ウォーター

第九十八部

 

「くぅーっ、入ってくるぅーっ」

「今度は前から入ったから、さっきと感じ方が違うでしょ?」

「違う、全然違うぅ」

「動けるかな?」

「ああっ、こう?こうすればいいの?」

洋恵は不器用に腰を動かしたが、それだけでもかなりの快感を洋恵に与える。

「好きなように動いていいんだよ」

「ああん、気持ちいい、先生の上になってるのにぃ、はう、ううっ、こんな格好してるぅ、私から動いてるぅ」

「素直に言う通りにしてくれたから、またご褒美をしてあげるね」

宏一はそう言うと、広がった制服の中から可愛らしく下を向いて尖っている洋恵の乳房を手で可愛がり始めた。洋恵の乳房は下を向いた時だけ三角に尖る。

「ぁうぅっ、いいっ、先生いいっ、もっとして、おっぱいを可愛がって」

「ほうら、がんばって動いたご褒美だよ。もっと腰を動かしてごらん」

「はあっ、ああっ、動きにくくてぇっ、ぁうぅっ」

「ほうら、がんばってごらん、ご褒美もいっぱいしてあげるから」

「はんっ、先っぽがいいっ、はあっ、はあっ、はうぅっ」

洋恵は乳首を指で可愛がられるのを喜んだ。

「こっちはしなくてもいいの?」

「いやあぁ、おっぱいもしてぇ、ちゃんと揉んでぇ」

「どんどん悪い子になっていくね」

「悪い子に何かなってないっ」

「それじゃ、動くのを止めてごらん」

そう言うと宏一は乳房への愛撫を止め、洋恵の腰を押さえつけてしまった。じっとしていると肉壁の与える快感だけしか手に入らない。経験豊富な宏一はそれでも良かったが、洋恵には酷な仕打ちだった。だんだんじっとしていられなくなる。

「先生、お願い、動いて、ね、動いて」

「ほうら、洋恵ちゃんはだんだん我慢できなくなってきたよ。悪い子になってきたよ」

「ぁあぁ、お願い、ああんっ、早く、早く、動いて、お願い、ね、早く」

「ほら、我慢できなくなってきた」

ギリギリで我慢している洋恵の中で、宏一は肉棒をピンと動かした。その途端、洋恵の腰は我慢の限界を超えて一気に動き始める。

「はああぁぁぁーーっ、先生が、先生が悪い子にした癖にぃっ」

「そうだよ。洋恵ちゃんは悪い子になったんだ。気持ち良くなって悪い子になったんだ」

宏一はそう言いながら、再び洋恵の乳房を可愛がり始めた。洋恵は夢中になって宏一の世界で快感をむさぼっていく。

しかし、もともと下付の洋恵にこの姿勢は深い結合を許さない。少し腰を持ち上げると直ぐに結合が浅くなってしまう。そこで宏一は、洋恵の身体を起こして騎上位に持って行った。手を繋いで指をしっかり絡め合って洋恵の身体を安定させ、宏一は腰をバウンドさせて洋恵を下から貫く。

「ぁうぅっ、ぁうぅっ、深いぃーっ、あぁぁーーっ、深すぎるぅーっ」

結合の圧力に体重がもろにかかるこの姿勢は洋恵にとってきつすぎたようだ。強烈に感じているのだが少し痛がった。そして無意識に自分で結合を浅くしようと膝を突いて腰を持ち上げてくる。宏一はこの姿勢を気に入っていたのだが、洋恵が痛がって夢中になれないのでは仕方がない。今度は自分がゆっくりと起きあがって洋恵をそっと後ろに倒し、後ろ手で身体を支えさせた。洋恵は仰け反って後ろ手で身体を支えることになる。

