宏一がじっくりと舐める体勢を作るために枕の高さや史恵の腰
の位置を調整していると、
「アアン、ダメェ、息がかかると・・・できない・・・はうん」
と史恵が顔を上げてしまう。
「史恵ちゃん、お互いに同時にするから意味があるんだ。弱くて
もいいから、できるだけ続けるんだよ、いいね」
そう言うと、宏一はゆっくりと史恵の秘唇を舐め始めた。途端に
史恵の腰から快感が勢いよく身体中に広がる。
「アアッ、ダメ、それされたら・・・・できない」
史恵は口を離してしまうが、そうすると宏一も舐めるのをやめる
ので、再び史恵はフェラチオを再開する。しかし、何度やっても
史恵はすぐに口を離してしまい、なかなか同時にできない。
「アン、宏一さん、こんなこと、してたら、疲れるだけ・・・・
だから、少し・・・休ませて・・・」
史恵の秘唇からは止めどもなく液体が溢れ出し、宏一の口の周り
だけでなく太股も濡らし始めていた。
「じゃぁ、これで最後にしよう。できるだけ浅くしてて良いから、
口を離さないで。いいね」
宏一はそう言うと秘核をゆっくりと舐め始めた。史恵も必死に我
慢して肉棒をくわえ続ける。今度はやっと二人で同時にできたの
で、宏一は舐めながらご褒美に下を向いて三角に尖っている乳房
を下から揉み上げてやる。
途端に必死に我慢を続けていた史恵が、
「ああぁっ、ダメェ、もうダメェ、できない、ハアン、気持ち良
すぎる」
と肉棒をはき出してしまった。それでも肉棒を離すまいとしてほ
おずりをしながら悶えている。宏一は史恵の気持ちに満足すると、
舐めるのを一気に早め、激しく揉み上げ始めた。
「ああっ、また・・またきちゃう、いっちゃう・・・あ、もう、
もうだめぇ・・・いいーっ」
史恵は肉棒にほおずりをしたまま二回目の絶頂を極めた。
「はぁッ、はぁッ、はぁッ、こう、いち、さん、ちょっと、
はぁッ、待って」
宏一が史恵の身体を抱き寄せて挿入の体勢を作ろうとすると、史
恵は息も絶え絶えに宏一に頼んだ。
「少し、待って・・・、いましたら、死んじゃう、はぁ、はぁ、
はぁ」
史恵はそれだけ言うと布団の上でグッタリしたまま激しい息を繰
り返した。どうやら初めての絶頂は、史恵の体力をかなり消耗さ
せたらしい。宏一はギンギンに臨戦状態の肉棒を持て余したが、
史恵がこの状態なら無理にするわけにはいかないと思い、全裸の
まま窓際の応接セットでタバコと吸い始めた。
史恵がこっちに来たら、また口でしてもらおうと思って楽しみに
待っていたが、史恵はなかなか体を起こそうとしなかった。しば
らくして、やっと史恵は体を起こすと、
「宏一さん、どうすればいい？」
と身体をすり寄せて聞いてきた。その仕草がとても素直だったの
で、宏一も余り無理は言えなくなった。
「ちょっとだけこっちに来て口でしてくれない？後は夜にしよう。
疲れたみたいだから」
そう言うと、
「口だけでいいの？」
と史恵は宏一の傍まで全裸でやってきて、ゆっくりと肉棒を舐め
てくれた。その舐め方はとても宏一を刺激したが、史恵は余り深
く含んでくれず、すぐにやめてしまった。
「ごめんなさい、なんか、上手くできなくて・・イヤになっ
ちゃって・・・今までこんなことするなんて思ったこと無かった
の。ごめんなさい」
史恵はそう言って肉棒にキスをした。
史恵はそのまましばらく眠った。宏一は夕食前の時間を散歩して
過ごした。この宿は研修施設として建てられているので、周りに
は遊歩道が完備しており、散歩しながら九州を感じるには絶好の
場所だった。
ちょっとだけ外に出るつもりだったが、何気ない景色に九州を感
じて飽きることが無く、気が付くと既に夕食の時間になっていて、
あわてて部屋に戻った。宏一の周りにいた人たちはセンターの夕
食の時間を気にしていないかのようにのんびりと過ごしていたが、
どうやらキャンプ場の人たちらしく、宏一達の夕食の時間には関
係がなかったようだ。
宏一が部屋に戻ると、既に史恵は起きて身支度を整えており、宿
の浴衣に着替えていた。宏一を見ると、あわてて寄ってきて抱き
つき、
「宏一さん、どこに行ってたの？怒って帰っちゃったかと思って
心配したんだから。もうこれから荷物まとめるところだったんだ
から」
