなの入れられたら普通じゃいられなくなるのも当たり前よ.ローターなんて使うんじゃなかった」
舞はそう言って微笑んだが、そう言えるようになったのも、宏一にしっかりと再開発して貰ったからなのは舞が一番よく分かっている。
「そっと、動かないで」
舞はそう言って微笑んだ。
「このままが良いの。でも、動きたかったら動いて良いのよ」
「大丈夫。このままだよ。舞さんを感じていたいんだ.先ず全部入れちゃうね」
宏一はそう言うと、肉棒を一番奥まで入れた。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、なんて素敵なの。こんなに素敵なことがあるなんて」
舞は宏一の首に手を回すと、足を宏一に絡めてきた。舞は足が長いので軽く絡めるだけで宏一の足が動かなくなる。宏一だって足は長いのだが、舞は身長に比べて明らかに足が長いので宏一の足に全て重なるからだ。
しっかりと挿入した状態で二人はネット利をキスを楽しんだ。朝にこんなことをするのは二人共初めてだったが、これはこれで良いものだ。窓の外からは朝の光が差し込んできたが、明るい部屋でのセックスが今は二人を特別な時間へと連れて行った。
「宏一さん、また、疲れて帰ってきたら、ヘトヘトになって帰ってきたら、またこうやって私を元気にしてくれる?」
「うん、待ってるよ」
「ありがと。これで私、元気に長崎に行ける」
「がんばってね」
「うん、こんな素敵なことが待ってるなら、思いっきり頑張れる」
そう言うと舞は、自分から腰を軽く突き上げて肉棒の太さと長さと硬さを確かめた。
「素敵なことって、もしかして俺のおちんちんのこと?」
「バカ、・・・・・全部よ。宏一さんも、私の中に入ってるものも、全部」
そう言うと舞は、再度ゆっくりと腰を突き上げて肉棒の実感を確かめた。
「なんか・・・・舞さんの中、動き始めたみたいだよ」
「そうなの?」
「うん、だんだん感じてきた?」
「そんなの最初からよ。でも・・・・・・もっと・・・かも・・」
そこで宏一が軽く一度出し入れした。
「あんっ、また・・・・・」
「気持ちいい?」
舞はコックリと頷いた。普段の舞からは想像できない可憐な仕草に、宏一の肉棒は一気に硬さを増した。
「舞さん、可愛いよ。何て可愛いんだ」
宏一は舞の唇を楽しみ、項を舐め上げた。
「俺もだんだん我慢できなくなってきたかも・・・・・」
「もう?」
舞がイラズラを笑うように言った。
「それじゃ、舞さんはどうなの?我慢できるの?」
ちょっとむかっとした宏一が言い返した。
「まさか。もう限界よ」
そう言うと舞はクイックイッと腰を突き上げ始めた。
「夢中になりたいの?」
宏一が言うと、舞は素直に白状した。
「もう許して。良いでしょ?夢中になっても」
「そうだね」
そう言うと宏一は挿入したまま背中を丸めて舞の乳首を口に入れて舌で乳首を転がした。
「あああっ、そんな、ああんっ、だめぇ、話がっ、話せないっ、ああぁぁぁぁっ、だめよ、まだぁっ」
舞が喜びの声を上げると、背中が浮き上がるくらい大きく仰け反った。宏一は差し出された乳首をたっぷりとねぶり、更に指でも可愛がって乳房も揉み回した。舞は我慢できないとばかりに腰を使い始めた。
「ああぁぁぁぁっ、いきなり上も下もなんてぇっ、ああぁーーーーっ、素敵すぎるっ」
舞は仰け反ったまま腰をクイクイと使って肉棒を楽しみながら、乳首を愛される喜びに声を上げ続けた。自然二枚の手足が宏一の上半身に絡み付き、最高の体勢を逃さないように宏一の身体の位置を確保する。
そして頭の隅で、こんなに乳房と乳首を可愛がって貰ったのはどれくらいだろうと思った。今まではセックスの最中でも舞は乳房を余り可愛がって貰ったことがなかったのだ。しかし、宏一は徹底的に可愛がってくれる。舞は恥ずかしさもほとんど感じないまま思い切り乳房を可愛がられる喜びに心から喜んだ。
すると、宏一は起き上がって膝立ちの姿勢になり、腰を使いながら両手で乳房をこねるように可愛がり始めた。
「あああああああ、そんなにしたら、あああぁぁ、だめ、持たない」
「いって良いんだよ。何回でもいってごらん」
「だめぇ、もうすぐ会議が、ああぁぁ、だめぇ、こんなに直ぐにいったらきっとまた、ああぁぁっ、あああぁぁっ、あああぁんっ、だめぇ、いっちゃいそうっ」
「いきなさい」
宏一は優しく言いながら、肉棒をグイッグイッと舞の奥に押し込んだ。舞の締め付けはさすがに昨夜ほどではなかったが、潤いは十分だし、何より舞が喜んでいるのが嬉しい。
「こんなことっ、ああぁぁっ、だめ、素敵すぎる。だめ、離れられなくなるっ」
「また舞さんはここに帰ってくるんだ。俺に抱かれるために帰ってくるんだよ.こうやって最高になるために帰ってくるんだ」
「ああぁぁっ、だめぇぇっ・・・・・くっ」
舞はグッと仰け反ったまま身体を硬直させ、身体をブルッブルッと小刻みに震わせた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、だめよ、朝からこんなに最高にしたら」
「そう?」
宏一は肉棒を抜くと、身体をズリ下げて口元に舞の秘部を持ってくると、両足を大きく開いて、今抜いたばかりの秘部をベロッベロッと舐めながら両手を上に上げて舞の乳房を揉み始めた。