「ああ、先生、この格好、動けない・・・先生・・」

「ゆっくりと身体を前後に動かしてごらん」

「ああん、上手くできない。先生、これはイヤ」

「でもこんなこともできるんだよ」

宏一は洋恵の腰を掴んで前後に揺すってみた。

「はうぅっ、ああっ、これぇっ」

「ほうら、いいだろ?」

「いいけど、いやぁ」

宏一は洋恵が感じ始めたので身体を起こしてから手を伸ばし、制服から突き出された乳房を揉んでやった。

「はうぅーっ、ああぁーーっ、これぇーっ」

洋恵は全く動けない格好で愛されるのが、こんなにも恥ずかしくて気持ち良いとは知らなかった。宏一の愛し方をそのまま受け入れるしか方法がないのだ。

「ああんっ、動けないっ、はうぅああっ、だめぇっ」

それでも洋恵は一生懸命がんばった。しかし感じれば感じるほど力が抜けていく。

「先生、もう支えられない、だめぇっ」

洋恵は後ろに倒れようとした。それを宏一が抱き寄せ、あぐらをかいた宏一が洋恵を抱きしめる形の対面座位に移って更に洋恵を貫く。

「ああんっ、先生っ、まだするのぉっ、ぁあぁっ、これいいっ」

洋恵は抱きしめ合う体位に安心したのか、夢中になって感じ始めた。宏一が洋恵の乳房に顔を押しつけると、洋恵も自分から乳房を宏一の口に与え声を上げた。

「ああんっ、先生、いいっ、いいっ、先生っ」

宏一は右手で洋恵の腰をグイグイと押しつけて出没運動と同じ感覚を作り出し、左手で乳房を揉み、さらに左右の乳房を交互に吸い込んで舌で乳首を転がし洋恵を喜ばせた。洋恵は両手を宏一の首に回して左右の乳房を宏一に含ませ、声を上げ続けた。

「先生、このまま上になって、お願い、ねぇ、上になってして」

「それじゃ、洋恵ちゃん、その前に全部脱ぎなさい」

「ああん、早く、もうこのまま上になって」

「ダメ、全部脱ぎなさい」

「ああん、恥ずかしいぃ」

そう言いながらも洋恵はなんとか宏一の目の前で引っかかっているだけの制服とブラをを脱いでからスカートも上から脱いだ。いつもなら恥ずかしくて絶対にできない行為も、肉棒を受け入れて夢中になっている時なら抵抗はなかった。

宏一はいよいよ最後の行為に入った。既に仰向けになって足を大きく開いて宏一を迎え入れている洋恵の腰を持つと、膝を開いた姿勢で既に深く挿入されている肉棒を更に深々と挿入してからゆっくりとグリグリ押しつける。

「ああぁぁぁーーーっ、深いぃぃーーーっ」

洋恵は激しく頭を左右に振って悶えた。宏一も一番深く挿入したので洋恵の肉壁が扱き上げる感覚に陶然となる。最高だった。

「洋恵ちゃん、気持ちいいよ。すごく良いよ。最高だよ」

「先生っ、ああぁぁっ、いいっ、凄くいいっ、深いのっ」

「何が深いのかな?」

「オチンチンが深く入ってるのぉーっ」

先程の体重を掛けて騎上位で挿入した時と違い、押しつけている瞬間しか深く入らないこの姿勢では洋恵は痛がらなかった。宏一は先に終わってしまうかも知れないと思いながら更にグリグリと円を描くように洋恵の中に深く入る。

「先生っ、凄いっ、いっちゃいそうっ、ああっ、先生っ」

「いってごらん、いきなさい」

宏一はダイナミックに腰を打ち付けながら洋恵が絶頂を迎える瞬間を待った。しかし、宏一ももうすぐ終わってしまいそうで、洋恵を満足させながら放出を我慢できるか自信がなかった。

「あああっ、先生っ、そのままあぁっ、あああぁぁっ、っちゃうううぅぅぅーっ」

洋恵はグッと大きく仰け反ると、そのまま身体を硬直させた。丸い乳房が高く突き上げられて洋恵の中がぎゅっと締まり、肉棒から精を絞り出そうとする。宏一は動くのを止めてかろうじて耐えた。

「ううぅっ、・・・うううっ・・・・ううっ」

洋恵は何度も身体をビクッとさせ、余韻に浸っている。宏一が何とか肉棒を引き抜くと、洋恵は上手く動かない身体を引きずるように肉棒にしゃぶり付いてきた。

「いやぁ、私だけなんていやあ、ちゃんとしてぇ、先生も最後までしてぇ」

そう言いながら手で下半分を扱きながらフェラチオを始める。宏一は下向きに尖っている乳房を可愛がりながら、ゆっくりと洋恵の身体を引き寄せてシックスナインの姿勢に入った。