と宏一の胸の中で文句を言った。優しくキスをして、
「さあ、夕食に出かけよう」
と言うと、まだ目に涙を浮かべていたが、それでもにっこり笑っ
て、
「何かごまかされたみたい」
と言ったが、
「ごまかしてなんか無いよ。お腹減ったろ？」
と言うと、
「確かにお腹は減ってきたみたい」
と笑って応えた。
管理棟で食べる夕食は、海の幸をふんだんに使った海鮮料理だっ
た。宏一達のように当日になって申し込む人など通常はいないの
で、各テーブルには思い思いの特別料理が加わっている。宏一達
も何か頼めるものはないかと聞いたところ、サザエの壺焼きなら
できるというので加えてもらった。
「こういう食事も良いね」
「そうね。何か落ち着く」
「考えてみれば、こうやって二人でゆっくりと食事をするのは初
めてかな？ほら、最初の夜はドタバタしてたし、次の日は喧嘩し
ててゆっくり話をする感じじゃなかったから」
「それ、当てつけてる？？？」
「まさか！こうやって二人で食事ができて嬉しいって言ってるだ
け」
「そうね。宏一さんはそんな人じゃないもの。でも、初めてじゃ
ないわ。日光で過ごしたから」
「そうか、でもホントに嬉しいんだよ」
「分かってる。私も。追い掛けてきて良かった」
二人はビールを飲みながら、薄暗くなってきた外の景色を見なが
らのんびりと話をしていた。海の向こうに島か半島か分からない
が、入江が見える。
「ここって、前にきたことあるの？」
「う〜ん、あると思うんだけど、小さかったから良くわかんない。
子供にはみんな同じに見えるから」
「これ、美味しいね。昨日食べた料理も美味しかったけど、これ
は、なんて言うか、飾らないって言う感じで、素朴だけどきれい
に盛りつけてあって、それにとっても新鮮で美味しい」
史恵はテーブルの上のマスコットを取り上げると、
「ほら、その日に捕れた魚をすぐに調理しますって書いてあるわ」
と宏一に見せた。ちょうどその頃、宏一達の頼んだサザエの壺焼
きが出来上がってきた。東京では見たこともないくらい大きな壺
焼きで、東京で頼んだらいくらするのか想像すらできなかった。
ちゃんと蓋を取って中味を切ってあったので、すぐに簡単に食べ
ることができた。あまりに美味しかったので、宏一は我慢できず
に日本酒を頼んだ。
「宏一さん、あんまり飲み過ぎないでね。後もあるんだから」
「あと？」
何のことか、一瞬宏一には分からなかったが、史恵の目を見て納
得すると、
「分かった。少しにしておくよ」
とニッコリ笑った。しかし史恵は、
「それなら一口頂戴」
とおちょこを差し出してくる。
「何だ、二人でのむんならもう一本かな」
二人は笑いながら日本酒とサザエの絶妙な組み合わせに舌鼓を打っ
た。
二人はいろんなことを話ながらゆっくりと食事を楽しんだ。気が
付くと、満員だった食堂はガラガラになって、宏一達の他は二組
だけになっており、既に後片付けが始まっていた。
「そろそろ戻ろうか」
「そうね。宏一さん、ちょっと歩かない？」
「いいよ」
「ちょっとでいいの」
史恵は宏一を連れて外に出ると、宿の周りの遊歩道を歩き出した。
まだ管理棟自体は開いているので、売店に買い物に来るキャンプ
場に泊まっている人や、宏一達のように散歩している人と結構す
れ違う。
「宏一さん、明日の朝、二人で散歩しません？」
「いいけど、どうしたの？散歩するの好きなんだね」
「何か、こんな混んでるって思わなかったから・・・・。人が多
すぎて・・」
史恵は二人でゆっくりと散歩できないのが不満らしかった。最初
は浜辺に向かって歩いていた二人だったが、浜辺の方に近づくに
連れて音楽や騒ぎ声が聞こえてきたので自然と自分たちの家族棟
に戻る遊歩道を選んでいた。
「どうする？もう少し、他の場所にも行ってみる？」
「ウウン、戻りましょう。宏一さんと二人で過ごしたいの。散歩
なら朝でもできるわ」
史恵は今の自分の気持ちを大切にしたかった。今なら宏一を自然
に受け入れられそうだったし、それよりも宏一が喜ぶこともして
あげられそうだった。二人が部屋に戻ると、史恵は風呂場に行っ
て備え付けの小さな風呂の仕度を始めた。
史恵はすぐに部屋に戻ってくると、宏一と一緒に布団を敷いた。
シーツを敷くのはあまり上手にできなかったが、それでもなるべ
