ウォーター

第九十六部

 

宏一は洋恵がおねだりをしてくれたので嬉しかった。やっと二人の関係が元通りに戻ったような気がした。だからもし洋恵がここまでにしようと起き上がって服を直したとしてもこれ以上求めなかったかもしれない。

しかし、洋恵があまり激しく両足を擦り合わせるのでこのままでは可愛そうだと思った。もう少し洋恵の身体を感じさせてやらないと満足しないだろう、と思った。

洋恵は宏一の愛撫に夢中になっていた。最後まで許すつもりはなかったので、ここまでで満足しなければいけない。だから最高の快感を得て身体を納得させるつもりだった。しかし、感じれば感じるほど身体はもっと先までして欲しくなり、快感と同時に焦れったさが強くなってくる。洋恵は乳房を揉まれる快感に時折声を上げながら、心の中では宏一がここで止めてくれることを祈りながらも、もっと先まで許さなければいけない状況をどこかで望んでいた。だから、宏一がゆっくりと淡い色の可愛らしい乳首を口の中で転がしながらプリーツスカートの中に手を入れてきたとき、洋恵はもう抵抗できない、と直感した。

「ああっ、そこはだめぇっ」

と口では嫌がったが、宏一の指がパンツの上から敏感な部分に触った瞬間、

「はうぅーーーーっ」

と仰け反ってその感覚を受け入れてしまった。一度受け入れると止める事などできるわけがない。洋恵はスカートを握って宏一の手を外に押し出そうとしたが、快感に翻弄されながらでは上手く力が入らなくて、パンツの上から敏感な部分を擦り上げられて声を上げるしかなかった。そして、頭の中では『これ以上したら止まらなくなる』と分かってはいても、焦らすように敏感な部分の近くを丁寧に愛撫されると、自然におねだりが口から出そうになる。

「先生、ダメ、これ以上したら止まらなくなる・・・」

「感じてるの?」

洋恵はそれでも何とか宏一の手を押し出そうとしながらうんうんと頷く。

「優しく感じさせてあげるから手をどけてよ」

「だめぇ、ああん、もう、ぁあぁぁっ、そんなに上手にされたら」

洋恵の手はだんだんと力が入らなくなり、とうとう宏一にパンツの上から触られるのを受け入れてしまった。

そうなると身体はもっと先へ先へと進もうとする。既にあそこがじゅくじゅくと濡れ始めているのが自分でも分かる。洋恵はもうこれ以上我慢することは無理だと思った。そうなれば、あとは少しでも早く身体が満足するしかない。そうすれば宏一だって満足して止めてくれる・・・・。あの感覚さえ手に入れてしまえば、もうおねだりしなくても良くなる、洋恵の頭の中ではそう言って無理やり納得させた。

「先生、中も触ってぇ」

「こうして欲しいの?」

宏一の手がすっとパンツの中に入り、淡い茂みを通り越して潤いをたたえ始めた秘唇の中に埋まっていくと、洋恵の身体の中では今までとは質の違う大きな快感が爆発した。

「ああぁっ、先生っ、いいっ、先生っ、やめないでぇーっ、そのままぁっ」

と自然に足を上げて少しでも奥まで感じようとしながら悶え続けた。

宏一は洋恵が十分に感じているのでもっともっと喜ばせようとした。秘核の周りの洋恵が一番好きな部分を丁寧に愛撫し、微妙な愛撫にうまく指が使えないと分かると洋恵のパンツを脱がしてしまい、足を大きく広げて再度丁寧に愛撫した。パンツを脱がされても洋恵はまったく嫌がらなかった。

「どう?気持ちいい?」

「うん、ああうぅ、すごくいい、先生、ああん、はやくぅ」

「なあに?」

「そこだけじゃいや、先生、ねぇ」

「言ってごらん」

「分かってるくせにぃ、・・・・中に指を入れて・・・」

「こうかな?」

「はああああぁぁーーーーーっ、入ってくるぅーーっ」

「気持ちいいって言わないと・・・」

「いやあっ、抜いちゃいやっ、いっぱいずぼずぼして、ずぼずぼぉっ」

「こおんなことして欲しいんだ、こう?それともこうかな?」

「はうぅっ、はうぅっ、はうぅっ、はうぅっ、すごい、いいっ、やめちゃいや、いいの、はうぅっ」

洋恵は指一本ではあるが、もう宏一の与える快感に夢中になっていた。洋恵はやっと一番感じる所で感じることができたのだ。頭の中に響くようなあの快感が洋恵の中を駆けめぐる。しかしやはり指一本なのだ。確かに気持ち良いが、あの巨大なボリュームで無理やり中を押し広げられるような圧倒的な感覚ではない。