「ああんっ、まだいったばっかりなのに。これは昨日もして貰ったからぁ」
そう言いながらも舞は足の裏で宏一の頭をそっと挟んだ。
「ああん、ああぁんっ、だめ、朝からこんな激しいのは、ああんっ」
そう言いながらも足の裏で宏一の頭をちょんちょんと自分の秘部に押し付ける。舞は『朝からこんなに感じるようになったんだ』と気が付くと、嬉しさが更に快感の感度を押し上げていった。
しかし、こんなことを繰り返していてはいつまで経ってもベッドからでられないし、会議にも送れてしまう。しかし、今日は新しい配属先での会議なので遅刻だけは絶対にできない。
舞が快感の海の中から気力で抜け出すと、身体を捻って両足を閉じ、宏一の愛撫から抜け出した。
「ごめんなさい。シャワーを浴びてくる」
それだけ言うと、そそくさとシャワー室に逃げ込んだ。あのまま宏一と会話すれば自然と宏一の腕の中に入るし、そうなればまた同じことが始まってしまうからだ。
しかし、シャワーを浴びても身体の火照りは消えるどころかますます募っていった。舞は困ってしまったが、とにかくシャワーを浴びると身体を拭き始めた。
舞がスーツ姿になってシャワーから出てきたとき、宏一は代わりに入ろうとしたが、舞に引き留められた。
「どうしたの?」
「もう・・・・・・どうしてくれるのよ」
そう言ってすれ違おうとした宏一の胸の中に入ってきた。
「舞さん・・・・・」
「だめ、身体が火照って止まらないの。シャワーを浴びてもだめだった」
そう言うと宏一の首に手を回してねっとりとキスをしてきた。ゆっくりと舌を宏一の口の奥まで入れてくる嫌らしいキスだ。宏一が舞の項へと移ると、舞は喘ぐように言った。
「このまま、お願い」
「え?でも・・・・」
「ストッキングを穿いてないから、このままパンツを脱げば・・・・。後は会社に着いてからきちんとするから、だからこのまま、もう一回して」
「舞さん、なんて嫌らしいんだ」
「もう、その話は無し」
「どうすればいいの?」
「このまま、後ろからして」
そう言うと舞は立ったままベッドに手をついてお尻を突き出した。宏一は舞のスカートの中に手を入れるとパンツを引き下ろし、舞の足から抜き去った。
「来て」
舞がじっとお尻を突き出して待っていると、全裸のままの宏一が肉棒を舞の中に押し込んでいく。
「はああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ、直ぐにして」
「こう?」
宏一が出没を開始すると、舞はベッドに膝をついた姿勢に移った。そこに宏一の肉棒がグッグッと押し込まれる。
「舞さん、さっきより奥の方が狭いよ」
「くぅぅっ、んああぁぁぁっ、はああぁぁっ、あああぁぁっ、くーーっ」
舞はベッドのシーツを握り締めて快感に耐えている。しかし、今度は宏一の方が我慢できなくなってきた。
「舞さんっ、こっちで前からしよう」
そう言うと肉棒を抜いて舞を小さな応接セットへと誘う。
「だめ、ああん、前はだめよ」
舞は軽く嫌がったが、宏一のリードで一人用の手すりのないソファに座った宏一に前から跨がる形で貫かれた。
「ああああぁぁぁぁぁぁぁ、あああぁんっ、あああぁぁぁぁぁぁぁ、突き抜けるぅ」
舞は真下から貫かれて声を上げた。舞のスーツのタイトスカートは裏返しになって腰まで捲り上げられ、舞の秘部は宏一の茂みに密着している。
「こんなに長くて太いの入れられたらぁっ、あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「舞さん、舞さんの中がこんなに素敵だなんて、嫌らしくて狭くて気持ちいいよっ」
宏一はそう言うと、舞のスーツを脱がそうとした。
「だめ、それだけはだめ、このまま」
舞は嫌がった。ここで裸になるわけにはいかないのだ。しかし、スイッチの入った宏一は止らない。今度は舞のブラウスのボタンを外していく。
「だめ、脱がさないで。もうそれは我慢して」
舞はそう言って止めようとしたが、宏一は舞のブラウスのボタンを外すと左右に広げてブラジャーを剥き出しにした。
「あぁっ、それはっ」
「舞さんっ、我慢できないっ」
宏一は舞のブラジャーを上にずらすと、可愛らしい乳房に吸い付き、もう片方を揉み上げた。
「はうぅぅっ、うううーーっ、ああぁぁぁぁっ、あああぁぁぁっ、だめ、ああぁぁぁぁぁ」
舞は少し嫌がったが、もうこうなってはどうしようもない。宏一の口の中で舞の乳首が転がされ、舞の真下から肉棒が上へ上へと突き上げてくる。
「あああああああ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっ」
舞は諦めたのか、とうとうその体勢のまま腰を使い始めた。そして宏一の頭が胸から逃げないようにしっかりと頭を抱きしめる。そして舞の足はソファの両側の床に突いて舞の身体を前後に動かしている。
「ああぁぁっ、最後よ。本当に最後よ。このまま、このままぁっ」
すると、舞の中に深く押し込まれた肉棒が次第に反応してきた。
「舞さん、このままだと出ちゃう」
「良いの、このまま全部出して、私にちょうだい。全部中に出してっ」
舞は宏一の首にしがみつきながら腰を使っていた。宏一はしゃがむようにして姿勢を低くして舞の乳房に吸い付いて乳首を舌で転がしている。



トップ アイコン
トップ


ウォーター