くきっちりとして、少しくらい激しく動いてもめくれないように
丁寧に仕上げた。
二つの布団が並んで仕上がると、史恵はカーテンを閉め、宏一の
手を引いて布団の上に立った。
「お風呂の準備ができるまでは最後までしないでね」
そう言うと、宏一の頸に手を回してキスをしてきた。宏一は手を
伸ばして部屋の電気を豆電球だけにすると、史恵の帯を解いた。
史恵も宏一の帯を解き、宏一の浴衣をそっと脱がせてくれた。
そのまま二人は布団に横になり、ゆっくりとキスをしながら身体
を合わせる。宏一はブラジャーのホックを外すと、可愛らしい乳
房を周りから丹念に舌と唇で愛撫し始めた。
「アン、アン、いやぁ、そんなのぉ、でも良いの。嬉しい」
史恵は焦らされるのが大嫌いだったが、今日はそんなに嫌ではな
かった。
何よりも宏一と二人だけの時間を過ごせるのが嬉しかった。宏一
の舌は、乳首のすぐ近くまで近づき、ゆっくりと離れていく、近
づいたときは史恵の身体が期待に固くなるのが良く分かった。焦
らされたことがないので慣れていないらしい。
「宏一さん、早く、ね、早くぅ」
「史恵ちゃん、おねだり、できる？」
「してるのに、ね、早くぅ」
「オッパイを食べてって言ってごらん」
「そんなこと、言えるわけ・・・言って欲しいの？」
「うん、聞きたい」
「アアン、早くオッパイを食べて、ね、お願い」
「こんな風に？」
「あ、アアーーっ、クゥーーッ、いいっ、すごくイイッ」
史恵は我慢していた分だけ快感を一度に取り戻した。宏一におね
だりを要求されたときは心が冷めるのではないかと心配したが、
言ってみるとなんか宏一が可愛らしく思えてきた。史恵の身体は
充分に宏一に馴染んでいた。
宏一はゆっくり史恵の体を口で愛撫していった。指の先や足の指
も丁寧に口に含んだ。特に足の指を丁寧にしゃぶってやると、史
恵は激しく反応した。
「だ・・ダメェ、そんなことしたら、アアン、覚えちゃうからぁ
・・・・はうぅ、どうしてこんなに、ダメよぅ、そ、そこッ、ダ
メッ、こんなの教えないでぇっ」
史恵は全裸でどうして良いか分からずに悶え続けた。足の指を舐
められると自分から足を擦り合わせるわけには行かない。既にたっ
ぷりとぬれてきているのは自分で十分に分かっていたが、なかな
か自分からは言えなかった。
だから宏一がパンツに指をかけてきたとき、史恵はすぐに大胆に
腰を上げて協力した。宏一は電気を付けた部屋でも史恵がいやが
らないので少しだけ驚いたが、それよりもさっきと同様にたっぷ
りと史恵を眺められることを喜んだ。
宏一は史恵の足を大きく開き、秘唇の中まで丸見えになるように
すると、ゆっくりと顔を近づけてじっくり眺めた。
「宏一さん、いいのよ。嫌じゃないから、好きにして。でも・・
・・・」
「なあに？」
「はうぅ、そんなところで話されると響くぅ」
「言ってごらん・・」
「あん、宏一さん、私から言って欲しいの？私がおねだりした方
が良いの？」
「そうだよ。史恵ちゃんのおねだりが聞きたいな」
「それじゃ・・・・舐めて」
「がまんできないの？」
宏一はトロトロと透明な液体をはき出しながらうごめく史恵の秘
唇を眺めながらさらに言葉を要求した。
「もう、そうなこと・・宏一さんが・・・早くぅ」
宏一がゆっくりと舐め始めると、史恵は宏一の頭を両手で押さえ
て腰を突き上げ始めた。しかし、宏一は顔を少し話して舌の先端
だけで舐め続ける。
「もっとぅ、いやぁ、ここまで言わせて焦らさないでぇ、もっと
してぇ」
「どこを一番舐めて欲しいの？」
「分かってるでしょ、ねぇ、早くぅ、クリトリスが良いの、ね、
いっぱいして」
史恵は大胆に言葉を口にした。以前のプライドの高い史恵からは
考えられないことだった。宏一は更に両足をぐっと大きく開くと、
史恵の少し大きめの秘核を丁寧に唇でついばむようにしながら舌
で舐め転がしてやった。
史恵の秘核は本当に可愛らしく、丁寧に舐めないと位置が分から
なくなってしまう。
「あああぁぁぁーーーっ」
足を大きく広げられているので腰を上手く使えない史恵は、ありっ
たけの手の力で宏一の頭を秘唇に押しつけてきた。途端に宏一の
顔が秘唇に強く擦り付けられる。史恵は更に宏一の頭を何度も上