そして、九州に行く船の中で初体験を上手に済ませた身体は、宏一のもっとはっきりとした愛撫や結合を望み始めていた。『ここまで許したらもっと先までいかないと止められない』そんな気持ちが自然に高まっていく。洋恵は『もう少しだけならいいや』と思って宏一を見つめた。

「先生、お部屋に連れてって」

息を弾ませながら潤んだ目でおねだりする洋恵は、もうためらいを捨て去った少女だった。

洋恵は、身体が既に充分その気になっていることと、宏一に優しく抱き上げられてお姫様だっこで部屋まで連れて行って貰ったので、すっかり甘えており、

「先生、もっと勉強しないとぉ」

と宏一の胸を叩いて小さく抗議をした。抗議と言うよりは甘えに近い感じなので、宏一も無視しようかと思ったが、抱かれたままの洋恵がドアを開けると、

「それじゃぁ、こっちに行こうか。ドアを閉めて頂戴」

と言って洋恵を勉強机のイスに降ろした。こうされては洋恵は文句も言えないが、宏一に愛して貰うことしか考えられなくなっている洋恵は、

「ここなのぉ?」

とちょっと不満そうだ。

「そうだよ、でもこうしてお勉強しようね」

そう言うと既にはだけられている洋恵の制服を大きく割り広げ、さらにブラジャーを捲り上げて堅く膨らんだ膨らみを剥き出しにして、更に足を開かせて宏一が自由に手を入れられるようにしてから机の上のノートを開く。

「こんな格好でするのぉ?」

洋恵は勉強して良いのか、それともおねだりをした方が良いのか分からなくて困っているようだ。宏一は剥き出しにされた乳房を下側から丁寧に指で愛撫しながら、

「それじゃ、お勉強しようか。まずこのノートに書いてある文章を読んでごらん」

と言って洋恵の勉強仕掛けのノートを広げた。しかし、洋恵の身体は再び中途半端な愛撫には満足せず、

He said, that he lost his...ううんっ..job....last...ああんっいやぁ..week....ちゃんとぉ、お勉強するからぁ」

とまともに読むことさえできない。

「お勉強できないの?Thatを無くして不定詞に替える問題だよ。どうすればいいの?」

宏一の指は乳首の直ぐ近くをスーッと通り過ぎていく。

「ああん、ちゃんとおっぱいを揉んでぇ」

「こうかな?」

「ああんっ、いいっ」

洋恵は乳房を揉み上げられて喜びの声を上げたが、宏一は直ぐにやめてしまい、また指で裾野の方をゆっくりと指で撫で上げながら焦らし始めた。既に一度舌で可愛がられている乳首はツンと尖ったままだ。

「いやぁ、やめたらだめぇ」

「洋恵ちゃん、ちゃんとお勉強しないからだよ。ちゃんと答えを出してごらん」

洋恵はこの問題は解けると思っていたが、勉強に集中できないので答えを出すことができない。

「いやぁ、ちゃんとしてくれたら答えるからぁ。分かってるのぉ、できるんだからぁ。ねぇ、焦らしちゃいやぁ」

「それじゃこうしてあげるから答えてごらん」

宏一は再び優しく乳房を揉み始め、洋恵の身体を喜びで満たしていく。

「はうっ、先生っ、ああんっ、ぁあぁぁ」

洋恵は乳房の快感だけでは満足できないのか、足を擦り合わせながら悶えていた。それでも宏一が止めてしまいそうな気配を悟ると、かなり感じているので口で答えられないと思ったのか、ノートに無理やりという感じで解答を書き始めた。しかし、すぐに、

「こっちもぅ、ねぇ、ちゃんとするからぁ、優しくしてぇ」

と宏一の右手を取ってスカートの中に導く。

宏一はされるがままに右手を差し込むと、左手で交互に乳房を揉みながら右手は秘唇の一番端っこだけちょんちょんとつつき、

「できるかな?ちゃんとできたらご褒美をあげるよ」

と左手では乳首の直ぐ近くを軽く撫で、右手は秘唇の外側だけ軽く触り、予感だけで15才の身体を焦らし続けた。


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