「はあっ、先生っ、はああっ、ああん、また感じちゃうぅっ」

洋恵は秘唇をたっぷりと舐められながらも、何とか宏一を終わらせようと肉棒を頬ばった。しかし、達したあとに敏感になっている洋恵の身体は、たちまち快感を身体の中に溢れさせて洋恵を再びあの世界に引き込んでいく。

「ああんっ、ぁあぁっ、いいっ、先生、ああん、おっぱいも揉んでぇっ」

「こうして欲しいの?」

「ああぁーーーっ、いーーーっ」

洋恵はついに我慢できなくなって肉棒を吐き出すと、乳房を揉まれながら秘核を舐め上げられる感覚に顔を宏一の茂みに擦り付けながら激しく悶えた。この体勢で乳房を揉んでもらうためには、四つん這いになって手で身体を支え続けなければいけない。洋恵はそれだけで精一杯で、とてもフェラチオができる状態ではなかった。

洋恵は一回いく度に身体がどんどん重くなってくるので、次にいったらもう身体が動かなくなると思った。

「ああっ、先生、これ以上されたらいっちゃうぅっ、あああぁっ、我慢できない、先生、いっちゃうよぉーっ」

もう洋恵はいくしかないと思った。この格好でいくよりも、正常位でいきたかったが身体は待ってくれそうにない。洋恵は宏一が与える快感の中でその瞬間が来るのを待った。その時、

ピンポーン、ガタン。

と下の方で音がした。二人とも驚いて動きが止まる。

「洋恵ちゃん、おうちの人、帰ってきたのかな?」

「分かんない、でも、チャイムが鳴ったよね?」

「うん、鳴った」

「直ぐに見て来なきゃ」

全裸の洋恵はどうして良いものか迷っているようだ。まさかいくら自分の家とはいえ、全裸のまま玄関に降りていく訳にはいかない。

「制服だけ着て見に行っておいで、おうちの人が帰ってきたんだったら玄関まで行かずに直ぐ分かるだろうから、そうしたら戻ってきてちゃんと服を着ればいいよ」

「うん」

洋恵はだるそうに身体を起こすと、全裸の上に制服だけ着て玄関の方に見に行った。ふと時計を見ると、もう帰る時間を回っている。余り遅くまでいると家の人と鉢合わせする確率が高くなる。残念だが、あとの楽しみは次回にして、今日はこのまま帰った方が良さそうだと思い、身支度を調え始めた。

洋恵は怖々と玄関に降りていった。しかし玄関の外には誰もいる気配がない。更にゆっくりと玄関まで行くと、玄関のドアの新聞受けに回覧板が刺さっているのが分かった。どうやら隣の人がこれを差し込んでチャイムを鳴らしていったらしい。原因が分かったので洋恵は安心して部屋に戻った。

ドアを開けると、ちょうど宏一がYシャツを着ようとしている所だった。

「イヤあっ、帰っちゃうなんてイヤッ」

そう言うと洋恵は宏一をベッドに押し倒そうとする。中途半端に感覚が鋭くなったまま放り出されるのは嫌だった。

「洋恵ちゃん、もう時間だから帰らないと」

「まだ帰ってこないからぁ、まだ時間あるからぁ」

そう言うと洋恵はトランクスの中から肉棒を取り出して口に含んでダイナミックに頭を動かし始める。洋恵が挑発するので、宏一も再びその気になってきた。逞しく上を向いた肉棒を洋恵の口から抜き、洋恵を立ち上がらせて抱きしめながら肉棒を右手に握らせると、ぎこちない手つきで扱き始めた。

ゆっくりとキスをして舌を絡め合う。洋恵の身体は一気に燃え上がってきた。宏一は首筋に唇を這わせながら、

「おねだりは?」

と言うと、

「先生、早くして、オチンチンが欲しいの。私の中に入れて」

と洋恵は喘ぎながら言った。

「悪い子だ」

そう言いながら洋恵の制服を開くと、堅く張って尖っている乳房が服の中から現れた。宏一はその乳房を見た途端、身体の血が再び滾った。


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