下させ、ありったけの快感に溺れた。
「いやぁっ、こんなああぁーっ、だめぇっ、止まらないっ、は
あっ、宏一さんっ、あああーーっ、このままいかせてぇ」
史恵は激しく悶えながら宏一の頭を何度も秘唇に擦り付けた。宏
一は史恵のおねだりに答えようと激しく舐め続けたが、途中で史
恵の方が我慢できなくなってきた。
「お願い、宏一さん、やっぱり入れて。欲しくなっちゃった」
宏一は顔を上げると、ゆっくりと挿入の体制を作り、先端をあて
がって、
「ちゃんと言ってごらん」
と要求した。
「宏一さんのそれをあそこに入れて」
「ちゃんといってくれないとダメだよ」
「もう、オチンチンを入れて」
「こうかい？」
「あ、あアーーーッ、くぅーっ、か、感じるっ」
史恵は宏一を全て受け入れるともじもじと腰を動かし始めた。そ
の史恵の耳元で、
「良いの？ここまま始めたら止まらなくなるよ。お風呂はどうす
るの？」
とささやく。
「いやぁ、ここまでしておいてやめたりしないで、お願い、動い
て、ズコバコして。我慢できないの。アアッ、もうっ、お風呂な
んかどうでもいいっ」
史恵早く快感に溺れたかった。既に宏一の肉棒は入っているのだ。
「それじゃ、後で一緒に入ろうね」
「そのつもりだったからぁ、でも宏一さんがこんなことするんだ
もの。ね、早くぅ」
史恵は自分から腰をぐいぐいと突き上げながら宏一を挑発した。
「それじゃ、お風呂は後でね」
「はい」
「じゃあ、いくよ」
宏一はゆっくりと動き始めた。史恵の中は既に少し小さくなって
おり、いつもより包まれる感覚が強かった。それは史恵自身の快
感をも大きくしていた。
「はアーッ、最高ッ、堪らないッ」
史恵は自分からも大胆に腰を突き上げて宏一の動きを更に大きく
している。宏一はだんだん深く入れる時間を長くして、肉棒全体
で史恵を楽しめるようにしていった。
「ああああああ、そんなに奥まで・・・・はうぅぅ、もっと入れ
てぇっ、アアッ、ふ、深いッ、こんなに奥まで来てるっ」
史恵は宏一の肉棒をむさぼるように腰を動かした。
「ああぁーっ、私ばっかり動いて、いやぁ、でも止まらないの、
宏一さん、深いの、ああぁぁ、最高ッ」
やがて、宏一の動きに史恵の体が敏感に反応するようになってき
た。宏一が少し突き上げると史恵がキュンとのけぞるのだ。
「史恵ちゃん、ちゃんと言わないと・・・・」
「分かってるでしょ・・・あん、やめないで・・・ゆっくりにし
ちゃいやぁ・・・・ね、いかせて・・今日はいけそうなの。この
ままずんずんてして・・・奥まで一杯・・・・アアッ、いいっ、
いいのっ、よすぎるっ、全部がいいっ、ああぁ、おんなになっ
ちゃう、なっちゃうっ、いやぁっ、もっとズコバコしてっ、ア
アッ、堪らないーっ」
やがて激しく感じる史恵の身体に、待ちに待ったものが訪れた。
「あああーーっ、あうぅぅーーっ」
この日、史恵は初めて肉棒の挿入で絶頂を極めた。薄い小麦色の
肌がグッと大きくのけぞり、全身が硬直する。宏一はとどめを深
くグッと差し込むと、乳房を揉みあげてやる。
「ダメーぇっ」
史恵の体は更に大きくのけぞった。
そのまま史恵はしばらく動かず、体の中を駆けめぐる余韻を楽し
んでいた。いや、絶頂を初体験した史恵には痙攣している体を動
かすことができなかったのかも知れない。宏一はしばらくその体
をそっと抱いていた。やがて、
「お風呂・・・止めなきゃ・・・あん、身体が・・・だるくて・
・」
史恵は自分を包んでいる宏一の手を開いて起きあがろうとした。
「良いよ。俺が止めてくるから」
宏一はそう言うと、風呂の湯を止めに向かった。しかし、蛇口に
はストッパーが付いており、ちょうど良い量で自動的に止まるよ
うになっていたようで、宏一は止める必要がなかった。
「史恵ちゃん、自動で止まっていたよ。一緒にお風呂、入ろうか」
「うん、でも、体がだるくて・・あん、まだ中に感覚が残ってる
・・・」
史恵の身体はまだ時折小さく痙攣しており、先ほどの絶頂がどれ
ほど深く身体に染み込んでいるのかを示していた。宏一は全裸の
史恵をそっと抱き上げると風呂場に向かう。
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